潜水戦隊帰投せずのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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潜水戦隊帰投せず

[センスイセンタイキトウセズ]
Above Us the Waves
1955年上映時間:92分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
アクション戦争ものモノクロ映画実話もの
新規登録(2013-12-10)【S&S】さん
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監督ラルフ・トーマス〔監督・1915年生〕
キャストジョン・ミルズ(男優)
ジョン・グレッグソン(男優)
ドナルド・シンデン(男優)
ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス(男優)
マイケル・メドウィン(男優)
セオドア・バイケル(男優)
ウォルター・ゴテル(男優)(ノン・クレジット)
音楽アーサー・ベンジャミン
録音ゴードン・K・マッカラム
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 大英帝国が大好きな特殊コマンド作戦のひとつを描いた作品。第二次世界大戦時、ドイツの戦艦ティルピッツを撃沈しようと英国海軍が躍起になった史実をもとにしています。ノルウェーのフィヨルド奥深くに隠れているティルピッツを仕留めるためにまず考えたのは人間魚雷作戦。人間魚雷と言っても日本の回天みたいな自殺兵器ではなく、魚雷をオートバイみたいに人間がまたがって操縦できるように改造して、目標の船底に時限式弾頭をくっつけて乗員は脱出するという方式です。実はこれはイタリア海軍が開発した兵器で、英国海軍はこいつの攻撃で戦艦2隻を大破着底させられるという痛い目に遭っています。映画ではこのイタリア海軍お得意の戦法をまるでイギリス人が考えたような撮り方をしてますが、まあそこはご愛敬と言うことでしょう。訓練に苦労して作戦は実行されますが、漁船で曳航中につまらないことでこの魚雷がおシャカになってしまい失敗します。次に考えたのは4人乗りの小型潜航艇で近づいて携帯電話のバッテリーみたいな時限爆雷を置いてくるという作戦です。今度は何とか上手くいってティルピッツには大損害を与えることが出来ましたが、参加した隊員は全部戦死するか捕虜になって“潜水戦隊帰投せず”と言うわけです。 捕虜になってティルピッツに上げられても、ドイツ海軍がちゃんと敬意を持って扱うところがちょっと驚きで、ウソ臭いと思うかもしれませんがこれが史実だからまた凄い。こういう英国式特攻作戦は結果的に捕虜になってしまうことを前提としていますので、日本相手の太平洋ではほとんど実行されなかったそうです。後半部での潜水艇内での細かな描写は光っていますが、劇中で女性がまったく登場しないとっても地味な映画でした。
S&Sさん [DVD(字幕)] 5点(2014-01-14 01:08:21)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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200.00%
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700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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