アリス(1988)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ア行
 > アリス(1988)の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

アリス(1988)

[アリス]
Alice
(Neco z Alenky)
1988年スイスチェコアイルランド上映時間:85分
平均点:7.43 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
ホラーファンタジー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-13)【Cinecdocke】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ヤン・シュヴァンクマイエル
キャストクリスティーナ・コホトヴァ(女優)アリス
原作ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」
脚本ヤン・シュヴァンクマイエル
撮影スヴァトプルク・マリー
製作ピーター=クリスチャン・フューター
製作総指揮キース・グリフィス
配給日本ヘラルド(初公開時)
ザジフィルムズ(リバイバル時)
美術ヤン・シュヴァンクマイエル(プロダクション・デザイン)
エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー(美術監督)
字幕翻訳戸田奈津子
その他ベドジック・グラッセ(アニメーター)
ザジフィルムズ(提供/映画祭にて)
ユーロスペース(提供/映画祭にて)
レン・コーポレーション(提供/映画祭にて)
イメージフォーラム(劇場/映画祭にて)
あらすじ
チェコ・アートアニメーションの巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエル監督が3年の歳月を費やして撮り上げた長編第1作。ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を、実写と人形アニメを織り交ぜ、アリス以外は全て人形で表現する、という異色の解釈で描く。シュールかつグロテスクな、毒と皮肉に満ちた諧謔が前編を覆う一編。 アリスは動き出した自室の剥製の兎を追いかける内に、奇妙で不条理な世界に迷い込んでしまうが…。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(7点検索)】[全部]

別のページへ(7点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
16.《ネタバレ》   
子供って大人が思っている以上に残酷で不可思議な世界で生きてるのかも。
何の迷いもなく虫を踏みつぶしたり、蟻が出入りする入口を埋めたり。
人を傷つけるような発言も行為も迷いなくしたりするし。
道徳とか倫理とかがない幼年の世界はこんな感じだったかな、
と自分の幼年期を回想しても思い出せない。
物心がつくというのは、そういう世界から出ることなのかもしれませんね。
こっちゃんさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-01-31 12:40:59)
15.《ネタバレ》 かなり昔にDVDで見ていたが、
アマゾンプライムで再視聴する機会があった。
こちらは原語のチェコ語バージョン。

アリスの口のアップ、引き出しの取っ手が抜けることを始めとした反復を重ねる手法に、
物語を拒絶するように話が通じないグロテスクなキャラクターたちと、
アリスから見た未知だらけの不可解な世界をシュヴァンクマイエルが的確に伝える。
そこに子供ならではの純粋さと残酷さが同居する。
そんな"鬱くしい夢"を魅せられる人によっては至高の90分だろう。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-05 22:46:16)
14.ストップモーションアニメが好きなのですが、シュバンクマイエル監督は、、、怖いんですよね。この『アリス』もディズニーアニメ版みたいに『うわぁ~可愛い(ハート♪)』って絶対にならない、尋常じゃなくグロテスクな世界なのだ。人形アニメーションなのに、、、どの人形も怖いし。幼少期に観ていたら間違いなくトラウマ級の作品。でも、ひと時も目が離せない、リアルな物達によって異次元に連れて行かれる、そんな作品。機会が有ったらどうぞ。
movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-14 17:18:00)
13.世界観は好き。だが理解できず。
黒ネコさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-15 16:38:02)
12.《ネタバレ》 原作のカオスッ振りを更に上回るカオスとビザールな世界の洪水。動きだし時計を取り出してはハラワタを詰め込むウサギが不気味。マペットアニメの質の高さもとんでもない。
民朗さん [映画館(字幕)] 7点(2012-03-25 16:24:38)
11.彼のアニメ作家としての名を不動のものにした作品、、、なんだろうけど、まあ、確かに面白いし、アリスの女の子も可愛いし、出て来るキャラも素晴らしいし、飽きずに最後まで一気に見られるんだけど、やっぱり、『悦楽共犯者』の後に見ると、パンチ不足というか。こっちを先に見たら良かったんだよな、きっと。見る順番を間違えたのかも。彼の絵本の世界が動いていました、そのまんま。楽しかったです。
すねこすりさん [映画館(字幕)] 7点(2011-10-24 23:30:28)
10.なんともダークな世界観で今までの彼の作品を見てきた人なら納得の場面が多かったのではないでしょうか?
彼の功績は美術レベルにおいて高い評価を受けており、以前開かれた展示会をもう一度開催してほしいと思います。

坊主13さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-29 15:42:07)
9.原作のイメージを損なう事なく、実写とアニメーションであの不条理な世界観を表現できているのは凄い。この人ならでは。
TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-12 23:36:18)
8.シュヴァンクマイエルの作るコマ撮りアニメーションにはいつも不気味さとコミカルさが共存する。でもこの「不気味」な部分、「グロテスク」な部分こそが実は子供の視点としてリアルなものであって、「コミカル」な部分というのはシュヴァンクマイエルの中の大人の視点によって作品に作品らしさを吹き込んでいるだけにすぎないような気がする。そういう意味ではやっぱりこれは大人のための作品である。さらに「不気味」「グロテスク」を消し去ったディズニーの『不思議の国のアリス』も「子供に見せたい大人」のための作品であって、大人が不気味と感じるものを子供も不気味に感じるという妄想かもしれない概念によって作られているのだと思う。今度、機会があったらこの『アリス』を子供に見せてみようか。意外と「不気味」「グロテスク」と感じずに普通に楽しむかもしれない。気持ち悪いと言って触れない虫やナメクジを子供のときは平気で触って遊んでいたように。ちょっと勇気がいりますが。
R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-04 12:01:38)
7.一度観て「おえー気持ち悪い」と思ったのに、あとからじわじわ再見したくなってまた観ました。二度目はかぶりつきで観ました。なんなんでしょう?この中毒性は。
りんすさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-22 00:28:54)
6.ヤン・シュヴァンクマイエルの長編デヴュー作ということで、これ以前の短編のエッセンスが全て凝縮された「本当は怖い不思議の国のアリス」という雰囲気に仕上がってます。お伽噺や童話をリアルに描こうとすれば、特別なホラー要素を加えなくても、それだけで充分悪夢的なヴィジュアルになる。ディズニー風のキャラクターが喋っても何ら違和感ありませんけど、剥製の兎が喋れば完全にホラー。ペット以外の動物は服を着ることはなく、有袋類じゃない動物が「懐」に何か入れれば、そこは身体の裂け目であり、そこからは当然「詰め物」がこぼれる。これらはシュヴァンクマイエルという人の「リアル志向」が非常に良く解る演出です。得てして真実をあからさまにする人のことは、「悪趣味」とも呼ばれますけどね…、7点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-08 00:02:06)(良:1票)
5.子供向けじゃないよね。でもこの世界観はまさにアリス。奇妙であり夢と現実の区別が
曖昧な無機質な世界。アリスがとてもとてもかわいいです。そういえばアリスの作者って
ロリコンなんでしたっけ?
とまさん [地上波(字幕)] 7点(2005-06-08 10:00:08)
4.ピカソの絵を初めて見たときのような感覚。奇妙で猥雑でとっても凝っている。あのくらいの子どもの頭の中って、実はあんなギョッとするような思考が折り畳んでしまってあるんだと思う。幼い頃から、ある部分成長無しの感覚を持ったシュワンクマイエル監督のおもちゃ箱。できれば短編をもっと見てみたい。
のはらさん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-16 13:35:13)
3.アリスが見てはいけない世界を覗くように、見ている観客が見てはいけないアリスの世界を覗いているような気分にさせられる。無垢な少女に描かるよくいるアリスではなく、少女本来の狡猾さ、冷酷さ、イヤラシさがよく出て、時に無機質な人形へと変化する様など絶妙である。
亜流派 十五郎さん 7点(2004-11-23 14:13:36)
2.「悦楽~」「オテサーネク」とドギツイのを二本続けて観たせいか、少々子供向けという印象を受けてちょっと拍子抜けしてしまった。主人公アリス(クリスティーナ・コホトヴァー)のが見えそうで見えない、「あ!今見えた」とか変なことを考えたりして・・・(相当アホ)。おおよそ可愛くないウサギの造形など、到底真似できないようなこのひねくれ具合は流石です。実写とパペットを融合させた凄まじいまでの完成度を誇る映像にはただただ敬服するばかり。
かんたーたさん 7点(2004-09-05 13:27:34)
1.もしルイス・キャロルの不思議の国のアリスを、ディズニーの不思議の国のアリスをただそのまんま映像化してもあんまり面白いものにはならないと思う。この世界観にシュワンクマイエルの独特な残酷さが加味されると、なんとも印象深く、忘りがたい一本になった。アリスとうさぎのすさまじい戦いが、頭の中にこびりついて離れない。シュワンクマイエルにしか出来ない、他の人にはできないこの面白さ。言葉で伝えるのは限界なので、とりあえず観て下さい。
あろえりーなさん 7点(2004-09-04 02:59:11)
別のページへ(7点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 7.43点
000.00%
100.00%
200.00%
324.08%
412.04%
548.16%
648.16%
71632.65%
8612.24%
91020.41%
10612.24%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review4人
2 ストーリー評価 7.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.83点 Review6人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS