1.《ネタバレ》 作品の評価とは何の関係も無いのですが、配給会社!
色々事情はあるんでしょうが、この映画は12月あたりに公開しなきゃいかんでしょう。
作品の始まりは「ラブ・アクチュアリー」系のラブコメ群像劇といったところですが、
まずは序盤から描かれるクリスマスを迎えたクーパー家の人々の悲喜こもごも。
超ベテランから若手までなかなか豪華な顔ぶれです。
その序盤の展開の中のアラン・アーキンの一言。「みんなクリスマスになると必死に幸せになろうとする。」
ジョン・グッドマンとダイアン・キートンのクーパー夫妻をはじめ、
まだ幼い孫たち、そのちょっと年上の思春期の兄に、これから結婚を控える若い世代、迷える中年世代。
それぞれの世代にとってのしあわせ探しと家族とは?をクリスマス映画らしくほっこりムードで描いていく。
家族全員揃って聖歌やクリスマスソングを歌うシーンが本作の一番のお気に入りです。
クーパー夫妻のラストの仲直りなんて相当強引ですが、まあ、いいんじゃないでしょうか。
このキャストのクリスマス映画なんだから陽気なハッピーエンドになって欲しいですしね。
ナレーションの声はずっとどこかで聞いた声だなと思っていたら、スティーヴ・マーティンでした。
なるほどね。ナレーションの使い方自体は今ひとつでしたが、こういう映画にスティーヴ・マーティン、適任ですね。