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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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741.  レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 《ネタバレ》 
“世にも不幸な”と煽るほど、不幸を強調しているお話だとは思いませんでした。少年少女の冒険談といった色合いのほうが強い。次々と襲い掛かる困難を、子供達がそれぞれのスキルを使って切り抜けていきます。ただ、“一番役立たなそうな”末の子供のスキルが本当に役立たなかったのが辛い。無駄に思えるスキルが重要場面で活かされてこそ、驚きと感動が生まれると思います。キーアイテムと思しき望遠鏡の扱いもしっくりきません。両親の形見として「この望遠鏡で世の中をよく見なさいね」的意味合しかないのでしょうか?あるいは続編で謎が解き明かされるのでしょうか?シックな映像は絵本の世界のようで魅力的でしたが、物語の部分には物足りなさが残りました。なお、ご指摘の方も多いようにエンドクレジットは素晴らしいです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-30 18:37:16)
742.  アナコンダ
まずアナコンダが小さい。正確には頭が小さい。ヘビだから胴体に比べて頭が小さいのは当然ですが、人の頭と同じくらいの大きさではインパクト不足。かといって、頭を大きくしすぎると、全長は途方もない大きさになってしまいます。見せ場である“ヘビにぐるぐる巻かれている人間”や“丸飲みされて胴体に浮かび上がる人間”も表現できません。このあたりのさじ加減は難しいところです。また、捕食後もガンガン動いたり、執拗に人間を襲ったり、ヘビの性質にそぐわない部分に違和感を覚えました。ヘビであるなら、ヘビの特性を活かさないと意味がありません。そこを無視するとモンスター映画になってしまいます。(動物系パニック映画の長所は、動物に馴染みがある点です。想像しやすいから恐怖も生まれやすい。モンスター映画には無い“強み”です。)また本作のアナコンダにはあまり知性が感じられませんでした。敵の狡猾さもまた、恐怖を生む重要な要素です。
[地上波(吹替)] 5点(2006-09-26 17:56:25)
743.  パーフェクト・ワールド 《ネタバレ》 
ブッチとフィリップ、2人の関係変化をストックホルム症候群としてではなく理解できたことが、本作を好きになれた一番の理由です。逃亡犯と人質。そして相棒。気づくとまるで親子のような関係に。“父親”を心の奥で求める者同士の束の間の擬似親子体験。フィリップはブッチに父親像を重ね、ブッチは自分の理想とする父親象を無意識のうちに演じ、自らの欲求(父にこうして欲しかった)という思いを満たしているように感じられました。ラストは確かに悲しいですが、ブッチもこんな結末をどこかで予想していたような気がします。少なくとも人生の終わりに、フィリップという最高の相棒であり息子と出合えたことは彼にとって何より大切な出来事であったと思います。本作のタイトルは『パーフェクトワールド』完璧な世界。しかし描かれるのは殺人、強盗、脱獄。州警察とFBIの縄張り争い。子供に行為の最中を覗かれる世界です。きわめて不完全な世界。作中でも語られるように『パーフェクトワールド』は存在しません。少なくとも私達が生きる世界は、不十分で、欠点だらけで、不幸が溢れる世界です。なら、死後の世界は『パーフェクトワールド』といえるのではないでしょうか。作品冒頭で示される世界。まるで昼寝をしているかのように穏やかな顔のブッチ。彼のいる世界です。苦しみも恐怖も悩みもない“無”の世界。これこそ完璧な世界。しかし、コーラを飲むことも、ハロウィンを楽しむことも、2人でタイムマシンに乗って旅することも出来ない世界です。逆説的なタイトルにより、一層私達が生きる世界が不完全であることを認識させられます。でもその不完全な世界が愛おしい。『パーフェクトワールド』は誰もがいつか行く世界。なら急がなくてもいい。そこへ行くまでのしばらくの間、この不完全な世界を愛したい、そう思いました。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2006-09-23 02:17:56)(良:3票)
744.  ハウス・オブ・ザ・デッド
本作のツッコミどころについては皆さんご指摘のとおり。笑って許せるものなら、良かったのですが…。「ゾンビ」という素材は一見料理し易そうで、実はとても難しい素材なのだと改めて認識しました。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2006-09-22 18:13:25)
745.  名探偵登場 《ネタバレ》 
今も昔も“名探偵”という言葉は少年の心をくすぐります。自分もご多分に漏れず推理小説好きで、明智小五郎や少年探偵団シリーズがお気に入りでした。ですから本作も子供の頃に何度か観ています。当時は好きだったんですよね、設定が。洋館に招待される名探偵たち。はく製や絵画から覗く眼。主人からの挑戦、予告殺人、犯人はこの中にいる!なんてトラディショナルな展開なのでしょう。2つの部屋を使ったトリックにもワクワクします。古き良き推理小説、いや探偵小説の世界です。これがブラックなコメディに味付けされて提供される。基本的には今でもキライじゃないです。ノリは好き。ただ問題なのはラストです。とってつけたような推理。コロコロ変わる真相。これ、ホントは笑うところなんですよね。ミステリーに対する皮肉。でも何でだろう、あまり笑えませんでした。卑怯な三流ミステリーに激怒した経験のある人なら、賛同できるのかも知れませんが、自分は幸いにもそういう経験がありません。だから楽しめなかったのかな。『ノックスの十戒』とか『ヴァン・ダインの二十則』という言葉を久しぶりに思い出しました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-21 18:31:19)
746.  オープン・ウォーター 《ネタバレ》 
驚愕のラストが待っていました。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-09-16 18:23:19)
747.  サスペクト・ゼロ 《ネタバレ》 
FBIの極秘プロジェクト、透視能力、謎のマーク、姿を見せない超大型連続殺人犯…これってXファイルのノリですよね。SFならそういうものだと思って観るので、設定に疑問を抱くことはありません。でも本作はリアル路線の作品(だと思う。)ですからこれらの設定を単純に胡散臭いと感じてしまいました。キーパーソンは透視能力を持つ元FBI捜査官。彼を理解することが、すなわち作品を理解することだと思います。でもそれが難しい。彼は何故連続殺人犯を逮捕しようとしなかったのか?何故サスペクトゼロの存在を信じるようになったのか?何故自身の終焉を望んだのか?すべて彼が精神的に病んでしまったという理由で説明はつきますが、それでは浅いし不十分。もっと深い理由があると思いますが、自分には理解できませんでした。そのため、大風呂敷のわりに結末はしょぼいという印象が残ってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-09-14 18:24:45)
748.  ボウリング・フォー・コロンバイン
ドキュメンタリー映画を使って社会問題を提起することは有益です。本作はテーマも狙いも素晴らしいと思います。でも苦々しいものも感じます。嫌悪感といってもいいです。それは“マスコミは強者である”という自覚が強烈に見てとれるから。“ペンは剣よりも強し”です。でもかつて使われたその言葉とは志が違います。品がありません。ジャーナリズムという強力な武器と、正義の名のもと他者を顧みず突き進む姿勢は、監督が批判したい銃社会、アメリカ社会と何ら変わりが無いように感じます。言葉は悪いですが、“目クソが鼻クソを笑う”ようなもの。(もっともクソを見ればその人の生活から健康状態まで分かるといいます。確かに今のアメリカ社会は血便状態かもしれませんが…。)また、マスコミ全般にも言えることですが、“結論ありき”で論拠を組み立てられるのも怖い。インタビューにしても、思惑に沿った部分だけ使用しそれ以外はバッサリ。一面の事実が全てだと思わせるような手法には危うさを感じます。常に反対側や別の角度から物事を見る気持ちを忘れたくないと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-11 18:21:44)(良:1票)
749.  ガントレット 《ネタバレ》 
自分の中では、TVでやっていると何となく観てしまう作品四天王の1つです。(ちなみに他の作品は『コマンドー』『プレデター』『クロコダイルダンディー』)自分の好きなロードムービーであること、結構シリアスな内容のわりに気軽に観られることが、ついつい観てしまう理由かな。もちろん見所は皆さんご指摘のとおり、ラスト強化バスでの銃撃包囲網の突破。そこのみと言ってもいいくらい。戦車でもコンボイでもなく、身近なバスをチョイスしたところがニクイ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-09 19:45:19)
750.  ベイビー・トーク 《ネタバレ》 
私的な話で恐縮ですが、娘がもうすぐ1歳になります。想像していた以上に感慨深いです。そんな状況も手伝って、本作を観てみようという気になりました。赤ちゃんがしゃべるところは、まずまず面白かったのですが、その点を除けばごく普通のラブコメという印象でした。しゃべる内容も想定の範囲内。ただ、トラボルタの台詞で「うちの親父は大したことは言わなかったけど、“橋から飛び降りる友人を追う必要はない”と教えてくれた。それだけは覚えている」みたいなのがあったと思います。この台詞だけは、心に引っかかりました。子育ては試行錯誤の連続。そして漠然とした不安と共にあります。そもそも自分に親の資質があるのかどうか疑わしいです。30も半ばなのにおそろしく自分は幼いです。すぐ頭にくるし、怠け者だし、服は脱ぎっぱなし、無駄な買い物もしちゃう。自分が思い描く理想の親には程遠いです。これで大丈夫なのかしら(もちろん大丈夫じゃないですね)。でも生きるうえで大切なこと、道標を1つか2つ教えられればそれでいい。そう思えれば、少しは気が楽になります。人を育てるのも同じ人、親だからと肩肘張らなくてもいいのかなと。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-04 18:16:22)(良:1票)
751.  鬼ママを殺せ 《ネタバレ》 
(ごめんなさい。最初から強烈なネタバレありです。ご注意ください。)オーウェンは主人公の元奥さんを殺せていないだろうとは思っていました。でもそれはあくまで想像。物語の大半は“オーウェンは人を殺した”という前提で進みます。主人公にとってはシャレになっていません。そのためブラックコメディというよりは、サスペンスに近い感覚で本作を観ました。それこそヒッチコックの『間違えられた男』みたいに。想像していた笑いとは若干異なりましたが、これはこれで面白かったです。基本的にオーウェンは憎めないイイ奴だし(ちょっとイジワルな面はあるけど。コインの話はいいですね。)、オチの付け方も心地よく、後味のよい作品でした。結末を知った上で観た方が単純にコメディとして楽しめそうです。それにしてもあの鬼ママは凄い!顔だけで、これほどインパクトがあるとは(目を開けたまま寝ているのには爆笑!)。なお、最後に鬼ママ発でホロリとくるエピソードなり台詞なりがあるものと思っていましたが、ありませんでしたね。意外でした。でも甘ったるくて良かったかも。親子の絆は他人には計り知れません。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-29 18:29:59)
752.  “アイデンティティー”
面白いです。観て損はないと思います。自分が言えるのはこれだけです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-27 17:59:29)
753.  ドッジボール 《ネタバレ》 
基本的なつくりは、ベアーズやマイティダッグといった青春スポーツ感動作の王道。弱小チーム、強豪ライバル、名コーチ、実力者の加入といったお馴染みの要素をしっかり押さえているサクセスストーリーです。ですから、味付けはコメディ(それもかなり濃いめ)でも、オーソドックスな流れに安心感があります。でもラストにあるはずの“爽快さ”が物足りません。それはひとえに敵役(ベン・スティラー)が憎めないから。確かにイヤミだけど、あのキャラは愛すべきものがあります。もっと強大で憎たらしい敵役だったらスカッとしたと思いますが、それだと本作の魅力は半減するのではと思うほど、プチマッチョ(ベン・スティラー)のキャラは光っていました。札束で両頬を叩くようなやっつけ方も感心しません。本作の肝の部分は、主人公の生き方の変化。処世術的には、ジムを売ったことは間違いとは思えません。でも人生には“ここぞ”という時がある。損得勘定ではなく、その後の生き方を決める重要な場面。彼は土壇場で生き方を変えました。夢を持たず、希望を抱かず、成功の喜びよりも失敗の落胆を恐れてきた人生との決別。この部分にもっとスポットを当てて欲しかったです。勝利が絶対条件とならない物語。そういう話ならもっと良かったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-23 18:10:25)
754.  処刑人 《ネタバレ》 
アクション作品としては、結構面白いです。銃撃戦は見ごたえがあります。スローモーションの使い方も効果的。結果から先に見せる手法も楽しかったです。ただ、このストーリーを受け入れられるかどうかが問題です。私怨による殺人ならば、理解できる場合がありますし、いわゆる「あだ討ちもの」なら馴染みがあります。でも、義憤による殺人(そもそも義憤と呼べるほど上等とは思えませんが)に説得力を持たせるには、それなりに工夫が必要だったと思います。殺す相手はマフィア。なら問答無用で殺してもOK?しかも“神のお告げ”付き。単に“イタイ”人としか思えません。主人公たちに共感できませんでした。彼らの行為の是非を問う民衆へのインタビューでエンディングという構成からは、倫理観・価値観の問題提起あるいは法制度に対する矛盾を訴えかけているようにも思えますが、それにしては作品全体のノリは驚くほど軽く、コメディ的ですらありました。真剣にテーマの是非を考えるのがアホらしくなってきます。最後にひとつ気になったこと。「ロック」のロの字をファに替えた台詞(回りくどいっ)がやたら耳に付きました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-19 12:39:24)(良:2票)
755.  暗くなるまで待って 《ネタバレ》 
“夫以外の男性に惹かれるなんて初めて。でも私は人妻。いけないわ。でもこの気持ちはもう止められないの…”で「暗くなるまで待って」な話だとずっと思い込んでいました(笑)。全然違いましたね。アパートの一室で展開されるサスペンス。主人公が盲目という設定が上手く生かされていて、見ごたえがありました。2度目の電話のベルには思わず唸り、電灯をすべて壊してまわるあたりでは鳥肌が立ちました。暗闇での対決は名シーンだと思います。(見えないけど)。ただ最後にきて展開に“もたつき”や生々しさを感じたため、もう少しスッキリと終わっていても良かったかなと思います。それでも、尻上がりに面白くなる作品でした。タイトルで勝手な思い込みをしてはいけませんね(自戒します)。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-18 18:07:17)(良:2票)
756.  おしゃれ泥棒 《ネタバレ》 
「おしゃれ大好きオードリーが、次から次へと素敵な衣装に身を包んでいくファッションモデルのお話」で、“泥棒”は数多くの衣装を着ることの比喩表現なんだと長いこと思い込んでいました(笑)。でもリアルに泥棒の話だったんですね。ストーリー自体はラブコメ調のたわいのないものですが、なかなか面白く観られました。最終的に誰も損していない(美術館関係者にとってはシャレになっていませんが、それはまあ置いといて)ので、後味は悪くありません。ただ、オチまで甘々なので、ちょっとはお仕置き要素があっても良かったかなと思いました(おやじさん全然反省してないし)。相変わらず美しいオードリーとその華麗なファッションは一見の価値ありです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-18 18:05:29)
757.  ゼイリブ
だいぶ昔にテレビ放送で観た覚えがあったのですが、久しぶりにDVDで鑑賞しました。いや~いろいろな意味で面白かったです。ストーリー自体はほぼ記憶どおり。武力に頼らないエイリアンによる地球侵略という筋書きや、その侵略の手法は当時斬新だったと思いますし、今観てもやっぱり面白い。でも思いっきりB級作品だったということにも気付きました。とにかく1シーン、1シーンが無駄に長い。余韻とか間とかいう以前の問題です。とくに主人公と相棒の殴り合いシーンの長いこと長いこと。何やってんだという感じでした。その他にも主人公の行動のトンパチぶりといい、エイリアン側のセキュリティの甘さといい、ツッコミどころを探すのに苦労はいりません。でも笑って許せます。作品によっては、つくりの粗さに腹が立つ場合がありますが、本作は全然そんな気になりませんでした。人徳ならぬ映画徳とでもいったところでしょうか。いい感じに大雑把なB級SF。こんなの大好きです。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-16 18:53:25)(良:1票)
758.  バッド・ガールズ(1994) 《ネタバレ》 
結構女優陣が豪華というか、キレイどころが揃っています。その美人たちが馬に乗り、銃を撃つというアクションシーンがみどころなんだと思います。でも正直、それくらいかなあという印象でした。成り行きから娼婦家業を捨て、新たな人生を歩むことになった4人の女。銀行強盗に巻き込まれたかと思ったら、復讐を手助けしたり、恋に落ちたり、最終的には女4人で強盗一味を壊滅させたりします。文章にすると、結構面白そうなのですが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-12 18:57:32)
759.  シティヒート(1984)
物語自体は起伏に乏しく、正直あまり面白くなかったです。ただ、BGMのないアクションシーンや銃撃戦は新鮮でよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-06 10:29:37)
760.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
家族が人質にされるという状況、国家権力を相手にしていること、さらに自分達が生きていてはまずい状況に追い込まれたこと、蜘蛛の巣に絡み取られたような危機的状況であるはずなのに、3人の宇宙飛行士からはイマイチ緊張感が伝わってきません。これは、3人が当局側に少なからず仲間意識を持っていたこと、また当局の対応に詰めの甘さがあることに起因していると思います。(もっとも当局に用意周到さがあれば、こんな事態にはなっていないとも言えますが。)また、見せ場である逃走劇の部分に工夫が見られず、やや淡白に感じてしまいました。ひとひねり欲しかったところです。(でもドッグファイトは見ごたえあり。)つまり全体的なつくりにやや粗さを感じるのです。でも、設定の良さ、音楽の素晴らしさの印象の方がずっと強い。当局の隠ぺい体質にはリアリティがあり、まんざら荒唐無稽とも言い切れない設定が絶妙です。さらに秀逸な音楽が、緊張感を煽ります。短所を長所が打ち消すため、鑑賞後には満足感が残ります。多分本サイトでの高評価がなければ、自分は出会わなかっただろうと思う良作です。本サイトとレビュワーの皆様に感謝。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-04 21:52:34)
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