女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 オ行
 > 女の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

[オンナ]
1948年上映時間:67分
平均点:6.57 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画ロマンス
新規登録(2006-06-04)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2017-02-11)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督木下恵介
キャスト水戸光子(女優)敏子
小沢栄太郎(男優)町田正
松竹歌劇団(女優)
脚本木下恵介
音楽木下忠司
撮影楠田浩之
製作小倉武志
配給松竹
編集杉原よ志
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行表示 ※《改行表示》をクリックすると個別に改行表示致します
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
7.後年の大傑作『女の園』後半での、怒涛の如く画面からマグマが溢れ流れ出るようなクライマックスの原型が既にこの作品にあった事に瞠目。若き日の木下恵介の才能が熱海の街を巻き込んだ大火事シーンにほとばしる!
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(邦画)] 6点(2016-09-08 23:21:13)
6.《ネタバレ》 ダメ男からついには「必死に」逃げる女だが、逃げても逃げても捕まるように逃げている、のが腐れ縁における内的葛藤というところだが、正直、いいかげんにしろである。この永遠の不徹底な逃げだけで映画を作るのは大胆すぎる(観客のほうが逃げる)。その代わりといおうか、大エキストラ起用の火事のシーンがものすごく気合いが入っている。要するにこういうことだ、徹底的に寄りの(世界喪失的な)撮影のきわめて個人的な別れ話に、それとはまったく無関係な社会的騒動を目覚まし的に衝突させてみせるという面白さ。
ひと3さん [ビデオ(邦画)] 5点(2015-11-02 11:03:37)
《改行表示》
5.《ネタバレ》 俺は「二十四の瞳」といった辛気臭い話よりも、「風前の灯」みたいなブラックコメディ、この作品みたいに初期の方が惹かれる。  ロードムービーのような流れで男女の恋愛と亀裂を描いていく映画。  登場人物はたった二人。  あてもなく流離う二人の間に生じる関係。  直接的な描写はせずに、女の表情と少し乱れた服だけで「情事」を感じさせるこの演出の見事さ。  たった1時間ちょっと、限られた登場人物でここまで戦後の洞察について話を膨らませられるとは・・・ラストの火事のシーンも凄い。  実験的な要素たっぷりの作品だった。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-19 18:35:15)
4.《ネタバレ》 キャストは水戸光子と小沢栄太郎の2人のみ。恋人である正に無理やり箱根旅行に連れてかれる。道中、正が犯罪を重ねてきたことを知り、愛想をつかす敏子。何度か敏子は別れを切り出し正の元を去ろうとするが、正の巧みな話術と悲哀めいた演技に翻弄され結局、彼を受け入れてしまう。小沢栄太郎の嫌らしい演技と表情が上手いんですよ。初めは怒りの態度をとり、正に背いている敏子がトンネルを抜けるたびに距離が縮まり、いつの間にか寄り添っているシーンは大変印象に残りました。女性はダメ男に弱いですよね。女の性を見事にみせた作品。
スノーモンキーさん [DVD(邦画)] 6点(2014-12-13 01:17:56)
3.登場人物が水戸光子と小沢栄太郎の二人だけというこれまた二人だけとは珍しい。しかし、この二人きりの話なのにつまらなくないし、なかなか面白い。木下恵介監督としては珍しい感じのちょっとしたサスペンス風な味付け、オールロケという設定もこの作品の見所の一つであり、そして、何と言っても小沢栄太郎、この人の悪人ぶり、嫌な奴ぶりは徹底している。こういう嫌な奴を演じさせてこれだけの迫力を出せる俳優はなかなかいないと思う。
青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-06-03 22:12:07)
2.たぶん木下の最も短い作品。顔のアップを多用し、時には口元のみと、未来の劇画を思わせる構図。小沢の“いかにも”の歪んだ笑いには閉口させられる。別にどうというシーンではないのだけれど、流しの歌の場に変な緊張があった。敗戦直後の人々の顔、何ら楽しそうでなく歌う人々、ただ一つのコードだけを繰り返すギター、すごく時代を感じた。オールロケ作品の強みか。すべて戦争のせいなんだと言う小沢。そこに昼火事が起こる。あたかも戦争の空襲のように再現される。二階から投げ落とされるフトン。こういう場で人を裏切ってはいけない、それは許されない悪だ、という信念のようなもの、戦争はもうまっぴらだが、あの悪い時代をともにやり過ごしてきた者同士の連帯意識は、これからも忘れないでやっていこうじゃないか、といった強いメッセージが感じられた。腐れ縁の男女の演出なら成瀬のほうが断然うまいけど、こういう素朴なメッセージが入る木下の生真面目さも、嫌いじゃないのだ。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-09-11 12:16:09)
1.「雨月物語」で夫婦役を演じていた水戸光子と小沢栄太郎のほぼ二人芝居で構成された木下恵介監督による小品。内容的にはそんなに期待してなく主演の二人の共演が見られればそれで満足だったのだが、なかなか完成度の高い作品で物語としてもなかなか見ごたえがあって予想以上に面白かった。勝手に呼び出しておいて「旅行だ。」とか「一緒に行ってくれ。」とかいう小沢栄太郎がちょっとストーカーっぽく感じた。いちばん最後の水戸光子のセリフも印象的。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-07-06 02:22:07)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.57点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5114.29%
6342.86%
7228.57%
800.00%
9114.29%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS