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グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 283
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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1.  FALL/フォール 《ネタバレ》 
高さ600mの細い鉄塔・・ んなの建築物として無理やん 支持ワイヤも無いとか・・ でもって、ラスト助けられるシーンを、壮大に省略。 この少しの振動でも落ちそうな状況で、ヘリコプターの強風当てられるわけないし どうやって救助するのか、期待してみていたら、いきなり多数のクルマが到着していて 既に地上に居ました・・  はああああああ?   ご都合主義も大概にせーよ!? てなわけで、椅子から転げ落ちたので、点数はあげられません。
[インターネット(字幕)] 4点(2024-06-09 15:42:23)《新規》
2.  マッドマックス:フュリオサ 《ネタバレ》 
意図的な編集の結果なのか、やむなくカットしたのかワカリマセンが 説明が足りず???なトコがあります。 概ねは補完して理解しましたが・・  で、マックスの居ない今回のマッドマックス映画の出来は悪くないです。 轟音の爆走と狂気の闘いのシーンが見たくて、映画館に来たのだから、そこは期待通りです。  ストーリーに注視すると、気になる点があります。 ディメンタスから奪い、子産み用として監禁されたフュリオサが、リクタスの隙をついて 逃げ出し、ウォーボーイズのふりをして何年も潜伏しますが、 消えた小娘にイモータンが 気付く顛末は無しです・・ そんなもんなの? ラストで、ディメンタスを殺し、砦に戻った後、イモータンとの対面のシーンがありません。 ディメンタスを倒した事で、その戦果の褒美として「大隊長」に任命されるはずですが イモータンの姿は無く、いきなり子産み女達を連れて逃げる準備してました。 子供時代のエピソードが少し長いので、そこ削って、先の2点を入れるべきじゃないのかな?  とまあ、気になる点はあるものの、映画の核であるアクションは期待通りなので高得点です。 フュリオサに闘いを指導し味方になってくれるマックスのような男がカッコイイんですが ディメンタスに殺されてしまい残念です。  あと、この監督の撮り方、カメラ目線の顔や目のアップの使い方が、自分にはドハマリでして、 今回も大満足です。  ラストシーンが前作の冒頭につながるシーンなので、ここで終わられると、続けて前作を 見たくなってたまりません。 これは前作を同時上映すべきでしたよ。 2本連続で見るのが最高の醍醐味です。 しかもエンディングでは、前作のシャーリーズ・セロンや トムハーディがチラチラ出てます。 「デスロード編へ続く」感MAXの終わり方が盛り上がるっす。 イエイ。
[映画館(字幕)] 8点(2024-06-09 14:33:22)《新規》
3.  オッペンハイマー 《ネタバレ》 
長い、とにかく長い・・会話も長いが、見せ場もてんこ盛りで長い。  オッペンハイマーの人物像と太平洋戦争の時代のアメリカを丁寧に描いているが ここまでの物量が必要だったのだろうか・・? 女好きの下半身事情とか 原爆の開発研究課程の人間関係に、最初の核爆発実験シーンも 水爆を否定し共産主義を疑われて窮地に陥る後半の顛末も、もっと編集して 短くする事が出来た筈だし、普通の監督なら、制作スポンサーサイドから要求された筈。 今回は、大御所になってしまったノーラン監督のわがままを通してもらったのだろう。  しかし、長すぎて飽きてしまったのは事実だ。 どう考えても2時間以内の映画にできた筈。 だって大した中身が無いんだから・・ 核爆発による大量破壊兵器の問題は、被害が広範囲過ぎて、軍隊だけでなくその何倍もの 民間人が巻き添えになる皆殺し兵器だという点。 そして放射能による長く続く悪影響。 その現実を理解していながら、敵国に遅れる訳に行かず研究を急ぐ科学者チームのリーダーが その成功により、戦争終結し英雄扱いされる中で、急に冷めていき、更に強力な水爆の開発の 依頼が来たのを拒否。そして原爆開発チームの一部にソ連のスパイが見つかり、栄光の座から 容疑者へ転落し、女癖の悪さをも暴露され女房との仲も最悪になる終盤。 この物語を映画にするのに、あれ程の細かいエピソードを肉付けする必要があったのだろうか。  映画館を見渡すと、高齢者が多くて笑ってしまったのだが、かく言う自分も引退世代、 トイレが持つかどうか不安である。 実際隣の同世代の客は核爆発実験の後でトイレへ行き 戻ってきたが、ラスト30~40分を見ずに出て行ってしまった。 見るからに足腰の不自由な80代のお婆ちゃん、良くぞ耐えたものだ。(他意は無しです) 暖房効きすぎで暑過ぎる館内環境は、発汗でトイレ問題解決の為なのかと思ってしまった。 と言うわけで・・映画は長すぎてはイケないというのが、自分の判断基準の一つである。  それから気になったのは、ただのドラマシーンに大音響重低音の効果音はやり過ぎだ。 先日見た砂の惑星レベルの地響きと振動が、ドラマの中に何度も使われていて煩い。 1度ならまだしも、10回も20回も繰り返す演出は、インパクトを超えて嫌味になってる。  そしてエンディングがまたイマイチ。科学者の名前を付けた映画なのに、どんな人生を 終えたのかは描かれない。 名声を失った後に、核戦争の未来を想像するシーンで 終わりって・・ 中途半端感が大きい。 てな事で、この映画に高得点を付ける気にはなれなかった。アカデミー賞で話題だけど そこまで優れた作品かと疑問が残る。 この長さの映画なので、セルかレンタルで自宅鑑賞を強く推奨します。 で気が付いたら、自分の投稿も長過ぎでビックリ。   追伸・・日本語字幕の文字が、かつてない大きな文字でした。それだけ会話の中身が      重要な社会派ドラマ映画なのでしょう。 その新しい試みは賛同しておきます。
[映画館(字幕)] 6点(2024-03-31 20:16:04)
4.  DUNE デューン/砂の惑星 PART2 《ネタバレ》 
この作品、元のお話自体に違和感があって、40年前の映画もまあまあていう程度。 なので全然期待してないのに、世間じゃ話題なので観てきました。  音と映像はもう、ハリウッドの底力炸裂で、これが昨年公開なら、ゴジラの受賞は無かったかも・・。 2時間40分の長さじゃ、見せ場はほんの30分で、あとは間延びしたドラマかなと思ってましたが 「この監督」にしては淡々と話を進めて、スペクタクルな見せ場が次々とやってくるという、 予想外に編集努力が見える仕上がり。 眠くなる暇はありませんでした。 40年前のリンチ監督の作品では、スルーされたエピソードも追加したので、話が長くなってますが ビックリしたのは、リンチ版のエンディングが、今回のパート2で出てきてしまいました。 確かパート3もあるとの事でしたが、この続きはどうなるのか、早く見たくて仕方がありません。 そんな気になるのも、この映画がそれなりに面白かったからでしょう。  しかし、大画面のド迫力に圧倒され興奮して帰ってきて、少しクールダウンして思い返すと、違和感が 戻って来てしまいました。 基本原作の問題なんでしょうが・・  まず、砂の中を泳ぎ回る巨大生物というのが、荒唐無稽過ぎて、SFとして評価できません。 で、みんなで砂虫の背中に乗って旅をしていますが、乗り込む絵がありません。止まってくれたの? 何千年も未来の世界で、最強の兵器が核ミサイルってのも、興醒めでした。  重力を制御して浮遊し飛行する乗り物だらけで、銃もレーザー兵器もある時世に、刀で戦う歩兵部隊。 大量破壊兵器がありながら、砂虫に対しては攻撃しない理由が述べられないのも違和感。 というわけで、この映画はド迫力なファンタジー作品としてカテゴリせざるを得ない。  さらに物語が、英雄&救世主のみならず、奇跡を起こして信者を増やしていく新興宗教のソレに見える。 その信者の振る舞いをみれば、まるでイスラム教にも見えてしまう。 これも原作のせいなのかなあ。  女性の扱いもどうなのだろう、和平の為に皇帝の娘を嫁に寄越せと一方的に要求って、前時代的すぎる。 女たちも誰の子を産むべきかとか打算的な会話ばかりで、殺伐としててロマンスの欠片もない。 終盤では、権力を得る程に強引で傲慢になっていくポールにも違和感。 末は冷酷な支配者になるのか? ヒロイン「チャニ」とは寄り添って終わって欲しかったのだが、正反対のエンディングも残念。  と、勢いに圧倒されながら見終わったのに、よく考えると後味の良い映画ではなかった感じ・・。 もとより、1話完結しない映画は、絶対満点にはしない主義なので、今回はこの点数ですかねえ。 点数の大半は、音と映像の迫力に対してのものです。 レンタルで観たら面白くないかも・・
[映画館(字幕)] 7点(2024-03-21 23:20:47)
5.  ザ・クリエイター/創造者 《ネタバレ》 
なんかよく理解できず疑問が残ったまま終わる映画。 人とは戦いたくないAIのはずが、捕虜の人間兵士をボコボコ血だらけにするシーンの意味が不明。 宇宙ステーションのように空中に浮かぶ人間側の攻撃基地の重力制御が超超ハイテクなのだが、 それらのハイテクとアジアの地上の農作業の技術レベルが違い過ぎて違和感が大きい。 アンドロイドを人に似せるのは仕方ないが、喜怒哀楽全開にして涙流して泣くとかまでシュミレート した意味も不明。 アンドロイドを家族にしたい? アンドロイドが人と家族になりたい? で、リアルな性格にしたから、冒頭の怒りのバイオレンスシーンなのか? 雑なプログラム。 AIに核攻撃された件は、実際は人間サイドのミスによる事故だという情報があるのに それを元に和平交渉を試みないのもオカシイし、怒りでAI狩り皆殺しに走るのも極端すぎる。 植物状態になった母親マヤと、AI娘アルフィーの関係の詳細について説明が不足で、物語の主軸と なる家族愛のウエーブに今一つ乗り切れない。 いろいろとワカラナイままエンディングになってしまい、歓声「ニルマータ!」が、誰に対しての 歓声だったのか疑問のままエンドロール・・ それでも目を見張る壮大なCGの美しさで、ハリウッドの技術の高さに圧倒されます。映画館の 大画面で見ればよかったと後悔役立たず。 まあ細かい疑問は放っておいて、流れに任せて見れば、ほぼほぼアバターと同じ骨格の映画です。 肉付けが違うだけの印象。 けなしてるように聞こえそうですが、良い映画だとは思います。渡辺謙さんが主要なキャストで 何故か日本語ばかり話してます。相手は日本語じゃないのに・・ でも嬉しいような変な気持ち その健さんが撃たれて死んだと思ったら、後で普通に生きてた理由も分りませんでした。 今一つ感動に乗り切れなかったのでこの点数でスミマセン。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-01-31 19:37:55)
6.  ジョン・ウィック:コンセクエンス 《ネタバレ》 
いやいや、長かった・・ で、キアヌ死んじゃったようなエンディング? でもウィキでは、5作目も同時に撮影の話も有ったというので、死んでない可能性も?  で、ネタバレついでに、3曲分もあるエンドロールの後で、更にワンシーン入ります。 ただ、キアヌは居ません。 何なんでしょう? という170分  今回はトイレ行かずに済みました。 アバターでは痛恨の一時離脱・・。  中身は、半分以上が打ち合いシーン。 バンバンバンバン、正直ちょっと疲れました・・ 面白いのは、パリでの戦闘で、真上からのドローン映像で、建物の中で撃ち合いながら 移動する長いワンカットのシーンが痛快。 火力の高いショットガンで、1発で相手が 吹っ飛んで火だるまになる特殊な武器のシーン。これが見ていて快感。 キアヌ抹殺の為に敵が用意した銃なのに、いきなり奪われてキアヌが使い倒すのが最高。  残念なのは、今回のラスボスが、童顔の若手俳優で、悪そうにも怖そうにも見えない事。 あと日本が誇る俳優真田氏の出番が短かった件。ブレットトレイン位は出て欲しかった。 今回も階段落ちシーンがあります。しかも100段は落ちてる・・しかも2回も・・ どこまでしぶといのかジョナサン。   エンドロールでサオリ・イザワの名前を発見。真田の娘のアクションシーンでスタントの 吹き替えやったのかも。 どーせなら沙織ちゃん本人を見せて欲しかった。 と、要望ばかり言いましたが、総じてはマズマズの娯楽作品になってます。  一言言わせてもらえば・・ 5作目は不要だと思います。もう充分でしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2023-10-25 00:28:50)
7.  イコライザー THE FINAL 《ネタバレ》 
お金貰わない必殺仕事人のマッコールが、またしても極悪人を処刑する快作。待ってました。 相変わらず仲間も無しで、孤独な闘いに身を投じるのですが、ジョンウィックとは違い正面からは 行かず、基本背後から忍び寄って一人ずつ処刑のスタイルは変わらず。  ただ、今回は現場こそイタリアのシシリー島ですが、CIAの若手捜査官との協力や、街の人々に 素顔撮影されまくったりで、極力目立たないスタンスではなくなりました。 極悪非道のイタリアンマフィアが、コテンパンに殺されていくのは実に痛快。 2作目で薄れてしまった「勧善懲悪」が戻って来て、そのカタルシスは1作目に匹敵です。  若手捜査官の俳優が誰なのか、エンドロール見てビックリ! ダコタファニングちゃんですかあ? 大人になって誰だかわからなくなってます。 彼女が爆殺されそうになるシーンが、ド迫力です。 映画的な爆発シーンは、炎がゆっくり広がるのが 多いのですが、実際の爆発は一瞬で吹っ飛ぶのがリアル。誰かを庇うシーンとかは全部嘘なんですよね。 コンマ1秒以下じゃ何もできないのが当たり前。 このシーンはリアルにビックリでした。  いずれ、70歳近い年寄りのアクション映画なので、見せ方に制約がありますが、アリだと思います。 自信満々の悪人にヒイヒイ言わせる、残酷な水戸黄門てな感じで、安心感あって実にいい。  鬼畜な自分には、ラスボスの仕留め方が手ぬるいような気がしまして・・ それが良ければ9点でした。
[映画館(字幕)] 8点(2023-10-22 18:46:02)
8.  ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 《ネタバレ》 
やっと見ましたが、家族の希望で吹き替えでした。 セリフの聞き取りは問題ないです。  冒頭は、潜水艦のエピソードで、いつもの俳優さん達がいません。まるで別の映画が始まったみたい。 で、今回のお宝は自我に目覚めて暴走始めた万能AIを制する事ができる鍵、東西どころか世界各国の 争奪戦が起きる前に取り戻そうという使命。 今回はSFテイストも加味。 ところが、相手がデジタル技術の神なので歯が立たず、戦い方はアナログに徹する必要があり イーサンハントの肉弾戦が要になるので、アクション映画のお膳立てにはピッタリでした。 今回のカーチェイスは、手錠で自由が利かずシロートに運転させることで、危機感上げてます。 手錠の二人三脚アクションは007シリーズ思い出しますねえ。 超コンパクトカーで階段落ちからの横転後に、運転席と助手席入れ替わってて呆然・・とか 時々ギャグ入れてくるのは、いつもの乗りですね。 予告編でやたら押していた崖からのジャンプシーンは、あっさり過ぎて拍子抜けでした。 もう少し列車に到着の過程を見せてほしいかな。 全部端折って、窓から飛び込んで来て スゴイご都合主義な絵を見せられて、さすがに失笑。 ここホントマイナス。 予告で煽ってなければ、へえーでスルー出来たかもですが、あれだけ期待させたんだから・・ でもでも、その先の列車の大惨事から脱出のシーンは素晴らしい。 前作の絶壁の宙づりヘリコプターに匹敵のド迫力映像、映画館で見て大満足です。 かなり高い点数になると想定していたんですが、まさかの重要キャラの死亡がショックで これもマイナスポイントになりました。 彼女をもう見れないなんて悲しいです。  てなわけで満点から2ポイント減点せざるを得ません。 個人の感想ですが・・
[映画館(吹替)] 8点(2023-07-23 19:27:04)(良:1票)
9.  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 《ネタバレ》 
あれから40年(物語的には25年?)・・ 中高年のエピソードを映画にしただけではあーりません。   冒頭20分のアクションシーンは、第二次大戦末期なのでインディはまだ若い。 その若いインディのナチス軍隊との列車の中での派手な闘い。見ごたえあります。 他の役者の顔をCGでインディの顔にしたのだろうか? 本物と見分けつきません。てか若過ぎ? インディというよりハンソロ? 3作目より後の時代なのに、若返ってます。  以前の作品では、ヒトラーにサイン貰うシーンもありましたが、同時期の他のエピソードという設定? その時の遺物が、とんでもない代物だという事で、戦後25年経ってから、当時の関係者に争奪戦のゴング。 丁度、教職を引退し、家族も失い、独居老人となったインディには、気の進まない冒険の始まりだが 考古学で金儲けを目論む友人の一人娘に巻き込まれて仕方なく最後の冒険へ・・というお話。  今回のお宝は2200年前の天才アルキメデスの発明品で、タイムトラベル装置? 過去作では キリスト関係のお宝、インドの邪教の神物、果ては宇宙人の遺物を扱ってきたこのシリーズ 最後は、タイムトラベルですかあ? ディズニーになってハードル上げられたせいなのか、 トンでも脚本に唖然です。 まあ元々、考古学と言いつつ毎回超常現象に至る話ばかりの このシリーズなので、仕方ないのですが・・ その辺はスルーしましょう。  にしても、いただけない部分は少なくありません。 ご都合主義の行き過ぎが散見。 撃たれても動き回り過ぎのインディ。動力不明で勝手に動作する装置。 直ぐに横倒しになるはずのオート三輪でのチェイス。時空の裂け目への理解が早過ぎる件。 滑走路無いのに着陸したのはまだしも、離陸のスピード100キロ以上を出せたのか? そして、アルキメデスのタイムトラベルとインディ達のトラベルは、どっちが先か? などなど、無理が多すぎです。 とても満点付けられる脚本じゃない。  ただ、豪快なアクションシーンと展開の早さ、何よりもラストの再会のシーンがいいです。 欲を言えば、息子は戦地で行方不明だった事にして、3人の再会にしてもらえれば最高なんですが・・ それこそご都合主義じゃねーかと罵声が聞こえそうなので、この辺にしますか。  70過ぎてもキュートなカレンアレンに1点追加します。
[映画館(字幕)] 9点(2023-07-05 09:50:02)
10.  ガンパウダー・ミルクシェイク 《ネタバレ》 
まさにB級娯楽カテゴリーの、殺し屋アクションムービー。 思考不要の空っぽ映画。 の上出来作品。  とにかく強い女と、おバカな悪役で、チャーリーズエンジェル風とも言えますが、殺害シーンが流血過多でR12? ジョンウィックより血が多いのに、どこかコメディのエッセンス。 もしやキルビルかな?  一番お気に入りのシーンは、3バカチームとの病院での第二ラウンド。 相手は両足に怪我の車いす男一人と 松葉杖に三角巾の男二人の障がい者チーム。受けて立つヒロインは、麻酔打たれて両手がダラーン状態での戦い。 この障害者同士の、決闘シーンが血みどろのポンコツバトル。 三バカは痛み止めの笑気ガスのせいで爆笑しながら 攻めてくるもんだから、全く殺気が無い。 このしょーもない死闘シーンは伝説になりそうな予感。  突っ込み始めたら止まらなくなるのでよしましょう。何も考えず笑い飛ばして、もう一回見たくなる佳作でした。
[DVD(字幕)] 8点(2023-04-10 17:23:39)(良:1票)
11.  アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 
粗探して、批判しようと企んで見に行きました。 が、意外に面白かったかも。  ただ、満点作品かというと、そこまでではないですね。 長すぎるのは無論、 自然破壊する人間側の描写が、環境保護テロリストの影響すら感じる違和感。 拍手喝采しても空しいものが残るかも。 人類にも救いが欲しかった。 冒頭の地球軍の戦艦が、森を焼け野原にしてから着陸するシーンが、痛すぎる。 大佐達も、処刑は見送ったものの、村は焼き払うし、鯨の知性を持ち上げといて ハンティングで母子抹殺のシーンなど、地球人の悪魔の所業を列挙してて、物語の 印象を勧善懲悪的に単純化してしまっている。 「人類サイテー」のストーリー。 更に頂けないのは、大佐がキリを人質にしたのに対抗して、ネイティリが大佐の子供を人質に してしまうのは、止して貰いたかった。アングリして萎えてしまった・・。 この辺の事を、前評判で知っていたので、批判する前提で見に行ったのですが・・  とにもかくにも最新CG映像の凄さに圧倒されました。 自分、基本CG映画は嫌いです。 本来ゲームに興味もなく毛嫌いする側に属してますが、この映画の人物や動物の 描写には違和感や拒絶反応が起きません。 既存のCGより品質がいいからでしょう。 アナログレコードの時代から、デジタル録音やМD・CDに移行の初期に、拒絶や批判の 嵐が吹いたのは、その品質が及ばなかったからであり、その後の技術の向上により 大半の消費者に受け入れられて行ったのと同じなんだろう。  実写映画と同じ土俵に、CG作品が上りつつあるのかも。 だからと言って、シンセサイザーがあれば、オーケストラは要らなくなるわけじゃない。 実写の映画が無くなる事はないと信じたい。 それを踏まえて安心して観ていられました。 まあこの先、いくらでもイケメンイケジョが作り出される事で、これからの実在の俳優さん達には すこし窮屈になるかもでずが、2次元アニメでも通ってきた道だし・・享受の方向ですかね。  総評としてはこんなもんでしょ。 絵的には満点。ストーリーが足引っ張ってしまい8点かと。 養女のキリの声って・・ホントにシガニーウイーバーがやってたの? ちょっと信じがたいです。  あと、3時間15分もトイレ持たない同志の皆様へ提案、大佐の部隊が捕鯨船で迫ってきて 子供たちが海中で潜水艇に追われるシーンのあたりが、トイレに行くチャンスです。 延々追いかけっこしてて、予想通りの展開になるので見逃しても大丈夫でしょう。(笑
[3D(吹替)] 8点(2022-12-30 10:07:52)
12.  炎の少女チャーリー(2022)
これは寒い。 出来が悪すぎる。 低予算映画の上に、シナリオも演出も直滑降。 うん十年前の元の映画の方がまだヨカッタ。  リメイクして駄作になるとか、残念過ぎます。 顔洗って出直して欲しくもない。もうやめて下さいと言いたい。
[DVD(字幕)] 4点(2022-11-08 21:02:03)(良:1票)
13.  NOPE/ノープ 《ネタバレ》 
ゲットアウトが面白くて、アスがまあまあで・・ この新作はどうか? まあまあです。 正体不明のUFOが、最初から人類の敵として扱われ、恐怖の対象なのだが・・ 人より早く映像を撮り、有名人になろうとする動機の為、通報せずコンタクトを計る当事者達。 甘く見ていたら、外来生物の、とてつもなく巨大かつ狂暴な本性に阿鼻叫喚で逃げ惑う事に。 しかし、相手のいくつかの特性に気付き、仲間と共に立ち向かう流れは面白い。 評論家が、未知との遭遇からジョーズになると言っていたが、ジョーズ1作目の船の3人に 通じる士気は感じられる。そして、外来モンスターの最後も確かに似てなくはない。 ただ、もうひとつ言えば、ゴーストバスターズのマシュマロマンも出てきましたね。 それに、モンスターの最終形態は、宇宙ステーション舞台のスリラー「ライフ」のアレに 似てました。ただそれらは映画の評価を上げも下げもしません。 人類初の宇宙生物との遭遇の報道で、世間がどれだけ大騒ぎになるのかは描かれません。 当事者達の戦いが終わった所で映画も終わり。アッサリし過ぎて少々物足りません。 観終わって、一息ついてから感想を模索してますが、面白い映画だったとは思いました。 ただ、遊園地の経営者がトラウマになっていたチンパンジーが多数の人間を殺した事件は この映画の中で持つ意味合いと扱い方が中途半端な気がして違和感が残りました。 それと最終形態と最初の円盤の差があり過ぎて、円盤の形していた理由がピンときません。 もしかしたら、人間が円盤型UFOなら喜んで寄ってくると知って擬態していたのかな? 本性がばれたら擬態の必要がなくなり本来の姿を現したのかも。  いずれ、宇宙人との戦いの映画「インディペンデンスデイ」や「宇宙戦争」のように ど派手な戦争シーンにはならず、牧場経営者の兄妹と他2人だけの戦いで、世界が 大騒ぎになる前に決着してしまいます。 見せ場はコンパクトではありますが、 軍隊出てくると、ありきたりな映像になるので、これで良かったのかも。 なにしろ、この宇宙モンスターが1匹ではなく、多数来ていたらその後どんな事に なるのか収拾つきません。それを描いても仕方ないので、ここでエンディングが正解かも? いずれ、一番お気に入りのシーンはマシュマロマンが雲の間から顔見せるシーンでした。 笑えるし、クライマックスだし、快感です。  もう一度見たいな・・
[映画館(字幕)] 7点(2022-08-28 18:46:06)
14.  JAWS/ジョーズ2 《ネタバレ》 
1作目が偉大過ぎて、続編がつまらない いやそれだけじゃない。  この映画では、サメに挑む人間が足りないんです。 前作は、やられっぱなしの前半に対し、3人でサメ退治に出かけ、 その大きさに呆然としつつ、プロ漁師の気合いとスキルで勝てそうな展開の中盤。 そして終盤の壮絶なバトルという心躍るプロレス観戦のようなワクワクがありました。  この続編は、後半にサメが姿見せても襲われて悲鳴と泣き顔のカオスシーンばかりで、 戦って仕留めようというアクションが無いのがつまらなくなった原因。 それなら、食われまくってホラーにすれば別な価値が出たのに、そうでもない。  サメのロボットによる撮影は継承されてますが、引き込まれない理由は撮影だけじゃない。 音楽のシンクロが甘いんです。 せっかくジョンウイリアムズが再起用なのに、 画面と音楽の一体感がありません。ミキシング以前の大きな間違いがありそう。  と言う事で、主演のロイさんお気の毒な1本でした。
[DVD(字幕)] 4点(2022-08-21 10:26:53)
15.  SING/シング:ネクストステージ
今回のムーンが作る舞台のテーマは宇宙? しかも失敗したら殺されるという背水の陣。 説明されたところでピンときませんが、スルーして鑑賞。 突っ込みどころ満載だし、 リアリティも無いんですが、なかなか魅せる映像もあって、結局楽しくエンディングまで。 演奏シーンで良い感じなのは冒頭のプリンスの曲と、クライマックスのボノの曲。 でもボノの曲が短か過ぎ・・。 せめて2コーラスはやってよ。 キャラクターで魅力的なのはもちろんミス・クローリー。 彼女の視線?にドハマリ! せっかく借りてきたのに、家族が興味なくて、親父一人で大音量で見てしまいました。 自分もミュージカル敬遠派ですが、それでも洋楽派昭和世代には懐メロが気持ちいいです。
[DVD(字幕)] 7点(2022-08-11 15:50:09)
16.  オールド 《ネタバレ》 
いろいろ笑えました。 老けるのが異常に早くなる映画って、魔術とか呪いとかと思ったら 特殊な環境下の自然現象だというSFに寄せたお話でした。 なかなか面白いアイデアの映画だと思います。 ただなあ・・  切られても直ぐに傷が閉じて治ってしまう件とか、頭痛からの気絶で脱出を阻む設定とか、 脚本攻めすぎて、途中からリアリティ無くなって、冷めてしまいました。 帰れない理由が、災害なのか、犯罪なのか、当人達に知られると困るのかな。 どーせ連絡手段もないんだから、塀で閉じ込めて人体実験でもヨカッタかも。  笑えたのは、つい○○してしまい、お腹が大きくなって帰ってきた娘見て卒倒のシーン。 あと、11歳と6歳の姉弟が、中年になってしまい、この先どうするのかみんなで困るラスト。 世代が進むと、メイクだけじゃ無理になり、俳優さんのチェンジが唐突で、笑い転げてしまう。 ある意味、コメディなのかもしれない?   これは、友人たちと感想で盛り上がりたい、酒のツマミ的な存在意義を感じましたので、1点追加です。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-24 22:54:10)
17.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 
前作は、イキッた若造の鼻につく映画でどちらかというと嫌いな映画でした。 その若造が、年取って落ち着いたのかと思ったら・・ まだヤンチャでやんの。(笑  前作同様の鼻につく若造たちに、トムが教える立場での物語かと、舐めてましたが、全然違う! 若者たちをケチョンケチョンに蹴散らして、一人で暴れまくる教官の姿が、爽快でしかない。  殉職した戦友の息子との確執や、かつての恋人への葛藤、規則を振りかざして潰しに来る上司、 機体の性能を超えた戦闘技術への挑戦、そしていやおうなしに迫る決死の実戦までの時間。  それらの物語だけでも、映画として盛り沢山なのに、貴重なジェット戦闘機のド迫力映像プラス 飛び交うミサイルや機銃掃射とアクロバット飛行で、見てるコチラの血圧は上がりっぱなし。 30年前のトップガンとは、全く別の映画です。  途中、何度も「なあーんだ、こういう終わり方かあ・・」と思わせといて、続きが来る手法。 そんなご都合主義の調子乗り過ぎの脚本なのに、敢えてその手のひらに乗せられてしまおうとか 「楽しんでしまった方が勝ち」て思ってしまう見せ方もいい。  そして、名前は伏せてますが、この敵国。 日本に近いあの軍事国家ですよね。 その暴挙に アメリカが鉄槌を下し、友好国(日本)を救う軍事作戦に、トムと若いエリート兵士が命を懸ける。 トムは乗り回す愛車 日本のバイク「KAWASAKI」のロゴをハッキリ見せてくれる大サービス。  もうこれは、日本人の為に作ってくれた映画なんじゃないのか? て嬉しくて踊りそうです。 中国資本を蹴飛ばしたトムクルーズは、日本人にとっては最高のヒーローです。 もう、全ての日本人は見るしかないですよ。  ちなみに、字幕で見ましたが、吹き替え版の評判が良さそうなので、次回はそっちで見る予定です。 10点じゃ足りないな。 ホント12点付けたい気分です。
[映画館(字幕)] 10点(2022-06-13 00:07:55)(良:2票)
18.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
もはや、生理的に受け付けない。 問題は、ヒロイン。 美人でないのは仕方ないが、頭の悪い自己中ブチ切れの性格がもう無理。 トイレが遠すぎたからと、店の陳列棚の前で座りション始めたり、ドラッグに溺れ気味だったり、 禿げたオッサンにセックスの強要始めたり、そばかすだらけの顔にアイシャドウとか不気味だし、 生理的に遠ざけたい人種。  アクションは、編集とCGでごまかしてるのがバレバレで、画像がガタガタで疲れるだけ。 都合良すぎのカーアクションも、無理があってリアリティがない。 全てが、中二病的な、思考の浅い設定と脚本で、バカバカしいにも程がある。 ステイサムが続編から降りたのも納得。 お試し無料期間でヨカッタ・・。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-05-01 10:35:57)
19.  真実の行方 《ネタバレ》 
ネタバレ厳禁ですが・・  見どころは、二重人格を演じて、全ての人間を騙し、裁判を乗り切る犯人でした。 主役の弁護士は、手のひらで踊っていただけというオチ。ハッピーエンドではない。  犯人は最初、二重人格を伏せていて、弁護士が調査の末にそれを見つける流れにより、 真実にたどり着いたと確信させてしまうというところがいい。  気の弱い真面目で正直なアーロンの人格が表で、暴力的で策略家のロイという裏の人格。 「アーロンは父親からの虐待により精神を病み、ロイという2つ目の人格ができてしまった」 という、同情を禁じ得ないストーリーに弁護士も検事も、取りつかれてしまう。  しかし、それらは全て犯人の捏造で、捕まったロイが架空の人格のアーロンを演じていただけ。 アーロンなんて存在しなかったという真実。 真実の行方は、犯人野放しという結果。  見事に騙されましたと、拍手喝采しそうでしたが、気になる点が・・ 「殺しちゃった、助けて・・ロイ」とアーロンが言ったという供述がある。アーロンは、ロイの存在を 知らないハズなのに・・ ロイが殺したのなら確かにアーロンの罪は問えないけど、脚本のミス?  リンダの殺害が公になってない事や、ピネロが殺された件が、うやむやのままなのもスッキリしない。 検事との恋物語や、事務所員とのエピソードを減らして、そっちも扱って欲しかった。  いくつかの難点がありましたが、デビュー作で怪演するエドワードノートンに感服の1作として 大変記憶に残りました。  良いと思います。  ※若干修正します  よく考えたら、この弁護士が興味本位と目立ちたがりで国選弁護に立候補しなかったら  この犯人の計画は、成功しなかった確率の方が高い。  犯人は、演技力もあるし頭がいいので、そんなリスク犯すより、犯人として捕まらない  計画を立てた筈・・  てな疑問が残ってしまいました。 1点減らしますかね・・
[DVD(字幕)] 8点(2022-03-12 08:38:10)
20.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 
2時間40分・・長い! トイレの近い人は注意です(笑  サザエさん並の長寿命?のジェームズボンド。 何回目の引退からの復帰なのか・・ しかし今回は趣向がちゃいます。ボンドガールがいつのまにか出産してて、5歳の自分の娘と対面! せっかく家族愛に目覚めたヒーローですが、使命成就の為に、ミサイルの雨の中で最後を迎える完結編? なのに、エンドロールのラストの文字が「ジェームズボンドは戻って来る」 なんですかー?  今回コードネームを引き継いだ別の007が登場しますが、名前「ジェームズボンド」も受け継がれる システムだったのか? まさか死んでなかった事にするの、キングスマンみたいに・・?  そんな中途半端な事やってるようじゃ満点はあげられませんよ!  でもねえ、なんか面白いんです。いつも通り荒唐無稽・ご都合主義のアクション連発なのに いつもより真に迫ってる感が・・ これはレンタルばかりで映画館で見るのが久しぶりだから? いやいや、演出や撮り方が違うんじゃないかなあ? とにかく飽きません。 いや、さすがにエンドロールの曲、ルイアームストロングの歌、あのダミ声は飽きたかも・・ ジェームズボンド007のエンディングには似合いません。このセンスはイマイチざんす。 面白かったかどうかは9点、そこからイマイチな部分で減点ですが、ダニエル氏の引退記念で挽回。 やはり9点ですねえ。
[映画館(字幕)] 9点(2021-11-03 12:54:00)
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