眠狂四郎 人肌蜘蛛のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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眠狂四郎 人肌蜘蛛

[ネムリキョウシロウヒトハダグモ]
1968年上映時間:80分
平均点:6.57 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-05-01)
アクション時代劇シリーズもの小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-08-12)【イニシャルK】さん
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監督安田公義
キャスト市川雷蔵(男優)眠狂四郎
緑魔子(女優)
川津祐介(男優)土門家武
三条魔子(女優)須磨
渡辺文雄(男優)都田一閑
寺田農(男優)薬師寺兵吾
五味龍太郎(男優)田付十郎次
三木本賀代(女優)頭巾の女
小林直美(女優)はる
岸輝子(女優)老女楓
松枝錦治(男優)蜘珠手
伊達三郎(男優)曽根門之助
木村玄(男優)牢の中の男
寺島雄作(男優)七蔵
黒木現(男優)桑山要
和田正也(男優)牢の中の男
荒木忍(男優)老百姓
上原寛二(男優)
森内一夫(男優)
伴勇太郎(男優)
川崎あかね(女優)
高木峰子(女優)
原作柴田錬三郎
脚本星川清司
音楽渡辺宙明
撮影武田千吉郎
企画財前定生
配給大映
美術下石坂成典
編集菅沼完二
録音奥村雅弘
照明古谷賢次
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2.《ネタバレ》 雷蔵も大映も予期していなかったでしょうが、『眠狂四郎』シリーズも終盤ラス前になってきました。冒頭からエログロな雰囲気が濃厚、今回の狂四郎の敵はまたもや将軍家斉の不肖の庶子である紫姫(例の菊姫ではない)と家武の兄妹です。紫は「血の伯爵夫人」エリザベート・バートリーの江戸時代版という設定、屋敷に若い男女を監禁してなぶり殺しにするサイコキラーで、妙に現代的な髪形の緑魔子がキャラにドはまりで今まで観てきたシリーズ中でいちばん妖艶でした。兄の川津祐介とは近親相姦の関係であることも匂わせており、要はドロドロというわけです。本作では狂四郎の個人情報も織り込まれており、舞台とされる甲州には母親の墓参りで立ち寄るという設定で、つまり狂四郎は甲斐の生まれだったというわけです。家武誅殺を狙う幕閣が接触してくるところやお馴染みの狂四郎へのハニートラップ攻撃はシリーズでの定番ですが、今までのとはちょっと違う風味で面白かったかなと思います。狂四郎が毒矢にあてられるシーンもあり、幕閣・渡辺文雄に解毒してもらわなければ死んでしまうというシリーズ最大のピンチもありました。まあ女にもめっぽう強い狂四郎も健在で、狂四郎に執心の紫姫までちゃんと肉欲を満足させてやり、「女は抱くもの」がモットーの狂四郎本領発揮でした。 それまでのシリーズで垣間見えた狂四郎の人間的な一面はほとんどなく、死屍累々となった現場を立ち去ってゆく狂四郎の姿は最高にニヒルで痺れます。ラスト、呪いの言葉を吐きながら燃え盛る屋敷に飛び込んで果てる紫姫は、『海底軍艦』のムウ帝国女王の最期が思い出されてしまいました。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-01 23:12:42)(良:1票)
1.第11作。シリーズ中でも異質な雰囲気の作品。OP、音楽も気味が悪く、赤い月といい最も荒廃的な作品かと。今までも家斉の子、姫は出てきたが、今回は双子で2倍の破壊力。無敵だった狂四郎が毒矢で死にかけるのも印象的。最初から最後までどろどろしたグロテスクな感じだけど、いかにも狂四郎っぽくて好きです。ちょっと悪趣味すぎて後味悪いけど・・・。
バカ王子さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-06 16:06:19)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.57点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5114.29%
6342.86%
7228.57%
800.00%
9114.29%
1000.00%

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