ブラックハットのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ブラックハット

[ブラックハット]
Blackhat
2015年上映時間:133分
平均点:5.75 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-05-08)
アクションサスペンス犯罪ものネットもの
新規登録(2015-04-12)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-08-19)【TOSHI】さん
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監督マイケル・マン
キャストクリス・ヘムズワース(男優)ニック・ハサウェイ
ワン・リーホン(男優)チェン・ダーワイ
タン・ウェイ(女優)チェン・リエン
ヴィオラ・デイヴィス(女優)キャロル・バレット
アンディ・オン(男優)アレックス・トラン
ジョン・オーティス(男優)ヘンリー・ポラック
ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン(男優)サダック
ジェイソン・バトラー・ハーナー(男優)ジョージ・レインカー
スペンサー・ギャレット(男優)ゲイリー・ベイカー
ウィリアム・メイポーザー(男優)リッチ・ドナヒュー
三宅健太ニック・ハサウェイ(日本語吹き替え版)
咲野俊介チェン・ダーワイ(日本語吹き替え版)
上村典子キャロル・バレット(日本語吹き替え版)
山野井仁マーク・ジェセップ(日本語吹き替え版)
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
アッティカス・ロス
撮影スチュアート・ドライバーグ
製作トーマス・タル
マイケル・マン
ジョン・ジャシュニ
製作総指揮エリック・マクレオド
配給東宝東和
美術ガイ・ヘンドリックス・ディアス(プロダクション・デザイン)
衣装コリーン・アトウッド
編集ジョー・ウォーカー〔編集〕
スティーブン・E・リヴキン
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未見の方は注意願います!
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1
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12.《ネタバレ》 ここでのちょっと評価が今一なんですが
自分的には結構面白かったと思います。IT技術を駆使した知能戦
はほとんど説明なしで展開されたので分かりにくかったのですが、
いちいちわざとらしく説明されるより臨場感がありテンポも良かった
です。

但し、他の人が言っているようにプロの殺し屋をも蹴散らしてし
まうハッカーが無双すぎますよね。
終盤は単なるドンパチのアクション映画化してしまったのは残念
なところ。最後まで頭脳戦で戦って欲しかったと思いますが、
やはりその辺はドンパチがないと満足しない米国映画なんでしょうね。
キムリンさん [地上波(吹替)] 6点(2024-05-22 21:33:25)
11.《ネタバレ》 あの「コラテラル」の監督だったので期待してみたら全然面白くなかったです。同じ監督でここまで作品の良し悪しが変わるとは。。
珈琲時間さん [DVD(字幕)] 4点(2016-09-28 21:15:37)
10.《ネタバレ》 夜景に浮かび上がるネオンにパソコンの光。マイケル・マンらしい大人の映像は健在。ただ、映画としての盛り上がりや緊張感はイマイチ。特に香港を出てからは単なる復讐に走っている違和感が強く、物語の着地点もすっきりしない。
カワウソの聞耳さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-07-21 09:34:25)
9.《ネタバレ》 香港の原子力発電所で爆発事故が発生。現地が大混乱に陥る中、今度は大豆先物市場で価格が暴騰する。背後にハッカー集団の暗躍を察知した中国政府は、人民解放軍のサイバー部門トップであるチェンに全面捜査を命ずるのだった。中国独自の捜査に限界を感じたチェンは、アメリカFBIにも協力を要請。なんと彼は、アメリカの刑務所に服役中の天才ハッカーを釈放させ捜査に協力させることを提案するのだった。男の名は、ハサウェイ。チェンの大学時代の親友であり、四つの銀行から少なくとも4600万ドルを奪い取った男だった。「このブラックハット(凶悪ハッカー)を、俺の力で逮捕出来たら俺を釈放しろ。もし失敗したらムショに戻していい。それが協力への条件だ」――。当初は彼の要求に難色を示したアメリカ当局も、事態を打開するために釈放を許可する。さらには民間で有能なエンジニアとして働いていた妹も呼び寄せ、釈放させたハサウェイと共に、チェンはそんな凶悪なハッカー集団を次第に追い詰めていくのだったが…。戦うことでしか自分の居場所を見つけられない男たちの美学を重厚に描き出してきたマイケル・マン監督久々の最新作は、そんないかにも彼らしいハードボイルド作品でした。確かに、よく考えたら設定上のおかしな部分がちらほら散見される本作(現在服役中の犯罪者である主人公を中国当局の要請で簡単に釈放させたばかりか、あそこまで自由に捜査に協力させるのはさすがにあり得ないっしょ!挙句の果てに、機密情報満載の原発内部に進入させるってどんなけ甘いねーん!笑)。ですが、街中で突発的に繰り広げられる緊迫感に満ちた銃撃戦や絶対に裏切らない男たちの超熱い友情物語などなど、いかにもマイケル・マンらしいシブい内容に僕はけっこう楽しめました。特に、相棒の中国人捜査官が車に乗り込んだ直後にウクライナ人に銃撃されるシーンなんて、思わず手に汗握っちゃいましたもん。それに冒頭、ハッカーが放ったプログラムがインターネット回線を通じてどんどんとシステムに侵入してゆく映像も緊迫感があって良かったです。まあ、クライマックスでのジャカルタの祭りの中の攻防とかなかなかグダグダでしたけども(笑)。あと、どうして主人公にクリス・ヘムズワースをバッティングしたんでしょうね。これまで脳みそ筋肉のお馬鹿キャラばかりを演じてきたせいで、とてもじゃないけど天才的頭脳を持ったハッカーに見えないってのはさすがにちょっと…。と、細かな部分に目を瞑り暖かな視線で鑑賞すればけっこう楽しめると思います!6点!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2016-04-18 22:46:53)
8.かっこいいんだけど、相変わらず突っ込みどころが多いこと多いこと。話に乗れないから印象も薄い。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 6点(2016-03-14 02:44:38)
7.《ネタバレ》 つまらない。何をしたいのか? 何を伝えたいのか? 最後はハッカーがあんなアクションまでやっちゃって。。。それにしてもハリウッドは日本を通り越して中国に市場拡大の触手を伸ばしているということですかね。まあこんな映画ならくれてやりますけど。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-01-16 00:28:30)
6.《ネタバレ》 マイケル・マンと言えば昔気質の職人的な犯罪者の描写を得意とする、というかその手のキャラクターしか扱えない監督であるにも関わらず、本作では遠隔操作での戦いが見せ場のハッカー映画を撮るという大冒険をしていますが、結果は「やべ、俺向いてねぇわ」という監督の脂汗が見えてきそうな映画になっています。
内容は支離滅裂。とはいえ元からこれだけおかしい企画が通ったとは思えず、そもそもはちゃんとした内容だったが、監督が素材を扱いきれなくなったことから突貫での書き換え作業が始まってメチャクチャになったのではないかと推測します。つっこみどころがあまりに多いため、以下に箇条書き。
・囚人ハッカーに捜査協力を依頼するなら、レクター博士みたいに鉄格子の向こう側で作業させればいいのでは。なんでわざわざ現場に出すの。
・FBIは、囚人ハッカーと中国から送り込まれた女プログラマーに国内捜査をほぼお任せ状態で、彼らに対してロクに監視も付けない
・NSAは、いま時うちの母親でも騙されないようなフィッシング詐欺に引っかかって極秘扱いのスーパーコンピューターを不正使用される
・香港にスリーマイル島と同じ型の原発がある。アメリカ人がイメージする原発は須らくあの形なんでしょうか。
・中国政府は、原発事故の現場に外国人の囚人ハッカーを出入りさせて、状況を丁寧にレクチャー。原子炉の管制室に入って極秘情報がたっぷり詰まったサーバーを回収するという作業まで外国人にお任せする。
・テロリストの行動が、そもそもの目的と一致していない。インドネシアの錫鉱山を水没させる計画の予行演習で中国の原発をメルトダウンさせようとか、どういう判断基準してるの。普通逆でしょ。
・そもそも金儲けが目的なら全世界の証券取引所をハッキングし、目立たぬよう広く薄く稼げばいいのでは。アメリカ政府と中国政府を同時に怒らせるという、地球上で最大のリスクをとった理由が分からない(一応、敵ハッカーにはドでかい事件を起こして世界に存在をアピールしたいという個人目標があったようなのですが、そんなものに付き合ってリスクを冒すテロ集団なんていないでしょ)。
・テロリスト、市街地で銃撃ちすぎ。対戦車ロケットランチャーまで持ち出すし、香港は無法地帯か。これではテロ捜査関係なく、地元警察に普通に逮捕されるでしょ。
・米中双方の捜査官が全滅した後、なぜか犯罪捜査に関してはド素人の囚人ハッカーとプログラマーカップルが勝手に捜査を引き継ぐ。両国の捜査機関に駆け込んで事情を説明する方が早くて確実なのでは?捜査官が殺された以上、捜査機関も真剣に動くし。
・お尋ね者の囚人ハッカーが、捜査機関からのバックアップもなしに簡単に入出国する
・戦闘については素人のはずの囚人ハッカーが異常に強い。銃を持った複数人のテロリスト相手にドライバー一本で勝利してしまうという、どこのジェイソン・ボーンですかという大活躍。
主人公が囚人であることと、ハッカーであることという企画の骨子部分が製作途中で邪魔になったのか、普通のFBI捜査官を主人公にしてしまった方がスッキリしたのではという仕上がりに落ち着いたことはマズかったと思います。また、米中が共同で捜査をするという設定をとった以上、相容れぬ立場にある者同士の確執や、捜査の壁等も織り込むべきだったと思うのですが、中国政府の製作協力を取り付けたいという事情でもあったのか、劇中の中国当局がとにかく物分りがよくて何にでも快く応じてくれるため、本来あるべき展開がスッポリと抜けてしまっています。これではアメリカ国内に舞台を限定しても、同様の作品ができてしまいます。
確かに『コラテラル』にだっておかしな点は多くありましたが、あの映画は男の寓話であり、設定の整合性やリアリティを多少犠牲にしてでも語りたいドラマがちゃんと見えたので、一本の映画として評価できました。しかし本作には、そういったものすらありません。一応はアメリカ人ハッカーと中国人プログラマーのロマンスが作品の要になっている様子なのですが、二人がどうやって惹かれあったのかが不明確で、いきなり関係がスタートするため、感情移入は難しいものになっています。結果、ちょっと長めの上映時間で、ありえない話を延々と見せられる。これはしんどかったですね。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 3点(2016-01-05 14:08:15)
5.《ネタバレ》 「パブリック・エネミーズ」から早や6年その間映画を監督していなかったとは知らなかった。「マイアミ・バイス」「パブリック・エネミーズ」はあまり好みではなかったが…。

中盤までは少々退屈に感じた。が、やはり銃撃戦で目が覚める。音や着弾の描写などこだわりを感じさせる銃撃戦描写はさすがだ。
この構図は何かやばいと感じた直後に訪れる轟音。親友が乗っていた車が吹き飛び、銃弾の雨が主人公たちに襲いかかる。9.11で夫を亡くしたバレットが倒れ、NSAに不正侵入した主人公に連行命令が下った時「命令に従う」と言ったジェサップが冷静に五人仕留めた後崩れ落ちる。バレットの視界が霞み彼女の命も消える。ハッカー同士の頭脳戦の様相がその瞬間変わり始め静かに熱いマイケル・マンが帰って来た気がした。

クリス・ヘムズワースが天才ハッカー?どちらかというと直情的な肉体派、熱血漢というイメージのある彼をなぜその役に据えたのか。それは終盤を観ればなんとなく分かる。復讐心を胸に一か八かの戦いをしかけるのに典型的な柔なハッカーでは絵にならない。そういう点で彼の熱は必要だったのだろう。本国では評価が伸び悩んだ本作だが個人的には今後のマイケル・マンを期待させる一作となった。
さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-12-30 03:17:22)
4.『ヒート』のような緊張感はまるで無し。マイケル・マンはなまくら刀になったのかなぁ・・・
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 5点(2015-10-30 00:49:11)
3.《ネタバレ》 銃頭よりのぞき込むアングル、夜の静寂に響く乾いた銃声…夜の銃撃戦演出の名手マイケル・マン監督による緊迫の知的オニゴッコ。さらに主演は今をトキメク俳優、マイティ・ソーのクリス・ヘムズワース。いかにも面白そうだが、観てみるとストーリー練り込みの甘さが明らか。所々に心揺さぶられる場面があったのでもったいない。銃撃シーンはさすがの演出。インディアン風の民族パレードとすれ違いながら放たれたシメの銃弾…カバディ、カバディ。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2015-06-14 03:31:22)
2.『ラスト・オブ・モヒカン』のオーディオコメンタリーでマイケル・マン監督が
披露する時代考証の知識には圧倒される。
『コラテラル』のコメンタリーで雄弁に語るキャラクター設定の緻密さにもまた
感心させられる。
この作品についても、ハッキングに関する綿密で膨大なリサーチが為されたはずだろうし、
主役脇役問わず各人物の背景や生い立ちまで詳細に設定されていることだろう。
それらはこれ見よがしにひけらかされることなく、
各人なりの明確な原理と裏付け・信念が、即物的な行動のみの描写となって
画面に載せられていく。

いきなり幼少時代に遡って主役の人物背景を説明し始まった『アメリカン・スナイパー』とは
大きな違いだ。

クリス・ヘムズワースが、『ラッシュ』に続き、男の色気があっていい。
うなじや二の腕を映し出しながらタン・ウェイにいまいち官能性が薄いのが
マイケル・マンたる所以か。それとも機動性・高解像度と引換えに光量不足を露呈してしまう
デジタルカメラの弱みゆえか。

夜明けの航空機内、復讐に向かう二人は抱き合い、カメラと共に共振する。
ここからラストに至るまで、さらなる台詞の削ぎ落としは見事の一語。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2015-05-29 23:54:55)
1.《ネタバレ》 マイケル・マンがハッカーであるとかサイバーであるとかそんなことに最後まで執着するひとではないことくらいは当然皆が知っている。クリス・ヘムズワースが釈放された時にタン・ウェイが向ける眼差しをこれでもかとショット割いて描くのは、この映画はこのふたりの映画であるという説明でしかない。その後もマイケル・マンは物語の中心に据えた男女を取り巻く社会の巨大さを空撮やらインサートショットやらで説明し続ける。司法や権限という社会の内部構造という障壁に呑み込まれるふたり。やがてその障壁は外側からこじ開けられる。復讐心と一縷の望みとを抱え、その大きな風穴から外部へと抜け出す。この瞬間の輝く大都会とトワイライトの天空、狭い飛行機の中で抱き合う男と女。ここでもう充分に満足してしまった。マイケル・マンかっこいいって。ただ勿論、映画は続く。外側へ出たふたりであるからこそ、物語はより荒唐無稽さを増し、マイケル・マンの描き方も行動と結果しか描かなくなる。観客は殆どの瞬間でふたりが何をしようとしているのかという点で置いてきぼりを食らうだろうが、それでいい。そしてすべてが集約されるラストだが、これがまたとんでもなく良い。実行ボタンを押すだけで光るマクロな基盤の中を高速で駆け抜ける情報などというサイバーな戦いなど放り出し、松明の炎が揺れる群衆の中を相手を追い掛けて拳銃と刃物で物理的に殺しあう。映像が共振する。復讐譚として最も相応しい。やっぱりマイケル・マン、めっちゃかっこいいっす。
すぺるまさん [映画館(字幕)] 9点(2015-05-11 21:22:25)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.75点
000.00%
100.00%
200.00%
3216.67%
418.33%
5216.67%
6433.33%
718.33%
800.00%
9216.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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