袋小路(1965)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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袋小路(1965)

[フクロコウジ]
Cul-de-sac
1965年上映時間:112分
平均点:6.71 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスコメディモノクロ映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2009-05-28)【にじばぶ】さん
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監督ロマン・ポランスキー
キャストドナルド・プレザンス(男優)ジョージ
ライオネル・スタンダー(男優)リチャード
ジャック・マッゴーラン(男優)アルバート
フランソワーズ・ドルレアック(女優)テレサ
ジャクリーン・ビセット(女優)ジャクリーン
脚本ロマン・ポランスキー
ジェラール・ブラッシュ
音楽クリストファー・コメダ
撮影ギルバート・テイラー〔撮影〕
配給ATG
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【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 初めのうちは仕事に失敗したらしいおっさんギャング二人組の「これから」が話の中心になるんだと思ったのよ。そしたらどんどん斜め上の方へ進むから驚いたなあ。 若妻にぞっこんの絵描きが全財産はたいて購入して暮らす古城。そこに突然の闖入者が冒頭のギャング。他者が入ることで磁場が乱れて崩れる絵描きの人生・・・、にみえる。でももともと危うかったのですよこの夫婦は。若い妻は貞淑じゃないしそれを夫は薄々気付いているし。急に訪問してきた親戚の様子から、絵描きの前妻も何やら大きく彼の人生に影響を及ぼしていることが分かる。でも具体的な説明は無い。こういう曖昧な感じがこの話多くて、夫婦二人はさほど積極的にギャングおやじを警察に突き出そうとしないし、嫁はガキっぽくふざけていたりで。微妙にシュールな全体構図のなか、一人ギャングおやじがいい味を出します。図々しいし荒っぽいけど、最初に嫁の浮気現場を目撃したことは黙っているし、「庭師」の役回りを突然ふられてもちゃんとこなすのには笑った。絵描きもつい胸中を吐露しそうになっちゃってたりね。 ポランスキー節が光る独特の人間ドラマだけど、中心軸がどっちつかずでね。ぱっと見ギャングにありそうで、でも絵描きの人生についてもっと語ってほしくもあり。うーん惜しい。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-29 23:42:04)
6.こういう、役者が創造的な芝居をしている映画は、見ていて気持ち良い。音楽も映像も、文句のつけようがない。時代を感じさせず、常に「新しい」というのは、こういうのをいうのであろう。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-19 11:37:44)
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5.《ネタバレ》 主人公は、ジョージとか言うあの弱っちい男でしょう。 映画の中に流れる不条理感は良いけども、人物設定や状況の描き方が悪い。 悪漢が現れて脅すつもりで描くならば、腕を怪我しているから夫婦で連携してスキを見て警察に突き出せそうと感じさせてはダメだし、銃に弾を込める姿をまず先に見せるとかもしないため、さほど怖さが伝わってこない・・・と思いましたが、こう感じさせるのが狙いなのかも。 悪漢に対し何も出来なかった男は、最後まで何もできず終いで映画は終了。 最後、一人岩に佇む男。これがポランスキーの描きたかった事なのでは、と解釈しました。タイトルの「袋小路」は原題の直訳のようですが、ラストシーンの絵の通りどこにも行く事が出来ずにいる彼の姿、人間関係に行き詰まった心理状態の事でしょうか。一人の男の悲哀を描いた映画。 ここまでは、ポランスキーが映画を撮る才能とテクニックがある事を前提にした解釈。 細かな部分をあたると、ハッキリ言って描き方が余り上手でない箇所ばかり。 冒頭、悪漢が草の陰から上半身裸のカップルがイチャつく姿を覗き見るシーンは無用だし(後のその若い男の人物像もハッキリしない)、序盤からやたらと人物のクローズアップを多用するのも意図が見えず。車を懸命に押す悪漢の姿を捉えるカメラの動かし方もハンディーで撮ったような安っぽさが出ていますし、子供が銃を撃った時の客人の表情の細かなショットを連続で瞬時に見せるのもストーリーを勘案するとセンスのなさを感じます(子供が劇的な変化を生む訳ではない)。 冒頭で主人公に女装をさせるシーンも彼の情けなさを見せるのと、動けなくなった男の視点で彼を画面に出したかっただけでしょうし、また、後半で客が4,5人訪ねてきた時、カメラが最後を歩く男に注目していたので、この男がキーパーソンなんだろうと思い車で戻ってきた時に期待したのですが、女を連れ去るのみで特に驚くようなこともせず退散。これが一番酷かった。 いろいろとトータルで考えて、ポランスキーは映画を撮る才能やテクニックはこの時点ではなかったと判断。この映画は非常につまらないと考えるのが妥当だと思います。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 4点(2014-01-14 01:15:24)
4.人間は独りでは生きて行けない。人間は孤独を生ききらねばならない。ラストの彼の佇まいに痛切に感じました。30歳そこそこでこのような人間関係を描く監督、凄すぎます。
The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 9点(2013-08-10 11:27:26)
3.《ネタバレ》 だだっ広い風景に白黒の画像は良く合い、映像は美しい。初っ端のギャングの登場が妙にアホっぽくて面白いが、しかしこのマフィア、そんなにマフィアらしくない。妙に礼儀正しかったりする。ちょっと悪めのおっさんちゅうぐらいの印象。あんまり地位の高くない三下らしいけど、それにしてもこんなもんかね。序盤は面白かったが中盤からなんだか良く判らんもんが随分挟み込まれる。いったい何がしたいのだか。設定も設定ながら、色々強引です。なんとか話はまとまってはいるけれど、ポランスキーってこういう映画撮る人なのねと軽い衝撃。とりあえず、あのガキは蹴飛ばしたい。
MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-10-20 20:30:37)
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2.シュールと言うか不条理と言うか、何でそうなるの?というツッコミが解決されないのを楽しむという作品なんでしょう。何でも理解したいと考えたり、意味を求めたりする人には合わない映画だと思います。  フランソワーズ・ドルレアックって往年の美女って感じでイケてますねえ。
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-05-09 19:07:23)
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1.《ネタバレ》 人間関係ってとても面白い! とても変な関係ですね。変な人間関係はそこに変な雰囲気をつくり出すのだと思う。  ドルレアックはスラっとした感じが本当に美しい。とてもセクシーだった。  ガキがホント~に煩くて生意気でムカつくんです!イライラ。 本当に子供があそこまでいくとタチが悪いです。 従兄みたいな人たちが来るんだけど、その人たちがまたウッサく描かれている(価値観の違う人たちが入ってくると邪魔です)。 子供の母親はぺチャぺチャ親バカっぷりを展開し、父親は空気の読めない恩着せがましいお節介の嵐! でも、その従兄の中でもサングラスをかけたちょとアートっぽい女性が変にセクシーだった。 サングラスが似合っている女性であり、クールで、なんかインテリ風だった。  作品の中の「メチャクチャ雰囲気の良い場所」があるとすると、 必ずと言っていいほど「その雰囲気を邪魔する(価値観の違う)存在」が現れるから嫌だ。  主人公ジョージが鶏を沢山飼っているが、彼が鶏のようだった。 ジョージって凄い面白い動きをするね。 ギャングのリチャード(かな?)は大きな声でウルサい筈なのに何故か良い味を出して親しみを覚えた。 彼は本当に良い声をしている。少々自分勝手だが、 しかしそのマイペースなところには愛嬌があって良い(悪気は無いんじゃないかな?時々可愛らしく見える)。 この作品の見所の一つはやはり「二輪車」ではないでしょうか。 レコードから流れてくる曲がやけに脱力感があって良い。 孤島であるというのも、「袋小路」というタイトルも、どこかシュールなものを感じました。 この作品には独特の居心地の良さがあります。 僕もあの島に行きたいと思ったほど、、、  凄い凄い。 シュールだなあ、、、シュール過ぎる!  
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-09 03:15:54)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.71点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4228.57%
500.00%
6114.29%
7114.29%
8114.29%
9228.57%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 Review0人
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