エヴァとステファンとすてきな家族のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エヴァとステファンとすてきな家族

[エヴァトステファントステキナカゾク]
Tillsammans
ビデオタイトル : エヴァとステファンとすてきな家族
2000年スウェーデンデンマーク上映時間:106分
平均点:6.23 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
ドラマコメディ
新規登録(2004-07-04)【ジマイマ】さん
タイトル情報更新(2009-02-16)【オニール大佐】さん
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監督ルーカス・ムーディソン
キャストミカエル・ニクヴィスト(男優)ロルフ
脚本ルーカス・ムーディソン
主題歌アバ“S.O.S”
製作ラーシュ・ヨンソン
あらすじ
夫に殴られた妻は激怒し、子供たち(エヴァとステファン)を連れて家を飛び出した。母子3人は、叔父が暮らすコミューンで生活するようになる。そのコミューンはレズビアンや共産主義者やフリーセックスの女性が住む場所だった。エヴァたちと彼ら変わり者たちの奇妙な共同生活がはじまった。
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1
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13.《ネタバレ》 行き過ぎた自由とは。ラストで家族の再生をほのかににおわせて、でもそのあとがまた同じ繰り返しなのではと、、考えすぎか。「歓びを歌にのせて」のミカエル・ニュクビストの繊細さと凶暴さがうまく演じられている。
HRM36さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-28 22:46:32)
12.《ネタバレ》 一つの家に色んな考えの人が集まり、衝突したり影響し合ったりしながら変化・成長(?)していくが、融合できない人は出て行ってしまうというような、群像劇的な話…という解釈でよかったのか?観ているぶんには、衝撃的なシーンの連続で飽きません。まあ、一人一人の主義・主張はそんなに大事じゃないんだろう。大人はただ単に身勝手な人が多くてなかなか共感しづらいし。まだそれほど汚れていない子どもたちが救い(ただこれから徐々に染まっていくんだろうな…)。ただ、個人的に。フリーセックス主義者(というと聞こえはいいが、実質はただの欲求不満女)の存在が不快で仕方なかった。このまま気弱な叔父があの女を受け入れていくのかと思いきや、あのラストで溜飲が下がった。そこに1点加算。ところで、まだ鑑賞し終えてないけど作品としての印象が「イディオッツ」と少しかぶるなあと思ったら、こちらもデンマークなんですな。満たされない現実を捨て去りたい人の駆け込み寺としてあったら楽しいかなと想像してみるものの…私には無理。無難に生きます。
よーちーさん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-25 00:03:45)
11.子供が主演ですが、子供のための映画ではないです。政治、同性愛、信仰等がちりばめられています。皮肉っぽい展開もあったりして、結構凝ってます。ラストで雪まみれになりながら皆でサッカーをするシーンが好きです。皆良い顔しています。
色鉛筆さん [DVD(字幕)] 2点(2009-03-07 19:22:47)
10.邦題などでほのぼの系を想像してたけど見事に裏切られた。吐き気がする程のあの場所の空気しか伝わらなかった。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 4点(2008-09-10 22:08:03)
9.《ネタバレ》 共同生活をしている人たちの存在感が凄まじい。フリーセックス主義の女、神経衰弱気味の共産主義の若者、フェミニストが嵩じてレズビアンになった女、おかっぱ頭のゲイなど個性的な人たちというよりも変態的な人たちの濃密な人間関係を堪能できる。まず冒頭から衝撃的なシーンがある。レズビアンの女は「性病にかかった」といって下半身を平気で人前で露出している。(毛がもさもさのためモザイクなし)それを見苦しいと思った元夫は、そのことを相手に分からせるために自分も下半身を露出する(もちろんモザイクあり)そんなときにこれからここに住もうとしているエヴァとステファンがやってきて見てしまった。まさに変態ハウスにようこそという様相でした。まずここでこの混沌(カオス)を見て、観客は引き込まれるか引いてしまうかに選別される。それからエヴァの父親は、宇宙戦争のトムクルーズの駄目パパぶりをさらに磨き上げたようなスーパーダメオヤジでした。実際に世の中には子供から孤立してしまう父親というのはとても多いと思う。父親というのは、母親が「あなたは父親ですよ」と認めることではじめて子供たちは父親を容認できる。逆に母親が父親に対して、親失格の烙印を与えれば一瞬にして父親は子供たちの前で親の権利を剥奪されてしまう。この映画の父親はなんとか家族を取り戻そうとするが焦れば焦るほど子供たちの前で失態を繰り返してしまう。そういう父に対してエヴァは現実的な子供の対応をし、ステファンは映画的な子供の対応を見せる。車の中でステファンと父親が抱き合っている姿を母親が窓から見守るシーンは映画的であり感動させられますが、反対にエヴァは冷めた目で親の離婚騒動を他人事のように眺めている。私もエヴァタイプの子供だったし多くの子供も同じだと思う。親の離婚騒動を客観化するのが現実の子供の姿です。ラストのサッカーシーンは泣けます。ゲイもレズもダメオヤジも隣に住むセックスレス主婦まで参加してボールを蹴っている。彼らはボールをどちらのゴールにいれるかに全くこだわっていない。そこに監督のメッセージを感じる。
花守湖さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-29 21:03:53)
8.《ネタバレ》 例によって殺人も起きず、ゾンビも幽霊も宇宙人も出てこない映画である。例によってというのは…スカパーを導入したことにより、チャンネルの選択という必要不可欠な行為を通して、自分自身の好みというものをはっきり認識せざるを得なくなってきたからです。で、殺人も起きずサバイバルもせずゾンビも幽霊も宇宙人も出てこない映画というのは自分にとって異物(数ある映画のジャンルの中で)なのだなあ、という前提のもとに見てみる。
殺人も起きずサバイバルもせずゾンビも幽霊も宇宙人も出てこない映画としては、なかなかうまい見せ方である。話の省略の仕方もおおむねよい。父親のシャワーシーンあたりはくどいが。
子供の描き方もうまい。子供ながらもステファンが父親ゆずりのマチズムをすりこまれていることを、「女の靴か男の靴か」でさりげなく見せたり、浮かれる母親の影で鬱屈がたまっていくステファンの様子を自然に描いている。
当然ながら、ムーディソンというのは映画の中で「ジャッジ」をしない。
口下手な夫に手を上げさせるまで追い詰めたと思われる未熟な母親も、口が重いから先に手が出てしまい、逃避に走って酒びたり、の父親も、優柔不断を「自由」と思い込んでいる叔父さんも、幼児なのに酒タバコを覚えたテトとそれを教えた大人も。
特に、母親の描き方が非常に微妙である。
無一文で子供を連れて家を飛び出す割には、弟に頼るという依存心、他のコミューンのメンバーへの迷惑を承知しながら、口をつぐんでいるずるさ、家を出た開放感でいっぱいのあまり、子供のメガネが壊れたことにも気付かず浮かれ遊ぶ中年太りの母親。
私は、他のメンバーよりもなによりもムーディソンは「母親」の変化を描きたかったのだと確信する。
この状況では、父親の謝罪を受け入れ夫婦が和解し、迎えに来た父親と一緒に一家が帰っていく、というのが普通である。
だからこそ、母親が「あなたを愛しているけど帰らない、育児と家事に縛られるのは二度と嫌だ」と言い放つところこそが、衝撃のラストだったのである。なんだかほんわかムードでごまかされて終わるけどもー、ここは「家族学(そんなものがあれば)」的に考えればショッキングな場面なんだ本当は。
そして、ムーディソンはさらにすごいことをほのめかす。「パパがここに住めばいいんだ」。
それが「TOGETHER」の意味なのか。…私はちょっとムーディソンがこわい。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-23 12:29:36)(良:1票)
7.《ネタバレ》  どんな崇高な理想やイデオロギーであっても家族の絆は作り出せないというメッセージを感じましたね。
 しかし、この邦題はちょっと違うような・・・・(予告編も酷いです)。
TMさん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-08 19:02:12)
6.エヴァもステファンもけっこう個性的なのだけれど、周りの大人たちが超ユニーク、はじけ具合が凄い!
2人が子供ながらも気を使い、なんとか上手くやろうとする姿が健気に思えてきて。
そんな訳で、大人に振り回される子供たちに頑張れ!とエールを送りながら見続けました。
けっこうシビアなことを描きつつ、きつい中にもほっと出来たり、ほんわかさせてもらえる作品です。
たんぽぽさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-01 20:12:14)
5.《ネタバレ》 最初にお互いの××を見せ合っているシーンから毒の効いたブラックコメディかと思い「ドキッ!」としたけど、最後は素直にハッピーエンドな結末でホッとしました。後半は駄目なお父さんのキャラクターに感情移入してしまい大泣き。普通に考えて同性愛に目覚めたり隣人の家庭が崩壊したりと悲惨なことだらけだけど、久しぶりに家族というものの大切さを思い知らされました。
かんたーたさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-02 21:14:00)
4.30年前の風俗に辛辣な視線を向けつつ(これは「反省」ということでしょうか)、「コミューン」が真の意味での共同体へと進化を遂げていく様子を描いたスウェーデン映画。1975年当時、我が国のメディアで伝えられた情報によれば、社会風俗的に一番の先進国はスウェーデンだったのだとは思う(現在ではオランダかな?)。しかし本作を観てみると、当時は黄金郷に思えた国も、自由と無責任を履き違えた単なるヒッピー文化が蔓延していただけということが解る。そして世界中の国と同じ様に、馬鹿な若者もいれば保守的な大人もいる。幸せな家庭もあれば崩壊した家庭もある。で、馬鹿なムーヴメントが終息していった様に、それに踊らされていただけの馬鹿者共は、最終的に馬鹿を見ただけで終わるのも世界共通です、5点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-04-05 00:08:35)
3.非常に微妙でした・・・。言いたいことは分かるんですが。
kasumiさん 5点(2004-11-27 21:12:24)
2.理屈っぽい言葉で言うと、これは「関係性の構築・再生」のドラマなんだな、つまりは。ここで描かれているのは、フラワームーブメント真っ盛りの時代で、出てくる人たちも極端なのばっかだけど、イデオロギーや性的嗜好のみに限らず人間は一人一人がそれぞれ異なった考えや規範を持っていて、それをぶつけ合い、時に傷つけ合い、時に癒し合いながらコミュニケーションしていく、しかないんだよなあ。独特の映像センスがちょっと合わない感じもしたけれど、ラストの雪の中のサッカーシーンは、とても美しいです。
ぐるぐるさん 8点(2004-08-26 20:23:11)
1.自由をはき違えてる人たちに不快と嫌悪感を覚えつつ、う~・・・でもでも、最後まで見てホント良かった、ニッコリ出来ましたよん。
ジマイマさん 7点(2004-07-15 16:24:39)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.23点
000.00%
100.00%
217.69%
300.00%
417.69%
5215.38%
6215.38%
7430.77%
8215.38%
917.69%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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