1.《ネタバレ》 評価の高い本作..映画として、言いたいこと、伝えたいことは、理解できるが..物語のディテールが、あまりにも、浅く、稚拙..そこが気になり、説得力がない..心に刺さらない..上辺だけのペラペラの子供だまし.. ・若狭はなぜ、アシュラを助ける? 裕福とは言えない貧乏百姓の娘なのに..(偽善的すぎる) ・アシュラが七郎を傷付けようとすると、若狭が豹変..変わりすぎだろ~ がっかり.. ・法師が腕を切り落としてみせる..やりすぎ..(理解に苦しむ) ・水害の後、生き残った村人は何もしようとしない..復興のために畑を作るとか、あきらめて村を捨て出て行くとか.. ・七郎たちは、飢えることなく生き延びている..食い物は? 最初にしわ寄せがくるのは七郎たちでは.. ・地頭は、村が水害に遭おうが、村人が餓死しようが、我関せず..領主として何もしないのか? 1人だけいい暮らしをしているようだが..普通なら暴動(一揆)が起きるだろ.. ・アシュラを捕まえるために、山狩りをするが、どこからあんなにたくさん人が集まってきた? 飢餓で苦しんでるのに、みんな元気やな~ ・アシュラが赤子から育った過程が謎..言葉がしゃべれないところをみると、人に育てられた感じではない..自力で育ったとしたら、あり得ない.. ・アシュラの身体能力、高すぎ..野生児だとしても、やりすぎだろ..(手にしている斧、そうとう重いぞ) ・七郎と子供数人で、あの大木は運べんだろ~ しかも転(ころ)なしで、引きずって.. ・アシュラがかくまわれていた山小屋..小屋の中が広すぎ、何に使う小屋?(リアリティーなし、「アルプスの少女ハイジ」を見て出直してこい!) ・吊り橋に火をかけるシーン、あんな燃え方しないし..あの状況なら、真ん中まで火がまわる前に、端から燃えて落ちるでしょ.. 演出、場面設定、物理的現象が、ダメダメ..アニメだからこそ、ちゃんと描かないと嘘になる..物語が物語だけに、もっとリアリティーを追究してほしかった..残念...