60.《ネタバレ》 前半は家族一人一人の悩みや関係が良く描かれており、映像や音楽もホラーっぽくてグイグイ引っ張られていきましたが、泥棒が登場するところからいきなり非現実的になってしまい興ざめしてしまいました。小泉今日子は誘拐されましたが、逃げる機会は山ほどあったのに逃げないし、、、。それに最後の次男のピアノ演奏、家にピアノもないのになんで短期間であんな天才的な演奏ができるようになったのでしょうか。下手でもいいから両親の前で一生懸命に演奏する姿の方が現実的で良かったと思います。 【みるちゃん】さん [DVD(邦画)] 5点(2019-03-25 11:15:05) |
《改行表示》59.役所広司が要らなかった! 前半は家族の崩壊を描いた、なかなか見応えのあるドラマだなぁと引き込まれていたのだが、役所広司が登場してから急にコントになっていた。もうその存在そのものがギャグでしかない。なんかニヤついてるし‥。そんな得体の知れない男に付いていくお母さんもあり得なさすぎでしょ。児嶋一哉も基本的にふざけてた。 この時期の黒沢作品は後半急に迷走しがち! 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 4点(2018-03-22 18:11:15) |
58.《ネタバレ》 父と次男のエピソードはまあ良かったけど、母と長男のが現実離れしすぎ、特に母の強盗のくだりは別の映画が割り込んできたみたいで白けた。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-10-16 21:16:44) (良:1票) |
57.色んなところで、高評価の本作..期待ハズレだった..なぜ評価が高いのか、分からない..ちょっと、斬新な切り口で、シュールな創りにしたら、映画として、高く評価するのか?..いや、そんなもんじゃない、映画はちゃんと中身で評価しないといけない..小泉今日子、その長男、言動が薄っぺらで、リアルさが足りない..二男のピアノのくだり、ピアノの先生(井川遥)、これも中身の薄~い ペラペラの取って付けたようなエピソード、そして安易な展開..さらに、終盤の 役所広司、何のために出て来たんだ?いらんだろう! ..物語そのものが、ダメダメ..メッセージ性も無ければ、共感も感動も無い..創り手が何か勘違いしている、勘違い映画..残念... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-12-26 19:17:45) (良:1票) |
56.《ネタバレ》 ラスト、ピアノを弾く息子の姿を見守る香川照之が薄っすらと涙を浮かべる表情にはいたく感動しました。父として、サラリーマンとして、必死に背負い込んでいた体裁という肩の荷が降り、身も心も開放した男が、不意に幻想的で神々しいまでの美に邂逅した時、これ程美しく、生に執着した表情をするものなのかと。窓を閉めることから始まる映画であり、次男は窓が開いた開放的なピアノ教室に憧れ、母は屋根が開く車に心奪われ、父は窓から家にこっそり入る。ラスト、見事に窓が開け放たれて、カーテンがゆらゆら揺れている。窓の映画といっても差し支えないでしょうか。 【うー】さん [DVD(邦画)] 9点(2015-10-20 21:07:15) |
《改行表示》55.香川照之が好きだから期待して見てしまう。 面白い。 |
54.もう少しリアリティを追求してほしかったです。欠けていると感じた分可もなく不可もなくでした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-08-06 17:39:42) |
53.決して詰まらなくはないんですが、図式化されすぎた登場人物ばかりで正直言って食傷気味です(日本のホームドラマってこういうの多いなあ)。小泉今日子は「空中庭園」でもなかなか凄いお母さん役をやっていたので、いつ爆発するかハラハラしながら見てしまいました。 【ゆうろう】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-07-14 12:26:46) |
52.2012.06/09 鑑賞。バブル崩壊前、サラリーマンの管理職で何の技術も、技能も、資格もなく、そして脱サラの先駆けだった。映画のような苦労はなく良かった。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-08-04 22:37:48) |
《改行表示》51.リストラ・プライド・ファミリーと、決して他人事では済ます事が出来ない緊迫感が続く中で投じられた黒須(津田寛治)の存在にクスッとさせられる。 そこに油断が生じ、この先、彼を交えてどんだけ楽しませてもらえるんだろうかと思っていたのは ほんの束の間で、 唐突に消えてしまった黒須家の存在にコトの深刻さに引き戻されハッとする。すごく重苦しくなってしまった ダークです。 しかし、後半、二の矢の如く投じられたヘタレな強盗(誰とは言わない) がまた変な笑いを持ち込み笑いを誘う。なんか意表を突かれたところで嬉しいスパイスだった。 香川照之については、もう何も言うまい。 小泉今日子については、もはや安心して見ていられるというか 歳はとっても ずーーーっとそのお顔を眺めているだけで平和な気分にさせてくれるお人だ。ずっと彼女の表情だけを追って2時間観ている事も出来る。自分にとっては全く時間を感じさせない不思議なお人なんです キョンキョンて。しかし、縛られる小泉今日子を見たのは初めてだった なんてことをするんだ ちょっと衝撃的だった。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2012-07-01 17:30:10) (良:2票) |
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50.家族の崩壊と再生の物語。それぞれの演技はとても良かったです。でも個人的には90分くらいにまとめてくれた方が観疲れしなかったかなぁ。長さで緊張感が途切れたせいかキョンキョンと役所さんのシーンではお二人の頭の大きさの対比ばかりに目が行ってしまいました…。ストーリーも映画だから仕方ないですが、現実離れの仕方が中途半端で逆に現実に引き戻されて。キョンキョンが長男と"お母さん役"の話をするシーンが印象深かった。両親が新たに固執する目標が産まれたラストは私にはバッドエンディングに感じられた。パパの仕事の選べなさは唯一リアルかも。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-06-09 00:02:08) (良:1票) |
《改行表示》49.家庭を維持するのに仕事は重要な位置を占めるのですが、主人公の主を演じる香川照之は全く我が振りをかえりみないで威厳だけを保つのに必死の、いい加減な男ですから子供や妻も同調しないのは当たり前!!家族持ちの人には身につまされそうなお話で中盤までは丁寧な作りで良かったですが終盤は??!・・・。 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-06-08 14:30:21) |
48.《ネタバレ》 健二君のピアノの腕前は、あまりにも出来過ぎ。きちんと整髪して受験した、彼の前に演奏した子ぐらいだともっと良かったかと思います。両親の年代とほぼかぶっていることので、あり得ない展開とはいえ、人ごととも思えない。トータルでは、好きな映画。 【なたね】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-18 21:30:38) |
《改行表示》47.《ネタバレ》 この映画のテーマや表現は現実感があって興味を引いたのに、母と子2人に起こる事柄があまりにも非現実的で台無しにしてしまったように感じた。徹底的にリアルを追及してほしかった。ポイントでは上手く表現していると感じるが全体では雑な印象を拭えない。 黒須に関わるところは暗くて張りつめた雰囲気が出ていて印象的だった。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-04-15 23:57:46) |
46.《ネタバレ》 たしかに、そんなことがあるかいな?と思わせるような、無理がいくつか話の展開にある。けれど、そもそも黒沢清という映画作家は、私見ではメルヘンの作家であって、リアリズムの作家ではないのだ。ただしメルヘンといっても、普通のメルヘンではなくて、不気味なメルヘン、不可解なメルヘン、破滅的なメルヘンなどをこの人は描いてきたように思う。メルヘンには、話の無理はつきもの。これも、現代のどこかにありそうな家族を題材にしたメルヘンで、とことん崩壊してゆく家族が、とうとうどん底にまで落ち入ることで、逆に立ち直るメルヘンとなっておりました。香川照之はいうまでもなく、小泉今日子をはじめとする俳優陣がよかったですね。ただ役所広司は、出ました、黒沢清ものの常連、という匂いがいささか鼻につきました。 【goro】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-13 02:58:48) |
45.《ネタバレ》 前半の重さが効いた、特に香川照之のピリピリした演技が素晴らしい。トイレ清掃中にお金を見つけたあたりから現実から離れたような変な方向に行ってしまうものの、最後には軌道を戻し、希望を見せて終わってくれたので満足。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-12 22:02:47) |
44.《ネタバレ》 兄が米軍に入るのはあまりにも唐突すぎだとか、弟と教師の関係の描写が凡庸だとか、見ていて気になる点はいくつもある。しかし、終盤の、家族がそれぞれ秘密を抱えながら、何事もなかったかのように装って朝食をとるシーンが秀逸で、それまでの弱点を補って余りある。中途半端に解決をしないところがいいのです。小泉今日子があんな安定した芝居ができるというのも驚きました。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-09 21:27:58) |
43.小泉今日子が海岸で朝ぼんやりするシーン好きです。 【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 9点(2011-04-07 22:07:06) |
42.《ネタバレ》 小泉今日子だけがよかった。黒沢清って私にはわからない(ただし『神田川淫乱戦争』と『ドレミファ娘の血が騒ぐ』にはかつてそれなりに熱くなれた)のだが、この映画の「内容」は例外的に「わかる」(「社会学的に」わかる)もので、それがまたつまらなかった。ただし、留置所のドアが外開きである点で(映画のドアの開き方にうるさい私としては)きちんとした映画美術であることを確認できる。 【ひと3】さん [映画館(邦画)] 4点(2011-03-23 19:58:11) |
41.《ネタバレ》 ああ良い映画なのかもしれないなぁとは思ったのですが、なぜか雰囲気が好きになれません。現代社会のリアルなおとぎ話的な感覚が馴染めませんでしたし、内容も辛い。私にはラストもそんなに救いが感じられなかったです。結果、観終わって心がとても疲れてしまいました。日曜の夜に観たのですが、嫌な週末を過ごしてしまった感が残りました。 【sava1100】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-02-05 21:03:19) |