8人の女たちのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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8人の女たち

[ハチニンノオンナタチ]
8 FEMMES
(8 WOMEN)
2002年上映時間:111分
平均点:6.47 / 10(Review 149人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-11-23)
ドラマコメディミュージカルミステリークリスマスもの戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2016-12-08)【イニシャルK】さん
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監督フランソワ・オゾン
キャストダニエル・ダリュー(女優)マミー
カトリーヌ・ドヌーヴ(女優)ギャビー
イザベル・ユペール(女優)オーギュスティーヌ
エマニュエル・ベアール(女優)ルイーズ
ファニー・アルダン(女優)ピエレット
ヴィルジニー・ルドワイヤン(女優)シュゾン
リュディヴィーヌ・サニエ(女優)カトリーヌ
フィルミーヌ・リシャール(女優)シャネル
竹口安芸子マミー(日本語吹き替え版)
鈴木弘子ギャビー(日本語吹き替え版)
日野由利加ルイーズ(日本語吹き替え版)
唐沢潤オーギュスティーヌ(日本語吹き替え版)
宮寺智子ピエレット(日本語吹き替え版)
岡寛恵カトリーヌ(日本語吹き替え版)
安藤麻吹シュゾン(日本語吹き替え版)
脚本フランソワ・オゾン
撮影ジャンヌ・ラポワリー
製作オリヴィエ・デルボスク
マルク・ミソニエ
字幕翻訳古田由紀子
あらすじ
クリスマスを祝うために家族が集まった大邸宅で殺人事件が起きた。殺されたのは一家の主人。さあ殺したのは8人のなかの誰か?メイドのルイーズ(エマニュエル・ベアール)か?妻のギャビー(カトリーヌ・ドヌーヴ)か?妹のピレット(ファニー・アルダン)か?それともギャビーの妹のオーギュスティーヌ(イザベル・ユペール)か?疑惑が疑惑を呼ぶ。フランスの名女優が勢ぞろいした異色のミュージカルサスペンス。
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89.登場人物がぞろぞろ多いのはあんまり期待しないで観るのだが、これはいい。
芸達者揃いの上に色分けが功を奏して「だれがだれ?」なんていう推理物にありがちな混乱がなかった。劇の合間に突然歌や踊りが脈略なく入るミュージカル形式はこそばゆくって苦手だ。でもこれはまるで鼻歌でステップ踏んでるくらいの自然さでかえって効果的だった。
一番フットワークが重そうなあの方が事件の鍵を握っているとにらんでいたら、あにはからんや・・・むふふ。おしゃれで小粋で皮肉っぽくて、女は小悪魔度が高いほど魅力的なのか・・と思わせる作品。
Reiさん 8点(2004-09-19 19:51:41)
88.色使いにも毒々しさを漂わせる、「焼け石に水」を華麗に発展させた密室ミステリー・ミュージカル映画。とは言っても、「ミステリー」や「ミュージカル」自体はパロディの補強というだけで全く意味は無い。本作はタイトル通り“femme”の実態を「悪意を持って」描くことと、“actrice”本人達のセルフ・パロディに徹するパロディ映画です。全てに絶望する館の主人こそ、我々男の代表。とにかく、こーゆー企画を立て、こーゆー脚本を書き、そしてそれを実現してしまうフランソワ・オゾンって人は本当に凄いと思う(女優魂も同様に凄い)。これはオゾンにとっての「キル・ビル」なのです、7点献上。
sayzinさん 7点(2004-09-14 23:17:13)
87.突然はじまる歌や踊りがなんとも言えず笑った。コメディじゃないのかコレ。わがままで自分勝手で華やかで個性豊かな女性たちは美しいですね。
さん 7点(2004-08-31 17:57:17)
86.《ネタバレ》 「スイミング・プール」が良かったので、観てみることにしました。
自分は、“●●が出てるから・・・”といった理由で映画を見ることはない為、この映画が豪華キャストの競演であることは知らずにこの映画に入り込んだのですが(けど、カトリーヌ・ドヌーヴの大物ぶりはすぐにわかった)、なかなかどうして良く出来たキャスティングではありませんか。
全体を通じてミュージカル仕立てであるところが豪華な衣装やセット(ピンクの小銃もオシャレ!)、そして、なんと言ってもこの安っぽい(←誉め言葉)ストーリーに非常に合っていると思います。しかも、みんな歌が大変お上手ときた。
肝腎のストーリーはというと、これも自分にとってはとても楽しんで見れるストーリーで、真面目に見るといい加減に作ったサスペンスのようにも見えてしまいそうですが、そもそもサスペンスをミュージカル調で作る事自体観客に真剣に謎解きをさせる事を拒否しているわけなので、メインの殺人劇の方は多少の安っぽさがあった方がかえっていいのでは、と思います。
最後の締め方も実にうまく、みんなで手を取り合って“FIN”の文字が出た時は本当にミュージカルを観ているようでした。
DVDの特典映像にあるポスター集も、全てにおいてフランスならではのセンスの良さが出ていて思わず見とれてしまい、しかも、そのポスター集の後ろで流れるBGMも綺麗だったのがまた良かったです。
もっつぁれらさん [DVD(字幕)] 7点(2004-08-30 18:07:58)
85.レズごっこ、歌って踊る暇があるんだったら、早く犯人見つけて下さい。
c r a z yガール★さん 5点(2004-07-30 05:19:21)
84.まったく女なんてどいつもこいつも・・・。それでもいとおしい存在。きっと、女優の凄さと美しさだけの映画です。それを際立たせる為の歌と踊りと色彩、そして大衆ウケしやすい脚本なのです。フランスでは有名な曲を使っているらしいのですが、当然僕は知らない曲です。でももし知ってる曲が使われたら、興奮するだろうと思います。
no_the_warさん 8点(2004-07-26 20:31:07)
83.《ネタバレ》 自分の意のままに振舞う優雅なロイヤルブルーの女、本能のままに生きるレッドの女、乙女の喜びに溢れるコーラルの女、若さいっぱいで生意気盛りなグリーンの女、こだわりを持ちすぎて偏りのあるくすんだパープルの女、可愛らしく気品のあるヴァイオレットの女、自然体のオリーブグリーンの女、謎めいたブラックの女。と、8人の女たちの個性はそれぞれを彩る衣装そのままのイメージかと思いきや、でてくるでてくるその裏に隠された真実。女の本性のどろどろさを描きながらその間にはさまれる軽めのアホっぽい(←ホメ言葉)歌と踊り。そのさじ加減が良い具合に効いていて、そういう意味でかなりシャレた作品だと思うなぁ。どんな人生を歩もうが女は女、どんな愛を貫こうが幸せな愛なんてない、私たちは結局みんな同じ女なのよ、といがみ合っていた女たちが肩寄せ合って一列に並ぶラストは哀しい結末だけれども、どんな生き方もできる女って強いよな、生き残ったのはやっぱり女なんだよね。
宝月さん 7点(2004-07-18 00:43:52)(良:2票)
82.日本人が好きそうな設定だ。まあおもしろかったけどさ。
ドレミダーンさん 7点(2004-07-11 18:15:57)
81.ただ歌って踊って騒いでいるだけでも、超セ・レ・ブな女優さんたちがやるとエンターテイメントになるのね。羨ましい事です。コレは映画の内容にお金を払っているのではなく、名だたる女優たちのキャリアに献金している感じですな。
ダニエル・ダリュー。一体何歳なんでしょう。1917年生まれですか!?。2002年の映画だから・・・85歳!? 
『うたかたの戀』のシャルル・ボワイエも、『赤と黒』のジェラール・フィリップも、彼女の大ファンだった谷崎潤一郎もとうの昔に死んだのに、歌って踊っている・・・
美人薄命ってウソよね~
そういえばうちのおじいちゃん(故人)も大ファンだったなぁ~「官能的白痴美」とか言って。
ちなみに本作のダニエル・ダリューは、「官能」と「美」が廃れて「痴」だけが残っている感じだ。
しかし、末娘役のリュディヴィーヌ・サニエなんか、それほど美人女優って感じじゃない、どちらかと言えばファニーフェイスだけど、すごく可愛く見える。
ダニエル・ダリューも、ヴィヴィアン・リーと並ぶ世界一の美女と言われたカトリーヌ・ドヌーブも、トリュフォーの愛人ファニー・アルダンも、綺麗っていうより恐い。確かに魅力的だけど、私が男だったらリュディヴィーヌ・サニエ嬢の方を選ぶわ・・・
やっぱなんだかんだ言って、女は若さよのぅ・・・(泣)
ともともさん 6点(2004-07-05 20:06:15)
80.もっとまじめにやれ!歌うな!
マー君さん 4点(2004-06-29 19:57:17)(笑:1票)
79.《ネタバレ》 なかなか楽しめた。ヴィルジニー・ルドワイヤンが綺麗というか、勝手な発言をさせてもらえば、オードリー・ヘップバーンを見ているようだった、それくらい、きれいだし、「ムフフ」「エヘヘ」とかわいかった。オヂサン困っちゃう。そんなカンヂですね。ストーリーも嫌いじゃないし、音楽も好きです。最初はすっごくアットホームなほのぼの感を味わっていたのですが、話が進むにつれて、「本性なんてこんなもんよ」ばりにドロドロになっていくので、それは以外でした。さわやかなでかなりトリッキーなサスペンスかと思っていたので。
Urabeさん 7点(2004-06-25 01:24:35)
78.ファッショナブルな美女たちの姿を、彼女たちの軽やかな芝居を、肩肘張らずに楽しめる良作。ただ折角のミュージカル仕立てがあまり有効に機能してないのと(一曲も頭に残ってない!)ミステリとしても楽しめる仕掛がもう少しあれば、という気もしてちょっと食い足りない、、、なんていうのは野暮かな。
馬飼庄蔵さん 7点(2004-06-24 17:04:42)
77.なんというか、映画全体が天然ボケを演技している、という印象。全員まるっきりヘタなのにインド映画的に歌うわ踊るわ。コイツラ何しとんねん、という脱力の面白さ。笑い転げてしまつた。とはいえ、出演女優は横綱級でキメているから、重厚なお屋敷のセット?とあいまって、安い感じは皆無なのがエライ。根っから無意識過剰の女たちが、金づるの男が死のうがどうしようが平気で生きてる。肝っ玉カアチャンもののプチブルバージョンと見た。
哲学者さん 9点(2004-06-15 16:03:22)
76.8人それぞれのキャラの立ち具合が凄い。豪華でカラフルな衣装とゴージャスなセットにウットリ。そして突然始まる歌と踊り。狙ってるのか天然なのか、とにかくいいかんじにヘタなのが良い。カトリーヌ・ドヌーブの歌はさすがに上手いが。で、悲しい終わり方なはずなのに観終わって際立つのは女のたくましさ。やっぱり女は強い。
エムラ兄妹さん 8点(2004-06-15 04:46:07)(良:1票)
75.ストーリーは名探偵コナン(アニメ)を、小粋にフランス仕立てにした感じ。
女優陣の魅力とエレガントな仕草やブルジョアな雰囲気は、私の日常からかけ離れていて、その辺はとても好き。
最初、歌い始めたのを見て「なんじゃこれ」って思ったけど、見ていくうちに慣れてきて、自由奔放な女たちも次第に魅力的に感じてきた。
結局パパは顔すらほとんど出ず、話の展開も家の中で完結してしまった低コスト映画だったけど、女のしたたかさや女の感情の揺れ動きがあんなに狭い空間の中で十分に表現できていたと思う。
この映画はサスペンスでもミステリーでもコメディでもミュージカルでもなく、本能で行動し一生懸命に生きている女たちの「ある一日」の出来事。
短絡的でもバカでも浅はかでも、楽しく生きた者勝ち!
彼女達はこれから先も、きっと幸せ。
さん 10点(2004-06-10 04:15:57)(良:1票)
74.主役のヴィルジニー・ルドワイヤンが魅力的でした。もうちょっと他の作品も見てみたい。彼女に4点。映画自体はお金払って見るような物とは思いません。でもフランス語がいっぱい聞けたのはよかったです。
Robbieさん 6点(2004-05-30 18:13:34)
73.パパがかわいそう…。
たまさん 7点(2004-04-05 00:51:53)
72.オチは分かっていたけど、そこそこ楽しめました。
kasumiさん 6点(2004-03-30 14:23:07)
71.女優陣が豪華で観たのですが、面白かった。オチが素晴らしい。
想像しつつも、お見事ってカンジです。
としこふさん 8点(2004-03-29 22:59:59)
70.エマニュエル・ベアールの無表情がちょっと・・・。やっぱ彼女は好きじゃない! でもお話は面白かったです。 一応ミュージカル風なんだけど淡々と歌っていて「こういうミュージカルもあるもんだ!」と思いました。
あずきさん 7点(2004-03-28 12:03:14)
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【点数情報】

Review人数 149人
平均点数 6.47点
010.67%
110.67%
242.68%
353.36%
4117.38%
51711.41%
62416.11%
73422.82%
84026.85%
9117.38%
1010.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.71点 Review7人
2 ストーリー評価 6.20点 Review10人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review9人
4 音楽評価 6.75点 Review8人
5 感泣評価 4.00点 Review5人
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