1.山口百恵は予想以上に美しかった。
1970年代のアイドルといえば、ベタっとしたパーマをかけているのがパターンだが、山口百恵の髪型はそれとは異なり、今みてもそれほど違和感がない。
いや、少し髪の分け目が不自然かな・・・
そうじゃなく、話の内容だ!
松本清張原作だが、これがなかなか面白い。
特に後半の、山口百恵の言動が二転三転する流れは、予想がつかず、息をのむ展開だった。
それと三國連太郎の演技がこれまた流石!
『飢餓海峡』の演技を彷彿とさせる、鬼気迫る演技だった。
特に土下座して山口百恵に懇願するシーンのリアルさは、三國連太郎ならではの味わいだろう。