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モヒカン故郷に帰る

[モヒカンコキョウニカエル]
2016年上映時間:125分
平均点:6.86 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-04-09)
ドラマコメディ
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タイトル情報更新(2020-11-12)【イニシャルK】さん
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監督沖田修一
キャスト松田龍平(男優)田村永吉
柄本明(男優)田村治
前田敦子(女優)会沢由佳
もたいまさこ(女優)田村春子
千葉雄大(男優)田村浩二
木場勝己(男優)竹原和夫
美保純(女優)会沢苑子
富田望生(女優)清水さん
劒樹人(男優)
脚本沖田修一
主題歌細野晴臣「MOHICAN」
撮影芦澤明子
製作川城和実
関西テレビ(2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会)
バンダイビジュアル(2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会)
ポニーキャニオン(2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会)
アスミック・エース(2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会)
東京テアトル(2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会)
配給東京テアトル
その他東京テアトル(宣伝)
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2.沖田監督の映画はどれも安定して面白い。 今作もまさに沖田監督らしさが光る一品だ。たとえ悲劇的なテーマを扱っても作品自体暗くなることはない。常にほのぼのとしたタッチで細やかな笑いが沢山あるので好きだ。こういう内容の映画だと一般的に泣かせよう泣かせようとしてくる場合が多いが、この作品ではさりげない人物描写で見せるので、大げさな演出が嫌いな私にはうってつけだ。  ストーリー的にはよくある話と言ってしまえばその通りだが、キャラクターがそれぞれ立っているのでかなり引き込まれた。松田龍平は「麦子さんと」の役柄を思い起こさせるダメな男でハマり役だし、前田敦子はこういう頭悪い感じのキャラがほんとうまい。もたいまさこは安定感あるし、柄本明は病人にしか見えない。弟役の人は空気だったけど、ラッパ吹きの少年はおいしい役どころだった。また、後半神父の代わりにシスター役で登場した女性は「滝を見にいく」で大冒険を繰り広げた7人のおばあちゃんの内の一人が演じております。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2016-09-25 18:43:30)
《改行表示》
1.《ネタバレ》 島のところどころに腰掛け、メインキャストらと自然体であいさつをかわす島のエキストラがいい。 夫のガン告知を受け、台所で悄然としているもたいまさこの背中のショットに聞こえてくる、下校途中らしき子供たちの声。 木場勝己と将棋をさす柄本明の病床に聞こえてくる波音。あるいは鳥のさえずり、犬の鳴き声、枝を剪定する音など、 オフの音響の豊かさも各シーンの情趣や哀切をポリフォニックに、ときにユーモラスに盛り上げる。  贔屓の球団がサヨナラ勝ちしたプロ野球中継を見ているところに一旦帰郷したはずの松田龍平と前田敦子が突然戻ってきて、もたいまさこは嬉しさを隠せない。 野球以上に2人の帰宅が嬉しいのだが、画面は彼らをナメて、あえてテレビ中継画面のほうをフォーカスする。 あるいは浜辺のシーン。柄本の言葉に涙ぐみそうになる松田だが、その感極まるシーンでカメラは彼らの背後にまわり、 砂浜に座る2人の背中と海のショットに切り替える。  主人公の押し付けがましい大泣きを感傷的なアップで撮りたがる最近のメジャー邦画をさんざん見させられていると、 こういう節度ある演出が新鮮に思えてくる。 地元球団のファンという設定を、こうした情動を盛り上げるワンシーンのために用意するのがにくい。  主人公家族の乗る車のナンバーはしっかりと「830」。細部も凝ってくる映画なので、画面をみるのも楽しく、 沖田監督らしい食事シーンの豊かさもいい。刺身や竹輪の単品料理に四苦八苦していた前田が、 めんつゆを介して雑多な野菜を煮物として調和させていく。ささやかながら映画のモチーフとの絡ませ方も具体的だ。  病院での結婚式。雨だれが反射する室内のショットは芦澤明子の真骨頂といった感じである。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 8点(2016-04-14 00:57:11)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.86点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5114.29%
6114.29%
7342.86%
8228.57%
900.00%
1000.00%

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