5.《ネタバレ》 シリーズ最高傑作!かどうかは全部見てないので断言できないけど、現時点で鑑賞済みの最初の二作品とは比べ物にならんくらいによくできてる。ストックホルム症候群の状態に陥ったのであろう元ネタの事件からも、シリーズものであるということからも完全に独立し、全く違う物語を展開する若松監督の「完全なる飼育」は暴力と脅しという恐怖の下に成される洗脳をもって描かれる。「洗脳」から想起されるのは某カルト教団か、↓の方もご指摘の某独裁国か。製作年からすればやっぱり後者でしょうか。物語の中にそのときの社会の抱える問題をズバッと入れてくるってのが若松監督らしくていい。第三者の救助ではなく、自ら洗脳の呪縛と戦い自由を取り戻すという結末には、同時期に撮っていたという『17歳の風景~少年は何を見たのか』同様に若い世代に何かを伝えたいという監督の想いのようなものを感じた。 【R&A】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-05-21 14:25:30) |
4.《ネタバレ》 佐野史郎は、はまり役で怖かったです。この人がいなかったら何ともしまらない映画であったと思います。ストーリーもラストの復讐(苦笑!?)もそれなりにはまとまってましたが、演技もいまひとつ。さすがに成人女性のランドセル姿はドン引きです・・・(ランドセルで-1点) 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-04-26 11:41:20) |
3.≪完全なる飼育完全制覇・その5/獲物=伊東美華≫ すっかり「完全なる飼育」じゃなくなってる。物語のモチーフも「女子高生誘拐飼育事件」から「新潟少女監禁事件」へと移行。序盤はどーしょーもないほど陳腐なサスペンス・ドラマとして進み、大沢樹生が余りにも説明的な台詞をベラベラ喋る為、かなりの不安が過ぎりましたが、佐野史郎が登場してからは緊迫感溢れる変態映画へと変貌。クライマックスも結構衝撃的です。しかし、話のモチーフがモチーフなだけに、素直にエロを楽しむことも出来ません。また、伊東美華は確かに熱演でしたけど(演技力は歴代ヒロインNo.1かも)、明らかに詰め物のしてあるバストが、「10年間監禁されていた少女」という雰囲気には相応しくありませんでした。そういったことで、4点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-04-25 00:05:28) |
★2.柏崎少女監禁事件を想わせる物語、柏崎と若松監督がキーワードとなれば北のかの国の拉致事件まで連想させてくれる。独裁者により一切の自由を奪われた上では自由などあるはずも無いが武力を基に一定の自由はありながらも文化までも支配下におかれるのが自由なのか。完全なる自立の上での自由には程遠い。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-01 20:15:00) |
1.現実にありそうな内容で自分にはリアルすぎた。イカれた佐野史郎、怖すぎる。 【アンナ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-21 10:55:18) |