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コメント数 1963
性別 男性

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781.  女と三悪人
タイトル通り一人の女(山本富士子)を巡る三人の悪人(市川雷蔵、勝新太郎、大木実)とのドラマを美しい映像を交えて描いていてなかなかの出来栄え!山本富士子の美しさときたらそれゃあ、三人共惚れるのも解るし、無理はない。一人、一人の芝居がなかなかで面白く見られる反面、市川雷蔵一人が良い思いしている気がしてちょっと残念!市川雷蔵を見る山本富士子の表情が何とも美しい。そんな山本富士子に対していちいちキザな台詞を言う市川雷蔵とは対照的でニヒルな雰囲気十分の大木実がやたらかっこ良くて渋い。勝新太郎のマヌケなお坊さんもハマリ役!また一つなかなか面白い時代劇を観た気がする。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-06-03 18:42:48)
782.  しゃべれども しゃべれども 《ネタバレ》 
おう!これはほんまに良いもん観させてもらいました。本当に心からそう思う。最近の日本映画の多くはアメリカの真似して安易な大作志向に走ってみたり、テレビドラマの映画化だの、漫画の実写だのと、そんなものばかり目立ち、腹が立つことのが多いが、そんな中でこの映画、いかにも日本的、古き良き昔の日本映画には多く見られた日常的な風情と人々による優しい一面、それでいて、厳しい現実と立ち向かいながらも生きようとしている人達の葛藤というものが上手く描かれていて素晴らしい。落語という日本ならではのテーマを上手い具合に生かしている。下町の風景の素晴らしいこと。素晴らしいこと。そんな素晴らしい風景の中でどの人物にしても悩みを持ちながら必死に戦っていて応援せずにはいられない。国分太一演じる落語家としては完全に二流としての駄目ぷり、師匠の伊東四郎にお前は駄目だと言われてもけして落語を捨てようとしない姿とまたそんな自分に弟子入りしてくる三人とのドラマがこれまた良い。中でも熱狂的阪神ファンの少年がこれまた素晴らしく、この少年の演技を見ているだけでも大いに楽しめる。他にも八千草薫のお婆ちゃん、これまた日本の良きお婆ちゃんて感じでとにかく出てくる人物、みんなが気持ちの良い雰囲気にしてくれる。色んな登場人物による人間の感情、その全てが見事にぶつかりあっていてこれぞ私の求めている映画なんだ!不器用だけど必死になって生きている人達はやはり好きだし、応援せずにはいられない。何か見ていて私の大好きな川島雄三監督の描く世界にどこか共通している気がして、とにかくこんな気持ちの良い映画は最近ではなかった。
[映画館(邦画)] 9点(2007-06-02 13:13:37)(良:1票)
783.  ひばりの森の石松
美空ひばりの森の石松っあん、観る前はかなり不安だったけどなかなか良いではないか!こういうテンポの良さと明るい雰囲気、監督が「一心太助」シリーズの沢島忠監督ってことだけあって、底抜けに明るくて思っていた通り楽しめた。次郎長一家とのかけ合い、船の上での話の席での楽しさ、そして、勿論、時代劇としての決闘シーンでの楽しさ、これぞいかにも沢島忠監督作品て感じが随所に見られる楽しい仕上がりになっていて気軽に観ることが出来て良かった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-05-29 18:40:38)
784.  右門捕物帖 南蛮鮫
このシリーズ幾つか観ているけど、相変わらず大友柳太郎のかっこ良いこと!困ってる女性に対する優しさと悪人に対しては容赦なしの姿勢が見ていて気持ちが良い。それに対してもう一人、大川橋蔵の丘さとみ演じるお花さんへの愛情の裏返しと取れる態度、それに「いじわるね」とばかりに答える丘さとみの何とも言えない可愛さの前にはそりゃあ、ここに出てくる男どもが進藤英太郎に堺駿二といった良い歳してほのじなのも解るってもんだぜ!作品全体に漂う空気とでも言うのかなあ?いかにも東映時代劇て雰囲気で好きなのだが、ちょっと物足りない部分もある。それでもやはり丘さとみともう一人東映時代劇のお姫さま大川恵子の美しさといい、これであとは長谷川裕見子が揃えば完璧!とにかく丘さとみと大川恵子の可愛さと美しさがもたらすこのシリーズ、何だかんだと言いながら私は結構、好きです。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-05-27 10:45:08)
785.  赤毛
赤毛というタイトルそのままに赤い髪をしている三船敏郎の大将ぶりが醸し出す能天気な性格の中に見えるリーダーシップの姿こそこの時代の大将そのものではないかと見ていて感じることが出来る。自分を犠牲にしてまでも農民、平民の為に金持ちである武士達へと戦いを挑む姿が描かれています。前半、やや単調な感じがしなくもないが、後半のはちきれんばかりの力強さと岡本喜八監督の時代を読み取る力は流石!作品の雰囲気は喜劇的ではある。ところが観ていてこれは単なる喜劇ではない何か考えさせられる内容になっている。権力のあるもの、ないものとでは違う。やはり権力のある者の方が強い。しかし、権力で支配する人間に対して、立ち向かう為に何か行動を起こさなくては何も始まらない。そんな叫びというものが聞えてきそうだ!
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-05-21 21:33:47)
786.  トラック野郎 故郷特急便 《ネタバレ》 
お~い!そりゃねえぜ!桃さんよう!せっかく、石川さゆり演じる結花さんに「私、あなたの奥さんになるの!」てあんなこと言われてるのに、でも、それでもやっぱり桃さんは桃さんなんだよね。桃さんらしく、同じドサ周り同士、トラック野郎としての男生きに、そして、愛する女のためにと自分を犠牲にして尽くす姿、それは桃さんらしい別れの台詞にこれぞ桃さんなんだ!これぞトラック野郎なんだとばかりにこれまたとにかくやたら熱い!ライバルとの喧嘩の後のなんだかスッキリとした爽快感、相変わらず、やってることは滅茶苦茶だけど、そんな星桃次朗という男に惚れた。何もかもかっこ良過ぎる。このシリーズのこれが記念すべき10本目にあたる今作、どことなく女の哀しい部分がより強調されているけど、そんなドラマとまた男のバカな一面がやたら熱くて気持ちが良い。
[DVD(邦画)] 8点(2007-05-18 21:53:34)(良:1票)
787.  トラック野郎 度胸一番星 《ネタバレ》 
切ないなあ!桃さんの恋がようやく叶った。夢を掴んだて思っていたのに、本当に切ないぜ!父親の夢である「金山」金探し、そして、金を掴もうとした瞬間、大雨によって流される土石流の犠牲となって亡くなってしまう桃さんの恋のお相手で桃さんに初めての逆プロポーズをする片平なぎさ演じる水名子さんが本当に哀しい。桃さんとトラック仲間で一番の親友、ジョナサンとの喧嘩に友情、ライバルジョーズこと譲治との喧嘩、そして、そんなライバル達が桃さんの見方となって最後は応援する。これこそ正にこのシリーズならではの熱い、熱い男達の友情にどんなに滅茶苦茶でも私はやはりこのシリーズが好きです。最後に一言!「故郷は遠くにありて、思うもの」良い言葉です。
[DVD(邦画)] 8点(2007-05-17 21:02:59)
788.  狐の呉れた赤ん坊(1945) 《ネタバレ》 
いやあ~参った!これは本当に泣ける。どこをとってもチャップリンの「キッド」を思い浮かべずにはいられない。阪妻の魅力がぎっしりと詰まっていてとにかく泣けるのだ!思わぬ形である時、赤ん坊を拾ってきた阪妻演じる寅さんが仕方なく子供を育てることとなるのだが、全編に渡って阪妻の魅力、優しさ、それは子供の面倒から子供と遊んでる時も、更に更に6年という長い間、子供を捨てたままでいながらのこのことやって来て返して欲しいと言う本当の父親やその仲間のお侍さん達に対して、今更、何をみたいなことを言って怒る時のあの顔つき、阪妻の子供に対する優しさがとにかく観ていて泣けるのだ!最後、子供を肩車して歩く阪妻の表情ときたらもうたまりません。本当に良い顔していて、私はそれだけで泣けてきた。あっ!そうそう、この映画の中でもう一人、いや、正確には二人だな!7歳の善太を演じている沢村アキヒコ(後の長門裕之)と、おときを演じている橘公子という女優の美しさも印象的なとにかくこれまた阪東妻三郎の代表的傑作の一つです。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2007-05-06 14:50:48)
789.  あした晴れるか 《ネタバレ》 
ここ最近、芦川いづみ目的に川島雄三監督作品以外での芦川いづみばかり観ている。勿論、そうなると自然に石原裕次郎を観る機会も増える。そんな二人の作品、最近見たこの二人の映画ではこれが面白さという意味では一番面白かった。新聞社で働く石原裕次郎演じる一人の青年とそんな石原裕次郎と共に行動する芦川いづみ、更にはバーで働く一人の女との駆け引き、男と女との壮絶な戦い、石原裕次郎が撮った写真をめぐり、やくざまで出てきて(巻き込んで)の何ともハチャメチャな展開と言葉の応酬が面白い。石原裕次郎と芦川いづみの喧嘩ばかりしてはいてもそんな喧嘩がどこか楽しくて良い。二人の上司が君はどんな子が好きなのか?常に眼鏡をかけていて、いつも不機嫌そうな芦川いづみとエリザベス・テイラーとを比較するという何とも比べにくいなあ!エリサベス・テイラーも良いけど、私は断然、芦川いづみです。そうだなあ?芦川いづみをハリウッド女優に例えるならどちらかというオードーリー・ヘプバーンかナタリー・ウッドだと私は勝手にそう思っている。とにかくこんな不機嫌そうな芦川いづみでもやはり可愛くてたまらん。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-05-04 11:04:51)(良:1票)
790.  若い川の流れ
これまた時代を感じるなあ!しかし、それが返って好感の出来る作品になっていると見終わって思いました。同じ会社で働く男と女、石原裕次郎と北原三枝の会話、やりとりが何とも微笑ましくて良い。パジャマ姿に着替え、眠ろうとしている北原三枝に対して電話でとても失礼なことばかり聞く石原裕次郎、お互いの強気な性格が繰り出す馬鹿なやりとりも許せてしまいます。あまりにもベタな作りにはなっていてるものの、そのベタな展開も見ていてもちっとも嫌な感じがせず、またこの作品の中でも芦川いづみが可愛い。なんて可愛いんだろう!作品の出来、完成度では「陽のあたる坂道」には及ばないけど、これもまたなかなか楽しめる仕上がりになっていると思います。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-30 12:03:25)
791.  あじさいの歌
おっと、これもまた「陽のあたる坂道」「乳母車」同様、同じ石坂洋次郎原作による映画化なんですね。今回もまたしても芦川いづみが素敵!もう、なんて言うべきか?本当に可愛い。まるでタイトルのあじさいのような華やかさ、あっ!そういやこの映画の中で芦川いづみが着ていた洋服の色も紫色でどこかあじさいの花のようでした。もう、なんかここんとこ芦川いづみのことしか書いてないような気がする。だって、本当に可愛いんだもん!話自体は大して面白くもないし、でも、こんなにも可愛い芦川いづみが見れるだけでも私は見て良かったと思う。
[ビデオ(邦画)] 6点(2007-04-29 22:02:52)(良:1票)
792.  素浪人罷通る
伊藤大輔監督の戦後最初の作品てことらしいけど、出てきそうで、ちっとも出てこない阪妻、出てきたあ!と思ったらその後の話の展開の速さといい、移動カメラによる撮影、時代劇でありながらも刀を抜かない主人公、こんなんで良いのか?これじゃちっとも面白くないよって思っていたら、やはりそこは一味も二味も違う。画面に阪東妻三郎が出てくると一瞬にして、只ならぬ雰囲気とオーラが感じられるのだ。その辺りがいかにも阪東妻三郎て感じで、今の日本映画の俳優とは大きな違いだ!阪東妻三郎の表情と台詞回しの凄さときたら特に最後は凄い。あの顔つき、本当に凄いです。阪東妻三郎の出てくるまでが長いのが不満ではあるけれど、なかなか見応えのある作品にになっていて楽しむことは出来た。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-29 16:25:33)
793.  霧笛が俺を呼んでいる
いやあ、参った。参った。ここまで完全にパクッているとは、なんていやあ、言いのかな?どこかで見たことのあるシーン、満載!撮り方からストーリー展開に台詞まで何もかも「第三の男」のパクリ!これだけパクりまくれば、ある意味、笑って許すしかないです。しかし、あの名作と比較なんてしたら駄目!いくら真似してみても全然駄目だし、明らかに欠点だらけで、突っ込み所だらけの中でやっぱり芦川いづみが良い。こういうどこか影のある芦川いづみも私は好きです。本来ならもっと低い点数にするべき作品なのだが、なんだかんだ言いつつもまずまず楽しめたので良いことにしておきたいと思います。芦川いづみの魅力に1点プラスしての6点です。
[DVD(邦画)] 6点(2007-04-29 10:45:56)
794.  乳母車
本来ならドロドロした内容なのにそれを感じさせないのはイチにもニにも、芦川いづみの可愛さと新珠三千代の美しさ、この二人の嫌味というものがまるでない女性像があればこその清潔感のある作品になっている。冒頭のいきなり白い水着で現れる芦川いづみの笑顔に石原裕次郎もどっかへ消えてしまいそうなほどの芦川いづみが可愛くて可愛くて、何かもう芦川いづみを見ているだけで癒される。話そのものは本当にどうしようもない暗い話なのに、あっ!男優陣ではなんてたって、宇野重吉が良い。駄目な父親を演じていてもその駄目さが嫌味に思えないのが良い。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-28 22:41:47)(良:2票)
795.  銀座の恋の物語 《ネタバレ》 
何だか出演者の顔ぶれだけを見ると(見てしまうと)銀座の恋の物語てよりは葛飾の恋の物語って感じがしてしまいます。浅丘ルリ子にちょとしか出てこないけど、意地の悪そうなおばさんて感じの三崎千恵子に後半になって出てくるお医者さん役の下条正巳て、何だか寅さんシリーズみたいだよ!リリーにおばちゃんとおいちゃんの三人が一つの作品の中に出てくる。それだけで寅さんシリーズを思い浮かべてしまった。おまけに石原裕次郎の役名が伴次郎だから良いものの、これが寅次朗だったらと思うと、何か違うことを想像せずにはいられない。それはさておき同じ監督で同じ石原裕次郎と浅丘ルリ子競演による「憎いあんちくしょう」よりは二人のキャラクターに好感出来て良かった。この映画のタイトルにもなっている音楽の使い方もなかなか良い。記憶を取り戻す浅丘ルリ子の演技にこの当時、まだ二十代前半とはとても思えない演技力というものを感じる。前半よりも後半、浅丘ルリ子が事故により記憶を失ってからのドラマの方が私は好きですし、楽しめた。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-28 14:05:02)
796.  陽のあたる坂道(1958) 《ネタバレ》 
うわ~なんてメチャメチャ可愛いんだ!芦川いづみ最高!勿論、石原裕次郎も生意気な弟に振り回される役目、芦川いづみ演じる妹の足のケガは自分のせいだとばかりにあの生意気な弟を庇う兄を見事に演じていて好感が持てるし、またそんな石原裕次郎に色々嫌がらせさせられたり、それでも耐えて忍んで石原裕次郎演じるこんな男に想いを寄せて女としての優しさと哀しさの両方を演じている北原三枝も素晴らしい。特に表情が何とも素晴らしい。それにも増して芦川いづみですよ。なんて可愛いんだろう!あんな可愛い子に朝の7時に外苑前で待ってますなんて手紙もらったらそりゃあ、外苑前だろうが、国会議事堂の前だろうが、上野動物園だろうが、あたしゃどんなに早起きしてでも会いに行きますよ!本当にそのぐらいとにかく芦川いづみが可愛い。可愛いなんてもんじゃない。可愛すぎる。参った!本来ならば、暗くて陰気な物語であるはずなのに、出演者の演技と素晴らしい表情のおかげで爽やかな気持ちになれた。そうそう、それと寅さんファンの私にとっても初代おいちゃん役のあの森川信さんが寅さんシリーズ以外で観られる作品としても貴重な作品てことで、いずれにしても3時間以上もある長い作品なのに長さなど感じずに観ることも出来た。それとジミー小池て名前聞いて、ジミー大西を思い出してしまった。ジミー大西、今、何してんのかな?ちきしょうめっ!こんな近くで芦川いづみの顔を見れるジミー小池こと、民夫が羨ましいこと。あぁ、私も芦川いづみと踊りたい。
[DVD(邦画)] 8点(2007-04-23 22:04:34)(笑:1票)
797.  青春怪談(市川崑監督作品)
あれ?まだ書いてなかったっけ!自分で新規登録お願いしておいて書いてないとは、これはいかん!いかん!てことで、観たのはもう1ヶ月以上前だと思うのでかなり忘れている部分があるわけでして、おっと!ん?6点!結構、厳しいですねえ!とは言うものの、そんな私も特別凄い作品だとは思えなかったし、確かにいのうえさんのおっしゃる通り、北原三枝の眉間のしわは気になった。でも、これはこれでそれよりも芦川いづみのなかなかお眼にかかれないレオタード姿が観れる作品ということで、かなり大目に見たいと思います。それとこの作品は話そのものは大した話じゃないけど、三橋達也の相変わらずな駄目男ぷりが見ていて微笑ましかった。色々と欠点はある。むしろ欠点の方が多いぐらいの作品だと思うけど、嫌いではないし、結構、好きだったりもします。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-21 20:54:22)
798.  喧嘩笠(1958)
大川橋蔵と大川恵子のダブル大川の恋模様を中心に展開されるどことなく切ない話の中にもマキノ雅弘監督らしい明るい雰囲気を醸し出していて良い。でも、何か物足りない。相変わらず殺陣のシーン、祭のシーンにしても登場人物の配置、描き方にしても色々と工夫されているものの、全体の印象としてはどうだろう?このぐらいの事はマキノ雅弘監督なら出来て当たり前!次朗長親分をはじめとする次朗長仲間達も出てきて嬉しいけど、ちょっとダラダラしている気がしてならない。つまらなくはないが、凄く面白いとも言えない。マキノ雅弘監督作品としてはやや平凡、普通の出来のような気がした。
[ビデオ(邦画)] 6点(2007-04-18 21:29:50)
799.  続・与太郎戦記 《ネタバレ》 
いやあ、笑った。笑った。フランキー堺、この人、本当に見ているだけで楽しくて楽しくて、好きだなあ!そんなフランキー堺演じる主人公、前作以上のハチャメチャぶりが大いに笑える。憲兵隊に呼び出され、スパイになるためにと訓練させられ、伴淳演じる部隊長の浮気相手と結婚させられることとなり、そんな話の中で見せるフランキー堺の演技と伴淳とのやりとりがとにかく可笑しくて可笑しくて、後半は笑いぱなしでした。軍隊の話で、ここまで笑わせるのはこれは出てくる俳優、演じている俳優の演技の力がかなり大きく、フランキー堺ファンの私にとっては前作も面白かったけど、それ以上に笑わせてもらいました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-17 21:42:00)
800.  与太郎戦記 《ネタバレ》 
何と馬鹿馬鹿しい作品なんだろう!フランキー堺の演じる落語家上がりの二等兵が軍隊の中で落語を披露したり、また夜中に覗きをしてみたりと、とにかく戦争というものをここまで馬鹿馬鹿しく描く所はいかにも日本映画って感じがして楽しめる。フランキー堺の芝居だけでその場が喜劇と化してしまう所なんてどこか渥美清と似ている。同じ軍隊の話でも野村芳太郎監督、渥美清主演の大傑作「拝啓、天皇陛下様」に比べると作品の完成度、泣きとい点でも完全に劣るものの、この徹底した馬鹿馬鹿しさは日本人しか描くことは出来ないだろう!
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-16 21:39:32)
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