《改行表示》97.前半少し退屈ですが、後半に入り収容所の親子のやり取りは本当に素晴らしい! ラストは何回見ても泣けますね。 テーマ曲が頭にずっと残ります。 【とれびやん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-03 19:52:52) |
《改行表示》96.《ネタバレ》 ~La Vita è Bella~人生は美しい。どんな生涯であっても、その人の捉え方、与え方次第なんだな。 息子ジョズエに優しい嘘を言い続けるグィド。ドーラと付き合っていた時からそうだった。人を楽しませる嘘。 空から鍵が降る、乾いた帽子に取り替えられるなど、種明かしをすれば『なぁんだ』ってなる。 映画では描かれていないけど、ドーラも後々、あれがどうして起きたか知るんだろうけど、起きたその瞬間に奇跡を感じることが、人生の美しさなのかもしれない。 それは収容所での優しい嘘にも言えて、映画では描かれてないけど、ジョズエも後々、あれがどうして起きたのか知ることになるだろう。 子供と老人が粛清された収容所で、本当に息子を隠し続けて生きられるのか?とかリアリティを追求されると、冷めてしまう人も出るかもしれないが、ホロコーストを後年に伝える手段として、この作品は例えるなら伝記や小説ではなく絵本のような作品だ。 若い子がこの作品をキッカケに、後々映画やドキュメンタリーなどで、なんでホロコーストが起きたのか知ればいい。興味があるなら。 今は戦中とかではないけど、コロナとか仕事とか色々大変みたいなんだけど、今日は何をしても良い休日で、いま私は素晴らしい映画を観て、こんな駄文をノンキに書いている。 もしかしたら後々「あの日あのとき、実はね…」『え!そうだったの?』なんて種明かしがあるかもしれない。 どんなカタチであれ、きっと人生は美しいんだな。 ところで、なぞなぞの答えは何だったんだろう? 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-06-07 16:13:18) (良:1票) |
《改行表示》95.《ネタバレ》 コメディかと思いきや、泣ける映画。 この子が大きくなり、全てを悟った時のことを想像すると、 また泣ける・・・・ 【てれってれーR】さん [DVD(吹替)] 8点(2017-07-16 19:59:35) |
《改行表示》94.《ネタバレ》 主人公が結婚前にしでかしていた事の数々が、日本人から見ると到底受け入れられないでしょ。 呼吸するかのように次から次へと嘘をつく神経に、辟易。よくもこんな男と結婚する女がいたものだ。 場面は変って、既に子供が大きくなって3人家族になっている。この編集にも唖然。 人から薦められた超のつく名作との情報に、もしかして違う映画と間違えて観ていないか不安になった。 後半、収容所の場面では、その嘘は子供を守る為に巧みに利用されていく。幼い子供にしか通用しない 他愛も無い嘘が、収容所のどんよりとした空気に虚しく響く。さすがに辛くなってきたか・・ やっと終戦に至り、あと少しの辛抱で・・ なるほどそういう映画でしたか、これは評価が難しい。戦争の取扱については戦争無知世代なので棄権。 イタリア気質が肌に合わない自分なので、すこし落ちますがその中では上位かなと。これが1970年 頃の映画なら納得ですが、97年の映画って信じられないくらい古臭い画質と演出に、ある意味驚嘆。 知らぬが仏・・て思いつつも、この子が真実を知るまでの残り時間は少ないのだろうなあ。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-04-19 21:23:31) |
93.《ネタバレ》 最初と最後のモノローグの意味をよく考えると、この作品はグイドではなく、ジョズエの視点から見なければならないことが分かる。前半ではドーラを落とすために全精力を振り絞り(この部分は後日に母親から聞いたのだろう)、後半では我が子を守るために命をかける(この部分は自分自身の回想)。幸福な時期でも、不幸な時期でも、道を信じて全力を傾ければ、奇跡が起きることもある。その点でこの作品は一貫している。だから、人生は美しい。最後の連行の場面でおどけて行進調で歩く主人公の「意志」の強さが衝撃的。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-08-29 01:19:00) |
92.予備知識なしで観ました。序盤からの溢れ出す違和感をコメディだからと抑えながら観ていましたが、観終わると涙が溢れていました。「ニュー・シネマ・パラダイス」もそうですがイタリア映画はラストで泣かせてくれます。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-26 21:23:18) |
91.《ネタバレ》 まず、この作品に「ライフ イズ ビューティフル」というタイトルを付けた監督はすごいと思いました。じつは、見ている最中はグイドのシャベクリにうっとおしさすら感じていたのですが、見終わった後、徐々に気持ちがこの映画に惹かれて行くこの感触は何なんでしょう?しばらく間をおいて、もう一度鑑賞してみようと思います。 【モリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-05 21:02:31) |
《改行表示》90.《ネタバレ》 前半のコミカルでちゃらけた展開についていけるかが第一段階。個人的には「お調子者」レベルで人を楽しませる範囲内なのでギリギリOKのラインだと思ったが、あれはアウトの人も多いだろう。 後半の収容所の描き方、どう考えても非現実的・映画的な描写を受け入れられるかが第二段階。実際はあれよりはるかに過酷だろうし、あんなに余裕もないだろう。多分グイドもジョズエも殺されてしまうだろうし。これは「ナチスの収容所」とみると事実の歪曲にしか見えないが、「一収容所」とみれば「管理が甘いんだろう」程度で見逃せる。この辺を多めに見れるかどうかも人によりそうだ。 そう考えると、極めてポピュラーで万人向けとされる本作は、実は結構見る人を選ぶはずの作品かもしれない。 ■グイドは前半ではただのお調子者だったが、後半ではその「嘘」に隠された真実が観る者にはわかっているので、悲痛に響く。彼は子供のためにどんなにつらくても明るくおどけて振舞い続けなければならない。ときには嘘を守る抜くために命がけの行動に出ることも辞さない。それは命をいつ落としてもおかしくない収容所でどれほど苦しいことか。そして、子どものためにそこまでできる父親が果たしてどれほどいるだろうか。最後、殺される直前になっても、嘘を守りぬいて子供の前でおどけて見せれるグイドのように、果たして自分はふるまえるだろうか。 ■ところで、ドーラはなぜ収容所に来たのか。結果的にはグイドが死ぬ原因を作っただけだし、収容所で子どもを守ろうとしたわけでもない(別々に収容されてるし)。だとすると、まさにドーラが来たのは足手まとい以外の何物でもないのではないか。これが個人的にはもっとも引っかかった点である。 【θ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-10 00:16:29) (良:1票) |
89.文句なしの傑作だと思いました。ストーリーよし、テンポよし、子役よし、音楽よし、笑いよし。 |
88.観終わるまでが本当にしんどかった。ああいう形で人間の残酷さから我が子の心を守った父親の、渾身の子育てにただただ圧倒された。最後に一等賞の戦車を登場させてくれて嬉しい。この子は一切ナチに傷つけられることなく生き延びた。ひとりでも実在していてほしい。実話であってほしい。 【tottoko】さん [地上波(吹替)] 8点(2012-09-23 01:32:38) |
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87.前半と後半の色がここまで違う映画も珍しいかも。家で鑑賞時は長いので勝手に前編後編とさせて頂き見分けている。ベニーニのキャラは苦手だが、この映画に関してはそれが効いていると思う。悲しい時代はどこの国にもあるよね。同じ事は二度と繰り返してはいけない。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-07-29 20:35:10) |
86.《ネタバレ》 「嘘から出た真」パターンのストーリが手を変え品を変え繰り返される。飽きなくもないが、一見救いのない状況から光明を見出す展開が楽しい。 【afoijw】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-01-07 01:06:11) |
85.痛い、心が痛いです。再見は無理です。嗚咽します、ご用心を。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-03 16:44:55) |
《改行表示》84.暗い題材ながら、現実の辛くて悲惨な状況を幼い我が子には悟られまいと懸命に陽気に明るく振るまう父親の姿は胸を打ちます。ドイツ語のでたらめ(都合のいいように)な通訳とか腕を大きく振り上げて歩く姿など三木のり平さんを思わせるようなベニーニの演技には圧倒されました。また久々登場「荒野の七人」のブッフホルツ昔の面影今いずこ。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-02 14:07:02) |
《改行表示》83.前半のラブコメパートは伏線が次から次に嵌っていく感じが好きです。 子どもみたいな帽子の取り合いがあんな風に繋がっていくとは思いませんでした。 よく出来ていると思います。 後半は戦争の暗部とユーモアのバランスが取れていて、結構冷静に見られました。 事前の情報では泣けるという話だったので覚悟していたのですが、僕はこのゲームが意外と楽しかったです。 結局泣かないまま終わるのかなと思ってたけど、最後の最後で安心してしまったのか、涙が溢れてきました。 救いようのない絶望的なラストになるはずはないと想像していたけど、やっぱりどこか不安に思っていたのかも知れません。 これがハッピーエンドなのかどうか僕にはよくわかりませんが、グイドの願いが叶って良かったと思います。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-10-20 12:36:52) |
82.《ネタバレ》 映画でなく舞台劇であったなら、これほどの批判を受けたかどうか。題材によっては執拗にリアリティを求められる映画ならではの宿命。ベニーニのあまりにあっけない退場とラストの一人の男性のモノローグで、このにぎやかな物語は新たな寓話へと変貌を遂げる。良い意味でイタリア映画らしくなく、あの独特の自己憐憫や哀れっぽさが希薄なのがすがすがしく思える。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-12 13:35:59) |
81.《ネタバレ》 傑作。実際は、そんなにうまくいくはずがない、と思いつつも、あからさまなほど都合のよいストーリーに魅了された。【超ネタバレ注意→】収容所の実態がそんな生易しいとは思えず、“シャワー”を浴びていなくなっているはずの子供のために食糧を分けていたら、本人がまいってしまうはず。子供も、ずっと隠れていられるほど分別がある年ではないだろうし、トイレはどうしたのかということも気になる。陽気に見せる面と対比されるはずの辛い環境が、あまり深刻には描かれていなかったのは気になるところ。また、あのときドーラが乗り込んでこなければ、グイドは息子のことだけを考えることができ、最後に危険を冒す必要もなかったわけで、乗り込んでくるときに「来るな」と言わずに、「お母さんも来た」と息子に話しかけていたのは気になる。一度くらいはグイドとドーラが顔を会わせられたらよかった。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-29 21:50:25) |
80.非常にハートフルでよく出来た映画だと思います。ただ、欲を言えば後半の収容所のシーンがえらくあっさり作られていたので、もう少ししっかり作って欲しいです。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-08 02:19:48) |
《改行表示》79.《ネタバレ》 とにかく感動したのはもう囚人かそれ以上に過酷なあの環境で息子であるジョズエの子どもとしての純粋な心を守った、グイドである。グイド個人は過酷な労役にヒーヒー音を上げていましたが、ひとたび息子の前に立てばこれ以上頼もしい父親はいないのではないでしょうか。自分がどれだけ後で苦境に立たされようと、息子に辛い思いをさせないために尽くす父親の姿は強いと思いました。普通ならあのような環境でしかも子どもに「なんでこんなところにいなきゃいけないの?」とか聞かれようものなら、最初の内はごまかせても途中でそんな気を無くして洗いざらい全部子どもにぶちまけてしまいそうなものですが、最後の最後までそれをせず、文字通り子どもを守ったグイドに尊敬の念を抱きます。でも実際あんなオヤジがいたら子どものうちは良くても、年が経つにつれてだんだん恥ずかしくなってきそうですね。収容所でも、よく同じ部屋の人達にボコられなかったなと思います。 正直、「映画だな」と思わず思ってしまうようなうまくいきすぎるシーンが気になったりしますが、(ドーラとの出会いやリアル戦車とか)。でも映画に良いテイストを加えてたので良しとします☆ 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-12 01:03:18) |
78.小学校の時に観て泣きました。今観ても感動できます。曲を勝手に流すシーンが大好きです。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-02 00:20:23) |