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愛怨峡

[アイエンキョウ]
1937年上映時間:108分
平均点:7.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2007-03-26)【+】さん
タイトル情報更新(2012-04-22)【イニシャルK】さん
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監督溝口健二
演出ジョー・オハラ(舞踊指導)
キャスト山路ふみ子(女優)村上ふみ
河津清三郎(男優)鈴木芳太郎
清水将夫(男優)旅館の若主人、滝沢謙吉
田中春男(男優)謙吉の友人、広瀬恒夫
浦辺粂子(女優)産婆、村井ウメ
菅井一郎(女優)街の紳士、森三十郎
ジョー・オハラ(男優)小唄流行亭左松
田中筆子(女優)万才師春廼家小春
原作川口松太郎
脚本溝口健二
依田義賢
撮影三木稔〔撮影〕
製作新興キネマ(東京大泉撮影所)
美術水谷浩
編集近藤光雄
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1.前年の『浪華悲歌』『祇園の姉妹』と比べるとかなりおとなしい印象がありますが、たぶんヒロインのキャラからくるのでしょう。女が弱者である社会というのは変わりませんが、山田五十鈴がそのことに憤り反発し強がるのに対し、この作品の山路ふみ子は強がるのではなく本当に強くなってゆくのだ。溝口は女を描くのが巧いとか言われるが、その多くは女を通して社会を描いているところがある。もちろんその中で女優を輝かせ、その仕草や眼差しをしっかりと映し出しているからそう言われているわけですが、本当に女を描いているのはむしろちょっとインパクトに欠けるこの『愛怨峡』なのだと思う。私は2年か3年ほど前に映画館で観たのですが、【小菊】さんのおっしゃるようにフィルムの状態は最悪でした。物語の把握にはなんの問題もありませんでしたが、やっぱり美しく撮られているはずの女の顔に線が入ったりぼやけたりというのは残念でしかたないです。それでも紛失されたフィルムも多々あることを思えば、今この作品に出会え、美しい画面を想像しながら観ることが出来ることを素直に喜びたい。
R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2007-04-17 13:23:57)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
500.00%
600.00%
7116.67%
8116.67%
9233.33%
10116.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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