アンモナイトの目覚めのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ア行
 > アンモナイトの目覚めの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

アンモナイトの目覚め

[アンモナイトノメザメ]
Ammonite
2020年上映時間:117分
平均点:7.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-04-09)
ドラマロマンス同性愛もの
新規登録(2021-04-09)【envy】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
キャストケイト・ウィンスレット(女優)メアリー・アニング
シアーシャ・ローナン(女優)シャーロット・マーチソン
ジェマ・ジョーンズ(女優)モリー・アニング
フィオナ・ショウ(女優)エリザベス・フィルポット
音楽ダスティン・オハロラン
配給ギャガ
衣装マイケル・オコナー〔衣装〕
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(7点検索)】[全部]

別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
3.《ネタバレ》 予備知識なしで鑑賞したのだけれど。
なんだか同性愛を描く作品が多くなって来たなあと。
いや、私がそういう映画ばかり観てしまっているだけかもしれないが。
「燃ゆる女の肖像」のよう燃えたぎる愛は実はそんなに描かれてなくて、それを激しい性行為の描写で補っているように思えた。
シアーシャ・ローナン演じるシャーロットは、女性が好きというよりも、自分を強く導いてくれる相手を欲しているのではないか。それが男性であろうと女性であろうと。
メアリーを愛しても、夫の言うことに逆らうだけの勇気も知恵もない。そしてロンドンで夫の目を盗んでメアリーを囲おうとする。そこにメアリーの誇りとか生きがいを想像する思考を彼女は持っていない。夫がシャーロットにしたように。そのあたりの経験値の低さと傲慢さをシアーシャは見事に演じていたと思う。
対するケント・ウィンスレットの演技も素晴らしかった。
「タイタニック」の頃の彼女を好きになれなかった私だが、年齢を重ねて円熟味を増した彼女は本当に魅力的だ。無骨な彼女が徐々にシャーロットに惹かれ、抑えることのできない熱情を開放するシーンのなんと美しくエロティックなことか。
メアリーの「生きがい」である恐竜の化石を挟んで対峙する二人の成り行きが知りたくなる絶妙なラストシーンも良かった。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-12-30 10:58:43)
2.《ネタバレ》 実在した人物ですが、メアリーとシャーロットの関係は史実とは言えないし、シャーロットも夫のロデリックも地質学者でいつも一緒に旅をしていたようですね。
セリフも登場人物も少なく、風景とメアリーの動作、表情で語られてるといってもいいくらいでケイト・ウィンスレットて凄い女優だなと今さらながら感心。シアーシャ・ローナンの透明感と儚げなんだけど、1本芯が通ってる雰囲気も魅力的です。
映画全体としては静かで淡々としているのに、いまにもメラメラ燃え上がりそうな二人、特にメアリー、そしてラブシーンとなると映像も感情もしっかりはっきり映し出すというこの対比が絶妙だと思いました。新旧の女優さんたちが抜群ですね、良い映画。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-23 14:18:41)
1.《ネタバレ》 彼女の名は、メアリー・アニング。かつて地元の海岸で発掘した化石が、まだ未発見だった貴重な恐竜のものだということが判明し、一躍時の人となったアマチュア古生物学者だ。発見した化石は大英博物館に展示されるまでになったものの、生来の気難しい性格からメアリーはすぐ世間から忘れられ、今は自ら採掘したアンモナイトの化石を扱う土産物店を細々と営んでいる。結婚もせず、年老いた母親と質素で侘しい生活をずっと続けてきたメアリー。そんな彼女の元にある日、都会で裕福な生活を送る古生物学者が訪れる。彼女の化石発掘技術に非常に感銘を受けた彼は、鬱病を患いずっと闘病生活を続ける自らの妻シャーロットをしばらく助手として雇ってほしいと提案するのだった――。当初は断ったメアリーだったが、多額の報酬に惹かれ渋々了承する。そうして始まった二人の生活。人生を半ば諦めた孤独な女性と夫から体よく厄介払いされた妻。社会から零れ落ちそうになっていた二人は、いつしか惹かれ合い、やがて一線を越えてしまう……。19世紀イギリスを舞台に、そんな許されざる恋に身を焦がす二人の女性を淡々と綴った文芸ドラマ。ベテラン女優ケイト・ウィンスレットと今最も勢いのある若手女優シアーシャ・ローナンが初共演ということで今回鑑賞してみました。ほとんど音楽も使われずひたすら海岸に打ち寄せる激しい波の音が流れ続ける中、この二人がただ黙々と化石採掘を続ける展開がずっと続くのですがそれでも見ていられるのはこの二人の演技力によるところが大きい。特に、もはや人生を諦めてしまったおばさんをじっとりと演じたK・ウィンスレット。ハリウッドセレブだということを忘れさせるほど完全にオーラを消していて、でもこの若き人妻に惹かれ始めていく辺りから内に秘めた情熱を取り戻してゆく姿を丁寧に演じていて素晴らしいとしか言いようがない。荒々しい海岸を背景にこの二人の危うい関係を美しく刻み込んだ、この監督の美的センスもいい仕事している。何だか中世の優れた絵画を観ているようでした。ただ、時折挟まれる二人のベッドシーンが妙に生々しかったのは恐らく賛否が分かれるところ。自分はちょっと直截的に過ぎるような気がしました。もう少し抑えてもよかったでは。とは言え、最後の二人の葛藤は何とも切なく、これから先、二人が少しでも幸せになってほしいと祈らずにはいられない佳品でありました。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2022-03-31 05:17:03)
別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6114.29%
7342.86%
8342.86%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS