ライン<OV>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ライン<OV>

[ライン]
1999年上映時間:73分
平均点:4.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ホラーサスペンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-09-07)【かっぱ堰】さん
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キャスト大河内奈々子(女優)
田口トモロヲ(男優)
三輪ひとみ(女優)
やべきょうすけ(男優)
本田博太郎(男優)
録音柴崎憲治(音響)
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2.《ネタバレ》 「リング」(1998)以後、邦画ホラーが注目され始めた時期の制作かと思われる。「呪怨」OV版(1999)がその後に映画化されたのに対し、このOVはほとんど日の目を見ずに終わったようだが、それをなぜか2013年になって改めてDVD化したということらしい。全体として古くさい感じなのは「呪怨」OV版と大して変わらないが、大仰な音響や映像や演出が煩わしいところがあり、また“これが重要”という感じの台詞を長々と語られるのも閉口する。 

ところで、ここでの中心的なアイデアは“情報通信ネットワーク上で増殖する悪意”といったものと思われる。さらにその原点にあったのは“死んだ人間も個人サイトが存続する限りネット上では死んでいない”という話だろうか。しかし、これだけ個人ブログやSNSが普及した現代では、常に新しい情報を発信していなければウェブ上でも死人または墓標とみなされる気がして、これ自体が古い発想に思われる。
また特にわからないのは、出発点が「呪いのネット」だったのに、何でそれが「呪いの伝言ダイヤル」に変化するのかということで、最初から最後までウェブ上で拡散すればいいだろうとしか思えない。いずれはインターネットも電話もTVも何らかの形で統合されていくだろうという想定とすれば、これはこれで先見性があったとも取れるが、一方で劇中では「ネット」「ライン」という言葉の整理もまともに付いていたのかどうか怪しい感じで、素直に納得できる映画にはなっていない。
そもそも制作過程で無理に辻褄合わせをしたのではないかという気もするが、まあICTの発達と邦画ホラーの変遷に関わる歴史的価値はあるのかも知れず、また妙に力の入ったような作りには見えるので、ここは少し甘い点を付けておく。 

なお自分としては古いホラー映画を掘り起こすのが趣味というわけではなく、実際は大河内奈々子が主演という理由で見たわけだが(それもあまり普通でない?)、世間的には「呪怨」にも出た三輪ひとみの出演の方に価値が認められるかも知れない。この二人は劇中で女子高生を演じているが、当時20歳くらいの三輪ひとみより、当時21~22歳の大河内奈々子の方がまだしも可愛らしく見える。大河内奈々子は嫌いでないが、三輪ひとみは怖い。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2014-12-20 19:28:38)
1.「呪いの伝言ダイヤル」・・・・・ある番号に電話をし、自分の携帯番号を教え、着信された際に殺して欲しい人の名前を言うと、その人を殺してくれるって言うとっても便利なサービスのお話。この作品で一番、ドキッとしたシーンは、大河内奈々子がセーラー服を着たシーンでしょうか・・・・・?
イマジンさん 4点(2002-07-05 20:51:18)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 4.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
42100.00%
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600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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