81. ザ・インタープリター
ショーン・ペンとニコール・キッドマン2人のオスカー俳優による社会派のサスペンスドラマとしてそれなりに面白かったです。ただ、それでもそれほどの大した映画でもない気が時間が経つに連れ、思うようになりました。あと、個人的にはニコール・キッドマンはこういう雰囲気の作品の方が「ムーラン・ルージュ」よりは好きです。 [映画館(字幕)] 6点(2005-10-16 22:27:52) |
82. 邪魔者は殺せ
もう既に皆さん、書かれていますが、何と言っても監督があの映画史に残る大傑作「第三の男」のキャロル・リード監督で撮影も同じロバート・クラスカーとくれば、そりゃあ、映像の凄さ、素晴らしさときたら完璧です。どのシーン一つ一つとっても美しく、本当に観ていて圧倒させられます。ただ個人的に作品の完成度、面白さという点で「第三の男」の方が上です。それでも間違いなく面白い映画ではあるわけで、私もあのラストは結構、しびれました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 22:41:32)(良:1票) |
83. ジャッカルの日
ドキュメンタリータッチな雰囲気で描かれていて尚、且つ力強く描かれていて面白い!リメイクものは観てないから比べられないが、どう考えてもこっちのが良いに決まってると思える。ラストまで畳み掛ける展開も見応え十分です。殺し屋との行き詰まる攻防も見応え十分!社会派の力作の一つです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 18:19:12)(良:1票) |
84. 恋におちたシェイクスピア
シェイクスピアものの映画って、何だかあまりにも堅苦しいイメージが自分の中にあって、本来ならこの手の作品は観ないものが、何故か観てしまいました。で、もって観て良かった。そう思える不思議な映画です。前評判の高さに釣られた観たのだろうが、これはアカデミー賞受賞も納得です。けして、芸術だけの作品ではない、娯楽映画としても十分楽しめるし、それに何と言ってもグウィネス・パルトロウの魅力に尽きると思います。 [DVD(字幕)] 8点(2005-08-04 22:27:12) |
85. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
《ネタバレ》 何とも恐ろしい映画であるとともに見事なまでのブラックな笑いを作り出したスタンリー・キューブリック監督はやっぱり凄い監督だ!「ひゃっほ~!!」とか雄叫びあげながら、爆弾に股がって地上へと落ちていくカウボーイ兵、そして、あの何とも不気味なまでのキノコ雲!そんな時に流れる甘いラブソング「また逢いましょう!」何て言ったら良いのか?もう完全にやられました。ピーター・セラーズの一人三役も見事な本当に恐ろしくもブラックな笑いの傑作コメディです。 [DVD(字幕)] 9点(2005-07-26 21:45:30) |
86. クライング・ゲーム
オープニングからして何とも不思議な雰囲気をかもし出すこの作品のそんな雰囲気が好きです。この映画、脚本が良い。この先、どんな展開になるのだろう?ちょっと怪しげな登場人物達によるストーリー、面白かったです。アカデミー賞脚本賞受賞も納得です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-23 20:38:41) |
87. ファーゴ
これもまたいかにもコーエン兄弟の世界て感じの作品で好きな作品です。なんでこうおかしな人間、普通でない変な人達を面白可笑しく描くのか?最近のアメリカ映画、今のアメリカ人監督の中では独自の映像感覚を持っているという意味ではティム・バートン監督と並んでコーエン兄弟は好きな監督の一人です。この作品がきっかけで、ウィリアム・H・メイシーも好きな男優の一人になりました。そして、スティーブ・ブシェーミは相変わらず良い。 [DVD(字幕)] 8点(2005-07-19 21:48:18) |
88. ブラス!
これって確か「フル・モンティ」と同じ頃、公開された映画ですよね。残念ながら私の住んでる所では公開されずビデオで観ましたが「フル・モンティ」同様、良い映画だなあ!何か観ていて応援したくなるそんな作品でした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-14 22:37:56) |
89. フル・モンティ
この映画を観て感じることはイギリス映画ってやっぱり良いなあ!なんて言うのかなあ!こう、観ていて応援したくなるって言いますか、温かい気持ちにしてくれる。だからイギリス映画って好きです。この映画、単なるコメディではなく、そこには頑張る男達の、それも中年のおじさんパワー全開でこういう映画は自然と応援したくなります。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-14 22:34:34) |
90. 第三の男
《ネタバレ》 映画のお手本のような映画!演出、脚本、撮影、編集、音楽、そして出演者全員の演技、どれをとっても完璧です。映画とは何か?光と影のバランスの妙、美しさ、それもモノクロならではの素晴らしい映像美の前には現代の映画が霞んで見えるぐらい素晴らしいです。勿論、サスペンスとしての魅力もいっぱいで何度見ても面白い!余りにも素晴らしいシーンが多くて、特に暗闇の中から浮かび上がるオーソン・ウェルズと墓地から続く並木道に立つ作家の前を振り向かずにハリー(オーソン・ウェルズの親友役、ジョゼフ・コットン)の恋人(アリダ・ヴァリ)が去っていくラストシーンは特に忘れられない印象を残すほどの名場面! [DVD(字幕)] 10点(2005-07-04 22:55:23) |