いばら姫またはねむり姫のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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いばら姫またはねむり姫

[イバラヒメマタハネムリヒメ]
Briar Rose or the Sleeping Beauty
1990年チェコ上映時間:22分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
アニメショート(短編映画)
新規登録(2004-12-06)【かんたーた】さん
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監督川本喜八郎
岸田今日子ナレーション
原作岸田今日子
脚本川本喜八郎
撮影田村実〔撮影〕
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2.岸田今日子の奇妙な童話が原作。「眠りの森の美女」の新解釈もの。情熱に突き動かされて、うつろになってしまうってところが監督の好きな女性像なんだ。息を荒げている人形ってのがけっこうエロティック。つまりこの人は人形にふさわしくない「過剰な情熱に翻弄される女性」ってのが好きなのよね。それを無表情な人形のなかに封じ込めることに、妖しい悦びを感じてしまう人らしい。けっこう不健全なんだ。そもそも人形を動かして悦びを得る「人形アニメーター」ってのに、変態の要素があるんだが、子どもの遊び初めは、だいたい手で持って動かす人形遊びなのではないか。人形とは、ただ眺めるものでなく、「動かないはずのものを動かす(アニメートそのもの)」悦びの最初の道具なのだろう。変態の目覚めとして。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2013-05-20 09:55:47)
1.同監督の他の作品群と立て続けに観てしまったせいかここで集中力が途切れたのか(さすがにそれはないだろうけど)、普通に面白い作品だなーと思いました。さすがに前作「不条理三部作」などに比べるとちょっとインパクトは薄いけど、チェコのトルンカスタジオで撮った川本さんの西洋物ということで凄く新鮮な感じがして良かったです。こういう一つのものに限らず多彩なジャンルを手掛けられるのってやっぱり凄い才能ですよねえ。中盤ではまさか人形であんなことをするのかとドキドキしてしまいましたが、これもまた普段実写で見慣れている分、人形でやられると逆に新鮮味があります。最後のナレーションの台詞もひねりが利いていて良く、是非ともまた観たいと思わせられる作品でした。
かんたーたさん 7点(2004-12-29 21:10:48)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
72100.00%
800.00%
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