妖婆・死棺の呪いのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ヨ行
 > 妖婆・死棺の呪いの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

妖婆・死棺の呪い

[ヨウバシカンノノロイ]
VIY
(ВИЙ)
ビデオタイトル : 魔女伝説・ヴィー
1967年ソ連上映時間:78分
平均点:7.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1985-01-18)
ホラーファンタジーオカルト映画
新規登録(2004-01-17)【バッテリ】さん
タイトル情報更新(2022-04-03)【かっぱ堰】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督アレクサンドル・プトゥシコ(総監督)
原作ニコライ・ゴーゴリ
脚本アレクサンドル・プトゥシコ
あらすじ
中世ロシアの古都キエフ。ブラッキー修道院の庭に若い神学生たちが聖歌を歌いながら喜びの表情で集まっている。待望の夏休み。司祭の送辞もほどほどに、寄宿生たちは懐かしい故郷目指してコッサクの農村地帯を進んでいく。神学生ホマーはふとしたきっかけで帰途、魔女に出会い、古びた教会の聖堂で妖怪と戦うはめに。そして悲惨な結末が彼を待ち受けていたのだった
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(8点検索)】[全部]

別のページへ(8点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.《ネタバレ》 ロシアの香り。ホラーは土地の香りが大事。と言ってもこれは「ホラー」ってより「民話」だな。話はグリム童話にもよくある三晩妖怪と戦うってのだけど、主人公の髪形見ただけでもういかにもロシアの農奴。婆さんに乗っかられてフワーッと倒れ、またフワーッと置き上がるあの感じ。回転台の上を走ってるこのセットの感じ。全体にフワフワ感。メカじゃなく手作りの感触。涙がふっと赤くなり、起き上がった魔女がスーッと滑るように下りてくる感じ。どってことないことやってるんだけど、特撮でキラキラやるよりよっぽどハッとさせる。ロシアの土の匂いと、どこかでちゃんとつながってる。そして魔群の登場。湧いてくる感じがよく、壁面をいざるように降りてきたり、板の間からボタボタ落ちてきたり、手だけが出てきたり。本の中から烏が出てきたのは、二晩目だったっけ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-22 09:57:16)
1.《ネタバレ》 ホラーとしてのクオリティは正直さほど高くはないが、中世ロシアはウクライナ地方の生活感溢れる描写がズバ抜けており相当に見応えある一篇。主人公であるキエフの神学生ホマーのぐうたら生臭坊主っぷりも実に活き活きして見事。ソ連お得意の奇麗ごとで塗り固めた共産主義万歳プロパガンダ映画とは完全に一線を画して痛快ですらある。本作ではゴーゴリの原作を忠実に素朴に描くことに傾注しているようで変にキリスト教のご利益を説いて説教・折伏する訳でもない。コレも欧米のキリスト教PR映画の多さに辟易の自分にとって新鮮な印象だった。必死に逃亡しようと試みたり、真相をバラして許しを乞おうとしたりジタバタした挙句に三日目の夜を迎え敢え無く変死を遂げるホマーの姿は運命に抗おうとして果たせずに死に行く我々人間の営みそのものを象徴するかのようだ。かといって決して陰惨ではなく、民話を思わせる朴訥さとユーモラスな語り口で見せるところが本作の秀抜な点と言えよう。ラストの妖怪大集合シーンは「ロード・オブ・ザ・リング」辺りに影響を与えているような気もする。気のせいか?でもP・ジャクソンならコレ観てても別に不思議じゃないしな。ともあれ、ウォッカからボルシチまでロシアの魅力が満載の隠れた名作に8点進呈!
へちょちょさん 8点(2004-04-14 01:54:42)
別のページへ(8点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5114.29%
6114.29%
7228.57%
8228.57%
900.00%
10114.29%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS