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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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1.  ベイビーわるきゅーれ 《ネタバレ》 
気分次第で10点もあり得たくらい個人的にドストライクな映画でした。何と言ってもアクションがずば抜けて素晴しい。喩えるなら、ジャッキーチェンのカンフーにUWF系のグラウンドの攻防(俗にいうUの回転体)を融合させたような格闘ムーブに見惚れました。主要キャストでも躊躇なく唐突に殺されるお約束無視な脚本も素敵。主役2人のナチュラル過ぎる演技は賛否が分かれそうですが、キャラに合っているのでこれも味のうちでしょう。本当に痺れました。大好きです。しかし皆さんにオススメしたい傑作かというと些か躊躇します。例えばアクション好きな方であっても、好き嫌いが分かれそうというか。その辺りがアクションエンタメとして高い完成度を誇る『キック・アス』や『ファブル』との違いかと。とことんマニアック志向なのです。好きな人にだけ刺さればそれでよいという潔ささえ感じさせます。たとえば主役2人が銃を構えるパッケージデザイン(ポスタービジュアル)。全くぱっとしません。でもスクリーンの中で動く彼女らは凄く魅力的なのです。べつにアクションシーンでなくても。こうなるとプロモーションに問題があるのではと思ってしまいます。あまりに勿体ない話。エンタメは大衆に支持されてこそと思うのです。喩えが合っているかどうかアレですが、まるでAマッソを見ているような。本作が大衆性を身に着けたら鬼に金棒に違いありません。勿論魅力が半減する可能性も否定できませんが。さて続編の出来や如何に。正座してお待ちします。
[DVD(邦画)] 8点(2022-11-30 23:50:13)
2.  ペンギン・ハイウェイ 《ネタバレ》 
『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』がホラーの看板を掲げた青春ドラマとするならば、本作もSFを纏ったジュブナイルと言えましょう。それにしてもSF設定が結構本格的なんですね。ファンタジー色が強めのようでいて、しっかりサイエンスしているところが気に入りました。“ペンギンで世界の穴を塞ぐ”という奇想天外かつロマン溢れる仕立てにも好奇心がくすぐられます。私のような物知らずにも丁寧に考え方のヒントを教授してくれているのも有難い限り(巾着袋の裏返しは実に解りやすい!)。予断なく、偏見なく、物事を観察することが研究の始まりなんですね。少年の成長物語としても、また王道のつくり。主人公がいささか出来過ぎ(良い子過ぎ)という気もしますが、無理矢理屈折させる必要もないですし、何より事象に真っ直ぐに向き合える素直さがなければ、世界を救うことは叶わなかったでしょう。世の中に誘惑や落とし穴は多いですが、彼には今の志を忘れないで欲しいものです。最後に蒼井優さん、ご結婚おめでとうございます。ご祝儀込みで8点進呈です。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2019-06-20 19:28:20)
3.  BABY BABY BABY! ベイビィ ベイビィ ベイビィ! 《ネタバレ》 
『ナースのお仕事』の設定を逆手に取って、観月を“バリバリのキャリアウーマン”に仕立て上げた狙いは理解しますが、脚本がこの出来ではかなり厳しいです。これならいっそ、キャラクターだけでも『ナース』を再現した方が観客も楽しめたのではないかと。松下の「あ~さ~く~ら~(恕)」や、伊藤かずえのイヤミを頂戴できれば、少しは納得出来たと思います。誰向けに、何を伝えたくて作られたのか、よく分からない映画でした。
[DVD(邦画)] 3点(2014-12-03 20:58:31)
4.  塀の中の懲りない面々 《ネタバレ》 
“魅惑の紙やすりボイス”でお馴染み、元暴力団組員安部譲二の自伝的小説を原作とする本作。何と言っても見どころは、豪華個性派俳優陣でしょう。植木等、山城新伍、川谷拓三、江戸屋猫八、花沢徳衛、汐路章。いい味を出している役者さんばかりですが、皆さんお亡くなりになってしまいましたね。後に覚せい剤取締法違反で逮捕される江夏豊が看守役だったり、替え玉受験でチクられる、なべおさみがチクリ屋を演じたりと、まるで未来を予見したかのような奇跡の配役には笑わせていただきました。脱獄なんかしない『刑務所もの』のはしりでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-11-24 20:59:10)
5.  蛇イチゴ 《ネタバレ》 
『蛇イチゴ事件』は、妹が兄を悪人と認定するに至った、最初の大きな出来事でした。ですから、兄の自己破産計画の信憑性を見極めるため、妹は『蛇イチゴ事件』の検証を希望したのだと思います。薄暗い山奥。沢を挟んで手を伸ばす兄。妹は直観的に身の危険を感じたのでしょう。確かにサスペンスドラマなら殺されるパターン。間違いない。兄は悪人だ。だから警察に通報しても問題ないという思考の流れ。ところが、蛇イチゴは存在しました。兄を悪人とする重要証拠が消えたのです。心理学用語で言うところの『初頭効果』打ち消しと『新近効果』のダブルパンチ。妹の判断基準は根本から揺さぶられました。兄=悪人の図式が崩れた彼女の胸中は如何ばかりか…想像すると…笑えてきます(失礼。性格悪いですね)。そもそも兄の人間性など、自己破産計画の真贋とは関係のない話。それに兄がガンジーだとしても、香典詐欺を働いた事実は覆りません。ダメなものはダメ。物事の判断は是々非々でしないと。それに表があれば裏もあるのが世の道理。そんな当たり前の事柄に考えが及ばないのは、彼女の視野が狭い証拠です。母親が嫌悪する「あなたはいつも正しい」も、この部分を指しています。おそらく彼女は、職場で型に当てはめる作業に慣れ過ぎたのだと思います。そういう思考の癖がついたのです。問題児の発言だから信用できないという理屈。困った事に(?)往々にしてその判断は“正しい”のですが、基準を其処に置くのは間違っています。思い返せば、同僚教師も同じ価値観の持ち主でした。教師の職業病でしょうか。レッテルに頼った判断は効率的で簡便ですが、時として大きな過ちを犯す危険性を孕んでいます。おっと、教師という職業にレッテルを貼るのも間違いでしたね。危ない、危ない。反省します。人の心の汚い部分、醜い部分を描きながらも、観ていて嫌な気持ちにならないのは、監督の視点が多角的だからだと思います。絶対悪など無いように、完全正義も存在しない。だから不完全な私でも、安心して観ていられるのだと思います。いい映画でした。聞けば本作は、西川美和女史の初監督作品とのこと。処女作でこの完成度とは恐れ入ります。監督の人柄が伝わってくるのも素晴らしいです。私は『ゆれる』と『夢売るふたり』しか観ていませんが、監督の名前で信用買い出来る事が分かりました。ほかの映画も必ず観ます。宮迫はベストアクト。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-10-21 19:29:08)(良:5票)
6.  ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
アニメを実写化するならまだしも、二次媒体間同士の変換で監督の色を出すのは大変難しいこと。まさか本作のキャラクターデザインを蛭子能収に任せるワケにもいかないですし。ある筈の無いカメラレンズを汚す血飛沫や、凝ったカットやアングル等、監督の作家性を感じさせる部分は確かに存在しましたが、やはり基本線は原作イメージの最大公約数的な再現。そういうアプローチであったと感じます。ホームラン狙いではなく、確実に塁に出る事を目的としたバッティング。これは、これで勿論正しい。正しいですが、ちょっとツマラナイとも思いました。監督の考える原作の魅力とは何だったのか。それを伝えて欲しいのです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-15 19:25:24)(良:1票)
7.  ヘルタースケルター(2012)
鈴木杏にスリッパを持たせ、大森が何か言う度に後頭部をパコーンとやれば、相当面白くなったと思います。
[映画館(邦画)] 5点(2012-08-06 18:48:01)(笑:6票)
8.  平凡ポンチ
いやいや参りました。軽そうなタイトルとグラビアアイドル主演というパッケージに騙されました。羊の皮を被ったオオカミ。いや偽パイを入れた貧乳娘か。お気楽バカコメディとタカをくくっていたら痛い目に会います。しっかり観ないとストーリーを見失う可能性すらある、虚実入り混じった妄想ドリームラブコメディでありました。もっとも、各シーケンスの解釈は放棄しても大丈夫なつくりなのは有難い。「人生とは映画さ」というメッセージを受け取れれば問題ないと考えます。“難解”とは少し赴きの異なる、不思議な味わいの映画でした。自分は嫌いじゃないです。収穫は主演の秋山莉奈。美尻を誇る愛称「オシリーナ」として、グラビア等で大人気。でも誌面からそのパーソナリティを伺い知る事は出来ません。大勢の水着ギャルのうちの一人。そんな彼女がここまでやるとは、正直言って意外でした。表情の付け方や感情表現の勘が良いです。やや滑舌に難がある気がしますが、磨けば十分女優として通用すると思います。期待してます。
[DVD(邦画)] 6点(2010-10-22 19:57:48)(良:2票)
9.  ベースボールキッズ 《ネタバレ》 
(物語の核心部分に触れていますので、未見の方はご注意ください。)   序盤は少年野球ドラマの王道をいく展開。野球下手っぴのお荷物少年がジャッキー・チェン映画バリの特訓を経て実力を身につけて行く過程は丁寧に描かれており、好感が持てました。でも気になる点がちらほら…。少年達が挨拶の際に帽子を取らないのは何故?特訓の約束をして待ちぼうけを食らった金田くん。何時間もただベンチに座っているのに違和感あり。努力家の彼なら、時間を無駄にしないのでは。ディテールは今一歩と感じました。でも大筋は外していないと思ったのですが…終盤にきて物語の方もおかしな方向へ。野球以外の要素でドラマを盛り上げようとする魂胆がいけません。不良少年のリンチの件は、まるで安普請のチンピラ映画のよう。それに最悪だったのが金田くんを殺したこと。彼を試合に出さない為の仕掛けが必要なのは理解できます。でもそれ以上に「お涙頂戴」要素の方が強い。安易な作話にガッカリします。さらに決勝戦。下手っぴ君の落球で試合に負けるのは、流れとしては妥当です。でも今回のエラーは彼に非はありません。責められなくて当然。“失敗を責めない”という状況を作らないと、少年たちの心の成長を描くことになりません。“一見定石通り”の脚本ながら、出来上がった物語が不細工なのは何故か。必然を積重ねることで、定石ははじめて定石と成りうるのだと思います。残念です。
[DVD(邦画)] 5点(2009-02-13 21:28:44)
10.  平成狸合戦ぽんぽこ
扱うテーマは「自然環境保護」「人間と野生動物の共存」。ジブリ作品の十八番です。一般向けエンターテイメント作品としての水準は高いところにあると思います。宮崎作品のように芸能人声優が気にならない点も良いです。ただ、面白いかと問われると、正直そうでもないです。他に見たいテレビ番組がなければ見ようかなくらいの感じです。地元出身のたぬきが出てくるのが個人的にはちょっと嬉しいです。
[地上波(邦画)] 5点(2006-07-20 19:11:02)
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