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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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681.  マイ・ネーム・イズ・モデスティ 《ネタバレ》 
DVDジャケットは、両手で拳銃を構えるイカした女の図柄。当然タランティーノお得意のガン&バイオレンスアクションを期待するワケですが、完全に肩透かしを食らいました。アクションシーンは終盤に申し訳程度。それも空手?中国拳法?彼女、銃なんか撃ってないじゃん!流石にコレは『羊頭を掛けて狗肉を売る』行為。映画自体に非はありませんが、宣伝の仕方がフェアじゃないと思いました。主人公と強盗団頭とのギャンブル対決、というより主人公の身の上話の回想シーンが主体となって物語は進行するのですが、正直あまりそそられません。自分にとっては“何が面白いのか分からない映画”でありました。ただこれは“つまらない映画”と同義ではありません。
[DVD(字幕)] 5点(2013-08-07 17:50:58)
682.  TEST10 テスト10 《ネタバレ》 
薬剤投与により超人的な治癒力を身に付けた被験者たち。副作用は薬剤の中毒性に、危険察知能力の欠如と理性の喪失。傷が治るスピードが速すぎて手術のメスも通らないとか、人間という枠を超えたから動物本来の能力が退化するとか、構想は実にユニークだと思いました。物語後半、制御が効かなくなっていくあたりの流れも定番ながらドキドキします。ただ、これだけアイデアが豊富なら、もっと面白い脚本が書けたのではないかとも思いました。解毒剤をキーアイテムとしたドラマ展開も可能でしょうし、実験成果を製薬会社上層部が単に揉み消すというのも芸が無いような。軍事利用も含め、この薬は金の成る木。物語終盤はもっとエキサイティングな展開が望めたと思います。
[DVD(吹替)] 5点(2013-03-18 18:22:41)
683.  ブレーキ(2012) 《ネタバレ》 
痛みを拠り所とする拷問では決して口を割らないであろう男から、情報を聞き出すために仕組まれた壮大なギミック。彼の一瞬の気の緩みを突く作戦です。おそらく機密事項について、目星はついていたのでしょう。ただ最終確認がしたかったと。うーん、それなら一応理屈は通ります。でも釈然としません。というのも、仕掛けの数々に“必然性”が感じられないからです。その象徴となるアイテムはタイマー。他のレビュワー様もご指摘のとおりです。4分毎のカウントダウンは、単に観客の気を惹くためだけの設定に思えてしまいます。言わば観客を釣るための撒き餌のようなもの。そりゃ釣られた方は、いい気はしません。大オチにしても中途半端。観客はサプライズがお好きですが、気持ちよく騙されたいのです。
[DVD(吹替)] 5点(2013-02-21 18:58:37)
684.  ハウス(2008) 《ネタバレ》 
DVD裏パッケージには“絶対死亡確率25%”の刺激的な文字。監禁された4人の男女。夜明けまでに誰かを殺せとの指令。典型的なソリッドスリラーの設定です。“悪霊の巣食う家”との記述もアリ。そうポイントは悪魔ではなく悪霊ということ。悪魔ならば、“悪魔のような人間”も含まれますが、悪霊となると霊的なモノに限定されます。“ブリキ男”なる猟銃を持った仮面男が登場する事から、序盤は異常犯罪者による監禁ものの様相を呈していますが、観終えてみれば極めて真っ当なオカルトホラーでありました。要するにDVDの裏パケで完全ネタバレしている訳です。現実と妄想、2通りの可能性を両天秤にかけて、観客の興味を惹くやり方もあった気がしますけれども…。役者でインパクトがあったのはホテルの女主人。役名ベティ。ブリキ男よりも顔が怖いのはご愛嬌。ちなみにDVD表パッケージ(ぬいぐるみを持った少女)は完全なイメージ画像です。トホホ。
[DVD(字幕)] 5点(2013-01-22 19:27:07)
685.  ゲット スマート
「基本デキる男だけど、どこかズレている」という主人公のキャラ設定は、ベタなコメディでお馴染みの「とことんお馬鹿でドジばかり」より、数段レベルの高い脚本を要求されます。必然的に笑いのハードルも高くなる。主役スティーブ・カレルは、見た目で笑いを取れる風貌ではありませんし、日本での知名度も高くない。演者のキャリアがモノを言うコメディにおいては大きなハンデです。笑いは文化そのもの。異文化を理解するのはただでさえ困難なのに、瞬発力を必要とする笑いであれば尚更のこと。本作は、日本人にとって見た目以上に敷居が高いコメディだと考えます。かく言う自分も、そんなに笑えませんでした。ただ、代わりと言ってはなんですが、ヒロインのアン・ハサウェイは最高でした。あの美しさと可愛さは尋常じゃない。とくにキラキラドレス+ボブカットにはやられました。二の腕フェチにはたまらないカットも続出。これが本当の「エロカワイイ」です。アメリカンコメディに慣れた方なら結構楽しめるのではないかと。
[DVD(字幕)] 5点(2012-12-22 21:59:27)(良:2票)
686.  ツーリスト 《ネタバレ》 
ハリウッドの2大看板俳優、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーを主役に据えて贈る古き良きサスペンスの香り漂う一作。ジョニー・デップはセレブオーラを封印して一般人モードに、逆にアンジェリーナは女優オーラを全開にして雅さを醸し出します。2人の対照的な演技プランが楽しいです。久々のロマンチックサスペンスを堪能させて頂きました。ただし、あの結末はどうだったでしょう。女の危機を救うべく立ち向かう主人公。武器さえ持たぬノープラン状態。まさに、あるのは愛のみ。最高の感動とロマンスだったのに、ちゃぶ台返しのオチで台無しになってしまいました。サスペンスにサプライズはつきものですが、何でもアリって訳ではありません。フランク=アレクサンダーの可能性を残しつつも、正体は霧の中程度の着地点で十分だったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-24 23:27:48)
687.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
冒頭のアリス軍団の戦いぶりは圧巻。セクシーボディスーツを身に纏った美人さんが、集団でサムライブレードを振り回し、マシンガンをぶっ放しながら、更にはサイコキネシスまで使うというハチャメチャぶり。まるでラーメンのトッピング全部乗せ状態。お腹一杯。クローンとは、死んだら補充されるゲームのキャラクターにも通じる概念で、ゲームを原作とする本作にはピッタリなのかもしれません。ただし、“替えが効く”主役キャラクターが大挙登場するという流れは、実は大して面白くありません。死という恐怖が、リアリティを帯びないゾンビ映画は問題があるということ。もっともそれを見透かしたかのように、本作ではアリスから超人的なパワーを奪い取る仕掛けが施されますが、無敵感はスポイルされませんでした。マクレーン刑事もビックリのビル飛び降り(しかも必然性なし)は、まともな感覚を持った人間がやることじゃないです。お股ひゅんとするでしょうに。
[DVD(吹替)] 5点(2012-09-30 20:36:06)
688.  ドライブ・アングリー3D 《ネタバレ》 
(ネタバレあります。未見の方はご注意ください)←本サイトで感想を投稿する際、いきなり核心に触れる内容を記述する場合は、念のためこのように注意喚起をしています(一応ネ)。本作の場合も“地獄を脱獄してきた男が、娘の復讐と孫救出のためにカルト教団と対決するバイオレンスカーアクション”と書きたかったため、冒頭の定型文を挿入した次第ですが、実はそこまで気を使う必要は無いのかもしれません。というのも、物語の肝である“地獄から脱獄”の部分を、クライマックスまで隠しておこうという意図が脚本からは感じ取れないからです。目玉を銃で撃たれたら、そりゃ死にます。死にますとも。言い訳なんか出来ません。“インパクトのある画”が欲しかったのでしょうが、中盤で設定の肝をネタ晴らしするような真似は如何なものかと。ラストで種明かしされても、『でしょうね』という感想しか出てきませんもの。アイデア自体はすごく面白いと思うので、雑なつくりが勿体無いと感じました。もっとも、このくらい大雑把な方がバカ映画には相応しいとも言えます。なんだかんだ言っても、憎めない映画ではあります。
[DVD(吹替)] 5点(2012-08-31 18:17:23)(良:1票)
689.  カウボーイ&エイリアン 《ネタバレ》 
“もしも西部開拓時代の人類が宇宙人に襲われたら?”という設定は奇想天外ではあるものの、物語の骨子そのものは至ってオーソドックスです。奪われた家族を取り戻す、あるいは復讐のための戦い。ローテク人類が如何にしてハイテクのエイリアンに対抗するか。これが興味の中心です。これまでのSF作品でも苦心されてきた部分。本作ではエイリアンの武器を主人公が初期装備することで、パワーバランスを調整していました。興醒めする設定ではありますが、40代には慣れ親しんだパターン。『宇宙戦艦ヤマト』然り、『ザンボット3』『勇者ライディーン』然り。敵のテクノロジーを借り受けて対抗する事に抵抗感はありません。ただし本作の場合、ライフルやナイフでもエイリアンを殺せました。それならば地の利と人類の英知で対抗してくれた方が、ロマンはあったかなとは思います。主人公が武器の秘密を明かすタイミングが早かったり、説明役の別種のエイリアンが出てきたりと、脚本の質は今一つとの印象。結果的に、何を見せたいのか、何を伝えたいのか分り難いと感じました。
[DVD(吹替)] 5点(2012-08-25 21:24:19)
690.  アジャストメント 《ネタバレ》 
“もしかしたら自分の人生も調整されている?!”と観客に思わせ為には、主人公は感情移入し易い庶民の方が相応しかったはずです。それに、一般人だって世界を変えてしまう可能性はあるのですから(風が吹けば桶屋は儲かるワケですし)。どうして主人公は未来の大統領候補である必要があったのか。アメリカのリーダーたるもの、神だろうと天使だろうと、何者にも左右されない自由意志を所有している!ということを宣言したかったのでしょうか。まあ、それはそれでもいいんですが、結婚間際の花嫁をさらうような真似は、どう考えてもダメでしょう。パーティで下半身をモロだしするより始末が悪いと思います。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2012-04-25 20:21:50)
691.  パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会 《ネタバレ》 
ウォーウィックは何故あのような豪邸に暮らせるのでしょうか。部屋付きの役職(警部補)とはいえ、その給料だけでは到底無理な話。かといって彼が資産家とも思えません。資産家ならば銀行強盗の金を横取りする必要もない訳ですし。推測するに彼は、今まで招待してきた“友人”たちの財産を手に入れてきたのではないかと。招待して、殺して、奪う。その繰り返し。妄想パーティには、レギュラーゲストの4人だけでなく、数多くの来客がありました。その全てが彼の手にかかっていたとすると、途方も無い数の犠牲者がいることになります。恐ろしい。ウォーウィックが銀行強盗の金をせしめるために、あえてテイラーを泳がせたのだとすればかなり面白いのですが…コレは多分違います。テイラーを開放したのは、単純にチェス勝負の約束を守るため。死体を始末するのが面倒だったのかもしれませんが。“銀行強盗が押し入った家の家主はサイコキラーだった”というアイデアの先が重要だったと考えますが、今ひとつの出来でありました。
[DVD(字幕)] 5点(2012-03-07 18:58:27)
692.  END CALL エンドコール 《ネタバレ》 
(いきなりネタバレあります。未見の方はご注意ください)     ラストで事件の黒幕が明かされます。その正体はバッティングセンターで死んだ犠牲者の姉で、10年前に起きた同類事件唯一の生き残り。名は「リツコ」。10年前彼女は、自分自身を悪魔にして欲しいと願ったといいます。つまり今回の事件は、悪魔となったリツコの魔力によって引き起こされたという意味です。でも額面通りに受け取ってよいのでしょうか。どうして10年前、彼女だけが死なずに済んだのでしょう。一度死んで悪魔として生まれ変わったのなら、尖った尻尾の一つも見せて欲しいところ。そこで自分は次のような仮説を立ててみました。10年前も、今回も、彼女は特殊技能を使って事件に関与したのではないかと。もちろん人間として、です。命を落とした人々は確かに不可解な死に方をしています。でも悪魔でなければ不可能な仕業とも思えません。例えば催眠術。強力な暗示で自殺を誘発できるとしたら。もっとも、そんな事が出来る人間は、もはや悪魔と呼んで差し支えないかもしれません。高額な電話料金について。携帯の電池を抜いても、契約を解除しても無駄だといいます。もし『着信アリ』に出てくるような携帯ならば、人外の業で間違いないでしょうが(※『着信アリ』の方で【玉葱】さんがエンジニアの視点から面白いレビューを書いておられるのでご一読を)、電話会社に取り合ってもらえないという意味ならばどうでしょう。課金は正当という事です。海外へ接続されてしまったか、あるいはクローン携帯か。これはもうポリスか消費生活センターへGOな案件。詐欺をする族(やから)も悪魔と言えるかもしれませんが…。我ながら強引にも程がある仮説ですが、受身では楽しめない場合は勝手に楽しむのもひとつの手。自分にとって本作はそういう類の映画でした。お許しください。
[DVD(邦画)] 5点(2011-12-18 17:57:14)
693.  エアベンダー 《ネタバレ》 
ベンダーの中国拳法を思わせる独特の動きと、各エレメントを使った術の数々。未熟な主人公が救世主へと成長していく過程を描くストーリー。原作は存じませんが、日本の少年漫画やTVアニメにありそうなプロットです。ですから日本人には、本作を受け入れ易い素地が備わっていると考えます。にもかかわらず、何故評価が芳しくないのでしょうか。理由は前述した日本作品と比べてみると分かります。その1。【敵と好敵手の不在】本作の敵は『火の国』という国家。国王が一応悪の親玉なのでしょうが、存在感薄し。ライバル候補だった火の国の王子もあっさりリタイア。シャアの居ないガンダムは物足りないです。その2。【主人公のビジュアル】身も蓋も無い言い方ですが、主人公の見た目がイマイチです。ここぞという場面で光る矢印。えっ、カッコ悪い。額に文様が浮かび上がる、とかではダメだったのかな。クリリンは大好きだけど。その3。【術に一工夫を】術の効用は一目瞭然ですが、ワクワクの琴線に触れません。RPGのように術をレベル別けして、呼び名があるといいかも。「ファイア!」「ファイラ!!」「ファイガ!!!」みたいに。こうしてみると、日本製漫画・アニメのプロットが如何に洗練されているかが分かります。ハッキリと児童向けの映画なので、子どもが満足すればそれでよいのですが、どうなのでしょう。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2011-12-15 21:52:44)(良:1票)
694.  パーフェクト・ゲッタウェイ 《ネタバレ》 
空撮を多用し、ハワイの素晴らしいロケーションを存分に披露してくれます。忘れ物を届けてくれる島民の善良さ、電話一本でポリスが飛んでくる防犯面の素晴らしさ。まるで観光プロモーションビデオ。実際「行ってみたい!」と思えたので、この面では成功していると思われます。人生最良の時、ハネムーン。旅の開放感と幸福感の中、忍び寄る黒い影。コンセプトが明確なので観客もノリ易いです。ただミステリーとして出来はイマイチでした。容疑者の数が少ないオマケに、如何にも怪しげなキャラクター設定。サスペンス慣れした観客にとって、このどんでん返しは想定の範囲内。むしろ主役交代劇の方が面白いと感じました。善悪、敵味方、主役脇役が裏返る爽快さ。指輪のエピソード一つ挟むだけで、一気に観客とカップルの距離が縮まります。人物の背景を描くことの重要性がよく分かる。折角掴んだアドバンテージを安易に放棄して、窮地に陥るサスペンス映画の“あるある”は頂けませんが、きっちりハッピーエンドに纏めたので良しとしましょう。死なない男と肉屋のお姉ちゃん、お幸せに。
[DVD(吹替)] 5点(2011-10-07 18:47:17)
695.  [リミット] 《ネタバレ》 
「黒先黒生き」という形式の詰め碁問題があります。これは「指し手は先手(黒番)で、この局面で生き残ってください」というもの。本作もそういう趣向の映画かと思っていました。が、違いました。本作は「黒先白死」。それも主人公は先手番ではなく後手の白番。死ぬ事が前提なのです。通常の対局であれば、負けを自覚した時点で投了するのが潔いのですが、本当に命が懸かっているのなら、そうはいかない。命が取られるその瞬間まで足掻きます。相手がミスするかも知れませんし。しかし残念ながら“持ち時間”も“手筋”も、少な過ぎでした。あの結末で仕方が無い。主人公は頑張った方です。ただ、自分はやっぱり「黒先黒生き」の問題を解いてみたいです。そうじゃなきゃ、虚しい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-01 19:28:56)(良:1票)
696.  ファイナル・デッドサーキット 3D
このシリーズも本作で4作目。結構な人気シリーズです。長続きの秘訣は、“工夫を凝らして殺しちゃおう!”という基本フォーマットを愚直に守り続けていることです。こう書くと職人気質を褒めているみたいですが、実際は単なる悪ふざけです。生還要件を付け加えようと試みた2作目が傑作に思えてしまうほど、他の3作品に代わり映えはありません。でも、それが結果的に功を奏した気がします。マンネリズムを大らかな気持ちで楽しむが吉。そういう映画だと観客に周知できたのではないかと。どうせタイトルなんて誰も覚えていないので、次回作は『ファイナルデスティネーション・柴又慕情』で問題ないです。マドンナ役にはパリス・ヒルトンをオススメしますが、某ホラーで既に脳天を貫かれているのでインパクトには欠けるかも。日本人なら某ゴージャス姉妹の姉と某人気占い師を推薦しておきましょう。この手の悪ノリはセレブにウケそうなので、キャスティングには困らないのでは。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-11-09 18:59:15)(笑:4票)
697.  ザ・フィースト 《ネタバレ》 
ノリノリのキャラクター紹介、登場したと途端に食われるヒーロー、「もう離さない」と抱きしめた傍から引き裂かれていく子供。本作のスタイルは、物語開始早々に判明します。“B級・パニック・グロテスク・スプラッタ・アクション・ホラー・コメディ”(長い…)。同類亜種の作品が数多く存在するジャンル。自分も嫌いじゃありません。そのチープさゆえに、制作の間口が広いジャンルではありますが、この手の作品には“アタリ”が少ないのが現状だと思う。“遊び心”の取り入れ方、その匙加減が大変難しいのです。B級マニア受けを狙っているのが見えてしまうとイヤラシイし、下手だと単なる粗悪品。本作の場合、センスの押し売りが鼻につくのがマイナスです。上から目線で「どう、これイケてるでしょ。分かる人だけ分かればいいから」と言われているような。下ネタの挿入具合あたりから、ヒシヒシと伝わってきます。権威に弱い小市民にしてみれば、「はあ。そうッスね。イケてますよね。分かります。分かります。」としか言えませんもん。このノリはちょっと苦手かなと。真摯な姿勢でバカ、極悪人だけどのりたま大好き!、みたいな“憎めなさ”のあるB級映画が自分は好きです。
[DVD(字幕)] 5点(2010-10-07 20:12:44)
698.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
フランクのシリアスフェイスの裏のお茶目な素顔、郷ひろみも真っ青の“ジャケット”アクション、タルコニ警部とのナイスコンビネーション等、シリーズのお約束は全て踏まえていました。車から離れたら爆発するというブレスレットのアイデアは面白く(車を乗っ取られて自転車で追走する件など緊張感満点!)、クライマックスのハチャメチャぶりも上々でした。人気シリーズの続編として正しいつくり。だけど、いつものように楽しくない。不思議とワクワクしません。何故かと考えてみましたが、これはどうもヒロインに問題がありそうです。そばかすだらけのダルそうな表情は、失礼ながら魅力的とは言えず、性格のほうもイマイチ掴み所がない。「正体不明の陰気なロシア女」という当初のキャラ設定が強過ぎて、折角のコメディ要素が打ち消されている気がします。これなら「うので~す」とか「パリスだじょー」みたいな能天気お馬鹿娘の方が、ムカつくけど愛せたかなと。やってる事は派手なのに、地味な印象の3作目でした。次回作での軌道修正を希望します。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-05 18:31:30)
699.  バンテージ・ポイント 《ネタバレ》 
スペインで起きた米大統領狙撃事件。現場に居合わせた関係者それぞれの立場から、リアルタイムで事件を振り返るという構成です。なかなか面白かった。ただ“立場が違えば白も黒に思える”とか、“四角錘が三角形に見える”といった類のものではなく、単純にカメラ位置の違いだけだったのが残念。このアイデアなら、目撃者の錯誤の妙や心情部分にまで迫って欲しかったと思いました。また、繰り返される狙撃までのシーケンスが本作のセールスポイント。その中で物語を完結させた方がスマートだったと思います。結果的に狙撃後の犯人追走のカーチェイスに物語の重点が置かれてしまった点は、いささかピントがずれている気がします。悪くはありませんが、もっと面白く出来たのにと思う惜しい作品。
[DVD(字幕)] 5点(2010-07-30 23:22:58)(良:3票)
700.  13日の金曜日(2009)
オリジナル1作目は観ました。2作目は観たはず。3作目以降は記憶がない。そんな立場での感想です。一言で言えば、可もなく不可もなし。インパクトのある殺し方は散見されるのですが、全体的に大人しめ。そもそもジェイソンに狂気が感じられません。ごくごく普通のマザコンレベル。あれなら正直怖くない。ただ、あの武器(刀みたいな鉈)は悪くなかった。チェーンソーや斧のような武器に迫力では劣りますが、実戦的な殺傷能力は抜群です。でも大勢生き残っているうちに逃げずに戦えば、負けはないなと冷静に考えられるようでは、ホラーとしては物足りないのでしょうね。
[DVD(字幕)] 5点(2010-07-21 18:47:07)
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