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スプートニク

[スプートニク]
Sputnik
2020年上映時間:114分
平均点:5.50 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ホラーSF
新規登録(2022-02-05)【エンボ】さん
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キャストオクサナ・アキンシナ(女優)タチアナ
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8.《ネタバレ》 少年の台詞「私はタチアナよ」。普通に考えれば、予めタチアナという女性が迎えに来ると聞いていた少年の軽口なのでしょう。でも、そこはかとない違和感が。それにエイリアンが出てくるSFで『普通』って考え方もつまらない気が。ここは思いっきり飛躍した推測をしてみたい。たとえば少年はテレパシーをキャッチして冒頭の言葉を口にしたのでは。劇中テレパシーを使えるのは一人(?)のみ。そう寄生の宿主替えがあったのではないかと。いわゆるカイル・マクラクラン状態です。少々無理筋ですが、これくらい大胆な解釈をしないと地味過ぎて面白味がないのです。雰囲気のある本格派のSFの趣で、基本的には好みの作風ですが、見所らしい見所が見当たらないのです。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 6点(2023-02-06 20:23:05)
7.《ネタバレ》 エイリアンとの壮絶バトル菜々緒かと思いきや帰還した宇宙飛行士に取り憑いていたエイリアンを調査するという半分ミステリーチックな作風。
秘密施設の雰囲気や収支薄暗い空気感、徐々に謎が明かされる展開や「捕食」の対象などは結構スリリングですが、もう少しパンチが足りないかなーという印象でした。
クリムゾン・キングさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-25 19:12:21)
6.《ネタバレ》 ソビエト時代の宇宙開発を扱った映画としては「ガガーリン 世界を変えた108分」(2013)、「サリュート7」(2016)、「スペースウォーカー」(2017)といったものがある。この映画の「スプートニク」は、原義としては旅の道連れといった意味のようだが、世界最初の人工衛星の呼び名でもあり、これも新手の宇宙開発映画なのかとミスリードする意図があったかも知れない。
実際は荒唐無稽なSFモノであって実話系でもないわけだが、それでも日本国内向けの宣伝にある「SFサバイバル・アクション」というよりは、上記の宇宙開発映画の延長上の印象がある。栄光の歴史の暗部を扱ったのがこの映画だ、と断言するほどではないかも知れないが、事故の隠蔽や作られた英雄像など明らかに批判的な姿勢を見せている。

物語としては、浮ついたところのないサスペンス調の展開でじっくり見せる感じになっている。SF的な独創性はあまり感じないが悪くはない。
ドラマ部分のテーマは親子関係ということかも知れない。添い寝するとか玩具を与える場面では、宇宙生物を人間の幼児と似た感じに見せており、このまま成長を続けるとすれば、飛行士は持てるものを子に与えて死んでいく父親のようだともいえる。主人公は自分が孤児だったこともあり、この男を生体兵器の育ての親でなく、孤児院にいる本当の子の父親にしてやりたいと思ったのだろうが、しかし父子の両方を助けるのは無理であり、せめて自分が親代わりになって子を助けようとしたらしい。
結局「皆を助けようとする」主人公の理想が否定された話にも見えるが、それなら何が優先なのかを問う話ともいえる。具体的には宇宙生物か飛行士か孤児院の子かの選択が迫られていたが、さらにいえば体制の維持強化か個人の栄達か、あるいは親子愛が守られる世界のどれが大事なのかということかも知れない。終盤では、ガガーリンが言ったとされる(劇中飛行士も言っていた)“神はいなかった”を否定するかのような台詞も出ていて、これが主人公の進む道を照らしていたと思いたい。

登場人物では、孤児院にいた子どもは役名が「Child in Orphanage」となっていてはっきり誰とは書いてない。子役のVitaliya Kornienko(2010年生まれ)は性別が女子である。
ほか雑談として、英雄は戦車に乗っているもの、と主人公が語っていたが、向こうで英雄といえば戦闘機乗りなどよりT-34戦車とかで爆走するイメージなのかも知れない。また「陸軍元帥ロバート・デュヴァル」とは何の冗談か(TV「将軍アイク」1979か)。日本なら三船敏郎元帥だ。
かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-10 09:11:16)
5.《ネタバレ》 主人公の医師が、女マッドサイエンティストにしか見えない。もう少し派手目のアクションがあれば盛り上がったのかな。
はりねずみさん [インターネット(吹替)] 4点(2022-07-25 14:26:37)
4.観ることがほとんどないロシア映画です.
非常に地味だし,暗い.
字幕でかつ,お酒飲みながら観たら寝そうな映画です.
時代設定が冷戦時代のソ連ですが,現在でも当てはまりそうな内容でなんか意図があるのかと勘繰ってしまいます.
あきぴー@武蔵国さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-07-17 08:59:46)
3.ロシア映画らしい地味~なエイリアンホラー。

内容を考えればこのエイリアンが悪霊や未知の生物でもほぼ同じストーリーが構築できるわけで、そうするとそもそもエイリアンである必然性自体がほとんどないっていうね。

全体に画面が薄暗いんですが、本編もまさにその薄暗さにちょうど見合うくらいの地味さで、なんとも褒めどころを見つけるのが難しい映画です。逆にめちゃくちゃけなすほどでもないっていう。
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-07-04 23:14:52)
2.《ネタバレ》 エイリアンが人間の体内に寄生するという設定は使い古されたものだが、出てまた戻ってくる、というのは斬新。
そして寄生した人間と精神まで共有するに至る、というのもなかなかに興味深い。
恐怖を感じて脳から分泌される物質を好んで食する、というのも、単に人間を餌にするのではない新たな展開で面白かった。
恐怖をコントロールすることができれば襲われないと信じて、自ら檻に入るシーンはハラハラもの。
宇宙飛行士の仕事を優先して息子を捨てた、というおそよ共産圏的ではない悩みを抱えた宇宙飛行士の設定がちょっとわかりづらいし、エイリアンの造形が「LIFE」と酷似しているものの、映画としてはかなり丁寧な作りで見ごたえがあった。
この手をジャンルを今どき撮ろうという心意気に加点。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-05-06 10:30:39)
1.《ネタバレ》 ロシアのエイリアン映画。まず、言いたのは販売のパッケージ詐欺。なんか軍隊でてきたりして、怪物と戦う女性のバリバリアクションってイメージなんだけど、内容は全く違います。SFホラーな要素もありますが、ちょっとロシアの文学的な雰囲気もある人間ドラマ中心。舞台も冷戦時代のソ連。だいたい主役の女性は神経生理学者で、バリバリアクションしません。研究や診断をします。どうして主役の女性がエイリアンと共生関係にある宇宙飛行士に共感しちゃうのか、あんま描写がないんだけど、最後になんとなく明らかになる仕組みで、そこにヒネリがあります。ロシアの雰囲気が新鮮で、退屈感はあんま感じなかったです。
なにわ君さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-18 22:12:37)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
5337.50%
6337.50%
7112.50%
800.00%
900.00%
1000.00%

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