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いぬ

[イヌ]
Le Doulos
1962年上映時間:108分
平均点:6.33 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画犯罪もの
新規登録(2003-10-31)【おっさんさんさん】さん
タイトル情報更新(2011-11-28)【S&S】さん
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監督ジャン=ピエール・メルヴィル
助監督フォルカー・シュレンドルフ
キャストジャン=ポール・ベルモンド(男優)
セルジュ・レジアニ(男優)
ジャン・ドサイ(男優)
ミシェル・ピッコリ(男優)
フィリップ・ナオン(男優)
フォルカー・シュレンドルフ(男優)(ノン・クレジット)
脚本ジャン=ピエール・メルヴィル
音楽ポール・ミスラキ
撮影ニコラ・エイエ
製作カルロ・ポンティ
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【クチコミ・感想】

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1
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9.《ネタバレ》 決して複雑なお話しではないはずなのに、とくに前半は独特な語り口のせいで異様に判りにくい映画になっているんじゃないかな。冒頭でモーリス=セルジュ・レジアニがなんで故買屋を殺すのかとか、モーリスとシリアン=ベルモンドとの関係性とかが特にね。こういうところがフレンチ・ノワールらしいと言っちゃえばそれまでなんでがね。登場人物たちは犯罪組織の上層部というわけではなくローン・ウルフの集まりみたいな感じなのに、妙にきちんとした服装でとくにベルモンドのトレンチコートの着こなしなんか惚れ惚れさせてくれます。完全に“いぬ”はベルモンドだと思わせといての後半での急展開はちょっと都合よすぎるところもあるけど見事な脚本でした。ベルモンドにしても決してカッコよいだけでなく、けっこう躊躇なしに人を殺すダークヒーローなんです。それにしても60年代のベルモンドは、この作品も同様ですけど死ぬ間際の一言がカッコ良いんですよ、死ぬ寸前で女に電話して「フェビアンヌ、今夜は行けそうにもない」ですからね。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-02-08 21:58:13)
8.ジャン=ピエール・メルヴィルとジャン=ポール・ベルモンドが組むとこんな感じになりますよ、っていう感じの映画。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 6点(2021-06-19 14:46:32)
7.登場人物の関係が解り辛く、見せない演出がさらに解らないものにしていて、モヤモヤが募るばかりで折角の雰囲気を味わえなかった。
The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 5点(2017-12-25 00:20:46)
6.メルヴィル最高の1本になるであろうフィルム・ノワールの傑作。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-06-18 20:41:51)
5.《ネタバレ》 渋いっすね~
セルジュ・レジアニですか。「冒険者たち」で船に乗り込んできた男だな。
特徴のある独特の顔で、ベルモントとは違った泥っぽい雰囲気をもってるなあ。
当然、シリアンが『いぬ』だと思って観てるわけですが、最後のネタバレでおおーっと思ってしまった。確かに全ての行動に辻褄があってくるもんな。
助けに来た車とか、埋めた宝石を掘り起こす男とか、見えそうで見えないのもいい。最近あんまりこういう演出ないような・・
最後は無念の結末だが、特にシリアンの死に際が良いね。
彼女に何て言うんだろう、それとも言えずに死んでしまうのか!?
と思いきやあのセリフ!
シリアンだから、ベルモントだからこそのオサレすぎる結末で+2点!
kosukeさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-23 12:46:07)
4.2回目鑑賞。人物と名前が覚えにくく、展開も複雑で理解しずらい。

もう一度鑑賞する要あり。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-06 18:32:30)
3.《ネタバレ》 この映画はモノクロ映画独特のクールさがあると思う。シブい!玄関を開けたときにわざと影を作って顔を見えなくしたり、シリアンが宝石類を土から掘り起こすシーンなんかは、ストーリーの構成上(モノクロ画像によって)程よく影を作って映しているのが上手いと思った。走っている車を外側から映している場面の、あからさまに合成である部分を除けば、映像面ではかなりイイと思う。
ただ、やはりストーリー面をとってみるとかなり難解で、私にとっては完全にお手上げ状態。繰り返し観てみて大筋は把握できたけどこれは間違いなく難しい部類。最初に見たとき“花輪”とか“葬儀”とかの意味が解りませんでしたからね。そのせいで、最後にモーリスとシリアンが撃たれた理由が全く意味不明でした。
あと、ヌテッチオ役のミシェル・ピッコリは絶対に配役ミス。もっと存在感があってズル賢そうな顔の人の方が適していると思う。
もっつぁれらさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-10 12:38:44)
2.《ネタバレ》 仏のフィルム・ノワールを代表する作品らしいですが、その肩書きは伊達じゃなかったです。長く伸びる人影、揺れ動く電球、黒い影で覆われた顔など明暗の使い方、気だるさと色気を感じさせる音楽など抜群の雰囲気で、それだけ観れてしまいますが、映画終了後にストーリーを振り返ると、これも一級品だったことが解りました。暗黒街にどっぷり浸かっており、無表情で感情を表に出さないシリアンだが、その仮面の下には、人に言ったら笑われるような一面を持っている。この両面を持っているあたりは、ハードボイルド風味で好きです。モーリスに真相を打ち明けるシーンでも無表情で事実を淡々と述べるだけで、友情を感じさせることはない。そんな彼が「ポンチエリの道で誰かが匿ってくれと言うだろう、助けてやろう」と言いブイサインをする。この時の一瞬微笑んだようなベルモンドの表情と仕種は大好きです!これが暗黒街に生きている今の彼にできる精一杯の表現なんだろうと思う。暗黒街を抜け出す寸前で彼は銃弾に倒れるが、抜け出していたらどんな表情をするんだろうかと想像すると、せつなさで胸が苦しくなります。アメリカ映画に比べると演出は抑え気味で、ストーリーもやや複雑なため合わない人もいると思うけど、個人的にはかなりお気に入り作品です。
ペリエさん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-24 02:14:37)(良:1票)
1.フランスらしい雰囲気は感じられたけど、なにか物足りなかったなぁ。
夏目さん 4点(2004-06-18 09:57:27)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4111.11%
5333.33%
6111.11%
7222.22%
800.00%
9222.22%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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