RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ

[レイルウエイズアイヲツタエラレナイオトナタチヘ]
2011年上映時間:123分
平均点:6.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマシリーズものファミリー
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キャスト三浦友和(男優)滝島徹
余貴美子(女優)滝島佐和子
小池栄子(女優)片山麻衣
中尾明慶(男優)小田友彦
吉行和子(女優)井上信子
塚本高史(男優)片山光太
岩松了(男優)島村洋二
中川家礼二(男優)楠木雅也
仁科明子(女優)深山朋香
清水ミチコ(女優)沢田良子
立川志の輔(男優)出前のおやじ
米倉斉加年(男優)吉原満
西村雅彦(男優)冴木俊也
脚本小林弘利
製作松竹
テレビ東京
小学館
ROBOT
製作総指揮阿部秀司〔製作〕
制作ROBOT(制作プロダクション)
配給松竹
編集日下部元孝
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2.《ネタバレ》 日本でも他の国でも、自分の好きな乗り物に名前を付けたり擬人化して愛情を注ぐということがありますが、この映画も電車に名前をつけたりこそしませんが、三浦友和さん演じる運転士の電車に対するじんわりとした深い愛情が感じられました。それとは全く対照的に、家庭のほうでは昭和のおやじ的な奥さんに「おいお茶!」みたいな亭主関白モード全開で、普段ならともかく、本当にやりたいことを相談もできない夫に辟易して奥さんは出て行ってしまいます。

奥さんのことも運転士としての仕事も、ひいては電車のこともとても好きなのに、それらに対しての姿勢は真逆になってしまう。無機物には素直になれるけど、好きな人に対してはプライドや恥じらいが邪魔して素直になれない、いっぱいいっぱいになった時に感情をぶつけてしまって、後で後悔する。なんだか自分を見ているようでした。主役の滝島さんに対しても、素直になればいいのにって第三者の視点からは冷静に思えるんですが、いざ自分が同じような立場になると全然冷静になんかなれなかったので、その葛藤がわかってしまうことに感情移入してしまい、辛かったです。勢いや感情任せに言ってしまった言葉で、本当に大事なものを失ってしまう。この話では間違った自分と向き合ってやり直すことができて、良かった。

最後に、滝島さんが定年の祝いの席で言われたセリフが刺さります。私は定年なんてまだまだな年齢ですが、この言葉は良い意味でも悪い意味でも覚えておきたい。
「おまえさん、老い先短いとか思っとるだろう?長いぞぉ、ここからが…」
TANTOさん [インターネット(邦画)] 8点(2021-10-28 19:02:25)(良:1票)
1.《ネタバレ》  1作目が面白かったので、2作目も見てみることに。ただシリーズものっぽいタイトルではあるが、前作とのつながりはなし。1作、1作が独立したストーリーとなっています。
 事前にあらすじをチェック。『熟年離婚の話か・・・興味ねーなー。』と思いながら期待はせずに観賞。ところが見始めるといつの間にか映画の世界に入り込んじゃう不思議な面白さ。一言で言うなれば、洋画にはない邦画の味わいってのを感じられる作品。
 自分とは随分年齢が離れているのに、すっかり感情移入しちゃって、終始切ない気分に。どちらの言い分も分かる気はするのですが、どちらかと言えば旦那の言い分に問題がありそうな気がしますね。そしてやはり旦那のほうから少しずつ歩み寄り始めて。一人の男が定年退職間近になり、人との関わり、家族との関わりを見つめなおすようなストーリー。そんななか、家を出て行った妻との奇跡的なイベント発生。『これはもしかするともしかするか?逆転ハッピーエンドあるぞ?』とちょっと期待しながら見ていたら、思い出の地で結婚指輪を投げ捨て、市役所から出てくるお父さん。ああ、やっぱそうなるのか。これが大人の選択ってやつか。切ないなぁ。とがっくり肩を落とした次第です。
 いや、最後まで見届けよう。不器用な男の生き様。って見ていたら、・・・キタキタキター!ロマンティックが止まらない(笑)。いや、これは何気に隠れた名作でしょう。
たきたてさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2021-01-28 04:39:32)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5116.67%
6233.33%
7116.67%
8233.33%
900.00%
1000.00%

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