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式日 SHIKI-JITSU

[シキジツ]
Ritual
2000年上映時間:128分
平均点:5.06 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-12-07)
ドラマ小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
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監督庵野秀明
キャスト岩井俊二(男優)男・カントク
藤谷文子(女優)彼女
村上淳(男優)自転車の男
大竹しのぶ(女優)彼女の母親
林原めぐみ女の声
松尾スズキ男の声
原作藤谷文子「逃避夢」
脚本庵野秀明
音楽加古隆
作詞Cocco“Raining”
作曲Cocco“Raining”
川井憲次
編曲川井憲次
主題歌Cocco“Raining”
撮影長田勇市(撮影監督)
岩井俊二(ビデオポートレート)
製作鈴木敏夫
徳間書店
スタジオジブリ(スタジオカジノ)
製作総指揮徳間康快
配給徳間書店
特撮尾上克郎(特殊技術)
美術林田裕至
衣装伊藤佐智子
ヘアメイク柘植伊佐夫(ヘア・メイク監督)
編集上野聡一
録音橋本泰夫
照明長田達也
あらすじ
映画監督として作品を世に送り出すことは出来たものの、その後は意欲をなくしてしまい、居場所までなくして故郷の宇部を彷徨う男。そして、そんな彼の前に現れた奇妙な女。「明日は私の誕生日なの」と言いつつ「儀式」と称して工場の引き込み線に横たわる。そして、女は次の日もまたその次の日も「明日は私の誕生日」と言い続ける。次第に接近していく二人。男にとってその女は… また女にとってその男は? 物語の原作者・藤谷文子と映画監督・岩井俊二を主演に迎え、庵野秀明がメガホンを取った異色のヒューマンストーリー。
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3.《ネタバレ》 冒頭の風景、歩き続ける男、赤い衣装に身を包み線路に横たわる女。なんだかノスタルジックな気分になります。60年代、70年代、あるいは80年代の青春映画を彷彿とさせるような。テーマ的にもあの頃の作品にあったような若者の行き場のない心の在りようを描いているのかなと思えます。  彼女自身の意識を具現化したかのような住まい(廃ビルの不法占拠?)は冷たさの中に暖かさが同居しているかのような不思議な空間。このデザインは奇を衒っているかのようでいてその実意外なほどナチュラルでしっくり来ました。  時とともに移ろいで行く二人の関係性が良いですね。決して男女の関係ではなく、かと言って人間としての深い結びつきとも違う様な、不安定なのに深まって行く。与えるでもないのに互いに得ている。ひとつの理想形とも思えるような。  そしてキャスティング。主演の二人はきっちり役に嵌っていて違和感なく作品世界に引き込んでくれますが、個人的には最後に登場する大竹しのぶさんが只管印象的でした。いつもながらの変幻自在ぶり。短い登場時間をものともしない存在感。物語を見事に締めてくれてますね。  テーマ自体は決してストレートではないものの、観終わってみれば極めてシンプル。若干長すぎたきらいは否めないものの、良質な青春ドラマに7点献上します。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-12-02 18:26:27)
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2.《ネタバレ》 誰もいない工場地帯や生活感を感じないよそよそしいビル群、何処までも続く錆びた線路…。いつかどこかで見たような懐かしさがありながら、それでいてどこか非日常を内包しているような不安感を煽る風景。そんなロケーションの撮り方が抜群にうまい。  脚本は相変わらずの「庵野節」が凝縮されているような内容。個人的に嫌いではないが、今作は少しメッセージ性がストレート過ぎて、かなり青臭い印象を受ける。10代の少年少女の悩みといったレベル。受け付けない人はとことんダメなタイプの作品だろう。  しかし、この「自分の価値や存在理由」という、人間がいる限り永続的かつ普遍的に繰り返されるであろう問いかけに常に真摯に向き合っている監督の姿勢は高く評価したい。  この作品を始め、「エヴァ」や「ラブ&ポップ」といった作品に共感出来ない人は、自殺を本気で考えてしまうくらいに、自分の内面にとことんまで向き合ってみた経験が無い人なんだろう。  他人を求めながら、他人との相互依存にわずらわしさを感じたり、そんな自分を否定したり、時には自己弁護を繰り返しながら、人間関係にとことんまで悩み苦しんでみないと、こうした作品の本質を理解できないと思う。  ただ、ラスト付近の二重人格ネタとか、母親とのやり取りとか、そこら辺の人間描写や背景設定はかなり安易で薄っぺらい。全体的なテンポのダラダラ感もマイナス。  監督本人が、自身が作る映画を始め、現代社会における「物語」の虚構性の脆弱さに気付いている点はさすが。これも監督の「自己存在の否定と肯定」という両側面に対する理解が、虚構と現実という関係性の中で作られる「自己言及的な物語構築」に深みを与えている。
FSSさん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-05-28 17:45:37)
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1.面白かった。 映像もキレイだったし、心の安定を一生懸命に保とうとしているギリギリの部分がよかったよ。 庵野監督、バスタブの中で丸くなるの好きなのかな。
ボッシュさん 7点(2004-02-25 20:43:33)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 5.06点
000.00%
1211.11%
215.56%
315.56%
4211.11%
5422.22%
6316.67%
7316.67%
815.56%
915.56%
1000.00%

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