鋼の錬金術師のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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鋼の錬金術師

[ハガネノレンキンジュツシ]
FULLMETAL ALCHEMIST
2017年上映時間:135分
平均点:4.50 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-12-01)
アクションドラマアドベンチャーファンタジーシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2017-10-06)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-05-17)【イニシャルK】さん
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監督曽利文彦
キャスト山田涼介(男優)エドワード・エルリック
本田翼(女優)ウィンリィ・ロックベル
ディーン・フジオカ(男優)ロイ・マスタング
蓮佛美沙子(女優)リザ・ホークアイ
本郷奏多(男優)エンヴィー
國村隼(男優)ドクター・マルコー
石丸謙二郎(男優)コーネロ教主
原田夏希(女優)グレイシア・ヒューズ
内山信二(男優)グラトニー
夏菜(女優)マリア・ロス
大泉洋(男優)タッカー
佐藤隆太(男優)マース・ヒューズ
小日向文世(男優)ハクロ将軍
松雪泰子(女優)ラスト
水石亜飛夢アルフォンス・エルリック
原作荒川弘「鋼の錬金術師」(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
脚本曽利文彦
作詞MISIA「君のそばにいるよ」
主題歌MISIA「君のそばにいるよ」(アリオラジャパン)
製作細野義朗
ワーナー・ブラザース(映画「鋼の錬金術師」製作委員会)
ジェイ・ストーム(映画「鋼の錬金術師」製作委員会)
パルコ(映画「鋼の錬金術師」製作委員会)
電通(映画「鋼の錬金術師」製作委員会)
毎日放送(映画「鋼の錬金術師」製作委員会)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(映画「鋼の錬金術師」製作委員会)
WOWOW(映画「鋼の錬金術師」製作委員会)
アニプレックス(映画「鋼の錬金術師」製作委員会)
朝日新聞社(映画「鋼の錬金術師」製作委員会)
プロデューサー濱名一哉(エグゼクティブプロデューサー)
配給ワーナー・ブラザース
美術清水剛
振付水石亜飛夢アルフォンス・エルリック(モーションキャプチャー)
編集洲崎千恵子
照明石田健司
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1
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10.《ネタバレ》 原作未読でアニメを少し見た程度ですが、日本人で映像化するのが難しい世界観を頑張って、雰囲気作ってると思います。原作に思い入れがなく、こだわりが無いからかもしれません。続編があるならば、今作と同じように、作品への敬意を忘れずに丁寧に作って欲しいものです。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-05-06 19:23:05)
9.私は原作の愛読者であるので、この映画への酷評をたくさん耳にしたうえで、心してハードルを下げて観賞しました。
やっぱり「漫画を実写にする」ことの難しさ、を克服できていないです。そもそも二次元の紙の上で紡がれる物語世界にはそこでのみ了とされる様式があり、読者は暗黙のうちにそれを理解して世界観を受け入れます。しかし、漫画のコマをそのまま生身の人間が絵のとおり再現しようとすると強烈な違和感が生じます。語尾を「~じゃ」で終わらせる博士や「ざます」オバサンが現実世界ではほぼお目にかからないように。そのキャラクターのエッセンスのみを生かすべく、一旦三次元向けに変換が必要かと思うのですが、それができていない。アジア人の顔に乗っかる金髪は目にうるさいだけだし、台詞回しに至ってはギザギザ吹きだしのままデカイ声を出すのみのアイドルの大根ぶりはちょっと見ていられません。
原作は全27巻に及び、土地や民族の歴史を織り込んだ深みのあるお話です。そもそも2時間に収めるのは無理なのです。映画「ハリー・ポッター」は各巻ごとの制作だし、「ロード・オブ・ザ・リング」だって三部作なのです。そこをなんとかやれと言われれば、最初と最後を無理やりくっつける、こういうやり方しかないのかもな、とも思います。脚本はむしろすごく頑張ったのでは。
ファンを納得させる出来ではないにしろ、でもこの映画わりと「まじめに」作られた感があり、キャスティングなどは原作のイメージを損なわない役者を揃えています。辛口ファンも認める松雪泰子はもとより、タッカー役に大泉洋とはナイスな起用でした。こんなにハマるとは。マスタング大佐にディーン・フジオカも私的にはアリなのですが。あの年齢で前髪ありの髪型が様になる役者が他にいるとは思えない。
それに映像技術のレベルの高さも良かったな。架空のヨーロッパぽい土地の風俗は漫画のままだし、ダーク・ファンタジーの雰囲気を損なわないようにグロテスクな怖さも綺麗めに描写していますし。アルの動きはまったく滑らかで、”そこにいる”かのように感じながら観られたのは素晴らしかった。かつて「REX」が「ジュラシック・パーク」と同時期に公開され、わが国の映像技術レベルの哀しさをひしひしと噛みしめた頃を思うと隔世の感があります。
ということで、いろいろ引いたり足したりで5点。甘いかな。
tottokoさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-07-23 00:44:12)
8.《ネタバレ》 原作既読。思っていたほど悪くはないが実写にする必要もない。
ぷるとっぷさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-11-11 16:49:41)
7.原作を全巻読んでるけど、なかなかの傑作ですよ。
特に終盤、「そろそろダレてきたかな?」と思った瞬間、最後に伏線を回収してビシっと締めてくる。
これほど見事なラストのマンガは、そうそうあるもんじゃない。

それに比べてこの映画の駄作感。
なんの考えもなく、原作のオイシイところを適当にチョイスして「いっちょ上がり」感ありあり。
オイシイところを繋いだだけだから、セリフは説明ばかりで、それなのに悪役は何が目的なのかさえよく分からない。
本当に原作がかわいそう。
まかださん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2018-06-10 05:16:46)
6.《ネタバレ》 コミックの方は読んだことありません。全くの予備知識なしで観たのですが、
奇想天外で独創的な世界に感心いたしました。日本の漫画は自由で素晴らしいなぁ。
ただ、そういう世界観なものでやっぱり背景の説明とかでほとんど占められているような印象なんですよね。
続編がありそうな感じだったので、本格展開はまたそちらに譲るとしましょうか。
邦画にしてはCGすごく頑張っていて、レベルが上がったんだなぁと実感しました。
ヨーロッパでロケしたんでしょうか。風景も美しくて良かったです。
あろえりーなさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-06-08 21:35:10)
5.《ネタバレ》 原作は知らないけれど、この映画超絶につまらなかった。なにがつまらないって、錬金術という特殊な能力を持っていながら、やってることは壁作ったり、石や土の形を変える程度。炎の人はただただ、まんま炎で芸がない。敵も爪伸ばすだけと変身するだけと、ただただ食うだけの奴ら。さらに言えば主人公なんて、いっちゃん最初の奴を倒しただけで、あとは炎の人が活躍してはいおしまい。それでも主人公かよ!もっと活躍しろよ!それに、交通整理が全く出来ていないもんだから、誰が何をしたいのか中途半端すぎ。もう疲れるしイライラするし、なんとかして~。それとね、めっちゃ大ピンチなのに公衆電話から電話するってオイ!なめとんかい!やられますよ~、やっちゃって下さい~、で素人丸出しの見え見え演出は、開いた口がふさがりませんでした。

とにかく酷い映画でした。
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 2点(2018-05-08 22:21:27)
4.原作未読。
お友達に誘われ、予備知識無しで鑑賞。
お話もまとまっており、面白かったです。
カタカナ名前で黄色とかのカツラだから、映画ではなく舞台を見ているよう。

山田涼介さん活躍されているそうですね。
知らなくてごめんなさい。
弟を思う演技、気持ちが入っていてとても良かったと思います。
これからは山田さんの出演作見てみたいと思いました。

松雪泰子さん、最高に上手い!
錬金術師よりも悪役のほうが私の記憶に残りそう。
お友達はディーン・フジオカさんのファンだけど、私は佐藤隆太さんのほうが好きだなぁ。

などと思いながらニコニコと観ることが出来ました。
たんぽぽさん [映画館(邦画)] 7点(2017-12-22 14:05:20)
3.《ネタバレ》 凡作。駄作だなんだと言われるほどの作品ではないと思う。原作(&アニメ)に思い入れはなく、日本人が演じること自体に不満もなかったが、どれほど“酷い作品”なのかと怖いもの見たさで鑑賞したが、そこまでの酷さを感じなかった。映像(CG)も結構頑張っていたように見えた。【ネタバレ注意】もちろん、「ぐだぐだ喋ってないで、とっととトドメをさせよ」といった、どの映画にもありそうなツッコミどころは多々あるし、終盤で世界を支配するつもりの将軍が、あそこで「試しに一体」ということもせず、いきなり全部動かし始めるとか、何を考えているんだとツッコみたくなった(原作がどうなっているかは知らない)。その意味では、いくらか陳腐なストーリー展開かもしれないけれど、そこまで破綻はしていなかったと思う。役者としては、ホムンクルス陣、とくにラスト演じる松雪泰子さんがよかった。いまだ現役で美女を演じ、それが似合っているというのはすごい。ついでに「錬金術師(れんきんじゅつし)」って言いにくい言葉だと思うけど、みんな滑舌よかったね:-)
mohnoさん [映画館(邦画)] 5点(2017-12-15 22:19:32)
2.《ネタバレ》  公開前からかなりの悪評が渦巻いていて、なんかデビルパワーを発揮している映画?ってヘンな期待をしちゃいましたが、言われてるほど酷くもなく、さりとて良くもなく、ごくフツーな印象でした。日本人が洋モノ演じる状態はヅカで慣れてますしねぇ。もっとも、ヅカみを感じたのは辛うじて蓮佛さんだけでしたが。

 この映画最大の問題は、娯楽映画のクセして見せ場が極端に少ない、ってところでしょうか。冒頭にCGを駆使したアクションシーンがあって、そのノリがずっと続くのかと思ったら、あとはクライマックスまで大々的なアクションは登場しません。その間はひたすら対話シーンとミステリー展開と。その流れがちっとも面白くないのでダレるダレる。1時間40分で語れる程度の中味を2時間13分に水増ししてるような状態で。
 それから、エドとアルがメインなハズなのですが、これがちっとも活躍しなくて。画面に出ている時間が長いだけで、実質的にはディーン・フジオカの映画じゃね?って感じ。まあ、監督が「綾瀬はるかが主人公だと思ってたら大沢たかおの映画でした」な『ICHI』の人ですしね・・・
 マンガゆえのぶっ飛んだ設定を受容するのも大変ですし、不可解な行動する人達もなかなか理解し難いですし(小日向さんは、何を根拠にあの一つ目を自分の支配下に置けると思い込んだのでしょう?)。

 それでも、そんなマンガな話でも、エドとアルの関係性というか、背負った悲劇な部分は楽しめましたし(山田涼介の演技は喜怒哀楽の単純な使い分けしかできてないように思いましたが)、それから松雪泰子姐さんは最高でしたし。『クボ 二本の弦の秘密』の闇の姉妹の実写版みたいな存在で、仮面無しであの仮面顔は恐ろしくも美しくて、ゾクゾクしましたわ。
 大泉洋とか本田翼とかの、いつものまんまのイメージの人とかはツッコミどころなんでしょうけれど。

 もう少し「小さい子も見にくる娯楽映画」って視点で作って欲しかったかも。そういう縛りがあるところから生まれる娯楽性っていうの、実は今の邦画に必要なものだと思うので。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 5点(2017-12-04 22:02:57)(良:1票)
1.《ネタバレ》 原作未読。「君のような感のいいガキは嫌いだよ」のコマぐらいしか知らない状況での鑑賞。
原作を知らないので、原作のキャラと映画のキャラ作りがどうとかはよくわかりません。
試写会から阿鼻叫喚が止まらなかった本作、クソ映画ハンター的にはものすごいアンテナがビンビン立ってるわけですよ。妖怪アンテナですよ。そりゃぁ行くよね!ハンターだし。登山家は山があったら登るように、我々は地雷があったら踏むのです!

ということで見てきました、初日に。映画の日、ありがとう。君のおかげでシネマイレージポイントがたまったので、ジャスティスリーグが無料で見れるよ。てかジャスティスリーグよりハガレンを優先するとか、我ながらすごいな。

結論から申し上げますと、ひじょーに、見ていて「きっついなぁ~」って感想でした。
ゲド戦記以来の「早く終わんねぇかなぁ~」っていう想いを抱きながらの鑑賞。
なぜそのようなきつい状況になったのか。答えは明白で、映画としてのメリハリがないんですよね。
大体のアクションだったりこの手の漫画ものだと、冒頭のアクション~話を進めるパート~中盤のアクション~話を進めるパート~最後のアクション という流れが基本的。
しかしこの映画はそうではない。確かに世界観や錬金術というものがこの世界でどのようなものなのかを説明するためのアクションが冒頭にあり、それは見ごたえがあった(CGのレベルは言及しない)。
だが、まずいことにそこから先、アクションとしての見ごたえのある場面が終盤の決戦まで来なかった。ただひたすらお話を進めているだけ。
そのため、非常に中だるみしていて、見ていてつらかった。後で書くけど、お話を進めるパートの演技というか演出もあまりにも邦画の典型的な演出ばかりで、ひじょーにそれもしんどい要因。

困るのは終盤の展開がいまいち盛り上がりに欠けていたこと。
最終決戦に至る前の地下通路でのやり取りも最悪で、デブが兵士に襲い掛かるシーンも兵士がビビッて斜め上に銃を乱射とか…今時こんなひどいアクションさせるなよ!
んで、見え見えの黒幕のありきたりな悪だくみによって、唐突にゾンビものになって(しかもこの一目ゾンビのCGがひどい)、将軍が噛まれて死亡とかもう見え見えで。ま、そこはゾンビ物の宿命なのでしょうがないとして。てか、これ、ゾンビ物だっけ?錬金オブザデッド。
せっかくゾンビものになったのに、肝心の「物量を火力でどう抑えるか」の攻防が全く描かれていない。非常に残念な銃撃をアップで撮って終わりとかw。最初の防衛線の配置を見たとき、最前線に並んだのが全員ライフル担いだ人間のみで、その連射できないライフルのみで対抗かよ!って思ったけど、どこからか機関銃も出てきて乱射とか。どこに配置してたんだwww
そのあとのシーンが全滅させた後とか。ハンドガン構えてるシーンで始まったあたり、ライフルの弾が尽きてハンドガンで応戦しましたって言いたいのかもしれないけど、途中経過を見せてくれないとねぇ・・・バイオっぽい画が取りたかっただけにしか見えませんでしたよほんと。
ホムンクルス側のデブの活躍シーンも全然で、ゾンビ兵たちを食べまくるシーン無し。食べ残すなといいわれたのにいっぱい食べ残してたやんw
さらにホムンクルスのラストらとの対決も盛り上がりに欠けている。とにかく岩で壁作って火炎放射して終わりというあっけなさ。もうちょっとなんかやろうよw冒頭の頑張りで予算尽きたのか??

次に演技・演出なんだけど、「邦画だしジャニーズだしこんなもんだろ」というフィルターがかかってるのもあって、非常に甘めの評価をしている。
しかしながら、主要人物が喧嘩をする→喧嘩を横で見ているヒロインが「やめてよー!○○はねー、あなたのことをこんなにも想っているんだよ!」というこのやりとりを見て、「邦画臭すぎる!」ってなりました。
邦画でこのパターン、多すぎじゃね?原作でもこのやり取りあるんかな?
つれぇわ。
他にも「あー、暖かい家庭の演出をしてるってことは、こいつ死ぬんだな」とか、「お前絶対黒幕だろ!」ってものも多くて、展開に驚きがない。
しかも、ベテラン俳優の演技もなんかいまいちすぎる。この人こんなに大根だっけ?って俳優が多すぎた。
ポスターで話題だった大泉洋も大泉洋のまんまだったし、小日向文世も小日向文世のまんまだったし。
そんな中、松雪泰子が何をしゃべっているのかがわかるというのが非常に驚いた。いつもはキレキャラで叫んでる時以外は何を喋っているのかわからんのに、今回はよくわかる。そこは評価。

原作の再現度がどんなもんか知りたいところだが、とりあえず原作未読の者が見た感じ、
つれぇわ
というFF15のような感想しか出てこないなぁ。
みーちゃんさん [映画館(邦画)] 2点(2017-12-04 13:57:32)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 4.50点
000.00%
100.00%
2220.00%
3110.00%
4110.00%
5330.00%
6220.00%
7110.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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