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1.  暗殺の森
全体を貫くどんよりした雰囲気がいい。映像も美しい。音楽もいい。お話としては単純明快。しかし主人公のキャラが今ひとつ定まっていなかったような。やたらクールに決めていながら、突然バカ面になったり、実は優柔不断で任務を遂行できなかったり。「人は見かけによらない」とはいうものの、ギャップが激しすぎて嘘くささが漂います。それも巨匠の演出美と言われればそれまでですが。 余談ながら、途中で唐突にプラトンのイデア論に言及する場面がありました。日本で知っている人(覚えている人)は少ないと思いますが、ヨーロッパ界隈では常識なんですかね。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-04-05 00:49:44)
2.  バグダッド・カフェ
超久しぶりに再見。ただし新ディレクターズ・カット版とかいうやつです。時間がけっこう伸びたようですが、どのへんが新たに加えられたのかはわかりません。 しかしいずれにせよ傑作だと思います。最初の殺伐とした雰囲気と「Calling You」で伝わってくるのは、寂寥感ばかり。中盤まではずっとそのままで、終盤にかけて急速に花開くという感じ。先住民と黒人と白人と他国民が、そのこと自体にはまったくこだわりなく接している様子が心地良い。誰にも見向きもされないような路傍のカフェで、人生を変えるような出会いがあったという、ただそれだけの話なんですけどね。最初の寂寥感が嘘のように、ほのぼのした気持ちになれます。ドイツ人がアメリカでこういう映画を作った意図を、ちょっと聞いてみたい気がします。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-03-19 23:02:40)(良:1票)
3.  ダウン・バイ・ロー
きっと芸術性の高い作品なんでしょう。モノクロの映像といい、いかにもフィクションな展開といい、その良さがわかる人にはわかるのだと思います。しかし残念ながら、芸術を理解できない私には今一つ。ピンポイントの会話とかは面白いんですけどね。 だいたい、一つのシーンが長すぎます。その都度、これだけ引っ張るからには何かオチがあるのだろうと思っていたのに何もなし。願わくば、この芸術志向の高い監督さんに、吉本新喜劇のハイテンポな舞台を見せてあげたい。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-08-07 00:48:23)
4.  眼下の敵 《ネタバレ》 
両論併記的な戦争映画というのは、けっこう珍しいんじゃないでしょうか。しかしそういう構成上、どちらか一方を勝たせるのは難しいわけで、玉虫色の決着にせざるを得なかったのかなという気がします。結局、頭脳戦はなかなか見応えがありましたが、戦争映画というよりスポーツ映画を見ているような感じ。潜水艦モノといえば、個人的には過酷で無慈悲で最後に虚無が待っている「Uボート」のほうが好きです。 それと、他の方も指摘されていますが、やはりドイツ側が流暢な英語を話すのは違和感があります。日本人の役者がふつうに日本語で話しながら、中国人や韓国人を演じるようなものでしょう。リアリティを捨ててわかりやすさを優先したのかもしれませんが、ここに世界に冠たる英語文化圏の傲りを感じます。ときには字幕で映画を見たらどうだと、日本映画以外は字幕に頼らざるを得ない私は思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-10 03:03:49)
5.  オデッサ・ファイル
世の中の闇の部分を覗き込むような迫力がありました。主人公の意外すぎる屈強ぶりなど、いささか出来過ぎな部分もありましたが、適度な緊張感が持続していました。 この話は事実に基づいているとのことですが、「ドイツ帝国」の再興を夢見ている一群が実在するとすれば不気味ですね。まだ懲りてないのかと。どのあたりに魅力を感じているのでしょうか。もっとも、今日の日本にも極左や極右な方々が若干いるようなので、あまり人のことは言えませんが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-06-18 14:42:43)
6.  ストレンジャー・ザン・パラダイス
予備知識ゼロで見たのですが、喜劇だったんですね。ラストの飛行機が勢いよく飛び立つシーンは、今でも思い出すだけで笑えます。それに最後まで引き込まれたのは、ひとえにヒロインが魅力的だったから。単に美人なだけじゃなく、寡黙ながらも芯が強そうで、サバサバしていて少し薄幸そう。旅立った彼女がどうなったかを見届けたい(もしくは見守りたい)と思うのは、おそらく主役の彼だけではないでしょう。というわけで、おおいに楽しめました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-27 22:25:48)
7.  さよなら子供たち
悪い映画ではないけれど、むしろ良質な作品だとは思いますが、もしシナリオ段階でハリウッドや日本映画界に持ち込まれたら、全面書き直しになっていたことでしょう。あまりにも描き方が平坦で、微妙で、観る側に“読解力”を強いるから。「古文」の授業で短歌や俳句の解釈をやらされているような感覚です。 けっして米日の映画が優れていると思っているわけではありません。要は「文化の違い」かなと。それはちょうど、あの竹馬の妙な乗り方を見て感じた違和感と重なります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-02 02:27:45)
8.  バロン
素直に面白い。ふだん「映画はリアリティこそ大事」と思っている当方ですが、ここまでぶっ飛ぶと脱帽するしかありません。しかもその中に、「賃金上昇率は2・5%」とか「大陸間弾道弾を開発中」など妙にリアリティのあるセリフもあって笑わせてくれます。一般に「人の見た夢の話はつまらない」ものですが、それは「語り部による」ということがよくわかりました。同時に、日本の昨今のドラマや映画がなぜくだらないのかもわかった気がします。即ち、現実世界を舞台にした中途半端なファンタジーだから。やるなら徹底してやらないと。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-08-22 15:44:34)
9.  カサンドラ・クロス 《ネタバレ》 
パラエティ豊かな展開といい、唖然呆然の結末といい、けっこう楽しめます。「感染が偶然治っちゃった」のには笑っちゃいましたが。どうせなら、1等席と2等席の位置が逆だったらもっと物議を醸していたことでしょう。きっと「99%デモ」の人たちが黙っちゃいません。ところで、1970年代はちょっとしたパニック映画ブームだったようですが、この作品は印象度の点で群を抜いています。それは豪華キャストもさることながら、このタイトルに負うところが大きいと思います。意味はわからなくても、響きがカッコいいじゃないですか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-30 00:28:31)
10.  U・ボート
学生の頃、友人宅でこのビデオを見て言葉を失い、数年前に一人で見て没入し、また最近見て感動を新たにしました。いい映画は何度見てもいい。サプライズも、結末もわかっているけど、やっぱりいい。下手な人間ドラマに陥らず、低俗な戦争アクションものに走らず、グッと抑えた演出がすばらしい。それに比べて最近の戦争映画ときたら……。 
10点(2004-07-07 14:12:26)
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