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1.  アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 
これは色々ときついですね。  あのグログロで疾走感溢れるサイバーパンクの原作を期待して見てみたのですが・・・。 どうやら原作の本ではなくOVAを元にして作った作品のようですね。 話の筋書きや流れ、人物設定がOVAそのものでした。  そのOVA自体の出来が良ければまだ救われたのでしょうが、 この作品の出来を見るとお察しの出来。 イマイチなモノを原作にしても出来るモノがイマイチなのは当然と言えば当然。  出来れば原作を元に脚本を練り上げて作って欲しかった。 その一言です。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-03-24 20:36:11)
2.  ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 
5点。テレビ放映で見れば十分。 映画館で見るまでもないといった映画でした。  前半は ストーリーはT2の焼き直しで面白みがない。 しかしアクションはまあまあ派手で見ていられないほど酷くはない。 懐かしのサラもでるしね。 という感じなのですが…。  カールおじさんが出て来てからはまあ酷い。 シュワちゃんを無理矢理ねじ込んだものだから、ストーリーが完全に崩壊。 T2の続編と言いつつも、今まで積み上げてきた設定も何もあったもんじゃない。 リンダハミルトンとシュワルツェネッガーが出演しているというだけで続編を 名乗っているのか?との疑問が。  何よりも新救世主ダニの存在がイマイチ。 カリスマ性0。なぜこの女優が選ばれたのか。 グレイスの女優の方がよほど華があります。  本当にキャメロン本人が絡んでこれなのか? と疑いたくなる映画でした。
[映画館(字幕)] 5点(2019-11-17 18:35:16)
3.  X-MEN:ダーク・フェニックス 《ネタバレ》 
シリーズ最後の締めがこれなのか?という残念な印象しかない今作。  ストーリー自体はアメコミのテンプレ。 事故に巻き込まれてスーパーパワーを得た人物が、 その強大な力を制御しきれず暴走する、というもの。 もう何度この手のお話を見たことか。  しかも、今作の敵。 良く解らないポッと出の宇宙人です。 たいした背景が語られる訳でもなく、スパーパワーを得るために 主人公を付け狙うだけ。ストーリーを動かすための設定以上のものはなし。  シリーズの締めとして今エピソードがまったく機能して いないので、完全に消化不良。  ミュータントの誠意が人間に受け入れられた矢先、 ジーンが暴走して人間に危害を加え、ミュータントは完全に敵視される。 という絶望的なストーリー展開にも関わらず、エンディングでは何事も無かった かのように普段の生活を続けているミュータントたち。 どうやって人間の信頼を取り戻したのかも描かれず。  そもそもこのお話、今までのシリーズのどことも繋がっていません。 さすがに投げっぱなしすぎるのでは?  どう考えても中盤で語られる エピソードのひとつ程度の作品設定です。  マーベルスタジオのシリーズ構成の巧みさを考えると こちらはまったくナンセンスそのもの。  どう考えてもこのシリーズの締めはローガンだと思うのですが。 なぜいまとなって今作を作ったのか解りません。
[映画館(字幕)] 5点(2019-06-30 19:06:50)
4.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》 
スタッフ、出演者に3000回のありがとうを言いたい。  はっきり言ってしまえば、脚本に無理や齟齬などは多々あります。 そこを踏まえても、これだけの熱量を持つ映画を観たのは久しぶり。  どれだけの人が、どれだけの熱意を持って取り組んで作り上げた映画なのか。 エンドロールに付された人々の名前の膨大な数には、圧倒されざるを得ません。  ただひと言、素晴らしい。  これこそ映画館で観るべき映画です。  素晴らしい映画を作ってくれた人々に感謝
[映画館(字幕)] 9点(2019-04-30 11:48:29)(良:1票)
5.  ヴェノム 《ネタバレ》 
母星では負け組エイリアンのヴェノム 地球の負け組エディ・ブロック  何の因果か負け組同士が融合してみたら、 想定外のスーパーパワーを発揮してしまった、というお話し。  そして負け組連合が地球を救います。  その理由というのが…。 母星から勝ち組エイリアンが地球を侵略するために乗り込んできたら ヴェノムはまた負け組に逆戻り。そんなの嫌だ、という後ろ向きな理由で 侵略の先鋒をぶったたくという流れ。  そんな流れなので、当然映画自体がギャグ基調。 残虐シーンもゆるーいので、デートムービーに良いんじゃないでしょうか。  可愛いヴェノムを見るための映画で、 ダークヒーローや物語の深みを求めないなら吉、です。
[映画館(字幕)] 6点(2018-12-07 17:48:50)
6.  アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 《ネタバレ》 
まさにマーベルユニバース10年の総まとめ。 このスケールの大きさは中々観られないもの。 宇宙戦争というに相応しいスケールの大きさです。  しかし、この一作だけでは評価の出来ない映画でもあります。 二部作とのことで、二作目でどのような決着をつけるのか。 見事にまとめきればロードオブザリングと並ぶ超大作になるかもしれません。 失敗すれば勢いだけの駄作と称される可能性も大いにあります。  サノス(ボス)について。 宇宙の均衡を保つため、生物の半分を消滅させ、種の保全を図る、という 敵役にしてはしっかりとした目的をもつ人物です。  その主張の根底にあるのは、増えすぎた種によって生存競争が起こり、 激化する闘争の末に絶滅に瀕したサノス自身の母星。その経験にあります。  強い種による一方的な虐殺ではなく、強い種も弱い種も、均等に負担を担う ことで淘汰を免れ、種の繁栄を図ろうというもの。  そのためにあえて悪の汚名を被る覚悟をもったのがサノスという人物です。 実際、愛娘を捧げて種の保全に必要なストーンを得る。覚悟の深さが伺える シーンです。  サノスに対し、アベンジャーズはどのような答えで応えるのか。 二作目が今から待ち遠しい作品です。
[映画館(字幕)] 8点(2018-06-16 23:08:39)
7.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
現代版グーニーズですね。 スピルバーグ監督のノリ。良くも悪くも人工甘味料だけで 作った甘ったるい要素満載で作られた世界観。これこそ元祖仮想現実とでも いうような映画です。  正直ストーリーは陳腐。深みなどもまったくありません。 子供だましと言われても反論出来ないでしょう。  それだけなら胸焼けしそうなものですが、演出や場面場面の切り取り、 スピード感など、天才的な感性で最後まで見せてしまうのは見事。  見る価値のある映画です。 ただ、一度映画館で見たら、あとはテレビで放映があったときに 見れば良いかな。
[映画館(字幕)] 7点(2018-06-15 08:50:21)
8.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 
さすがピクサーと言いたくなるほど しっかり作られた良作です。  子供向けだからこそ、手抜きをせずにきっちり丁寧に作られています。 王道でシンプルな話の筋と、それでいて主張をしっかり盛り込む。 それらを美麗なCGと愛着の湧くキャラクターでコーティングする。  音楽からCG,脚本に至るまで手抜きは一切ありません。 どれだけ労力をかけられて作られたのか、想像もつきません。  「子供向け」と「子供だまし」はまったく違うことが良く解ります。
[映画館(字幕)] 8点(2018-05-23 21:13:50)
9.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 
6点。平均点は超えていますが、かといって特別面白いと いうほどでもないという微妙な点数がまさにこの映画そのもの。  敵のボスはよくあるアメコミのテンプレ。 脳筋で大した哲学もなくただ侵略をしたいだけ。 深みも何もなく、この映画に至っては良く解らない存在の上にともかく地味。  さらにスーパーマンだけが突出して強すぎます。 この人ひとりだけいればボスもさくさくっと倒せるんじゃないか? そう思えてしまうので、結果的に他のヒーローヒロインがくすんで見える始末。  何かの機会で一度見れば良いかな、というくらいの映画でした。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-05-09 22:45:52)
10.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 《ネタバレ》 
さすがスピルバーグという映画でした。  実際はもっと込み入っていて、 詐欺はさらに多彩で、協力者の存在や、何度か逮捕され、 刑務所からの脱獄なども行っていたようです。  またFBIに協力するようになってからも、 その派手な犯罪歴から職業が安定せず、様々な職を転々とした後、 銀行に犯罪コンサルタントとして売り込んで成功したようです。  その辺をざっくりと削り、 家族を求める少年の話として再構成。 権威に騙される人々をどこか小馬鹿にしている様子も また痛快。この辺のアレンジはスピルバーグ故でしょう。  ただ、テンポ良く話しが進む反面で、 どうにもスピルバーグ印の軽さが随所に伺えるのもまた事実。  というわけでこの点数で。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-03-21 21:43:01)
11.  マイティ・ソー/バトルロイヤル 《ネタバレ》 
ハリウッドの懐の深さが感じられる映画です。  コメディ畑出身で、ほとんど映画監督としての実績のない タイカ・ワイティティ監督にポーンと大作を任せるという半ば暴挙とも いえる制作体勢。ですが、この監督は見事に期待に応えています。  一連のマーベル映画では、このような大抜擢が しばしば行われているようで、素晴らしいのひと言。  チャレンジ精神や、人選の見事さには舌を巻きます。 こうやって埋もれていた才能が芽吹いていくんですね。  肝心の映画と言えば、脳筋お馬鹿コメディ。 絶妙のタイミングでギャグを挟んでくるので 頭を空っぽにして見るには最適です。  ただし、お馬鹿コメディという基調ですが、 実態はかなりシリアスな展開が挟み込まれています。  平和の礎となって、使い捨てにされた人物の復讐劇。 その強大な力に、ソーは右目とアスガルドという国そのものを犠牲にし、 命からがら逃げ出し、アスガルドの民を連れて流浪の王になってしまう、というお話。  このお話、どういう決着をつけるのかがとても気になります。  それでも脳天気で明るい雰囲気で話しが進むのは タイカ・ワイティティ監督の手腕でしょう。
[映画館(吹替)] 7点(2018-03-20 15:43:48)
12.  シンドラーのリスト 《ネタバレ》 
巡り合わせの妙を描いた映画でした。  元々のシンドラーは山師的な人物だったようで、仕事は長続きせず、 立ち上げた事業はすべて破綻。食い詰めて流れ着いた先がこの映画の舞台。  映画の中のセリフで、あなたは何の仕事をするのか?と問われ、「コネを作る」 =高級将校と遊び歩く、と答えたように、実務能力は皆無。器用な口先で立ち 回わることに長けた男だったようです。  そんな男が、戦時下という異常事態の中で、平素では決して出会うはずのなかった 有能で実直な会計士との出会いを得、事業を成功させます。  そして成り行きでユダヤ系の人々を助けることに。  どうやら故郷や知人の間では口だけの鼻つまみモノ扱いされていたようで、 そんな人間が成り行きとは言え、人を助け、感謝される喜びをしったのが、 シンドラーのリストに繋がったような気もします。  ゲート少尉に人を許してやれと説いたのも、 慈善と言うより、自己満足や承認欲求から来るもののように感じましたが、 それでも、やらないよりやったことの方が遙かに価値があるのは事実。  実際は,ユダヤ人を雇う際に金を巻き上げたり、 最後の逃亡の際には大金を持ちだしているそうで、 その辺の俗人っぷりも逃げずに描いて欲しかったと思います。  やや聖人君子的に描きすぎている面はあるとはいえ、 見事な力作でした。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2018-02-19 15:52:48)
13.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 
中学生作家のデビュー作を大資本で映画化したような作品でした。  映像はともかく、 よくもまあこんな脚本が通ったものだな、と呆れるしかありません。  特に、敵大艦隊が、レイア姫含むレジスタンスの逃亡小船団を追い込んでからの意味不明な流れ。 レジスタンス船団のシールドのエネルギー切れを何もせずに待つという謎の戦法をとる敵将軍。 20倍は戦力差があったが、待つことに何の意味があったのか。レジスタンスを壊滅させるのが目的でしょ?  今にもレジスタンス船団が壊滅しそうな状況にも関わらず、 敵方の新型追跡装置を破壊しようとするフィン。敵艦に潜り込むために、 凄腕のハッカーを捜しにカジノ星へ…今はそんな状況じゃないでしょ?  頑なに窮地を脱する作戦を教えないレジスタンスの提督。 なぜそこで意地を張るのか。  何も教えない提督に反発してブリッジを乗っ取るポー。 で、乗っ取って何をしたかったのかは謎。勢いだけ?  等々、その後も意味不明な展開が多々。  視点が極局所的なのがどうにも。 映画を運動会に例えたら、徒競走だけを延々と写しているのみで、 運動会全体の大きな流れにはほとんど触れず、ちんまりとしたスケールでグダグダと 局所的な場面だけを長々と撮っているような印象です。ルーカス制作時は俯瞰視点 だったので、宇宙の広がりや大きな歴史の流れが感じられたのですが、それがない。  あとはハイパースペース特攻。 ハイパージャンプしながら敵艦に突っ込めば、 シールドや艦自体の物理的な防御力関係なく大損害が与えられるようですが、 あれのせいで今後シリーズに大きな足かせが出来てしまったように思います。 デス・スターやスター・キラーのような超建造物が存在する余地がなくなったばかりか、 ハイパージャンプ装置を搭載したミサイルを撃てば、離れた場所から大損害を与えられるという 身も蓋もない前例を作ってしまったのですから。  癇癪持ちで単細胞なカイロ・レンが成り行きで トップに立ってしまったファースト・オーダー。 この先どうやって物語を閉じるのか。 悪い意味での興味しかep9には期待出来ないのが辛いところ。  レンタルですらもったいない。 テレビ放映で見れば十分な映画です。
[映画館(字幕)] 3点(2018-01-08 20:58:41)
14.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
黄砂が舞い飛ぶような独特の映像美はこの監督の持ち味でしょうか。  その反面で、思わせぶりなモノや人を出すものの、ほとんどが出オチで、 有機的に物語に絡んでこないのもこの監督の特徴のようです。  この映画に関してもそう、沢山の思わせぶりなモノや人が出てくるが、 出オチばかりで、役目はそれだけなの? 映画上でその役目を果たすためだけに 設定されたキャラクターなの? と何度肩すかしを食わせられたことか。  貧相な骨格に、無理矢理肉を貼り付けてでっち上げたような 映画全体を貫くチグハグ感がとても残念な映画でした。  最後の最後のセリフ 「(オレは)お前の何なんだ?」に習い、 この映画に「この映画は何なんだ?」 という言葉をおくります。
[映画館(字幕)] 5点(2018-01-07 14:09:24)
15.  キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 
外連味命。 作り込まれたキングスマンの世界観と スタイリッシュアクションが目を惹いたのが前作。  今作に至っては、外連味は並。世界観も並。 スタイリッシュアクションもまたこれか、と食傷気味。  手堅く作ったせいでどうにも乗れない出来に。  三部作とのことで、中だるみしたのは仕方なかったのでしょうか。 レンタルが始まってみれば十分な映画です。
[映画館(字幕)] 5点(2018-01-07 00:12:18)
16.  LOGAN ローガン 《ネタバレ》 
ローガン/ウルヴァリンに対する思い入れの有無でかなり 印象が左右されそうな映画でした。  それほど思い入れのない私が見ても、緩い筋書きと、 温い展開に、それほど面白くない映画という印象しかもてませんでした。  せめて”レスラー”くらい悲哀が込められていれば 人間ドラマとして見応えもあるのでしょうが、そういう部分が希薄で、 見ていても、終始うーん、という印象しかもてませんでした。
[インターネット(吹替)] 5点(2018-01-04 20:47:26)
17.  猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) 《ネタバレ》 
聖戦記(グレート・ウォー)という壮大な物語を 想起させるタイトルに偽りあり、という映画でした。  実際の舞台はほぼ猿の収容所のみ。 人間に捕まったシーザーが受難し・・・というお話なのですが。  初代猿の惑星から約50年。 人間の想像力と表現力はCGの進化と反比例して 退化してしまったのか? と皮肉りたくなるような映画。  特に最後のデウス・エクスマキナっぷりは もはやコントにしか見えず。  ここ数年数々の起源物が公開されましたが、 この映画も例に漏れず駄作としか言えないものでした。
[映画館(字幕)] 4点(2017-10-23 15:39:43)
18.  チェ 39歳 別れの手紙 《ネタバレ》 
前作に引き続き、ゲリラ部隊が主体の物語。 ゲバラもゲリラ部隊の一隊員としてしか描かれていません。 状況説明もなく、淡々とゲリラの行軍が描かれています。  重要なのはそこですか? キューバ革命に成功した英雄ゲバラが、なぜ戦友のカストロとキューバを捨てて ボリビアでの革命を目指したのか。重要なのはそこでは?  ゲバラを英雄に祭り上げたくないという思いがあったとしても、 ピントがずれているように思えてなりませんでした。
[インターネット(字幕)] 3点(2017-10-16 08:35:08)
19.  チェ 28歳の革命 《ネタバレ》 
主体として描かれるのは革命軍の一部隊。 ゲバラも部隊の中の一隊員という扱われ方の映画です。  極力個人的な物語を廃した作風なので、個人に思い入れをする余地がありません。 これではまるでサッカーの試合を遠景で見ているかの如し。 10番がゴールした、とか、9番がパスをした、とか、記号で人を見ている感覚。  状況説明まで省かれているので、彼らが一体何をしていて、どこに向かっているのか。 それすら解らず置いてきぼり。  ただただ革命軍の進軍を見せられるだけの2時間。 人間ゲバラに迫る映画にも出来ただろうに、なぜこのような作品にしてしまったのか 良く解らない映画でした。
[インターネット(字幕)] 3点(2017-10-16 07:19:54)
20.  アマデウス ディレクターズカット 《ネタバレ》 
人は生まれながらにして不平等である、というお話です。  サリエリは秀才。 人生の全てを音楽に捧げ、禁欲的な生活を送りつつ、 曲の一節一節が出来るごとに深々と頭を垂れ、神に感謝を捧げる。 血の滲む努力が認められ、宮廷作曲家の位置まで上り詰めた努力の人。  対してモーツァルトは天才。 下卑た馬鹿、遊び好きな小男にも関わらず、音楽に関しては真の天才。 サリエリが自らの血で描くように紡ぎ上げた音楽を、まるで遊んでいる かのように無邪気に不備な点を指摘したばかりか、あろうことかサリエリの雇い主 である皇帝の前でちょいちょいと手を加え完璧な物に仕上げてみせる。 息をするように素晴らしい音楽を紡ぎ上げる、天与の才能の持ち主。  対照的な2人の人生が交わったことが悲劇の始まり。 サリエリという秀才は、天与の才能の代わりに身につけた権謀術数を駆使し、 真の天才であるモーツァルトを陥れることで、不平等な世界を生み出した神に復讐を遂げようとする、というお話。  凡人側であることが身につまされ、しんどい気持ちになる映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2017-10-08 16:22:22)
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