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1.  THE FIRST SLAM DUNK 《ネタバレ》 
自分は、スラムダンクを原作からリアルタイムで読んでいたし、単行本も揃えましたが、それほど熱狂的なファンではありません。 そんな自分の感想ですが、  リョータをメインに据える事自体は良いと思うし、どんなエピソードでも井上先生が制作に関わっている以上、あれが正統なスラムダンクなんだとは思う。 が、はっきりってあのエピソードは本編への繋がりもあまり感じられず、かなり異物感が感じられ、あの部分はマイナス評価となってしまいました。まあ、自分の読みが浅かった部分もあるかもしれませんが。  一方、山王戦は素晴らしかった。 今までのアニメとは異なり、実際の試合を見ているかの様な演出もとても斬新。 そして山王メンバーの描き方も原作に非常に忠実かつ、強者感もしっかりと感じられた。特に沢北、河田の描き方はお見事。 原作で感じた恐ろしさ・絶望感も感じる事が出来た。 実質山王戦のパートは約一時間位かと思いますが、原作ではあれだけ長かった話を非常に上手く纏めたなと感心。 全く不足感は感じられなかった。 強いて言えば後半ラスト近くの三井の3Pシュートのシーンはもっとしっかり描いて欲しかったが、それ以外は100点満点の出来と言っても過言ではでしょう。 頻繁に挿入される回想シーン、初めはバランスが悪いと思いましたが、試合のシーンが非常に淡々と進行するので、全体のバランスを考えるといい演出だったと、鑑賞後に感じました。  本作品の2大要素、リョータのエピソードと山王戦。 片方に非常に不満が残ったため、手放しで大絶賛は出来ませんが、それを含めても80点以上の評価を付けざるを得ない位、素晴らしい作品を作ってくれたと思います。
[映画館(邦画)] 8点(2023-04-22 09:18:13)
2.  キャラクター 《ネタバレ》 
冒頭の主人公が原稿を書き上げるシーンから、住宅のスケッチを描くシーンは熱量もあり素晴らしかったです。 ただそれ以降が余りにも薄っぺらく軽い。 少なくとも3家族が惨殺されているにもかかわらず、その重みすら感じられず、ただ残虐なシーン観せたいだけに しか思えない。結果、犯人の正体も何もかも中途半端。 B級キャラ物ホラー という印象しかない。
[DVD(邦画)] 4点(2022-09-22 08:59:05)
3.  犯人に告ぐ 《ネタバレ》 
言い方は悪いですが、何も印象に残らなかった。 過去のミスを背負った刑事、警察内部の醜さ、連続殺人犯の抱えるもの、子を殺された遺族・・・ などなど色々な要素を出していますが、全てが薄くてどこにも引っ掛からないし、さしてハラハラもしない。 特に警察内部の事情や、殺人犯の内面などはもっと濃厚に描ける要素はいくらでもあるのに、勿体無さ過ぎる。 しいて言えば、笹野さんの役柄が唯一光っていたかな。
[DVD(邦画)] 4点(2022-09-20 13:46:17)
4.  去年の冬、きみと別れ 《ネタバレ》 
正直、ラスト7分間までの評価はせいぜいい5点程度でした。 重厚な扉に閉ざされた豪邸に住む狂人のカメラマンとその姉、そして実は共犯者だった記者。 これらの設定・描写がありきたりな安い漫画チック過ぎて、ストーリー・トリック自体は良いのに勿体無いな  と。  「でも、君の彼氏が化け物であってはならない。だから去年の冬君と別れ・・・・」 復讐の為に自分も狂人にならなければならない、でも恋人への純粋な想いを汚す訳にはいけない、だから決別する。 ラスト7分間の海辺のシーンで、主人公の亡き恋人への悲痛なまでに純粋な想い。 行き違いで別れてしまったけれど、それでもお互いの事を想い合っていた二人の事を想うととても切ない。 このラストシーンは本当に素晴らしかった。 してやったりの復讐劇の裏ではこの様な事があった、それをしっかり描いた事で作品の評価が格段に上がりました。
[DVD(邦画)] 9点(2022-09-13 11:32:46)
5.  カラスの親指 《ネタバレ》 
面白かったです。 この映画に限らず、映画批評で良く、「ツッコミどころが」とか「リアリティが無い」とか聞きますが、フィクション 作品は原作者なり脚本家なり監督なりが最終的に描きたい・伝えたい事があって、それに導くようにストーリーを作って いく訳だからそりゃご都合主義な部分も多々あるでしょう。要はその伝えたい事を観る側が受け取れるか、そしてどう 感じるか、それだけで良いと思います。 この作品では、余命僅かな元詐欺師が自分の過去を悔いて、過去に巻き込んでしまった人達を再生させるためにひと芝居 を打つ。そして皆前を向いて歩いて行く、再出発が出来る様になった。 その過程のトリックも面白かったし、温かい気持ちで伝えたい事を受け止められたと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2022-09-09 12:50:45)
6.  仮面病棟 《ネタバレ》 
面白かったです。 限定された場所で起こるサスペンスが好きな自分としては、とても楽しめました。  犯人に連れてこられた怪我人の女性が、妙にキビキビしていたり、やたらと手掛かりを見つけたりと、ある程度の予想は出来ましたが あの真相には感心させられましたね。  最期の記者会見のシーンは少し残念ですが、俳優さんの演技も含め良作だと思います。
[DVD(邦画)] 8点(2022-09-08 11:39:12)
7.  ゴールデンスランバー(2009) 《ネタバレ》 
結局巨悪に屈してしまう作品は他に沢山あるし、別に全てがすっきり解決しなくても良いんです。 でも、あのラストの割には皆のほほんとしてるし、主人公はこれからどうするの?その兆しが少しでも見れればまだ良かったけど、あれではね。 あの中盤までの軽いノリは、最高か最悪なラストにならないとただただダルいだけ。 上映当時、映画館でこれ観てたらもっと不満は大きかったと思う。
[DVD(邦画)] 3点(2022-07-11 16:42:27)
8.  東京喰種 トーキョーグール 《ネタバレ》 
面白かったです。 勿論優秀な原作ありきですが、世界観を良く再現していたかと思います。 役者さんも良いです。 マイナス点は冗長的なアクションシーンと、過剰な感情表現でしょうか。 個人的意見ですが、清水さんはつくづく良い役者でしたね。
[DVD(邦画)] 7点(2022-07-11 10:36:32)
9.  さびしんぼう 《ネタバレ》 
傷ましくも 輝かしい わが、 少年の日日に 捧ぐ  正にこの映画そのものを表す言葉。 少年時代の自分にリンク出来るか否かでこれほど評価が分かれる作品は無いでしょう。 正直、訳が分からない、古臭い演出が非常に多いため、 若い世代の人はほぼ受け入れがたいかもしれません。 が、ハマる人には痛い位ハマる のではないでしょうか?  自分は勿論後者です。 自転車に乗る百合子と初めてすれ違うシーンなんか、もう  甘く切ない感情が胸の奥底から湧き上がってきます。  だからハマらない人の評価なんてどうでもいいです。 良い物はいいんです。
[DVD(邦画)] 8点(2022-07-09 00:42:02)(良:2票)
10.  鳩の撃退法 《ネタバレ》 
面白かったです。  結局何が真実だったのか? 恐らくは秀吉の「このまま家族と一緒に過ごす」という望みは絶たれ、悲しく残酷な結末になってしまった、、、と言うのが妥当でしょう。だからこそ「せめて小説の中だけは・・」というセリフが活きてくる訳で。 ただし、「第三者である鳥飼が裏取りしたものはだけは事実として、それ以外は全て津田の作った話」という解釈も出来る。実際に鳥飼が裏を取った範囲は狭く極めて浅い。それならば、、、、 ユージュアル・サスペクツの様に、誰かの回想ベースで話が進むパターンと同じで、空白部分の妄想は自由に出来る。とても楽しい作品でした。
[DVD(邦画)] 8点(2022-07-06 18:17:05)
11.  マスカレード・ホテル 《ネタバレ》 
面白かったです。 木村さんはやはり華があり、スターですね。私は好きですね。 他の出演者で言えば、一部のテレビで良く見る俳優さんの演技が、テレビサイズのままで多少食傷気味。 純粋にミステリー・サスペンス作品として観た場合、最初の3つの事件が駆け足でしか紹介されていないので、この作品のキモである「2つの殺人の関連性を意識させない為の工作」のインパクトがあまり感じられませんでした。この辺りはもう少し丁寧な描写が欲しかった。 トータルで見て、楽しめたし良い作品だったと思います。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2022-06-17 21:01:32)
12.  劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 《ネタバレ》 
原作ラストまで既読なのでストーリは知っていましたが、それでも震えるほど揺さぶられました。既に3回鑑賞しましたが、その想いは薄れません。 鬼滅がなぜここまで老若男女問わず受け入れられているのか、それは古き良き美徳と、登場人物が必死に生きているからだと思います。 皆が心にある事を揺さぶり、思い出させてくれたからだと思います。 炭次郎の純粋な優しさ、人間は有限だけど想いは無限に伝えられる、強く生まれたものは弱いものを助ける責務がある・・等々。  説教臭い事は抜きにして、これだけ娯楽の多いこの時代に、これだけ多くの人達が一つの作品を共有し語り合う今の状況。凄く良い事だと思います。
[映画館(邦画)] 10点(2020-11-24 09:50:41)
13.  DESTINY 鎌倉ものがたり 《ネタバレ》 
正直な話をすると、年末に時間があり、特に観たい作品が無く消去法で選んでしまったんですが・・・・もの凄く良かったです。 色々なエピソードが詰め込まれていますが、それが後々への伏線として上手く活かされていて、見事な構成。 鎌倉の街並みや、古い家々の映像はとてもノスタルジックで心地良い。  俳優人もこの作品の住人として全く違和感が無く、作品の世界観に浸る事が出来ました。  「こういう世界があったら行ってみたいな」と、年甲斐にも無く純粋な気持ちにさせてもらいました。
[映画館(邦画)] 8点(2018-01-16 15:32:10)
14.  キサラギ 《ネタバレ》 
今更ですが・・・ 過去に中途半端に鑑賞した為、今回改めてしっかり鑑賞。  語り尽くされた通り、ラストは本当に不要ですね。 確かに、5人が辿り着いたものはあくまで仮説なので、他の説を語るのはアリですが、だとしたら本作で辿り着いた仮説をラストに持ってくるべきでしょう。5人が注いだ愛情を大切にすべきなら、きれいなままで終わらせるべき。 少なからずとも自分はあの仮説に非常に感動したし、あそこまで盛り上げておいて、下げるのは如何なものでしょうか?  ラスト以外は本当に素晴らしい作品だと思いました。 昨今、邦画の衰退云々語られています。確かの本作も所謂スケールや芸術性等などの評価軸で測れば、ハリウッドの様な世界的な名作とは違うとは思いますが、こういった素晴らしい作品を観ると、そんなものはどうでも良い、心に残った作品が名作なんだなと痛感しました。  理屈抜きに楽しめた。 ただしラストがアレなので-1。
[DVD(邦画)] 9点(2016-05-30 10:34:25)(良:1票)
15.  THE 有頂天ホテル 《ネタバレ》 
この監督は、舞台は良いかもしれないが、そのテイストをそのままテレビ、映画に持ち込んでしまう。 演出が完全に舞台のそれ。邦画がテレビの続編の為の媒体に成り下がってしまっている昨今、舞台やテレビシリーズのファンは獲得できるだろうが、正直映画でやられても、内輪ウケの同人作品にしか思えない。正直寒い。
[DVD(邦画)] 2点(2015-08-17 12:01:35)
16.  スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 
凄く面白いです。 スパイものと言えば、秘密兵器と強靭なスパイが敵の要塞に乗り込み、ラストは大爆発。少しステレオタイプではありますが大体こんなイメージ。こういった映画も好きです。MIシリーズなんか大好きです。 しかし本作は、回想シーンで現場での作戦遂行シーンはあるものの、実質CIA本部オフィス内のみが舞台となっています。 その限られた空間で、武器は電話、FAX、ポケベルとネイサンの頭脳・経験のみ。相手は他国の危険な組織よりタチの悪いアメリカ合衆国。 そう、ホワイトハウスやCIA本部が敵です。 そういった状況の中、つながりのあるマスコミに情報を売り政府への陽動作戦を仕掛けたり、ちょっとしたテクニックを駆使して衛星写真を入手したり、老後の蓄えを全てつぎ込み現地電力会社を買収したり、偽のサインで現地部隊に作戦遂行を指示したり・・・・・ これだけで派手なアクション満載のスパイ映画に匹敵する、いやそれ以上に面白いスパイ映画を作ってしまうなんて! ネイサンとビショップの関係・心情については、言葉は少ないですが凄く良く理解出来ます。このあたりの演出も素晴らしいです。  ロバート・レッドフォードは、穏やかで紳士的な役柄もいいですが、本作や「スティング」のフッカーの様な少しやんちゃな役の方が似合いますね。
[DVD(字幕)] 10点(2015-06-24 14:33:30)
17.  聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY 《ネタバレ》 
当方、原作連載時から連載誌、コミック、TV、映画版を見て、玩具にもハマった程の原作のファンです。本作品も劇場に観に行こうかと思いましたが、キャラクター設定を見て躊躇、結局未鑑賞のまま、つい先日まで至りました。本作品は賛否が大きく分かれるでしょう。これまで色々な形で新作が発表されてきた聖闘士星矢ですが、それら全て受け入れられませんでした。しかし、本作はとても良い出来だと思います。車田正美氏の表現力で描かれてきたバトルシーンを上手くCGに移行しその爆発力を実感できましたし、ブロンズの5人は原作のイメージ・デザインを踏襲しつつ、ゴールドについては新解釈で大きくアレンジを加えている。こういう表現もありだな。マイナス要素はラスボス。あれだけは世界観を逸脱し過ぎてますね。どうせならセイントの力対力で決着をつけて欲しかったです。先にも書きましたが、聖闘士星矢というベースを使用して新たな表現に挑戦した作品群の中では非常に優秀な作品だと思います。やはり劇場で観れば良かった。
[インターネット(字幕)] 8点(2015-03-17 09:52:03)
18.  放送禁止 洗脳~邪悪なる鉄のイメージ~ 《ネタバレ》 
このシリーズのファンで、テレビ版、映画版共全て観ています。 映画版の過去2作は、内容は良いのですがテレビ版とは若干テイストが異なっており、テレビ版が好きだった自分にとっては若干不満が残るものでしたが、本作はテレビ版そのままのテイストで、且つ非常に丁寧な作りになっていました。  今回も放送禁止らしく、各所に散りばめられた複線・ヒントの数々。 しかし、ファンを自任する自分としてはそうそう驚きはしないだろうと高をくくっていましたが・・・。 そうですか、そう来ましたか。序盤の江上一家のムービーに妻の顔が映っていなかったので、「人の入れ替え」、「正体が違う」疑惑は多少頭にありましたが、序盤人物紹介時に一人一人にテロップ入ってた事によりすっかりその疑いを除外していましたよ。 (このテロップの出し方!!) どんでん返しのレベル・鮮やかさで言うと過去最高ではないでしょうか。 謎解きの過程も、映像の薄暗さ・粗さも相まって非常に怖いんです。何度か全身に鳥肌が立ちました。  今回も作品の特性上、あまりお目に掛かる事の無い役者の方々が起用されていましたが、この方々、特にメイン2名の女優さんは演技がとにかく素晴らしい。 志麻子の時の霧花は正に洗脳に怯え弱弱しく、霧花に戻った時は淡々と冷静に状況を判断し脱洗脳を施していく。志麻子もまた然り。 どんでん返しが控えている作品では、役者さんの技量がその成否に大きく関わってくると思いますが、本作は大成功だったのではないでしょうか。  元旦那がストーカーになった、実はみなみが黒幕で復讐がこれから始まる・・等々色々な意見がネットで展開されているようで、相変わらずこのシリーズは観終わった後も視聴者を楽しませてくれます。 確かに正解は提示されておらず、どれが「真実」かは分かりませんが、自分は見たまま、元旦那が家族を見守り、やがて元の幸せな家族が再構築されて行くのだと思う事にしました。 ハッピーエンドという事で、いつもの「後味の悪さ」はありませんが、(元旦那が人一人殺していて、それが放送禁止の原因なので後味が良い訳ではありませんが・・)新しい展開で且つ、このシリーズの1つの完成形に到達した作品だったと思っています。  もう一度見て来ます。また違った解釈が生まれるかもしれませんから。
[映画館(邦画)] 9点(2014-11-05 15:11:52)
19.  犬神家の一族(1976) 《ネタバレ》 
1970年代、この頃の横溝映画は今でも何度も見返してしまう。 この作品の舞台となった昭和20年代。勿論自分はまだ生まれておらず、親が生まれた時代に近い。しかし田舎育ちの自分は、幼少期両親の実家の古い日本家屋へ良く遊びに行き、この映画の様な雰囲気は味わった事がある。今となっては、不便だし娯楽も乏しい環境だったが、何故かとても懐かしく心地良かった記憶がある。 一連の横溝映画は、その様な環境で、今では考えられない様な古い習慣、しがらみ、そこから生まれる凄まじい嫉妬心等に翻弄され、殺人を犯してしまう人間の悲劇を描いている。自分は、そんな愚かでもあり、だけど純粋すぎる人達がとても愛おしく感じてしまう。だから、横溝映画を見ると、悲しくも優しい気分になれる。
[DVD(邦画)] 9点(2014-09-16 16:19:33)
20.  GANTZ 《ネタバレ》 
原作は全巻読んでいます(好きです)。原作の世界観をどれだけ再現してくれているかがポイントでした。 一言で言えば「原作のLite版」といった感じでしょうか。原作のエログロ感を望む方には物足りなく感じられでしょう。目玉である戦闘シーン(田中星人、おこりんぼう星人)のボリュームや、大事なエピソードもかなりカットされています。それでも限られた時間内で上手くアレンジし、纏められていると思いますよ。田中星人の登場シーンは、原作より不気味な感じがしましたし、あのしぶとさにも怖い。CGも悪くないし、GANTZスーツ・武器の造形に関しては文句無しです。GANTZは、奇抜な星人や、凄まじい戦闘シーンだけでなく、戦いを通じて登場人物が成長・変化して行く点も非常に重要な要素だと思うのですが、その辺りも表現されています。 鑑賞前は不安でしたが、十分楽しめました。  但し、小島多恵に関しては・・・・。まあ、登場時間が短かったので、2作目で納得させてくれる事を期待します。
[映画館(邦画)] 8点(2011-01-29 23:24:34)
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