決戦は日曜日のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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決戦は日曜日

[ケッセンハニチヨウビ]
2022年上映時間:105分
平均点:7.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-01-07)
コメディ政治もの
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タイトル情報更新(2022-11-28)【イニシャルK】さん
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監督坂下雄一郎
キャスト窪田正孝(男優)谷村勉
宮沢りえ(女優)川島有美
赤楚衛二(男優)岩淵勇気
内田慈(女優)田中菜々
小市慢太郎(男優)濱口祐介
音尾琢真(男優)向井大地
駒木根隆介(男優)
前野朋哉(男優)
脚本坂下雄一郎
撮影月永雄太
製作クロックワークス(「決戦は日曜日」製作委員会/幹事)
企画クロックワークス
配給クロックワークス
編集上野聡一
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2.《ネタバレ》 日本じゃ選挙戦そのものをテーマにした映画はほとんど見かけないけど、たいていは挑戦する側つまり野党候補の視点のストーリーしかなかった様な気がするが、与党のそれも普通であれば当選見込みが高い世襲候補が主人公というプロットは初めてなんじゃないかな。いかにもお嬢様育ちという雰囲気の宮沢りえのわがままし放題の候補者ぶりには始めはとてもじゃないけど感情移入出来ないけど、あの「各々」を「カクカク」と読んで恥じないところには笑ってしまいました。これは漢字の読みに弱い某総理経験者のパロディでした。本職の選挙アドバイザーが製作に参加していたそうなので、選挙戦の流れなんかは素人にも判りやすくて良かったです。でもホントに凄かったのは、脱力系と言うか曲者揃いの秘書軍団と後援会幹部および地方議員たちでしょうね。小市慢太郎が演じる筆頭秘書なんかは普段は物静かな能吏という感じだけど、裏ではいろいろと地元建設業者あたりを使って私腹を肥やしているし、地方議員たちにも一歩も引かずに張り合っている。終いにはキレて宮沢りえを怒鳴りつける始末で、やっぱ国会議員秘書ってけっこう強面なんですね。窪田正孝もそうだったけど、この秘書軍団のパワーワードは「いろいろありますが、これが最善の策なんです」、これでわがままお嬢さん候補を引っ張らないといけない、こりゃ大変です。それにしても、国会議員と地方議員や業者との関係をここまで赤裸々に見せてくれる映画は初めてなのかな。 面白いのは、二年前の映画なのに本年に政界で起こった出来事を予言している様な感じがあるところです。落選活動(?)を始めた宮沢りえが対立候補の街頭演説に割り込んで妨害活動するところなんか、まさについ最近に警察沙汰にまでなったあの騒動を彷彿させてくれます。けっきょく色々と愚行を繰り返してネットでは炎上できたのに低投票率で組織票が強い与党・宮沢りえ候補が当選、まさに現代日本の選挙制度の最大の問題点をしっかり浮き彫りにしてくれました。 ヘンにおちゃらけたり過度にオフビートすぎることもなく、諧謔とシリアスな主張が高いレベルでバランスがとれた良作でした。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2024-05-15 23:24:06)(良:2票)
1.相当のめっけもん!な作品でした。小市慢太郎さん演じる飄々としていながらの相当な悪が、また、ついつい引き込んでくれますね。
異常なのに、このメンタルが少しうらやましいとさえ思えて…次から選挙を見る目が変わりそうです。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-05-29 23:35:41)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.83点
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6116.67%
7116.67%
8233.33%
9233.33%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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