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1.  ボンベイ 《ネタバレ》 
若い男女が一目で恋に落ちるが、両家の宗教が異なっているため、両家の父親からは猛反対を食らう。おおこれはボリウッド版「ある愛の詩」か、どんな怒濤のラブロマンスが展開されるのか、と期待が高まります。しかしその辺は前半であっさりクリアされてしまい、子供まで順調にすくすく育っていきます。そして後半は一転し、動乱だのテロだのというのが前面に出てきます。これはこれで凝っていて力も入っているのですが、しかし、結局家族のドラマはどこかに行ってないか?という気になってしまいました。クライマックスのところは、結局、主人公家族の側から見れば、「行方不明になった子供と無事再会した」というだけですからね。途中でせっかくストーリーに合流した双方の両親も、一瞬で退場してしまうのがもったいない。双方の父親が、最初は憎しみ合っていたのが徐々に和解するプロセスとその先とか、そういう側面からむしろ描いてほしいところでした。中盤のこの辺のコメディチックなところはなかなか面白かっただけに。●とはいえ、実際の暴動事件からこの当時はまだ間がなかったわけで、むしろ制作者の真意はそっちの方だったんだろうなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2023-12-20 00:39:14)
2.  落下の王国
青年が少女に話をする風景と、その話の中身そのものを並行して混在させようとした意図は分からなくもないですが・・・しかしそれならば、現実と虚構を突き通すほどの強力な芯が、話の内容に存在していなければなりませんが、そこまで達していません。つまり、設定を追うだけで制作側が息切れしてしまったということです。この世界を完成させようと思うならば、よほどの妄想力と、そしてそれに説得力を持たせるほどのディテールへの配慮が必要です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-08-02 01:26:46)
3.  盲目のメロディ ~インド式殺人狂騒曲~ 《ネタバレ》 
盲目を装っているピアニストが、レッスン先で殺人事件を目撃してしまうという、そこだけで作品を見てみたくなる出だし。はたしてその後も、次々にネタや新展開を仕込んで、スリルを維持している。初期設定からは一点集中のコメディ方向に進んでもおかしくありませんが、作り方は比較的本格派サスペンスっぽいです。もっとも、ネタを入れ込みまくるサービス精神のためか、最後の方はぎりぎり破綻寸前にまで行っているような気もしますが、ここぞというところで話を2年後に飛ばすテクニックとそのインパクトによって、何かうまくまとめられてしまいました。
[DVD(字幕)] 6点(2023-04-27 01:27:05)
4.  マッキー 《ネタバレ》 
主人公が何と蝿に変身して宿敵に復讐!という物凄い設定なのですが、それを大真面目にやっているところが良い。序盤はシリアスなラブロマンス風味なのが、蝿になってからはそれを全部忘れたかのようなアクションコメディのノリなのですが、そのブレのなさも良い。虫視点のアクションなんかは、あの「アントマン」を彷彿とさせますが、こっちが3年も先なんですね。●その上で、いくら相手が悪い奴とはいえ、途中からは割と陰湿になっていきます(笑)。何というか、徐々になぶり殺しにしているような雰囲気もありますし、しかもそれを「今日はここまでやったぜ」みたいにヒロインとやりとりするくだりなどは、まあ引かないわけではありません。が、悪役はどこまでも悪役なので何をしてもよい、というのはインド映画のお約束なので、ここはそれでいいのです。●ところであのラストは、強引にハッピーエンドでまとめただけのように見えて、意外に奥が深いです。ヒロインは、蝿が甦ったことは知っているのでしょうか。しかし、その前の羽ペンダントをさわるところや、事故にも単に不思議そうにしているだけのリアクションから見ても、知らないように見えます。もしかすると今度は、ヒロインからも誰からも認識されない存在として甦ったのかもしれません(とすると、まるで地縛霊のような存在であり、それはそれで怖いですが)。しかし、インド映画なだけに、その辺のことは何も考えていないのかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-25 18:41:26)(良:1票)
5.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 《ネタバレ》 
いくらでもエンターテインメント的に盛り上げられる素材であるのに、あえてそこを外して地味にやろうとしているように見えるのは、「リンカーン」のときもそうだったな。しかしそうなると、ストリープもハンクスも手持ち無沙汰というか、どう演技していいのかよく分かっていないように見える。「リンカーン」のときはデイ=ルイスのもともと浮き世離れした人外的な存在感にすべてが吸収されたわけだけど、ストリープやハンクスはあくまでも対象素材を分かりやすく噛み砕くのが持ち味であるため、こういう演出には合わないのです。またそれ以前に、このストーリーって、それまであまり経営を分かってなさそうだった代表が、ここぞというときに決死の判断をするところに意味があると思うんだけど、ストリープがそれをやると、最初からどうとでもやってしまいそうな万能感が醸し出されてしまうので、物語が成り立たないのだな・・・。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-06-18 21:19:06)
6.  インドの仕置人 《ネタバレ》 
かつて独立の闘士として戦った主人公が、理不尽な体験を経て復讐者として牙をむく。いや、たったそれだけなんですけど、それで3時間保たせてしまうのがインド映画です。ただ、復讐のターゲットがやっていることが、手続のたびにチマチマした賄賂を要求するという木っ端役人レベルなので、何というか、それで3時間は難しいのですね。せめて、1人あたりの復讐にいろいろプロセスがあるとかならまだしも、それ自体はあっさりしてますし。あと、息子との対立軸というのを大きなテーマに置きたかったのでしょうが、この息子が人物としても小物である上に、制作者もどう描きたかったのかがはっきりしません。よってメインになるはずの親子対決も盛り上がりません。というか、そもそも、数々挿入されるダンスシーンで、悪役(のはずの人)が楽しそうにダンスしていたらいかんだろ。
[DVD(字幕)] 5点(2022-06-11 01:16:43)
7.  モンスーン・ウェディング
最初の方でごちゃごちゃと大家族のいろんな人が出てきて、あまり整理されてないなあと思っていたら、そのままごちゃごちゃと最後まで行ってしまいました。同時並行的な展開でいろいろやりたかったんでしょうけど、それをするには、演出側の焦点絞り力も場面まとめ力も欠けています。
[DVD(字幕)] 3点(2020-10-31 01:36:29)
8.  LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 《ネタバレ》 
映画としては、無難に、そして上品に、そして巧みにまとまってはいるのですが、それ以上の重みがありません。主人公が故郷に帰っていく過程についても、何かの旅路があるのかと思っていたら、ひたすらネットを見てるだけだったからなあ・・・。手法としてはそうでも、心理的な遍歴はもう少し何かなかったんでしょうか。主人公の彼女も、ただの彼女というだけにしか描かれておらず、ルーニー・マーラの投入がもったいない。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-03-15 00:35:54)
9.  ミルカ 《ネタバレ》 
冒頭でいきなり本題の「振り向き事件」をずばりと出して、返す刀で回想カットバック。と思っていたら、そこからさらに二重回想。で、進むごとにいろいろ時系列もいじっていたりして、単調さを避けようとしたのは分かるのですが、この作品ではあまり成功してないかな・・・。結局、話の軸がきちんと確立されていないので、ぶれたらぶれるだけになっているのです。それに、意味ありげに出てくる女子水泳選手とか金髪の2人組とかは何だったんだろう?●あと、単にひたすら走るだけでなく、そのためのトレーニングの詳細や戦術面についても、きちんとふれてほしいところでした。●などと文句も言いつつも、とにかく制作者の主人公ミルカを讃える姿勢は最初から最後まで一直線に貫かれており、その情熱は過剰なほど伝わってくるので、低い点はつけられない。
[DVD(字幕)] 6点(2020-01-25 01:36:11)
10.  ダンガル きっと、つよくなる 《ネタバレ》 
田舎の姉妹が父親の猛特訓の下レスリングをするようになり、男の子も打ち負かすようになって勝ち進むというスポコン成功譚かと思っていたら、そのとおりだったのですが、それは前振りにすぎず、その後が本番でした。娘の成長と自立こそがこの強い父親の最大の敵だったという構造的変容。娘にとっても、抑圧であったはずの父親が実は庇護の存在だったという気づきと変化。その中で、田舎の試合でもスタジアムの決戦でも練習でも、レスリングそのものを丁寧に撮りきっているのが実に素晴らしい(しかしベストバウトはもちろん中盤の父娘対決)。また、こういったトーナメントではラスボス以外は雑魚キャラ扱いなのが常なのですが、この作品の最終大会では、1回戦の相手も準決勝の相手もラスボスクラスの強さを見せつけており、こういったところにも手抜きのなさを感じさせます。
[DVD(字幕)] 7点(2020-01-23 02:02:17)(良:1票)
11.  女神は二度微笑む 《ネタバレ》 
ロンドンからコルカタにやってきた妻が、警察に夫の捜索を依頼する。しかしその夫にはテロリストとの同一疑惑が出てきて・・・というスタートなのですが、登場人物の歌もなければダンスもありませんし、どこまでも直球サスペンス一直線です。しかし、もともと異常なテンションを映画に込めるインドにおいて、その熱が全部サスペンスに向かったらこうなる、とでもいうべき作品です。終盤までの謎のつなぎ方もなかなか手が込んでいるのですが、伏線回収しまくりのラスト15分などは、まさに怒濤の勢いです。予備知識何もなしで見ることができて、本当に良かったと思いました。あのオタク風味の殺し屋はかなり面白いキャラクターだったので、中盤であっさり消えてしまったのがちょっと残念でした。
[DVD(字幕)] 7点(2019-10-09 02:41:08)(良:1票)
12.  バルフィ! 人生に唄えば 《ネタバレ》 
主人公はヒロインその1と恋に落ちるが、訳あって引き裂かれ、そしてその後ヒロインその2と恋に落ちる。というのがベースなのですが、3つの時系列を並行して描き、その中でもところどころ時制をいじることによって、いつしかバルフィという主人公の全体像が浮かび上がる仕掛けになっている。中盤までは頭をついていかせるのがちょっと大変なのですが、それらが集約されて、すべてのピースが埋まっていくラスト30分は怒濤の勢いです。入口がシュルティ(ヒロインその1)視点であり、その後もナレーションが挟まれてくるのですが、その意味も最後に分かります。ラブロマンスでありながら、同時に完成された人生讃歌でもあります。
[DVD(字幕)] 7点(2019-10-07 02:44:37)
13.  PK 《ネタバレ》 
いきなり、その辺の街中を宇宙人がうろうろしているというぶっ飛び設定に始まり、中盤ではこれでもかというくらいの宗教論議。ただ、教義崇拝・他宗教排除の意識がそれほどあるわけではない風土に生活する日本人にとっては、「そんなの当たり前じゃん」の部分も多く、制作者が意図したほどのインパクトはそれほどないんじゃないかな。と思っていたら、伏線回収しまくりのラスト30分は怒濤の勢いでした。そのまま切なすぎるラストで着地してくれたら良かったのですが、余韻ぶち壊しの最後の一幕で1点マイナス。
[DVD(字幕)] 6点(2019-06-04 01:54:22)
14.  ラガーン 《ネタバレ》 
農民たちが頑張って、クリケットの試合でイギリス人チームを破りました。という一言で終わる話。それを堂々の4時間弱。いや、それにしても長いです。長いインド映画はたくさんありますが、この作品は、対象がクリケットの一試合に最初から絞られてしまっているので、話の膨らませようがありません。自然に長くなっているのではなく、無理矢理引っ張っている印象を受けました。●良かったのは、敵ボスの妹がこっそり助けにやってきたら、途端にヒロインのヤキモチが発生して三角関係になっていること(後半はそのネタはあまりなかったけど)。試合の前に10人が勢揃いして勇壮な闘いダンスの1曲があるんだけど、おいおいこの時点で、このうちの一人はスパイだろ!という都合の良さ。そして、今まで何を読んでも理解できなかったクリケットのルールが、何となく分かったこと。
[DVD(字幕)] 5点(2019-05-29 02:39:43)
15.  チェンナイ・エクスプレス 愛と勇気のヒーロー参上 《ネタバレ》 
まさにタイトル通りのチェンナイ・エクスプレスの中で、主人公がヒロインに出会う。回りには、敵役まる出しの変な男たちがゴロゴロと。ということはこのエクスプレスの中で、シチュエーション・コメディ的にいろんな危機と活躍が?と思っていたら、早々に列車からはさようなら。このタイトルは何だったんでしょう。で、中身なしのいい加減な主人公のシャー・ルクが、いつ覚醒して愛と勇気のヒーローになるのかと思っていたら、何とそれは最後の15分くらいだけです。それまではほぼ延々とヒロインとの間で半口喧嘩っぽいやりとりをしているだけです。まあそれはそれで面白いのですが、インド映画なんだから、ヒーローはやっぱり格好良くないと。
[DVD(字幕)] 6点(2018-09-23 00:56:45)
16.  闇の帝王DON ベルリン強奪作戦 《ネタバレ》 
一言で言うと、シャー・ルクにミッション・インポッシブル+オーシャンズ11をやらせたかった作品。つまり、それだったらハリウッドを見るよ、となってしまうわけですが。前作に続き登場のもロマも、いつの間にか、スタートのDONへの復讐心はどこへ行ったんだ?という感じ。ハラハラドキドキは十分ありますが、感銘は残らないです。
[DVD(字幕)] 4点(2018-09-19 21:58:16)
17.  家族の四季 -愛すれど遠く離れて- 《ネタバレ》 
親が反対する相手と結婚しようとした息子が、親から勘当され、そして和解する。いや、本当にたったそれだけです。よくもこのベタでシンプルな内容で3時間半も引っ張れるものです。話がさっぱり前に進まないのはインド映画の美徳ですが、さすがにこれは水増し感が漂っています。しかも後半はそれぞれの弟妹の方に完全に焦点が移っていて、本来のカップルは添え物状態だし・・・。●それにしても、あの大スター、シャー・ルクも、バッチャンの前に立てばまるで子供なのが凄い(いや、もちろん子という設定なのですが)。「この人とサシで芝居ができて嬉しい」というミーハー的雰囲気すら漂っています。
[DVD(字幕)] 6点(2018-09-08 01:56:10)
18.  DON(ドン) 過去を消された男 《ネタバレ》 
悪の親玉、ドンの身代わりとして、瓜二つであるその辺の青年であるヴィシャイを送り込む(シャー・ルクの二役)・・・という、ハリウッドにもありそうとはいえそれなりに凝ったストーリーなのですが、そうだとすると、いろんな心理の綾とかすれ違いとか細かい表現が要求される。そうすると、いかにもボリウッド~にしようとしている作り方とは、合わないのです。歌の入れ方とかも、かなり無理矢理ですし。オチもまあ、ひねっていると言えば言えますけど、ほかに手法がなくなってひねりのためにひねっただけのような・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2018-09-05 23:29:34)
19.  アシュラ(1993) 《ネタバレ》 
インドの映画制作者の場合、「さー虐げられた美しいヒロインの復讐ものを作るぞ!まず、ヒロインをあんな目にもこんな目にも遭わせて・・・」と無駄に気合が入る→そこだけで完成版1.8本分くらいのボリュームを撮ってしまう→「あ!ここから復讐しないといけないんだった!えーい、超特急で撮ってしまうぞ!」みたいな作り方をしているんでしょうか・・・。だって、2時間50分のうち2時間10分くらい、延々とヒロインが理不尽な目に遭わされ続けるのですから。そこから待ってましたの復讐に入るのですが、これが何ともあっという間で、むしろ復讐としてちゃんとしているのは最初の所長くらいです。というわけで、見る側には、終盤までを耐え抜く精神力と、エンディングで「あれだけやられてこれだけかい!」と憤らない心の広さが必要。
[DVD(字幕)] 4点(2018-08-27 01:25:52)
20.  たとえ明日が来なくても
インドの大作の場合、話がちっとも前に進まないというのは一つの美徳なのだが、この作品はこれが裏目に出ちゃってるなあ。ほとんどは主要登場人物3人の間だけで、結局締めの部分まで延々とほとんど前に進まなくなってますから。父親がどうのこうのというのも中途半端であまり機能してないし、いっそそれなら、医師プリヤが絡む綾とか、少女ジアの出番を増やすとか(この子が登場すると、割と画面が面白くなっている)でもっと脱線していった方がよかったかも。
[DVD(字幕)] 5点(2018-08-25 23:42:26)
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