Menu
 > レビュワー
 > 目隠シスト さんの口コミ一覧
目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : スペイン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ディープ・サンクタム 《ネタバレ》 
はっきり、くっきり、思いっきり、ネタバレしてます。ご注意ください。  『極限の飢餓状態なら、人は人肉食いも厭わない』は真理かもしれませんが、それには『不可抗力で窮地に追い込まれた』という大義名分(=免罪符)が必要と考えます(文化としての人肉食及びレクター博士は除く)。具体的には『戦争』『雪山での飛行機墜落』『監禁』といった状況でしょうか。どれも映画化済みです。その部分で本作は異質と感じました。彼らが被った厄災は自業自得。自力脱出の可能性も十分残された状況下で起きたカニバリズムに、人間性は感じられません。『生への希望を繋ぐための強い意志』ではなく『声の大きな扇動者に流された結果』。これでは通常の殺人と変わりなく、案の定終盤は『殺人鬼から逃げろ!』な定番ホラーと変わりません。現代人にとって人肉食はタブー中のタブー。下手すると殺人に匹敵する罪悪感でしょう。“人としての禁忌を犯してなお、元の人生に戻れるか”という問題は非常に大きいと考えます。本作では『自ら洞窟に入った=自力で洞窟から出られるはず』の意識(希望)が常に付きまとうため、一線を越える決断は相当難しいはずです。だからこそ、扇動者に『ケツアナを見せられるアナーキーな奴』という強いキャラ設定を施したのでしょう。本作の状況なら『ただ衰弱して死ぬ』が一番リアリティある結末と考えます。“ビデオカメラの蓄電量が無尽蔵”な映画に、リアリティもクソもありませんけども。さて、ラストではめでたく生還者が出ました。その表情からは、仲間を助ける気など無さそうです。物語冒頭の留守電も、他に生還者が居ない事を示唆しています。おそらく「みんなとは途中で分かれたの」とでも言い訳するつもりでしょう。通用するかな?それより、後々罪悪感に苛まれそうですけど。満足に立てない洞窟内の高さは、体力以上に気力も削ぐもの。砕けた鍾乳石は人骨に見えました。漆黒の洞窟内はまさに地獄。抜群のロケーションです。個人的には、対人サスペンスではなく、純粋なサバイバルが観たかったです。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-06-25 21:51:48)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS