Menu
 > レビュワー
 > 皮マン さんの口コミ一覧。5ページ目
皮マンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 225
性別 男性
自己紹介 当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。
「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456
>> カレンダー表示
>> 通常表示
81.  緯度0大作戦 《ネタバレ》 
幼少時に観てそれなりに楽しんだ作品も今見返してみるとヒジョーにキビシーということが特撮関係では枚挙にいとまがない。やっと再見できた本作もその例にもれず脚本演出ともにびっくりするほど手を抜いたものだった。とにかくテンポが悪く緊張感がまったく無い。カタルシスを感じられるポイントもほとんど無い。海洋シーンの特撮には東宝作品らしい格調があるが、陰の主役ともいうべき潜水艦α号にカリスマがないの無い無いづくし。特に艦内のセットに奥行きがなく書き割りのように平板なのは辛すぎる。先人の偉大な仕事(ディズニー版ノーチラスの艦内のデザインをご覧あれ!)から学ぶべきことを何も学んでいないことに驚いてしまう。敬愛する伊福部さんのスコアがいつもの調子なのも本作に限っていえば当たっているとは思えない。と、良くない点ばかりあげつらってしまったが本作にはなんとも得体の知れない魅力があるのも事実。特撮物には珍しく、ラストの解釈を観客の判断にまかせるリドルストーリーの体裁をとっていて、異様な後味を残すのがちょっとアダルト。この点ときぐるみ然としたグリフォンは残酷な設定と共にある種逸脱が感じられて爽快感がある。貴重なSF怪異譚として記憶に残る作品ではある。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2007-04-19 22:31:01)
82.  愛しのローズマリー
“えーと、この鶏ガラみたいな女をまず綺麗と思わなくちゃいけないんだな”映画を観て意味的な翻訳をここまで強烈に強いられたのは初めてだ。あんな痩せた女が好みなのは主人公の勝手だが、受け手みんながそれを許容すると思っているところが救いがたい。バカか。このどっちらけ感はオレが筋金入りの豊満好きというせいだけではないだろう。美醜という本来個人の感覚に依拠すべき問題を、最大公約数におもねった製作者に語られてもちっとも心に響かない。人の外観について既存の価値観に本気で揺さぶりをかけたいのなら切実さに溢れたジョン・ウオーターズの初期作品を観ることを勧める方がよほど有効だ。がまんして最後まで観たが説教くさいのにも参った。痩せている=美しいという世間の俗情を当然のこととして受け入れなければ話が成立しない点、ヒロインが社長の娘であることで無理矢理ハッピーエンド風に仕立ててある点、等むしろ差別意識を助長するのではないか。文句なしの0点だ!
[DVD(字幕)] 0点(2007-01-18 19:21:38)(良:1票)
83.  たたり(1963) 《ネタバレ》 
これはストレスそのものが主役の作品ですね。おどろおどろしい邦題からはありえないほど、劇中でおこる心霊現象は、強いストレスにさらされたための幻覚の類ということで説明がつくものばかりだ。ラップ現象なるものがおこるとそれがどうしておこるのか科学者が論理的に説明してくれる。曰く「地下水脈の出す音の可能性がある」。ドアが勝手に閉まると「そのように偏心した設計の建物だからだ」という。クールだ……なのに主人公のオールドミスの感じるオカルト的恐怖感は良く伝わってくるし、観客をもきっちり不安な気分にしてくれる。脚本の良さと巧みな演出のなせる技だろう。オカルティズムとは無縁という解釈を許容しながら怪奇趣味をこれほど満足させてくれる映画はめったにないのではないか。勘の強い主人公がストレスにより勝手に破滅してしまうという点でポォの短編‘ウイリアム・ウイルソン’や‘告げ口心臓’にも通じる上質の心理ドラマであると評価したい。大惨事が起こるわけでもなくただ、“ある状況下におかれた神経症的人物を偏執的に描く”というのもポォ的といえるのではないか。 小学生の時テレビで観て、ストーリーもタイトルもすっかり忘れてしまっていたが30数年間‘あれは何だったのか’という思いをずっと持ち続けていたこの作品を再見できたのはひとえにネットの検索能力のおかげです。ITの発達に感謝!
[DVD(字幕)] 8点(2006-02-18 18:44:24)
84.  ブリジット・ジョーンズの日記 《ネタバレ》 
[あらすじ:ぶっ太い二の腕と巨大な尻という素晴らしい肉体を持つ超美しく、色っぽ~い女の人を豊満好きの男の人二人が交尾権を得ようと殴り合いをする]これはポルノですね。但し寸止めの。あのエロいカラダを見せつけられては誰がいくら発情しても無理はない。彼女の人間性なんかハナから何の意味も持たない。ただただ脂の乗った白ムチのいやらし~いカラダをさわさわ撫でたりむにゅむにゅ揉んだりふがふが嗅いだりれろれろ舐めたりちゅうちゅう吸ったりぐすぐすこすりあわせたりゴクゴク飲み干したり飲ませたりしたい♥…デカパンもでかい尻がより大きく見える効果があってマニア(オレとか)にはたまらない … かように当たり前のことが当たり前におこっているだけ。なにかいろいろおどけているつもりのようだが彼女をモテないタイプと見立てることなど絶絶絶対的に不可能。よってコメディとしてはまったく面白くなく、豊満=滑稽前提がむしろ不快ですらある。
[DVD(字幕)] 1点(2006-01-23 13:01:50)(良:1票)
85.  白いカラス
ありがた〜いキッドマンの裸体は逆光シルエットでお芸術風に、大部屋女優のハダカは明るい部屋でビーチク◎もインモー▼もばっちりまる出しって・・・・・制作者は差別問題を語るなら足元の業界内階級差別をまずなんとかしろ!と言いたい。出演者全員なにもかも丸出しにしろ!と言いたい。それができないのなら出すのか出さないのかどっちかにしとけ!と言いたい。
[DVD(字幕)] 1点(2005-09-18 14:00:59)(良:1票)
86.  夢のチョコレート工場
チョコレート工場へ行くはずが着いた先は泥人形系見世物小屋!どうにもうすぎたない色彩設計。こんなところで作られた食品は絶対に喰いたくないぞ。この手の制作側の思いがまるはずれの異形の作品はちんまりまとまった作品より結果的には面白い場合が多かったりする。しかし本作はミュージカル仕立てでありながら肝心の唄がスコア、歌詞ともにまったくつまらないという致命的な欠陥を持っている。特に歌詞はあまりに説明的に過ぎて想像力のかけらも感じられない。んなばかな。楽曲の良さがあってこそ‘演者がいきなり歌い出す’なんていうおぞましいフォーマットをやっと許容できるというのに。歌パートに入るとそれまでの昂揚感がいちいちしゅるしゅるしぼんでしまうなんていうミュージカルは初めて見た。アリス式の不条理譚に勧善懲悪を持ち込んだ点もいただけない。意味なしはすっぱりきっぱり意味なしでないとイカーン。
[DVD(字幕)] 3点(2005-09-10 15:06:31)(良:1票)
87.  ステップフォード・ワイフ(1975)
新作と見比べてみた。おもいっきりばか話なのにダウナー系の変な映画だがキッドマン版よりは制作者がまだ観客の知性を信用していると感じた(新作はBGMが説明的すぎだよ!)。いわゆるアメリカン・ニュー・シネマのノリというだけのことかもしれませんが、その点だけでも救われる思いでした。
[DVD(字幕)] 5点(2005-09-02 14:10:50)
88.  ドニー・ダーコ
ストーリーは楳図かずお“イアラ”あたりのよくできた短編のよう。登場人物みなが安易なステロタイプに陥っていないので小ネタひとつとっても落ち着く先がどこなのか予測できない。すばらしい。転校生のヒロインに対し女教師が「好きな子のとなりに座りなさい」と、恋愛に対しオープンなところを見せつけるので、心底うらやましいと思ったらカトリック系(?)のマインドコントロールセミナーのような講義があったりと、アメ公ならではのくだらない心労も感じられ青春風俗ものとしても大変興味深かった。娯楽性は以上の点で充分押さえられていて、更に意識の混濁を誘うドラッグ・ムービーとしての側面も申し分ない。ややこしい心理ものなのでちりばめられた謎の部分をきっちり解釈しきることは出来ないだろうが、単なる思わせぶりではない何かを感じさせる傑作でした。音楽がまたいい!
[DVD(字幕)] 9点(2005-04-27 16:43:54)(良:1票)
89.  世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す 《ネタバレ》 
円盤はいつもヌッと現れる。はるか彼方からやってくるのではなく、気が付いたときにはすぐ背後に迫っていて犬のようにまとわりつくのだ。小型の探査機も装備しているというのになんでそんなに近寄ってくるのか。この時代の侵略モノには共産主義者に対する漠然とした不安がその心理的背景あるというのはよく語られる視点だ。同年にはドン・シーゲル版[ボディ・スナッチャー]も公開されている。その文脈でいうと“アカはあなたのすぐそばにいるかもしれません”ということを直接的に表現したようにも見える。まぁ単に監督及びハリーハウゼンの空間把握がヘタクソなだけなのかもしれないが、円盤がまるごと近寄ってくるのはいくらなんでもリアリティを損なうこと甚だしい。いつも地上すれすれを飛ぶのは、地球製即席音波砲に打ち落とされなくては噺が終わらないという都合もあるのだろうが・・。しかしこの作品の魅力は“眼前の円盤”という扇情的な絵そのものにある。よっていいかげんさのみを問題にして斬り捨てるわけにもいかないのがやっかいなところだ。かように思いは多少乱れるのだが、それとは別にどうしても許せない点があった。エピローグは主人公の科学者が“軍に協力”し宇宙人を撃退した功績により表彰されるということを知らされにんまりして終わるのだ。ビーチで美人の女房と“これからお楽しみ”でエンドマークなのだ。宇宙の秘密の解明にはなーんの興味もないのだ。ヤツは名誉と女にしか感心がないのだ(私と同じだ)。アカの暗喩だろうがなんだろうが脚本にもうちょっとばかし深みがあっても誰も困らないと思うんだがね!
4点(2005-03-16 17:50:14)(良:1票)
90.  地底探険 《ネタバレ》 
恐竜がお気に召さない方も多いようですが、何ヶ月も地底を旅行しているのにみなメークやヘアがばっちりだったりする様を容認しているのでロートル特撮ファンとしてはただのトカゲを恐竜に見立てることなどたやすいことです。むしろリックウエイクマンの楽曲(地底探検っていう名盤があるのよ)が頭から離れないことのほうがよほど困ったぞ。しかしそんな特撮的ワビサビを心得たオレでもラストの“噴火でエレベータ”シーンではまったく別種の見立ての心を発動せねばなりませんでした。地球断面の中をものすごい勢いで上昇するお椀、という状況説明のためのベタな画面。原作どおりとはいえまんま“欽ちゃんの仮装大賞”。なるほど!折角のムチャクチャ色っぽいご婦人をほとんど汚さない(もったいない)のも全体を覆うファミリー向けっぽいお気楽ムードも「これは仮装大賞なのだ」と理解すれば深く納得できるわけだ。地底にいるのに一瞬たりとも真っ暗にならないのも地球の中心に重力があるのもアトランティスからまっすぐ地上まで3分なのも噴火の大爆発と一緒に吹き上げられたはずなのに主役のパンツが脱げるだけなのもみーんな納得!教授役のジェイムス・メイソンがぬるぬるしたものに引っ張られるのは“海底2万マイル”に続いて2度目になるわけですが仮装大賞だとしてもトカゲの舌にからめとられそうになるのはご婦人であって欲しかった。そいでパンツが脱げて欲しかった。
5点(2005-03-02 16:10:25)(笑:2票)
91.  カンパニー・マン 《ネタバレ》 
メカや建築物を撮る時の見識が、女性の魅力を引き出すことやファッションに対してはまったく感じられないのは監督がジージャンズ系だからなのでしょうか?主人公がわけもわからぬままあちこち飛び回って、空間的には広がりのある脚本のはずなのにずっとCUBEと同じような閉塞感がつきまとう。しかしダウナー系の雰囲気がこの手のストーリーとしては珍しく、けっこう快感。来るべきカタルシスがなかなかやってこないことに不安を感じ始めた最終盤、遂にきましたその瞬間が。エレキギターによる“ぶわーん”というダウナーハイとでもいうべきBGM!「おぉ、カクイイー」と思ったとたん決着は一瞬でついてしまい、すぐに究極のダサファッションシーンに突入だ。これはすごい。[やぱ、スーパースパイといったらレイバンだべ?]というテレビショッピングを彷彿とさせる主人公の格好・・・企画外の驚異・・・あぁこういうの大好きよ!
7点(2005-02-25 21:12:26)
92.  デストラップ/死の罠
マイケル・ケイン出演の推理劇では“スルース”よりこっちが好き。舞台劇が元ならではの練り込まれた脚本とキャラの立った人物造形が素晴らしい。なにより主役の2人も含めていわゆる人格者が一人も出てこないのが気持ちいい。ラストには意外なギミックが用意されていますが、舞台でやってこそその真価が発揮されるのでしょうね。映画ででも充分びっくりしたけど。
8点(2005-01-17 19:18:31)
93.  ウェイキング・ライフ
はじめて見るタイプの絵とその動かし方が刺激的。そしてこの映画ならではの唯一無二の世界にずんずん誘ってくれるとても貴重な作品。連れて行かれた先が快か不快かは人それぞれでしょうが、私はとぉっても気持ちよかった!さまざまな登場人物が、難解だったり、政治的に正しかったり、理屈が通っていなかったり、凶暴だったり、さまざまな意見を述べるのだが、なかなか脳内にうまく定位しないように作ってあるので、だらだらと意味破壊のトリップ感が楽しめる。ビデオドラッグを味わうつもりで、べろんべろんに酔っぱらったうえで吹き替えで観るのが正しい見方のような。
[DVD(吹替)] 8点(2004-11-15 23:13:59)
94.  マグノリア 《ネタバレ》 
冒頭を見て、おっ、あほらしいことを大まじめにやってくれそうなヨカーン。てんでつきあってみたら‘大人の都合で動かされるのはイヤ’だの‘学歴詐称してました’だの‘パートナーをうらぎり続けたことを悔いてる’だのと、たいして面白くもない通俗的な話をだ~らだらだ~らだら聞かされて参った。オレは世間様につきあうことに疑問を持たないで生きてきた奴らの、そこらへんにごろごろ転がってるような悩みなんか、金払って聞きたくなーい!‘自分を犯した父が許せない’だ?あ~つまらん。『心理探偵フィッツ』第9回“私を愛して”でも見て出直してこい!と、もういいかげんあきあきしていると突然そいつが大量のゲロを吐いた。[人生は予測不可能]なんて当たり前じゃないの。それとも異化効果ってやつですか?どっちにしろハズしてるよ。
1点(2004-11-12 17:02:45)(良:1票)
95.  蝿男の逆襲 《ネタバレ》 
やる気のない続編の見本といった趣の作品。この手のマッドサイエンティスト物の見所のひとつに研究室の造形がある。巧妙に設計されたセットはそれひとつでどんなむちゃをも通してしまう説得力を持つ場合があるんだけどね。この作品はその点ひとつとってもいいとこなしでベニヤの箱に電飾をくっつけただけの器材しかない部屋で人とハエをくっつけたり元に戻したりされても困ってしまう。どうみても前作とは違う条件での実験なのにやっぱり頭部と片腕がハエ化するってのもあまりに投げやりな感じ。一作目もホラー寄りのSFだったがもはやSF的な喜びは微塵もかんじられない。せめてくっついてたものをどうやってはがすのか、ヨタでいいからそのプロセスを説明して欲しかったなぁ。
[ビデオ(字幕)] 2点(2004-11-08 00:27:12)
96.  リベリオン
スタイリッシュな映像。華氏~とマトリクスとブレードランナーと1984とブラジルあたりから拝借してきたとおぼしき暗黒の未来観から、シリアスなSFかと思って観ていたが終盤[ガンカタ]が登場してはじめてこの作品はコメディなのだと気が付いた。いったいあのようなバトルをギャグ以外どう解釈できるというのか![ガンカタ]がいかなる武術かを書き記すことはむずかしすぎて俺には無理だが例えば自分にむけて発射された銃弾を拳銃で打ち落とし続けたらそれはどうみたってギャグでしょう?そんな感じ。そう考えると名画代表としてのモナリザやかわいいもの代表としてのワン公も身もふたもないベタさねらいということで理解することができる。終始大まじめ風の演出も一発でギャグに変貌させてしまう[ガンカタ]のパワーはまさに圧倒的で、できればあと10分連続で[ガンカタ]バトルを堪能したかった。そうすればこちらの脳内も未知の領域までトリップできていたでありましょう。おしいなぁ。
3点(2004-10-15 20:35:10)
97.  ミクロの決死圏
初見は小学校の映画上映会。前半余計な音楽を一切排除して(含タイトルバック)胎内に到達したとたんに無調系のサウンドイフェクトを加えるというシャープな判断にまず打ちのめされた。ドラマ的には目新しいものはないが、テーマが体内観光だから視覚的に満足できればそれでいいんだ。そして結果は大満足!潜航艇のデザインはあのノーチラス号のデザインにもかかわったスタッフだそうでフライシャーとのタッグは最強ですね。エレベータで地下に降りる車と潜行艇縮小のプロセスが特撮的に一緒だったり、作戦室にアリが入り込んでいたり(そんなところで手術されるのは嫌だなあ)と、突っ込みたくなるところも多々ありますが、全体としていちいちじつにもっともらしく見えるのはやりたいことに迷いがないからだろう。ところで美術としてスタッフに名を連ねているダリがどういう働きをしたのか見当がつかないのはどういうわけだ。むしろウルトラセブンでこの映画をパクったエピソードに多大な影響をあたえているような(怪獣の名前がダリー)。いったい何やってんだか。
[映画館(字幕)] 9点(2004-09-17 19:30:17)(良:2票)
98.  H.G.ウェルズのS.F.月世界探険
主人公がありていの人格者とはいえない点が当時のSFとしては不用意に画期的だが、そう深いことを考えてのことではないような気がする。出だしは設定のトンデモ度とファンタジーっぽい雰囲気がうまくマッチしていて小気味良い。しかし地球上でのドタバタは実にいきいき丁寧に描かれているのに対し肝心要の月に行ってから全体にトーンダウンするのがなんとも残念。色彩的にもなんだか地味になっちゃうし監督はSFぽい絵作りにはあまり興味ないのではないか。それを裏付けるかのように、月人が多面体の宇宙機を解体するシーンでは鉄枠様の飾りをはずしてしまいベニヤ製の正体がまるわかりになるのだ。なんたる無神経!プンスカ。まるで大道具さんの撤収作業のようじゃないの。ハリーハウゼンのテクもいまひとつ画面に生かしきれてないと感じた。
[映画館(字幕)] 5点(2004-09-17 17:54:49)
99.  華氏911
戦争反対を謳うことはたやすいがそう言っているだけでは現実は何も変えられない。戦争を遂行しているのが生身の人間である以上、はっきりと下手人を特定してそいつを排除しなければいけないのではないか。その点においてマイケル・ムーア氏の方法論は全面的に正しいと思う。できれば盟友気取りのコイズミソーリも一瞬でいいから一緒に並べて晒して欲しかった。バカ面コンビとしていい絵になったとおもうのだが。
[映画館(字幕)] 8点(2004-09-05 23:17:17)
100.  ボウリング・フォー・コロンバイン
10点満点で100点つけたいくらい。このような作品を作るというのは大変な勇気が必要だと思います。全米ライフル協会を敵に回すなんて命知らずと言ってもいいのでは。
[DVD(字幕)] 10点(2004-07-24 00:08:27)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS