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いつも上天気

[イツモジョウテンキ]
It's Always Fair Weather
1955年上映時間:105分
平均点:6.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマミュージカル
新規登録(2007-04-16)【鳥居甲斐守】さん
タイトル情報更新(2019-09-05)【イニシャルK】さん
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監督ジーン・ケリー
スタンリー・ドーネン
キャストジーン・ケリー(男優)テッド
ダン・デイリー(男優)ダグ
マイケル・キッド(男優)アンジー
シド・チャリシー(女優)ジャッキー
羽佐間道夫(日本語吹き替え版)
川久保潔(日本語吹き替え版)
此島愛子(日本語吹き替え版)
塩見竜介(日本語吹き替え版)
原作ベティ・コムデン(原案)
アドルフ・グリーン(原案)
脚本ベティ・コムデン
アドルフ・グリーン
音楽アンドレ・プレヴィン
作詞ベティ・コムデン
アドルフ・グリーン
編曲コンラッド・サリンジャー
製作アーサー・フリード
MGM
配給MGM
特殊メイクウィリアム・タトル(メーキャップ)
美術セドリック・ギボンズ
エドウィン・B・ウィリス
振付ジーン・ケリー
スタンリー・ドーネン
編集アドリアン・フェイザン
その他アンドレ・プレヴィン(指揮)
あらすじ
仲良し3人組のテッド、ダグ、アンジー。戦友同士でもある彼ら、戦勝を祝うため街中の飲み屋に繰り出す。酒を飲みながら永遠の友情を誓い合う3人。だが、飲み屋のオヤジの挑発に乗り、ある賭けをする羽目に。それは「10年後の今日、どんなに遠くにいても、この店に駆けつけて、3人全員が揃うかどうか」。そしてついにその日が来て再開を果たす3人。でも何か違うんだなあ…。
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1.《ネタバレ》 「レオン('94)」には大した感想はなかったものの、作中にこのMGMミュージカルが使われてるのを見て、監督リュック・ベッソンの趣味の良さに感心した記憶がある。そう、最良のジーン・ケリーが見れるという点で後世に残る一本。アスリート的なパワフルなダンスを身上としてる彼、「雨に唄えば('52)」でいえば有名なタイトル・チューンより、机/椅子の上でダンスをする「Moses Supposes(軽〜いドナルド・オコーナーとの対比含めて)」の方が個人的にはよい。そんな彼のアクロバティックなダンスの頂点が、ジャン・レノが目キラッキラさせて見てた「I Like Myself」。後年のダンス文化への影響という意味において、もっともっと評価されるべきなんじゃないのか。シド・チャリシーも良い。もともとバレリーナだったので前作「ブリガドーン('54)」の方が水に合ってるし、アステアと共演した「バンド・ワゴン('53)」も良いけど、彼女個人のパフォーマンスはこっちかな。以上パフォーマンスはYouTubeの「Warner Archive」で観れるから見て頂戴。でね、ここからなんすよ、私の強調したい事は。それは「幸福感の稀薄なミュージカルは作品としての魅力に欠ける」つまりこの作品、個々のパフォーマンスは素晴らしいのだけど流れる雰囲気がもう「ミュージカル、古臭くね」感がありありなんですな。「雨に唄えば」から3年でこの変化はなんなんだろ。冷戦状況下の社会的影響・新興のエンタメ/テレビの隆盛・何よりロックンロール(ビル・ヘイリー「ロック・アラウンド・ザ・クロック」は55年、エルヴィス登場は56年)の出現。時代の趨勢に呑みこまれてしまって抗えない、廃り感を感じさせてしまう点がこの映画の印象を薄くしちゃってんですよね。...だいたいなんで「巴里のアメリカ人('51)」「ブリガドーン」はソフト化されてるのに、この作品は無いのだ、おかしいでしょ。結局アメリカアマゾンでソフト購入しちゃったよ...。話が脱線しましたが、ミュージカル映画における幸福感ってのは結構重要で、最近でもデミアン・チャゼル「ラ・ラ・ランド(2016)」だってS.S.ラージャマウリ「RRR(2022)」にもちゃんとある。観客がダンスの世界に引き込まれるだけの雰囲気作りは大切。 今回レビューの点数は私の想い出補正と個々のダンスに関して、ってことで。長文失礼しました。
Nbu2さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-02-25 06:52:34)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6250.00%
7125.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1955年 28回
脚本賞ベティ・コムデン候補(ノミネート) 
脚本賞アドルフ・グリーン候補(ノミネート) 
作曲賞(コメディ)アンドレ・プレヴィン候補(ノミネート) 

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