ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版

[ニューシネマパラダイスサンジカンカンゼンオリジナルバン]
NUOVO CINEMA PARADISO CINEMA PARADISO
ビデオタイトル : ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版
1989年上映時間:175分
平均点:7.36 / 10(Review 134人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2003-10-31)【--------】さん
タイトル情報更新(2022-06-01)【イニシャルK】さん
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監督ジュゼッペ・トルナトーレ
キャストフィリップ・ノワレ(男優)アルフレード
ジャック・ペラン(男優)サルヴァトーレ
サルバトーレ・カシオ(男優)トト
ブリジット・フォセー(女優)エレナ
久米明アルフレード(日本語吹き替え版)
小川真司〔声優・男優〕サルヴァトーレ(日本語吹き替え版)
亀井芳子トト(少年期)(日本語吹き替え版)
鳥海勝美トト(青年期)(日本語吹き替え版)
鈴木弘子エレナ(中年期)(日本語吹き替え版)
鈴鹿千春エレナ(青年期)(日本語吹き替え版)
塩田朋子(日本語吹き替え版)
京田尚子(日本語吹き替え版)
佐古正人(日本語吹き替え版)
増岡弘(日本語吹き替え版)
江原正士(日本語吹き替え版)
藤本譲(日本語吹き替え版)
千田光男(日本語吹き替え版)
安達忍(日本語吹き替え版)
小島敏彦(日本語吹き替え版)
石森達幸(日本語吹き替え版)
坂本千夏(日本語吹き替え版)
伊藤栄次(日本語吹き替え版)
幹本雄之(日本語吹き替え版)
峰恵研(日本語吹き替え版)
二又一成(日本語吹き替え版)
秋元羊介(日本語吹き替え版)
坂口賢一(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
脚本ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽エンニオ・モリコーネ
アンドレア・モリコーネ
撮影ブラスコ・ジュラート
特撮アル・パッセリ(SFX)
あらすじ
父が戦場で行方不明になり、幼いトトは司祭の助手として働くが、「映倫」役の司祭にに付き添ううちに映画に魅せられる。トトはまず太っ腹の映画技術者アルフレートの信頼を得、アルフレートが映画館の火災で失明した後、小学生なのに映画上映の一切を任される。「君の道は別にある。」というアルフレートの言葉を十代後半になっても信じず、トトは映画館で働くが、初恋に敗れて未知の未来を目指す。故郷を捨てて成功した映画監督が映画館ヌエボ・シネマ・パラディソとともにあったほろ苦い幼少年時代と自分がたどった道を回想する。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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33.劇場公開版をみていないので、こちらオリジナル版が自分にとっての唯一になってしまいますが、すばらしい映画だと思いました。これは私小説かと思うくらい、監督の映画に対する情熱、愛情がにじみ出ていると思います。29歳でこのような作品を作るとは脅威ですね。トトとエレナに対するアルフレッドの行動は、未来に限りない選択肢が残された、未だ手に入れていないものが多い若者であるほど理解しがたく、半ば憎らしいものにも感じることでしょう。しかしアルフレッドは悟っているわけです。人生という道のりはたった一本しかない。ちょうど映画の筋書きのように。トトを愛しているからこそ、捨てるべきは何なのかを教えたかったのでしょう。その選択が、本当に正しかったのかどうかはわかりません。ただあの日の恋物語は既にトラックダウンしたものであり、二度と戻らないということを二人は確認したと思います。良くも悪くも、これが自分の歩んできた道だということを。さて最後のラブシーンですが、これも映画に対するアルフレッドのメッセージです。道徳という規律によって簡単にカットされるようなシーンでも、それぞれの作者がどんな思いであのシーンをフィルムに焼き付けたか、今のトトなら身を切るような気持ちで理解することができたでしょう。ここは我々観客も同じですね。切り落とした枝が多ければ多いほど、見ている画面とは別のラッシュが心の中で駆け巡り、悲しいけれど爽やかな涙を誘います。
神谷玄次郎さん 10点(2004-02-09 22:13:37)(良:3票)
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32.《ネタバレ》 最初の劇場公開版の方が評価が高いようですが、私はこちらの方がよかったです。前半は、復元されてやっと話が見えたところもあったし(隣村の映画館と連携するところなど)、単純に鑑賞しやすくなっています。後半、帰郷したサルヴァトーレがエレナと再会するあたりが、評判よくなさそうですね。が、あの一連のエピソードがあるから、サルヴァトーレの過去が清算される。つまり、「アルフレードの死」、「エレナとの再会と、最後の日にあった出来事の真相」、「エレナが残したメッセージの発見」、「ニュー・シネマ・パラダイス座の破壊」はすべて、サルヴァトーレが“アルフレードの呪縛”から解き放たれるために必要だったのです。そのとどめがアルフレードの最後の贈りもの、つまり、彼が「俺が保管する」と言っていたフィルムを返してもらうことだった。あのフィルムを見ることによって、サルヴァトーレはやっと自分自身の足で歩くことができるようになった、本当の意味でふるさとから旅立つことができたのだと思います。それからのサルヴァトーレは、心から愛し愛される人とも巡り会うことができるでしょう。私は劇場公開版を「懐古趣味の映画」、つまり過去にとらわれた物語だと感じたのですが、この完全版は逆に未来を向いており、その点でこちらに軍配が上がります。 それにしても、編集することでこれだけ印象の変わる映画に仕上げるとは、この監督には恐れ入ります。と同時に、改めて編集の重要性を認識しました。まあ、重要なエピソードがカットされていたのが、もっとも大きな原因でしょうが。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-04-10 13:38:35)(良:2票)
31.《ネタバレ》 僕にとっては完全版の方がラストの思いがグンとアップします。トトとエレナを結びつける力になったのは、アルフレードの物語った王女と兵士の謎めいた悲恋話でした。あの話しをヒントにトトはエレナに猛アタックします。そして鍵なのは、アルフレードの同じ物語がトトにエレナを諦めさせる力をも持っていたということ。兵士が何故99日目で去ってしまったのか、トトがアルフレードに答えを語るシーンは秀逸。そのことが非常に良く活きているのは完全版の方です。そしてラストのリールは単なるノスタルジックで温かい親子愛的なエンディングに収まらず、アルフレードが奪ってしまったもの(女性との本物の愛)とアルフレードが導き与えたもの(映画への愛)が同居した贈り物だという意味深さになります。そして恐らくは現実に手に入れられないからこそ、強く求める思いが映画作品に昇華され、トトは立派な監督になり得たのだと思える、切なくも美しいラスト。教会での上映時代にキスシーンがさんざんカットされて、返って観客の注意を引き立て熱望を呼ぶ場面も説得力を放ちます。アルフレードは失明するまで、ずっとフィルムから他人の愛をカットして観客から目隠ししてました。人と人の愛をスクリーンで見せておきながら、肝心なところで切り離して箱の中に隠していた人です。対しトトは切り離された破片を渇望する少年で、切り離されることのない愛を人々に見せる立場を得た人でした(カットなし上映を任され、後には映画を作る)。失明後アルフレードが最後にカットして隠したのがトトとエレナの愛。カットされた破片をなんとか手に入れる為ならとことん頑張るトトだから、自分の作る映画で補完してきたけれど、本物の破片がない! 完全版ではトトは全ての破片をその目で確かめる。そうやって、あのラストはトト、アルフレード、エレナ3人のそれぞれの愛の在り方が一点に結びつくシーンとなります。これは完全版でないと味わえません。トトはエレナと再会後も未練たっぷりだったけど、満足や割り切りでおさまってしまえば、いい映画を作り続けられないだろうし、エレナとの再会でひとつの区切りを見いだせたことで、また一段高い作品を作り出すのだろうなと思います。エレナへの「僕はそうは思わない」あの一言に宿る魂が、これからのトトの作品に反映されていくのでしょう。アルフレードの魔法は消えない!!
だみおさん [DVD(字幕)] 10点(2009-12-17 01:45:07)(良:2票)
30.曖昧な記憶だが、確かに「完全版」と呼ばれるものも観たことがある。が、僕にとっては「完全版」であろうが、「劇場版」であろうが、この名作のモチーフは全く揺るがない。大体、なぜ「完全版」なのか?「劇場版」があまりにも不完全で納得いかなかったが故の再編集なのだろうか。もしかしたら、観やすく編集された「劇場版」に寄せられる賞賛の声が作家の思惑と違うという多少ひねくれた理由によるのかもしれない。でも、この2つのバージョンは、元々が同じ水脈の基で創られたものだし、そこで挿入されるエピソードが全く無駄なものだとはとても思えない。<この辺は鉄腕麗人氏と同じ意見です> にもかかわらず、「劇場版」に対して「完全版」の評価が低いというのは、単にこの映画の真のモチーフを多くの人が捉え損なっているだけなのではないだろうか。僕は、この映画が単に映画ファンを泣かせるだけのノスタルジックな作品だとは全く思わない。「劇場版」のレビューでも書いたが、この作品は、アルフレードという良く言えばナイーブ、悪く言えば偏狂的で自意識が凝り固まってしまった男のこれまた偏狂的な人生を解き明かす謎解き物語なのだ。ラストシーンは正にその謎が解ける瞬間。だからこそ僕はあのシーンに胸を掴まされる。老映写技師と少年の心の交流という美しい物語に見せながら、その実、自意識の罠に嵌り、映画という空虚なリアリティに心を奪われた男と、その謎に囚われ続けながらも正反対の生き方を選んだ男、ある意味で大人になりきれず青春の影に押しつぶされた2人の男たちの哀しい物語なのです。その物語に僕は感動したのだ。作品というのは、如何ようにでも解釈可能なものだから、多くの人が抱いた感想に敢えてケチをつける気持ちは全然ないけど、あまりにも同じような声が聞こえてくるので、ちょっとひとこと言いたくなる。それは、単に僕がひねくれ者だからです。あと、映画はやっぱり完全な形でひとつだけ世に出して欲しい。それがそもそもの混乱の元なのだ。
onomichiさん 10点(2003-11-06 02:29:04)(良:2票)
29.《ネタバレ》 『ニュー・シネマ・パラダイス』、あんまり評判がいいもんで何だか胡散臭く、きっとワタシには無縁の映画でしょう、と避けてきた作品なのですが・・・いや、泣けました。そんなに警戒しなくていいよ、と誰か言ってくれりゃよかったものを(笑)。取り壊し寸前の映画館で、「映画」に埋もれた自分の「過去」を必死で探す主人公の姿、これにはもう参りました。どうしたらこんなヒトの弱みにつけ込むような、泣きたくなるような、頭抱えたくなるようなシチュエーションを思いつくんですかね、プンプン(「映画」に限らない「何か」。その「何か」に埋もれてさせてしまった、幻の過去)。かつて主人公を旅立たせたアルフレードは、自らの死によって、映画館が取り壊される直前に主人公を故郷へ呼び寄せ、“過去”と対面させ、その“過去”との和解へと導く。アルフレードこそは天使。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-05-04 18:25:09)(良:1票)
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28.《ネタバレ》 今から5年前ビデオをレンタルしたのが初見です(今はDVD持ってますが)。エンディングの後しばらく涙が止まりませんでした。本当に切なく美しく、トトのそれだけでは無く観た人自身の「人生」について考えさせられる映画だと思います。トトがエレナそっくりの少女をみて後をつけるシーン、何十年経っても報われなかった恋への未練が断ち切れない様が切ない。エレナと再会でき誤解が解けても「私達にあるのは過去だけ」と言われたシーン、取り壊される直前の映写室でエレナの「私を捨てないで」のメモを見つけたシーンも観ている方は本当に切ないですが、逆にトトは再会で何か吹っ切れたのかもしれない。その流れからあのラストシーン。「キスシーンに象徴されるもの」をトトの人生から奪ってしまったアルフレードがこうやってトトにキスシーンを返してあげるなんてなんて皮肉なことだろうか。初見のときは「アルフレードはひどいことするなあ」と思ったのですが、今となってはアルフレードがなぜあのような行動を取ったのか、共感はできませんがちょっとだけ分かるような気がします。もちろん故郷に戻ってきたトトを暖かく迎えてくれた、年老いたお母さんの描写も心にしみます。  余談ですが私が映画館通いが趣味になったのはこの映画を観てからです。よく「映画好きのための映画」と言われますが私にとっては「観た人を映画好きにする魔力を持った映画」です。
あんぐれーずさん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-01-22 13:15:51)(良:1票)
27.《ネタバレ》 序盤のアルフレッドとトトの年齢を超えた友情、中盤のエレナとの恋愛、そして叶わぬ恋、終盤の30年経ってもエレナを思う気持ち、どれをとっても素晴らしかった。アルフレッドの死によって故郷に帰ったサルバトーレは一本のフィルムを受け取るけど、それに収められている、数々の映画のキスシーンはなんだか切なくジーンと来ました。又、すれ違ったまま30年経ってしまったエレナとの恋も結局結ばれることは無かったけど、すれ違ったまま終わらなくて良かったです。
みんてんさん 10点(2005-03-06 19:20:41)(良:1票)
26.《ネタバレ》 3時間が長く感じなかったほど、この世界にどっぷり浸かってしまいました。父親のいないトト少年とアルフレードおじさんとの愛情はまさに親子の愛情そのものでした。アルフレードのとった行動は一見冷たいようにも思えるがサルヴァトーレの将来を親身になって考えたからこその行動でしょう。そう信じたい。それにしてもアルフレードが残したキスシーンをつなぎ合わせた映写のシーンにはぐっときました。トト少年のくったくのない笑顔、サルヴァトーレ紳士の品の良さ、アルフレードの温かさが良く感じられたし、映像も音楽も素晴らしかった。この映画を映画館で見れなかったことがとても悔しい。
ぺんさん 10点(2004-10-04 03:33:54)(良:1票)
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25.完全版だったので、およそ三時間見ていましたが、どのシーンもユーモアに溢れており、また、ストーリには男女の愛、アルフレッドがトトへの未来を思う気持ちなどが描かれ、とても温かみのある作品です。  死ぬまでにあと5回は見たいです。  色んなところ、ちょっとしたシーンが重要な伏線だったりして、終わってからも大変な余韻が残りました。終わり方美しすぎです、涙腺にきました。
暇人さん 10点(2004-08-29 00:38:16)(良:1票)
24.《ネタバレ》 「理想の相手と結ばれてしまうと、そこで満足してしまって、才能を開花させ夢を叶えることができない。だから、本当に好きな人とは、一緒になることができなくて正解だったのだ」…そう思えるようになる映画です。ちょうど、初めて観たのが失恋した時で、とても癒されました。もちろん、この考えはただの自己正当化なのかもしれません。でも、どうしようもない時に、前向きに考えられるようになることは、とても大切なことだし、実際にあのタイミングで観ることができて、本当によかったと思います。さらに、この映画のもっと良いところは、ただ癒されるだけじゃなくて、「(主人公のように)夢にむかって努力することで、いつか再び、めぐり会える日がくるのかもしれない」と思えることですね。過去の辛さを薄れさせてくれるだけでなく、これから前に進むために必要な『希望』を与えてくれるんです。……そして最後に、この映画の一番素晴らしいところは、どんな苦しみも、アルフレードのように自分を愛し見守ってくれる人が、思いやってくれたからなのかもしれないと、思いなおせること。それは、恋にかぎらず、苦しい時ほど忘れてしまいがちで忘れてはいけない視点だと思います。
IKEKOさん 10点(2004-03-08 00:55:08)(良:1票)
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23.洋画で初めて泣き、一番多くの人に勧めた作品です。 この映画は、まさに人生の縮図。出逢いと別れ、主人公の人間としての成長をこれだけバランス良く描いている作品は、他にはそうは見当たらないです。 また、この完全版と劇場版とは全く別の作品として考えると、こちらはトトの成長に一番のスポットが当てられている作品で、劇場版はトトとアルフレッドの友情の物語な訳で、どちらも本当に素晴らしい出来栄えで、あとは好みの問題だと思います。 ちなみに、わたしは両方とも大好きです。
なおてぃーさん 10点(2004-01-30 21:37:38)(良:1票)
22.劇場短縮版に加えて中年トトとエレナの再会などが描かれている。この部分があることでアルフレードのトトへの父親のような思いが分かる。また好きな映画で社会的には成功したトトが、30年もの間エレナへの喪失感を抱いたまま、精神的には決して幸せとは言えない人生を生きてきたのだとわかる。少年時代、青年時代、中年時代と、映画が好きで映画と共にすごし、歩んできたトトの大河ドラマなのだと思う。あるべき部分があるわけで、この映画が素晴らしいのは変わらない。最大級に大好きです。
キリコさん 10点(2004-01-13 14:33:13)(良:1票)
21.《ネタバレ》 なぜこんなにも映画の雰囲気と音楽がマッチするのでしょうか?何年たっても変わらない人々の目、心。しかし変わっていくもの、人々の希望となっていた映画館。そして明らかに変わってしまった目をしている、トト。変わらないというのはすばらしいということなのか、変わるというのはすばらしいということなのか・・・。最高です。息子のトトが家に帰ってきたときに、母親が編んでいたものを椅子において息子を玄関に迎えに行くシーン。ほつれていく毛糸で母親がどんな気持ちかを見せるという技法にはほんとに驚かされました。くそっ、それにしても子供がかわいすぎる!
野次られLOWさん 10点(2003-12-30 00:28:17)(良:1票)
20.劇場版はちょっとおセンチすぎ?と思ってましたが「完全版」を見て、評価が上がりました。ラストの試写室のシーンの意味が深くなった気がします。
ETNAさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-12-24 18:34:29)(良:1票)
19.みんな評価低すぎます!私は、劇場版とは全く別物としてこの映画を観ました。だって、劇場版とこの完全版では、監督の伝えたいテーマって違うと思うんです。劇場版ではひたすらトトの映画への愛、アルフレードとトトのノスタルジックな関係を描いていると思うのですが、この完全版ではもう一つ、トトとエレナの恋愛関係がじっくりと描かれています。トトの青春時代が長くてダレる~と言う意見もうなずけなくはないのですが、それはあくまでも壮年期への伏線に過ぎません。このトトの壮年期は、少なくとも私は劇場版よりも感動が大きかったです。エレナの娘に会うシーンあたりから、もうボロボロでした。アルフレードの言うとおりに恋愛を捨てて、本当にトトは満足なのか。名誉を勝ち得た事で、トトは真の幸せを手に入れたのか…。このラストは、劇場版のものより、強く私の心に残るものになりました。そして何より、ジャック・ペランが本当に素敵です。泣きたいッと思うなら劇場版がオススメですが、この映画を本当に理解したいのならこちらを観るべきです。
Ronnyさん 10点(2003-12-19 01:17:13)(良:1票)
18.よかった。
おでんの卵さん 10点(2003-11-12 02:37:49)(良:1票)
17.《ネタバレ》 先に劇場版を見た後でしたが、私がそれなりの年齢のせいか悪く思いませんでした。ただ先にどっちを見るか、いつ見たかで変わる作品のように思います。
zekeさん [DVD(字幕)] 10点(2014-08-21 23:46:22)
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16.感動           
pillowsさん [DVD(字幕)] 10点(2014-04-02 17:44:09)
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15.《ネタバレ》 名前はよく知っていたが、この映画を味わったのはサントラとともに最近が初めて。この映画は青春グラフィティと、後にそれを懐かしんだりしたときに誰もが一度は経験するであろう、胸が締め付けられるような想いがテーマ。  近年の作品と比較して派手な描写はないものの、一つ一つの台詞に重みがあり伏線の答えが出る場面も深く噛み締めることができる。そして下町の映画館が人々のコミュニケーションの場であった時代、シネマコンプレックスなどしか知らない自分にとっては羨ましい場所である。村の人々が新旧のシネマパラダイスに集い笑ったり涙する様を見て『いいなぁ、自分もあの中で映画を見てみたかったな』とさえ思わせる。映画好きの人こそ一度は見るべき映画でこの映画の目指す方向がわからなかった人は、色んなことを経験して何年か後にもう一度見れば、故郷へ帰ってきたトトのように何か見つけられるかもしれない。  序盤、シネマパラダイスから締め出された客達のために、向かい側の白い建物をスクリーン代わりにして映画を写すシーンは映画史上に残る名シーンのひとつであり、言葉にしても伝えきれないほど胸を打たれた。 そして最後にアルフレードがトトに残した映画のラブシーンをつなぎあわせたフィルムは、トトを映画の道へと歩ませエレナとトトの恋路を結果的に潰してしまったアルフレードの贖罪が込められているのかもしれないし、エレナとの恋に破れて気持ちの行き場がなくなった新天地を目指すトトにアルフレードが送りたかったエールを形にしたものかもしれないと感じ、涙が出た。 映画にライフワークを見出した男が自分と同じ道を選んだ男に宛てて言葉ではなく敢えて映画を通じたメッセージ、粋じゃあないですか。
シバラク・オバマさん [DVD(字幕)] 10点(2011-12-20 21:54:04)
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14.《ネタバレ》 劇場版は未見。レビューを見ると劇場版の方が評判がいいらしい(しかもシーンの意味付けが結構変わるらしい)が、個人的には完全版でも十分楽しめた。  ■子供時代をアルフレードと心を通わせ、青春時代にエレナとの恋に落ち、そして村を出ていって三十年後に再び戻ってくる。まさに人生そのものという感じ。映画と人生を重ね合わせつつ「人生の方がはるかに複雑だ」と語るアルフレードは印象的。個々のエピソードが決して押しつけがましくもなく、すっと入ってくるのは脚本のうまさか。  ■そして本作を盛りたてているのは音楽。この音楽を聞いただけでなぜかノスタルジーを感じてしまうのは私だけではあるまい。音楽と内容が噛み合って、最高のハーモニーを奏でている。
θさん [DVD(字幕)] 10点(2011-01-06 00:49:56)
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【点数情報】

Review人数 134人
平均点数 7.36点
032.24%
132.24%
221.49%
353.73%
432.24%
5128.96%
6128.96%
71813.43%
82317.16%
92014.93%
103324.63%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.36点 Review11人
2 ストーリー評価 7.79点 Review24人
3 鑑賞後の後味 8.20点 Review24人
4 音楽評価 9.40点 Review27人
5 感泣評価 8.55点 Review20人
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