エル・シドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エル・シド

[エルシド]
El Cid
1961年上映時間:184分
平均点:6.20 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-04-27)
アクションドラマアドベンチャー戦争もの時代劇歴史もの
新規登録(2004-01-10)【おばちゃん】さん
タイトル情報更新(2017-04-23)【S&S】さん
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監督アンソニー・マン
助監督ヤキマ・カナット(第2班監督)
キャストチャールトン・ヘストン(男優)ロドリーゴ=エル・シド
ソフィア・ローレン(女優)シメン
ラフ・ヴァローネ(男優)オルドニエス
ジュヌヴィエーヴ・パージュ(女優)ウラカ王女
ジョン・フレイザー〔男優・1931年生〕(男優)アルフォンソ王子
ゲイリー・レイモンド(男優)サンチョ王子
マイケル・ホーダーン(男優)ドン・ディエゴ
ダグラス・ウィルマー(男優)アル・ムータミン
ラルフ・トルーマン(男優)フェルディナンド王
ファウスト・トッツィ(男優)ドルフォス
ハーバート・ロム(男優)ベン・ユーサフ
アントニオ・マヤンス(男優)(ノンクレジット)
ポール・ミュラー〔男優・1923年生〕(男優)(ノンクレジット)
納谷悟朗ロドリーゴ=エル・シド(日本語吹き替え版)
此島愛子シメン(日本語吹き替え版)
渡部猛オルドニエス(日本語吹き替え版)
今西正男ベン・ユーサフ(日本語吹き替え版)
谷育子ウラカ王女(日本語吹き替え版)
津嘉山正種アルフォンソ王子(日本語吹き替え版)
仲村秀生サンチョ王子(日本語吹き替え版)
清川元夢ドン・ディエゴ(日本語吹き替え版)
穂積隆信ゴルマス伯爵(日本語吹き替え版)
家弓家正アル・ムータミン(日本語吹き替え版)
脚本フィリップ・ヨーダン
ベン・バーズマン
音楽ミクロス・ローザ
作詞ポール・フランシス・ウェブスター"The Falcon and the Dove"
作曲ミクロス・ローザ"The Falcon and the Dove"
撮影ロバート・クラスカー
製作サミュエル・ブロンストン
配給コロムビア・ピクチャーズ
特撮アレックス・ウェルドン
美術ジョン・ムーア〔美術〕(プロダクション・デザイン / セット装飾)
衣装ジョン・ムーア〔美術〕
編集ロバート・ローレンス〔編集〕
録音ゴードン・K・マッカラム
ジャック・ソロモン
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3.《ネタバレ》 中世スペインの武将で、イスラム教徒からも「エル・シド」と尊称された男の英雄譚。
花嫁シメンを迎えに行く道中で、街に攻め込んできたムーア人と遭遇し、激戦の末、首長を捕えるが、憎しみの連鎖を断つため、平和を誓うことを条件に開放してやる。この行為が反逆罪として告発され、その審理中に侮辱されたエル・シドの父がシメンの父である最高戦士に決闘を申し込む。エル・シドはシメンの父に謝罪を要求するが拒絶されると決闘となり、殺害してしまう。シメンはエル・シドを憎むが、領土争いの一騎打ちを制したたエル・シドは王からの褒美としてシメンとの結婚を許される。ここまでは非常に劇的で、後半の展開を期待させる。だが良いのはここまで。異教徒相手の英雄騎士物語を期待したのに、恋愛、暗殺、王位継承争い、裏切り等、内輪のもめごとが延々と続き退屈する。内容はそれでも良いのだが、表現が薄っぺらで、人物像が一貫していないので物語に入り込めないのだ。エル・シドは異教徒に寛大で平和共存を望んでいるが、それ以上にスペイン王に忠実だ。追放されたり、妻子を人質に取られても王に忠誠を誓う理由が見出せない。鍵を握りそうなエル・シドの父は途中から登場しなくなる。シメンは結婚してもエル・シドを酷く憎み拒絶するが、彼が追放された途端に再び愛するようになる。まるで別人になっており、脚本の欠点だ。第2王子アルフォンソは複雑で、謀略を巡らしたり、強がったり、弱音を吐いたり、エル・シドを憎んだり慕ったりで、人物像がつかみにくい。信頼にたる人物でないのは確実で、この男にエル・シドが忠誠を誓うのは首を傾げる。ムーア人の王ユサフとの最終対決おいて、両国の大軍団が入り混じる戦闘場面は迫力があるが、一夜明けての決戦は何ともあっけない。死んだと思っていたエル・シドを前にするとムーア軍は一方的に潰走するのだ。馬の下敷きとなるユサフの死もあっけない。まるで漫画だ。もっと観客をじらせる「タメ」が欲しい。エル・シドは生きてていたのか、伝説のように死体を馬に乗せて駈けさせていたのか、不明のままだ。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-02 21:02:39)(良:1票)
2.《ネタバレ》 忠義に厚く慈悲深く屈強な中世スペインの騎士“エル・シド”の壮大な戦いの人生、180分に及ぶ骨太歴史大作。忠誠心一筋でアフリカのイスラム教徒との戦いを先導、まさに理想のリーダー像。チャールトン・ヘストンとソフィア・ローレン、二大俳優共演。
獅子-平常心さん [地上波(字幕)] 7点(2013-01-30 00:21:26)
1.《ネタバレ》  スペインの実在した英雄の話。
 自身はキリスト教徒なのに、通りがかりの戦で倒した異教徒の王の生命を救うなど、今の時代の目から見ても立派すぎる人物像。かと思うと、父親の名誉のために、妻となる女の父を殺してしまい、女から「愛されつつも憎まれる」という何ともドラマチックな人生を生きた人。でも実在の人らしいから、小説よりも奇なり、なんでしょうな。
 この若妻と、ラブラブの状況から仇となり、王の命により再び妻となるも心離れてから、結局深く結ばれ合う二人の話。あるいは、異教徒の王たちの命を救い、彼らと友情で結ばれ、後に助けられ共に戦う戦士の話。名誉を重んじ、王から何度も嫌われつつも、忠誠を尽くし、自身も多くの人から讃えられる男の話。それぞれが一本の映画になってもおかしく無い、魅力的なストーリーが1つにまとまって、3時間を飽きさせない大作。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-23 17:18:16)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.20点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4320.00%
5426.67%
616.67%
7320.00%
8213.33%
9213.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

1961年 34回
オリジナル主題歌ミクロス・ローザ候補(ノミネート)(作曲)"Love Theme from El Cid"
作曲賞(ドラマ)ミクロス・ローザ候補(ノミネート) 
美術賞ジョン・ムーア〔美術〕候補(ノミネート)(美術監督・装置賞(カラー) として)

【ゴールデングローブ賞 情報】

1961年 19回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞アンソニー・マン候補(ノミネート) 
作曲賞ミクロス・ローザ候補(ノミネート) 

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