口裂け女2のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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口裂け女2

[クチサケオンナツー]
2008年上映時間:98分
平均点:6.88 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-03-22)
公開終了日(2008-08-08)
ドラマホラーサスペンスシリーズもの
新規登録(2008-10-15)【コウモリ】さん
タイトル情報更新(2017-09-01)【イニシャルK】さん
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監督寺内康太郎
キャスト飛鳥凛(女優)沢田真弓
川村ゆきえ(女優)沢田幸子
岩佐真悠子(女優)沢田雪枝
中野英雄(男優)根元昌平
斉藤洋介(男優)沢田光三
谷口賢志(男優)
草野康太(男優)
宇野祥平(男優)
脚本寺内康太郎
佐上佳嗣
主題歌飛鳥凛「覚めない夢」
製作大橋孝史
トルネード・フィルム
録音瀬谷満
あらすじ
幸せに暮らす沢田家。養鶏場を営む父と、それを支える母。そして3人の娘たち。長女の幸子は結婚も決まっている。ところが幸子の元カレが、まだ幸子に未練があるようで・・・。ある事件をきっかけに、一つの家族が不幸のどん底へと転げ落ちていく様を描いた、ショッキングサスペンス。
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1
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16.《ネタバレ》 1作目とは全然違う映画でした。1作目観なくても全然OK。てゆーか1作目見ずに、むしろこっちを口裂け女の映画としてやっていけばえーやんって思えるほど、自分的にはよく出来た映画に思えました。前半は普通の3姉妹家族の青春ドラマって感じで、これ、口裂け女の映画やんな?と絶対確認したくなります。ヒロインの女の子は元気いっぱいで、元気いっぱい過ぎて、チョイ天然で変わってるってゆう、よくある愛されキャラ的なやつで、このまま、海街diary風なドラマで終わっても全然問題ないってゆう感じでした。ただ、こんなドラマが後にホラーになるんだとゆう期待感からか、前半から全然退屈せずに、観れます。そして・・・・前半と後半のギャップが凄いんだけど、そのギャップにあんま違和感がなく、スムーズに壊れていく所がなんか不気味。あと本当はとっくに心が壊れてるんだけど、それを持ち前の前向きな性格で隠していて、その弊害として赤い服の女を見だすとゆう流れには、精神的な怖さがありました。
なにわ君さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-03 02:05:28)
15.《ネタバレ》 お姉ちゃんキライ。ちい姉ちゃんだってキライ。(まあね、ごもっとも)
でも、友達二人はあれで惨殺されてしまうとか気の毒すぎんでしょうか、東京に行った先輩だってそう、別に悪いことしてないんだし なんであんな仕打ちを受けてしまうのか気の毒だ。
彼女的には先輩に対して言える事として、涙拭くから木綿のハンカチーフくださいってくらいのしおらしさが欲しかったところです。
3737さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-26 20:55:31)
14.《ネタバレ》 口裂け女を単に怪物として出すホラー映画でなく、
こう言うことがあってこのキャラが生まれたんだと言う
それなりにちゃんとしたストーリーが仕上がっているので一目置く内容にはなってたと思います。
怖さよりは悲しさが出てる作品。ただ全体的に作りがB級すぎて勿体無い。
あろえりーなさん [インターネット(邦画)] 5点(2021-11-19 16:38:27)
13.《ネタバレ》 なるほど。気持ちのある人が作った作品であることは伝わってきます。重篤な事件に、間の悪い偶然やしょうもない悪意が積み重なって、とんでもないことになっていくという鈍い物語は魅力がありました。最後の、とうとう口裂け女が生まれるシーンは、ハッとして何度か繰り返して見ました。でも、やっぱりタイトルがどうか。タイトルでネタバレって、ねえ。口裂け女の物語であることは、最後に明かされた方が、観客の高揚感は高かったのではないでしょうか。安いけれど目に止まらせやすいタイトルにしちゃったのは、制作陣が本作のクオリティを信じられなかったからのような気がして、少し残念です。
なたねさん [DVD(邦画)] 6点(2021-08-23 13:43:34)
12.事件が始まるまで少し長すぎです。 安っぽいCGと血がドバドバでるのが定番の低予算邦画ホラーの中で、これは血の量が比較的少なめなで、そこは中々良かったです。
紫電さん [DVD(邦画)] 5点(2018-09-23 16:09:45)
11.《ネタバレ》  『ザ・都市伝説』的な1作目とは、がらりと作風の変わった2作目。その変わりようは驚くほどで、はじめの20分くらいで、一度タイトルを確かめたくらいホラーの雰囲気まるでなし。最後まで見ると確かにホラーなのですが、どちらかというと一人の少女と幸せな一家の消滅を描いた悲劇のドラマ。
 例えば、クライマックス直前で、真弓がヨタヨタと歩いているシーンが遠くから映し出されます。普通のホラーであれば、ここは映さず、『埋めたはずの真弓が突然店の外にいる』っていう演出を選ぶのではないでしょうか。なぜならそっちのほうが絶対びっくりするからです。でもあえて、真弓がヨタヨタと歩くシーンを入れちゃう。それはなぜか。このシーンをみると、背筋がぞっとするような恐ろしさは感じるけれど、その一方でこの不憫な少女がかわいそうでしかたがなくなってくるのです。つまり、ホラーである以前に、悲劇のドラマであるという脚本を重視しているんじゃないでしょうか。
 この作品の前半と後半の温度差は凄まじいものがありますが、この作品の秀逸なところはその温度差を極力感じさせないところです。気付けば全員が不幸の波に飲み込まれ、辺りに血のにおいが漂っちゃっているのが凄い。青春ドラマからの悲劇。悲劇からのサスペンス。サスペンスからのホラー。これだけのめまぐるしい展開を違和感なく見せきっています。
 最後に個人的な感想を言います。美容師のほうの姉や陸上部の棒読み先輩は、真弓にずっと優しくしていたのだから、同じ殺すにしてももう少し葛藤を感じさせてほしいです。ただのザコキャラ扱いなのが悲しい。その一方で、真弓を迫害したクラスメートその他大勢のモブキャラたちになんのお咎めもなしってのも、なんか不満が残ります。
 それにしてもラスト、口裂け女の第一発見者になるであろう少年から、噂話へと切り替わるのが、ホラーとしてもドラマとしても最高の終わり方ですね。
たきたてさん [DVD(邦画)] 8点(2017-11-30 02:38:41)(良:2票)
10.《ネタバレ》 口裂け女を見ないで、題名もよくわからないまま、こっちを先に見たようです。奥が深いというか、かわいそうなまゆみちゃん。。。姉貴のせいでひどい目にあったのに、姉貴に殺される?埋められるなんてね。これは見てよかったです。
新しい生物さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-07-10 15:53:01)
9.《ネタバレ》 タイトルからは想像もつきませんが、私は、「ペットセメタリー」や「モールス」、「キャリー」などの、悲しみホラーに分類されると思いました。
はじめの30分くらい、まるで大林宣彦監督の尾道三部作のような叙情的な青春ドラマが繰り広げられます。主人公の少女も身の回りの小さな幸せに包まれて楽しい毎日を送っています。(けっこう長いです。)それが一転して、不幸に次ぐ不幸、裏切りに次ぐ裏切り・・。その後、可愛い少女がだんだん怪物じみてきて、2番目の姉が妹の犯行に気づいた後は、怒濤の勢いでホラー攻勢がスタートします。次女を殺すシーンがちょっとコメディっぽくなってしまってもったいなかったです。あとタイトルももったいないです。
たぬき野郎さん [DVD(邦画)] 7点(2015-06-19 19:59:45)(良:2票)
8.《ネタバレ》 「口裂け女2」というタイトルで損耗率80%だ。もったいない。私はここでの評価が高いのを偶然知って興味を持ったが、でなければ、多分一生観なかったと思う。前作とは全く別物なので、口裂け女という文言はサブタイトルにして、何かセンスのいいメインタイトルが欲しかった。冒頭の手術の映像から一転して、明るい学園生活に。そして一気に奈落の底への展開が衝撃的。残酷描写にキレがあり、恐怖感も味わえる。そして何よりも、彼女の切なさが痛々しいほどに伝わって来る。100メートル3秒やポマードのエピソードが韻を踏んでいる。文字通りの口さけ女はラスト3秒にしか現れないところも、センスを感じる。この監督に新たなホラーを撮ってほしい。
ブタノケ2さん [DVD(邦画)] 8点(2014-08-10 21:45:04)(良:2票)
7.《ネタバレ》 映画のもとになった都市伝説はリアルタイムで知っているが、すでにそれなりの年齢だったため怖いと思ったこともなく、最初から笑いを含んで語られる話のように思っていた。しかしこの壮絶な映画を見てしまうともう笑えない。自分にとってはこの映画で、口裂け女というキャラクターのイメージそのものが一変してしまった気がする。
劇中では不可思議な現象も起こるものの、あからさまに超自然的な要素を導入することはなく、基本的には現実世界の出来事のまま最後まで引っ張っていたように見える。冒頭と末尾のキャプションを見れば、この映画で描かれたのは空想世界の口裂け女の誕生とも、あるいは現実世界の都市伝説の起源とも解することができるが、特に劇中さかんに出ていた噂話は、このように陰惨な事件まで無責任な都市伝説に仕立て上げてしまう人間社会の無情さを訴えているように感じられた。

ところで、主人公は見ていて可愛い。最初の方の気恥かしい展開は狙ってやっているわけだが素直に乗せられてしまい、その後の場面が痛々しくて見ていられなくなる。主要人物のほとんどは実質的な被害者であり、最初の凶行に及んだ馬鹿を除いて本質的な悪人はいないように思うが、特に姉の夫はどうやら本当の善人だったらしい。この男が同居しようと言ってくれたところが最後の救いだったのかと思ったが、よく見るとわずかの差で間に合っていなかったようだ。主人公が題名の姿になるのはラストの一瞬だけだが、この場面の表情を見てもなお可愛いというか、自分としては彼女が哀れで愛おしく感じられた。多分、父親の立ち位置から見ているからだろう。

なお、メイキング映像で主演女優が普通に笑っているのを見るとほっとする。本人が歌う主題歌も結構きつい内容で、久しぶりに心が痛い映画を見た気がした。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 9点(2013-06-03 21:08:02)(良:3票)
6.《ネタバレ》 これは隠れた良作ですね。非常に面白かったです。皆さんも書かれている様にかの有名な都市伝説の「口裂け女」のルーツとなった悲劇という設定で見せる事により、物語自体はシリアスな悲劇のドラマでありながら、観終わった後に(そういう事で口裂け女の噂が広まったんだー)と納得できる形で、非常に起承転結しっかりしていました。

姉の代わりに元彼の逆恨みで硫酸をかけられてしまう真弓を演じた飛鳥凛さんは、全編マスクで口を覆い、しかも前髪を下げているので顔の見える部分が非常に少なく、不気味さを漂わせる反面、演技面で自由のきく幅が狭く難しいところでしたが、その中においても物悲しさと悔しさを同居させたかのような目の演技が秀逸で、最後の最後に戦慄させるような表情で締めるまで被害者と加害者両方の面を見事に演じ切ったと思います。

先輩に恋心を抱く穏やかな前半と、幸せが崩れてゆく中盤以降の恐怖の展開との対比も上手く、その効果もあり恐怖がなお膨れ上がりました、演出・構成も見事です。ただのスプラッターホラーではなく、サスペンス悲劇なので、多くの方が楽しめるのではないでしょうか?斉藤洋介等の芸達者や、川村ゆきえ、岩佐真悠子が狂言回しの位置にいることで、作品の一定のクオリティも維持されていました。

ただ1つ意見するなら、真弓が自身、親、憧れの先輩の裏切り等様々な不幸を重ねていきましたが、その中でいかにして憎悪の念が膨らみ復讐の鬼が誕生したのか、そのプロセスをもう少し丁寧に描いて欲しかった気もします。そこを差し引いても良作です。

私は「口裂け女」の都市伝説をタイムリーに知らなかったのですが、もろ同じ年代の親も「うまい!」と唸っていました。エンディングテーマの飛鳥凛さんの歌声も透き通ってて綺麗で良かったです。
まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(邦画)] 7点(2009-11-22 23:06:17)(良:3票)
5.《ネタバレ》 映画前半に彼女が見せる「笑顔」は本当に幸せそうでした…。それ故に…土砂降りの雨の中のラストシーン…「あの笑顔」こそが、彼女が理不尽に背負わされてしまった無限の哀しみから、完全に解放された瞬間だったのだ…

俺はそう信じたい…。
幻覚@蛇プニョさん [DVD(邦画)] 7点(2009-11-16 00:43:29)
4.《ネタバレ》 「2」となっているが、前作とはまったく違う映画です。前作では“口裂け女”をオカルトホラーの対象として扱っていたけど、今作にはしっかり実体がある。明るく健康的な少女が、ある事件をきっかけに、不幸な坂を転がり落ちて行きます。結果として彼女が“口裂け女”になるんだけど、原因となったその事件は彼女と関係のない三角関係から起こり、地方都市らしい噂の拡がりが彼女を追い詰める。もう、不条理感たっぷり。とどめは肉親の裏切り。絶望的な青春映画という趣きで、見応えは救いが無いところ、という類いの映画です。彼女の精神が壊れ始めて、身の内に“口裂け女”が育って行くところの見せ方が上手い。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-08-19 01:14:47)(良:2票)
3. もうちょっと丁寧に作って欲しかった感じもしますが、それなりに面白い作品です。ドラマでも十分ですが。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-08-09 20:23:12)
2.《ネタバレ》 「100メートルを3秒で走る」「ポマードと唱えると助かる」等、口裂け女伝説の荒唐無稽なディテールを上手く取り入れた脚本に、まずは拍手を送りたい。でもコレは前作でもやっていること。本作が前作を遥かに凌ぐのは、「恐怖」を主軸とした多様な感情の誘発に成功している点だと思います。来るべき悲劇に備えて、序盤はあくまで穏やかに。ささやかな幸せが丁寧に描かれます。「私きれい?」という有名な台詞や“針を口に咥える”描写等、不穏な空気を演出するスパイスがさり気無く効いています。これらは終盤の伏線も兼ねており、センスの良さと堅実な仕事ぶりが窺えます。事態を劇的に転換させる男の凶行。家族を、未来を、平穏な生活を、奪われる瞬間を目の当たりにして感情が定まりません。惨劇後、生き残った当事者2人の様子がまた秀逸。こういう壊れ方のほうがリアルだと思いました。最大の恐怖は、姉2人の選択。保身のためにある決断を下します。その思考は禁断の果実。「お腹の子のために…」「これからの生活のために…」罪悪感を減らす言い訳なら、幾らでも出てくる。それに非常事態に正常な思考が働かないのも在りそうで怖い。我が身を姉たちに置き換えた時、同じ過ちを犯さないといい切れない自分に戦慄します。自身の心の醜さに気づくことが一番恐ろしい。悲しくも怖いお話でした。なお忘れてならないのが、ショッキングシーンの扱い。どんなに残虐性の高い描写も、何度も出てくれば必ず慣れます。ですから少ないチャンスを効果的に活かすが上策。本作はその術を心得ていました。必須とも言える口裂け女の笑い顔など、たった1度しか出てきません。(惜しげもなくこのシーンを使用している予告編は、本編の前に観ないようご注意ください!)感心しきりの作品ですが、惜しむらくは三姉妹の人選でしょうか。本作で表現される心情は、単色の喜怒哀楽では区切れないものばかり。もう少し複雑な感情を表現できる女優さんなら、尚一層作品の質は上がったと思います。脚本の仕掛けや刺激的な要素が無くとも怖いホラーは作れるという良い見本です。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 8点(2009-02-22 20:42:09)(良:3票)
1.《ネタバレ》 身につまされる、悲しく陰惨な物語です。「口裂け女2」というタイトルですが、前作の「口裂け女」とは、何の関係もありません。また、口裂け女という化け物が、人を襲っていく話でもありません。普通の、現実的な事件を描いた映画です。色彩感覚や映像に対するこだわりがすばらしく、まさに「絵」で物語をつむいでいく映画と言えます。とは言え、「斬新な手法」や「奇をてらった演出」などは一切ありません。地道に丁寧に、この物語に最も合った「絵」を撮っていった。そういう感じの映像です。とても成功していると思います。登場人物の台詞がベタで類型的なのが気になるのですが、それさえ無視すれば、かなり質の高い映画だと言えると思います。
コウモリさん [DVD(邦画)] 7点(2008-10-17 00:01:45)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.88点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5318.75%
6212.50%
7637.50%
8425.00%
916.25%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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