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偽れる盛装

[イツワレルセイソウ]
1951年上映時間:102分
平均点:7.00 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2009-01-06)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2021-11-28)【イニシャルK】さん
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監督吉村公三郎
キャスト京マチ子(女優)君蝶
小林桂樹(男優)孝次
村田知栄子(女優)千代
滝花久子(女優)きく
橘公子(女優)友香
殿山泰司(男優)笠間
菅井一郎(男優)山下
河津清三郎(男優)渡辺
進藤英太郎(男優)伊勢浜
藤代鮎子(女優)せつ
南部彰三(男優)北川博士
石原須磨男(男優)按摩
三好栄子(女優)藤尾
脚本新藤兼人
音楽伊福部昭
作詞吉村公三郎「祇園ブギ」/「加茂川夜曲」
撮影中井朝一
配給大映
美術水谷浩
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2.《ネタバレ》 『祇園の姉妹』に似ているということで見てみました。たしかに共通項はありますが、こちらの方がさわやかな終わり方で好感が持てます。君蝶が、結局は家族のことを思っていたというのがよかった。一見気が強いだけのようですが、その底にある優しさが徐々に現れてきます。役所勤めの若い2人が京言葉を話さないのは、花街とは違う世界に生きていることを象徴しているようです。このあたり、細かいですがうまいと思います。
アングロファイルさん [地上波(邦画)] 6点(2012-04-22 13:54:56)
1.『祇園の姉妹』を思わせるのは、もともと脚本の新藤兼人がオマージュとして書いたらしい。切りを重んじる母に、何言うとるねん、とやきもきする姉、このうちと小林桂樹んちのおっかさんとのイサカイのあたりはかなり小気味いい。溝口がぴったり女性の側について男社会を告発したのに対し、こっちはやや間を置いて、たとえば妹が町並みを眺めて「戦災に遭わなかったから封建制が残ってるんやわ」とか言うように、ちょっとヒトゴト風。こういうところが新藤さんの弱点かな。客観的であろうとして評論的になってしまう。進藤英太郎のとこの店で京マチ子がお酒を飲んでいると、カメラのすぐ前で盃のやり取りが始まって客の噂話につないでく、なんて演出もあった。この時代、自転車で走るってのは、健全の象徴だったのね。町のすいていること。進藤英太郎はつくづくいい。時代劇では平気で単純な悪役を嬉々として演じられるし、こういう役もやる。ただのアホじゃなくて、それ相応の仕事はしてきた男を感じさせる。好色でも開放的であって、東の森繁のようなヤサ男とは違う豪放さを持っている。日本の西の男のある典型なんだろう。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2011-07-31 10:27:24)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6233.33%
7233.33%
8233.33%
900.00%
1000.00%

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