美しさと哀しみと(1965)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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美しさと哀しみと(1965)

[ウツクシサトナナシミト]
1965年上映時間:106分
平均点:4.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ同性愛もの小説の映画化
新規登録(2011-08-07)【ESPERANZA】さん
タイトル情報更新(2014-05-26)【イニシャルK】さん
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監督篠田正浩
キャスト加賀まりこ(女優)坂見けい子
八千草薫(女優)上野音子
山村聡(男優)大木年雄
渡辺美佐子(女優)大木文子
山本圭(男優)大木太一郎
杉村春子(女優)音子の母
原作川端康成「美しさと哀しみと」
脚本山田信夫
音楽武満徹
撮影小杉正雄
配給松竹
美術大角純一
編集杉原よ志
録音栗田周十郎
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2.人間に厚みが感じられないのは、川端作品を監督なりに無機質的に捉えようとしたってことか。日本的な湿り気を除いて(原作読んでないけど、もともと川端作品ってそれほど湿ってないな)、モダンに再生させようとしたら、ただ薄っぺらになっちゃった、って感じ。要になる作家が単なる俗物にしか見えず、音子さんの嫉妬が馬鹿馬鹿しいものになってしまう。それが狙いなのかな。息子の山本圭なんか、ほんとただの馬鹿扱いで可哀想なくらい。おそらく加賀まりこの静と動の対照が見どころの中心だと思うが、周りがこれだからあんまり生きてこない。こういうドラマはみな視野が狭い登場人物ばかりだから、その狭い内輪を一つの宇宙に感じさせなくちゃならないのに、そうなってないから、みんなウジウジしてるだけになっちゃう。そうやって全体を批評しているわけでもなく中途半端。長回しの多用(女二人の会話)や超望遠(橋の上の会話)などあり。カラーフィルムは褪色しちゃうとどうしようもなく濁る。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 5点(2013-04-17 09:36:48)
1.川端康成原作ということで、京都と鎌倉を舞台に、古都の風景を交えた文芸色の濃い作り。
基本的に同性愛を題材にした作品ではあるが、耽美な世界も下世話にならないレベルで表現、
また女の情欲、愛憎もよく伝わってくる。小悪魔的な加賀まりこは適役だと思うが、
芝居がかったセリフの連続には好き嫌いが分かれるところか。ラストも今一つかな。
八千草薫と渡辺美佐子は問題なし。個人的に主人公の妻役を演じた渡辺は好きな女優さんなので、
こちらの夫婦の愛憎シーンを中心に見たかった。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 5点(2012-07-31 05:29:46)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 4.00点
000.00%
100.00%
2133.33%
300.00%
400.00%
5266.67%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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