3.最初究極につまらない映画だと思い、眠けをもよおしたため一旦途中で観るのを辞めたほどだったが、続きを我慢して見ると後半のカラー部分に差し掛かるあたりは結構面白い。
カラー部分が8点くらいの出来で、白黒部分が2~3点位の映画だと思う。
しかし、全体を通すと哲学的色彩を帯びていて確かに結構凄い映画なのかもしれないと思えるような迷宮に迷い込む。
この映画に10点をつける人がいたとしても納得は行く独特の雰囲気を持った映画。
もう1回見れば感想はだいぶ変わると思うが、前半部分が究極なので勘弁して欲しい。
「真実」と「無知」。
真実を知ることが果たして良いのかどうかこの映画を見て本当に感じた。
あの主人公でなくても、自分でも「自殺」と答えるだろう。
ソダーバーグだけあって計算され尽くされた狙いのある映画なのかもしれない。