1.物語の展開としてはTVシリーズ時代から変わっていません。久利生がある事件を担当するも捜査を進めると壁に当たってしまう。しかし久利生の情熱にほだされて(?)意外なところから解決の糸口が見つかりめでたく事件解決、という流れです。これをワンパターンという方もいるかもしれません。展開にご都合主義を感じる方もいるかもしれない。しかし愛すべきワンパターンだと思います。自分としてはワンパターンではなく「ベタ」と言い換えたい。愛すべきベタ、飽きの来ないベタです。事件の解決が見えてくると胸がすくのを感じることが出来ます。コロンボだって古畑任三郎だって展開はある意味ベタだけど最後に事件が解決することにカタルシスを感じるでしょう?