冬の猿のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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冬の猿

[フユノサル]
Un singe en hiver
1962年上映時間:105分
平均点:6.38 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマコメディモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2004-01-11)【大木眠魚】さん
タイトル情報更新(2013-12-17)【ESPERANZA】さん
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監督アンリ・ヴェルヌイユ
キャストジャン・ギャバン(男優)アルベール・カンタン
ジャン=ポール・ベルモンド(男優)ガブリエル・フーケ
ガブリエル・ドルジア(女優)
脚本フランソワ・ボワイエ
ミシェル・オーディアール(台詞)
音楽ミシェル・マーニュ
撮影ルイ・パージュ
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3.《ネタバレ》 ヴェルヌイユはギャバンとドロンでサスペンスの傑作を撮っていますが、同じ2大俳優の競演でもこちらはこちらでまた良い作品です。
さて、男ってのは過去に生きるもの。
また自分の経験上、親子ほど歳が離れていると人間関係は大抵は合わないことが多い。仕事でも飲みの席でも。約30年の価値観の違いが互いを理解できずにそうなってしまうのだろうと思う。
1962年の公開当時は人気が出たかもしれませんが、令和の今の時代では若い人にはそっぽを向けられてしまうだろうという気もしますので、この映画は一種のお伽噺のような感覚で観るのがいいと思います。
自分がこの映画で印象に残ったのは、禁酒を続けて以来訪ねていなかった丘の上の酒場にベルモンドを連れて行ったシーン。
ルビッチの映画でもありましたが、相手を深く知って心を開き長年封印していた〇〇を開封するとか、何十年ぶりに火を入れるとか、アナログで映画的で良いんです。
オープニングで女主人が坂を登るショットとカメラアングルや構図まで同じなのはヴェルヌイユの意図したところに違いありません。
ギャバンは中国に、ベルモンドはスペインに思いを馳せ、互いに共感を抱く。
ここで約束が破られてしまったもののずっと禁酒の約束を守り続けていた律儀なところや酒を飲み交わす描写は、“男ってのはな・・・”をよく表していたと思います。
ラストは、ベルモンドの方は子供と一緒に新たな生活を築き人生のリスタートを果たすのでしょうが、ギャバンは火が消えた花火のよう。
これも人生、というヴェルヌイユの人生観として捉えさせていただきました。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 7点(2022-09-27 13:32:51)
2.《ネタバレ》 ジワ~ッと心地よい余韻が押し寄せる秀作。静かに老いゆくアルベールの心情を思うと、ヒシヒシ哀愁を痛感。絶妙な空気感を醸す酔っ払い大会も然り。冬の花火シーンも素晴らしいが、ラストの駅のシーンが絶品。
丹羽飄逸さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-01 00:13:47)
1.《ネタバレ》 こういうのを大人の映画というんだろうか。確かに渋いです。ラストの花火のシーンは、暴発して主人公たち3人とも爆死してしまうのでは、とハラハラしました(下手な邦画でありそう)。
ゆうろうさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-18 16:34:24)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.38点
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200.00%
300.00%
400.00%
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6562.50%
7337.50%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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