三十九夜のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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三十九夜

[サンジュウキュウヤ]
The 39 Steps
1935年上映時間:88分
平均点:6.71 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(1936-03-05)
サスペンスモノクロ映画ミステリー小説の映画化スパイもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-12-17)【イニシャルK】さん
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監督アルフレッド・ヒッチコック
キャストロバート・ドーナット(男優)リチャード・ハネイ
マデリーン・キャロル(女優)パメラ
ペギー・アシュクロフト(女優)小農場主の妻 マーガレット
ジョン・ローリー(男優)小農場主 ジョン
アルフレッド・ヒッチコック(男優)ゴミを投げ捨てる男(ノンクレジット)
原作ジョン・バカン
脚本チャールズ・ベネット〔脚本〕(潤色)
アルマ・レヴィル(コンテ<撮影用台本>)
音楽ジャック・ビーヴァー(ノンクレジット)
ルイス・レヴィ(音楽監督)
撮影バーナード・ノールズ
製作マイケル・バルコン(ノンクレジット)
配給東宝東和
日本ヘラルド(1996年リバイバル)
特撮アルバート・ホイットロック(舞台装置)(ノンクレジット)
その他ルイス・レヴィ(指揮)(ノンクレジット)
あらすじ
リチャード・ハネイ(ロバート・ドーナット)が観劇中の劇場で突如銃声が響き渡る。争って出口に殺到する観客たち。その中で外国人らしい女性を助けたハネイは自分の部屋に連れて帰る。女性は自分はスパイで国際的陰謀を阻止する為にスコットランドへ向う事、既に監視下に置かれている事を告げる。うとうとしていたハネイは女性の叫びで目が覚めた。「スコットランドへ行って!39階段の・・・」と言うなり息が絶え、その背中には短剣が刺さっていた。外の監視をうまく撒いたハネイはスコットランド行きの列車に飛び乗る。
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11.《ネタバレ》 私にはどうしても解せないのは、この映画なんで『三十九夜』というシェイクスピア劇の様な邦題になったのか?ということで、ジョン・バカンの原作小説や後に製作された二本のリメイクも『三十九階段』と(正しく)翻訳されているのに、なんかこうなったエピソードがあるんでしょうかね? ストーリー自体はかなり脚色されているそうですが、これが戦前の映画とは思えないスピーディな展開でなかなか面白い。主人公のハネイ氏については「カナダから来た」という以外は一切情報が提示されずに終わるけど、スパイ事件に巻き込まれてからは出会う人物が男女を問わず怪しげで非協力的なところがサスペンスを高めています。パメラとハネイが手錠に繋がれてからの展開はヒッチコック版スクリューボール・コメディという感じで、ヒッチコックにしてはかなり洗練されていました。“ミスター・メモリー”を使って機密情報を国外に持ち出すという原作にはないアイデアも、なんか突拍子もない気がしないでもないですか、スピーディな演出なのでなんか納得させられてしまいました。小指の先のないボス(ヘタ打ってエンコ詰めされたヤクザか!)と三十九階段なるスパイ組織の細かいところもスルーなので、悪役に対する恐怖が伝わってこないところは難点だったかと思います。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-10-27 22:33:16)
10.事件に巻き込まれた男が追われながらも追う展開がテンポ良く進み片時も目が離せない。男ハネイに今一つ深みがないのが物足りないものの、瑞々しいロバート・ドーナットの熱演が光る。「そういうことか!」と驚くと共に「それ、ペラペラ口にするか?」という真相が印象深い。秀作に対する邦題のセンスの無さに呆れる。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2018-06-11 03:32:31)
9.イギリス時代のヒッチコックの、彼の十八番・巻き込まれサスペンス。
巻き込まれの発端となる出来事と展開には少々無理がありますが、
サスペンスあり、ユーモアあり、ヒロインとの逃避行、そしてロマンスと
全盛期のヒッチコックの有名な作品でもおなじみの映画職人ぶりが随所に発揮されています。
かすかな手がかりをもとにスコットランドへの逃避行。そこで出会う事件の黒幕。
いちいち説明せずとも見ている者に確実に伝わる形でこの男がそうであることを提示する。
他のヒッチコック作品でも見られますが、こういう所は本当に無駄が無いと感じさせられます。
それでいてユーモアの挿入に見られるヒッチコック映画ならではの無駄話もまた楽しい。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-26 20:10:43)
8.《ネタバレ》 巻き込まれ型のサスペンス。もうこの頃にヒッチらしさは完成しているようだ。列車のシーンや、相方の女性と言いあいながらも逃走していく様など楽しく観られる。この映画で印象深かったのが、逃げ込んだ農夫での一件。食事前の祈るシーンの間に、三者三様の思惑が走り、緊張感を生むシーンやこの農夫のコンプレックスが裏切りへとつながるのではと、ヒヤヒヤする場面の連続である。刺激的ではないが、知的な映画体験のできる昔の映画はとても勉強になる。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-05 12:27:28)
7.逃走劇を基本としつつもサービス精神旺盛で、様々な場所で様々な工夫を凝らした出来事を起こし、時にギャグを挿みながら90分足らずという時間でまとめ上げ、抜群のテンポで見せてしまうヒッチコックの手腕はさすがで、ここにはヒッチのやりたかったことがほぼ詰まっていると言っても過言ではありません。 唯一、欠点を挙げるとすれば主人公のロバート・ドーナットがやや魅力に乏しいことで、口ヒゲも手伝って軽薄な男に見えてしまいます。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-28 18:27:57)
6.「なぜ登場人物はほかの登場人物の言うことを信じるに至ってしまうのか」という裏付けをかなりすっ飛ばしていて、今どきならこういう脚本では映画に出来ないだろうなあと思うけれど(初期のヒッチコック作品にはこういうのが実に多い)、そういうムダな(?)描写に時間を費やすことなく、「信じたのだから信じたんだよ、ほら、信じたとおりだっただろう?」とばかりに前進して行く。のちにアメリカに渡ってからの「逃走迷路」、「見知らぬ乗客」、「知りすぎていた男」、そして「北北西に進路を取れ」などの作品で繰り返されることになるディティール満載で、そういう逃走劇のシチュエーションばかりをダイジェストでつなげて作ったような作品。やってみたいことを一本の作品にむりやり詰め込んでみたんだろうという印象。演出/編集/カメラワークなどで面白いシーンがいろいろとあり、見返せばまた「こんなことをやっている」というのが見つかるだろう。
keijiさん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-05 10:47:19)
5.全体のストーリー、カット割り共に荒削りもいいところなんですが、テンポの良さだけでぐいぐいと引っ張りきる手腕に脱帽。
j-hitchさん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-17 10:27:55)
4.前期ヒッチコックの誉れ高き傑作。これ、戦前の映画でございますよ、戦前に列車サスペンスですよ。しかも1935年といえば元祖スクリューボール・コメディ『或る夜の出来事』が公開された翌年。世界情勢的には、ナチの恐怖ももはや現実のものとなりつつあり、第2次大戦は目前に迫っている。逃亡劇+スパイ物+スクリューボール・コメディ=元祖ジェットコースタームービー。この先見性・情報収集能力の高さは見上げたモンです。
エスねこさん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-26 17:45:25)
3.雰囲気がが良いね!!ヒッチコック作品は見ててホントに落ち着きます。
ゆきむらさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-25 16:12:49)
2.話が核心に近づくにつれて面白い。女がハネイを極端に嫌いすぎのような気もするけど、現実で考えれば見知らぬ男に急に味方する人間もいないわけで、当然と言えば当然か。ピンチに陥ったラスト、ああやって切り抜けたのは意外だった。
さん 7点(2003-10-27 22:28:11)
1.昔の作品であることをぬきにしても、楽しめる作品。それにしても30年代にこの作品とはさすがですね。
タコス2003さん 7点(2003-02-11 13:57:28)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 6.71点
000.00%
100.00%
200.00%
312.94%
4514.71%
500.00%
6514.71%
71132.35%
81132.35%
900.00%
1012.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.33点 Review3人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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