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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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121.  バリア 《ネタバレ》 
4人に地図を渡したのがトラヴィスの仲間だとしたら、何故そんな回りくどい遣り方をしたのでしょうか。人を雇って送り込む方が手っ取り早い。城の出現と入城には、作中語られていないルールが存在すると推測されます。まず考えられるのが、城の秘密を知らない者が自発的に赴くという行為自体が城出現の条件になっていること。時間に余裕がある好奇心旺盛な若者なら、打ってつけと言うワケ。次に人数の問題。救出を考えるなら、送り込む人間は少ないほどいい。1人なら有無を言わさず代わればいいのだし、2人でも騙すのは容易。4人組を選んだ事にも意味があるのでは。この城はきっと“団体様のみ大歓迎”なのです。つまり男が単身で探し回っている限り、城には辿り着けないということ。親友が囚われてから早2年の月日が流れた。それが次元の狭間に存在する城で換算すると何年分に相当するのか。死にはしない(というか死ねない)のだろうけど、廃人になってしまう。早く同じ手順で罠を仕掛け、身代わりを送り込まないと。アンチエイジングに興味があるマゾ体質なら少しは良心が痛まない。自分ならエステティックサロンとSMクラブに潜入し、身代わりを探します。オマケでお肌キレイキレイになって、新たな世界に目覚めたりして。…とまあ、設定が面白いので不明部分を想像して楽しむ分にはイイのですが、純粋な物語としての出来はイマイチ。無駄に長く、作りこみが甘い。タレント本でもあるまいに、余白を取り過ぎです。『世にも奇妙な物語』の1篇で丁度いい感じ。あるいはリメイクで良くなりそうな映画です。
[DVD(字幕)] 5点(2011-01-07 19:29:35)
122.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
フランクのシリアスフェイスの裏のお茶目な素顔、郷ひろみも真っ青の“ジャケット”アクション、タルコニ警部とのナイスコンビネーション等、シリーズのお約束は全て踏まえていました。車から離れたら爆発するというブレスレットのアイデアは面白く(車を乗っ取られて自転車で追走する件など緊張感満点!)、クライマックスのハチャメチャぶりも上々でした。人気シリーズの続編として正しいつくり。だけど、いつものように楽しくない。不思議とワクワクしません。何故かと考えてみましたが、これはどうもヒロインに問題がありそうです。そばかすだらけのダルそうな表情は、失礼ながら魅力的とは言えず、性格のほうもイマイチ掴み所がない。「正体不明の陰気なロシア女」という当初のキャラ設定が強過ぎて、折角のコメディ要素が打ち消されている気がします。これなら「うので~す」とか「パリスだじょー」みたいな能天気お馬鹿娘の方が、ムカつくけど愛せたかなと。やってる事は派手なのに、地味な印象の3作目でした。次回作での軌道修正を希望します。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-05 18:31:30)
123.  NINE -ナイン- (2005) 《ネタバレ》 
デニス・ホッパーは登場人物のうち最もネームバリューのある俳優。彼の登場するファーストカットも印象的です。TVの2時間サスペンスを見慣れた身としては、早い段階で彼に犯人当確マークを付けたくなってしまう。善人キャラも如何にも怪しいですし。でもまさかの早とちり。本当にただの神父だったとは。これが本作最大のサプライズでした。『CUBE』『SAW』以降の数多あるソリッドスリラーの中では、そつなく纏めた方だと思います。でも面白味には欠ける。もし自分が被験者だったら、とりあえず監視カメラを全部探し出して壊します。
[DVD(字幕)] 5点(2009-08-01 19:50:59)
124.  今日も僕は殺される 《ネタバレ》 
影のような悪霊はドラッグのメタファー。剣先のような腕は見たまんま注射針。主人公が見た悪夢は麻薬中毒による幻想との見方が一般的かと思います。再三再四その事を示唆する台詞や描写がありました。麻薬は日々自分自身を殺しているようなもの。止まる時計は、人生から奪われる貴重な時間を表しています。ラストはあのまま病院のベッドの上で…という方が物語として分かり易かったと思いました。物語の性質上仕方ないとはいえ、無限地獄を見せられるだけなので退屈してしまうのが難点。“何度も殺される”というアイデアの映画ならば、既出作品のほかに『Loop ループ』がオススメ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-20 13:28:45)(良:1票)
125.  ボクの熱気球 《ネタバレ》 
主人公の男の子があまり可愛くありません。これが本作最大のネック。彼が愛らしければ、全て納得できた気がする。ハーレイ・ジョエル・オスメントくんとか、日本だと神木隆之介くんみたいに。でも、“清水あきらが研ナオコのモノマネをしたときのような子供”では、直感的に「守ってあげたい」とはならないです。ホント申し訳ない。確かに少年の境遇に同情の余地は十分ありますが、それだけで赤の他人は家族にはなれません。親になるのは簡単な事じゃない。少年に深く感情移入する“仕掛け”が欲しいと思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-10-18 22:20:23)
126.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006)
原作ゲームは未プレイですが、“パイの揺れが好評だった対戦格闘モノ”であることくらいは知っていました。だからてっきりFカップ以上のボインちゃん祭りかと思いきや、これがなんとも控えめな。もっとも個人的には小さめが好みなのでむしろ大歓迎。ただ、デボン青木の顔はスキじゃない。肉体的にも忍者には見えない華奢っぷり。もうちょっと適任者はいなかったものかと。本作についてはストーリーについて言及する必要なし。ワイヤーバリバリのマーシャルアーツ系格闘アクションをぼんやり眺めていればいいのだと思います。気負いなく観られるのがイイ。正月に観るのには丁度良かったです。
[DVD(字幕)] 5点(2008-01-02 19:01:56)
127.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 《ネタバレ》 
マークとブリジットの愛の強さが明確なので、2人を襲うピンチがショボく見えてしまうのが難点。それに、ほとんどブリジットのひとり相撲。また“異国での投獄”というシチュエーションはかなり強引に感じました。観客と等身大のヒロイン像が魅力の作品。身近なエピソードの方が笑い易くていいかも。ところで、ブリジットの体重増について。前作は“ぽっちゃり”レベルでしたが、本作ではしっかりおデブの領域。「ありのままの君が好き」という言葉を鵜呑みにした結果です。ここで問題。マークは彼女の巨大化をどう考えているのか?①ルックスは全く気にならないね。彼女の内面に惚れたんだ。②むしろ大歓迎。デブ専ですから。③ストライクゾーンから少し外れたけど、まあOKでしょう。①か②ならノープロブレムです。本当にイイ人を見つけたと思う。もし③のケースだったら要注意。普通の男が口にする「ありのままの君が好き」とか「飾らない君でいて」系の口触りの良い台詞は、寝言かウソか勘違い。本気にすると痛い目に合う可能性大です。そこは見極めないといけない。親子の愛と男女の愛は別物。無償の愛は尊いけれど、努力を伴う愛には価値がある。彼女がその事を理解していると感じられたら、ハッピーエンドに素直に喜べたと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2007-12-28 18:57:24)(良:2票)
128.  dot the i ドット・ジ・アイ 《ネタバレ》 
序盤から頻繁に挿入されるビデオ撮影画像。隠し撮りをしているのは明らかです。問題は誰が何の目的で撮影しているのかということ。主要キャストの中に犯人がいるのはお約束。少ない登場人物、撮影アングル等から、“誰が”を言い当てるのはそう難しくありません。必然的にサプライズの成否は“目的”に懸かってくる。果たして事の真相には驚きました。でも心地よい驚きではありません。あるのは不快感と怒り。何だ、みんなダメ人間ばかりだったのかと。金に目がくらんだキットは情けない。まんまと罠にはまったカルメンは馬鹿です。でもクズよりは100万倍マシ。あの坊ちゃん監督は刺されるなと直感しました。ですから結末に驚きはありません。当然の流れだと思う。もし大オチを重視するなら、監督を殺したらダメだったと思います。本作で描いているのは、人間の愚かな部分、汚い部分。復讐する気概があるだけ、主役2人はまともです。いっそ金に目がくらんで魂を売り渡してしまう流れのほうが、人間の暗部を描くという意味で徹底していたと思います。スポットライトを浴びる主演女優カルメン。最悪の結末だと思う。多分平均点で2点は下がるでしょう。でも本作にはバッドエンドが似合うと思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2007-11-23 18:46:18)
129.  ディセント 《ネタバレ》 
光の届かぬ洞窟。いずれ尽きるであろう食料、電源。閉じ込められる恐怖は半端じゃありません。例えるなら、地底の『ポセンドン・アドベンチャー』。パニック作品として十分イケる設定。それだけに、後半ありきたりなホラーに移行してしまったのは惜しいと思いました。極限下のドラマだけで十分に魅せられる題材。それにしても地底人は、存在を疑いたくなるほど設定が穴だらけです(穴だけにネ!)。もっとも洞窟での惨事は、全て主人公の妄想と考えることも出来なくはない。精神に異常をきたした彼女がみんなを殺した。それなら冒頭の自動車事故にも意味が出てきます。ただし、仮にそうだとしても評価は変わりません。いずれにしても、誰かが地上までたどり着いてくれないと締まりが悪いです。
[DVD(字幕)] 5点(2007-07-29 00:08:49)(良:1票)
130.  ジョニー・イングリッシュ 《ネタバレ》 
イギリス名物といえば、『ビッグ・ベン』『クリケット』『レインコート』『マズいめし』。あと『ロビンマスク』に『英国ちょうちん』『英吉利に行ってきました饅頭』。学のない自分には、こんなところしか思い浮かびません。そうそう大事なのを忘れていました。『007』。スパイを忘れちゃいけません。本作はその本場のスパイコメディ。Mr.ビーンでお馴染のローワン・アトキンソンが、お間抜けエージェントを演じています。やはり女王陛下のいる国。下品だけれど、どことなく品がある。ケツ丸出しでもイヤらしくない。まるで沢尻エリカみたい。ただし、品がありすぎて物足りないです。ご指摘の方もおられるように「キミノムスメサンタチニ、チイサイチンチンガツイテイマスヨウニ」は紛れも無い名台詞。誰なのでしょう、こんな日本語を教えたのは?その人には10点差し上げたい。
[DVD(字幕)] 5点(2007-07-11 18:52:03)
131.  ビーン
お馴染のビーンが巻き起こす大騒動。彼の振る舞いは、TV版と何ら遜色がないように感じます。しかし印象は大分違います。ひとつはシチュエーションの違いでしょうか。TVの場合、視聴者は傍観者です。自分とは関係ないから深刻さがない。でも本作では学芸員という、観客自身を投影させるキャラがいます。そのため、笑いよりも居た堪れない気持ちが勝ってしまう。各エピソードの深刻さ(被害の大きさ)も、そのことに拍車をかけます。もうひとつは、ビーンのキャラ付けの問題。本作のビーンからは悪意(イタズラ心)があまり感じられません。どのエピソードもアクシデントと言っていい。毒がないから物足りない。確かにタイトルには、Mr.の冠はありません。すなわち、本作のビーンは“大人ではないよ”という意味。“子供のような大人”と“大きな子供”の違いは大きいと感じました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-07-08 17:43:28)
132.  エイリアンVSヴァネッサ・パラディ
初めて観た時は、あまりのぶっ飛びぶりにさじを投げました。思えば自分も若かった(ウソ)。ただB級以下の映画をある程度鑑賞してから本作を観直したところ、印象はかなり改善されました。これは「良い」部類に入るB級映画。カメラワークは悪くないし、何よりノリがいい。ツクリモノ感ありありの「歯抜け犬」の悲しみのハーモニーに大笑い。驚愕のエンディングに放心状態。2度観てもコンチャ分身の術の意味は分らなかったですが、細かい事はどうでもいいと思えました。本作を『ピンチランナー』とか『デビルマン』といった正真正銘のトホホ映画と同列にしておくのは忍びないので、評点を大幅変更することにします。(2010年1月1日再鑑賞につき書き直し 2点→5点に変更)
[DVD(字幕)] 5点(2006-12-20 18:51:11)
133.  エイリアンVS. プレデター
人気TV番組『どっちの料理ショー』の、カレーライスVSラーメンの回を思い出しました。(番組内容は、出演者の多数決で多数派になったメニューのみが食べられるというもの。少数派に投票した出演者は食べられないルール。もう終了しているので念のため。)大物メニュー対決とあってスペシャル仕様。ラーメン側は確かギョーザをおまけに付けるという荒技に出ました。沸き立つスタジオ。負けじとカレー側がおまけに付けたのは、トンカツ。つまりカツカレーにした訳です。「美味そう~」「ヤバイ、マジヤバイ」「そんなの付けたら反則だよ」的リアクションで絶賛の嵐になるかと思いきや、このときの出演者のリアクションの薄いこと、薄いこと。明らかにテンションが落ちているのです。結果はカレーの惨敗。あるゲストははっきりと「カツは余計だった」というコメントを出していました。(結構ガチな番組だったんですね。)長々と映画と関係ないことを書きましましたが、何が言いたいかというと、プレデターがカレーでエイリアンがトンカツだということです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-19 19:30:32)
134.  真珠の耳飾りの少女
まったく予備知識なしに観ました。中盤くらいまでは、「フランダースの犬」みたいな話かと思っていましたが、ラスト15分くらいでやっと分かりました。タイトルどおりの話だった訳ですね。そういえば美術の教科書で見たのを思い出しました。自分はいわゆる娯楽作品の方が性に合っているようなので、本作はちょっと刺激不足でした。それでも最後まで観られたのは、スカーレット・ヨハンソンの透明感に魅せられたからかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-29 00:57:53)
135.  ドント・ハングアップ 《ネタバレ》 
奇を衒った設定や展開は要らない。予想通りが最高な映画があります。ラブコメ、人情喜劇、あるいはシリーズ映画等はこれに該当する事が多いような。具体例を出すなら『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』。料理で喩えるなら『生姜焼き定食』や『ラーメン半炒飯』『サバの味噌煮定食』、、、ああキリがないや。井之頭五郎がいうところの「こういうのでいいんだよ」というやつです。しかし『サスペンス』や『ミステリー』に「こういうのでいいんだよ」はありません。ましてや本作はシリーズ映画の続編でもありませんし。観客誰もが想像する「きっと真相はこんなところだろ」そのままというのは如何なものか。軸となるプロットは「復讐劇」だとしても、そこからもっと構想を練り込んで欲しいのです。サスペンスミステリーの醍醐味は予想の裏切りにあると考えます。それが観客の期待に応えることではないかと。この脚本では物足りません。言い方が適切かどうか分かりませんが近年の『世にも奇妙な物語』のクオリティ。復讐劇のカタルシスだけで成立するほどサスペンスというジャンルは甘くないと考えます。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-11-18 23:54:04)
136.  サークル(2017) 《ネタバレ》 
ネタバレしれます。未見の方はご注意ください。  ざっくりと『サスペンス』の認識で観始めたため、『無人島サバイバル』か『殺人鬼もの』か、はたまた『怪物・クリーチャー系』か、どの方向に話が進むのかと興味津々でしたが、まさか『〇オチ』とは。流石にガッカリ。『〇オチ』映画に何を言っても虚しいだけですが、一応気になった点を書き留めておきます。 主人公は何時船長を確認したのでしょう?時系列的には、“出発前”に知っていなければ辻褄が合いません。教授曰くWEBで船を予約したそうなので、HP掲載の顔写真でも見たのでしょうか。でも、それなら『予約した船が見つからない』事態は起きないはずで・・・。そこで、現地で初めて主人公が船長を確認したと仮定すると、単なる『〇オチ』回避の可能性が出てきます。サークルには不思議な力があり、過去の分岐点まで遡ることが出来たと。いわば『タイムスリップ機能付き全自動サークル』(なんて心地よい響き)。死という結末(運命)だけは変えられないので、戻った分岐点では主人公以外全員死亡。叫び女のクラシカルな服装から察するに、そもそも島に着いた時点で『時を遡っていた』可能性も考えられます。真相は『日光を嫌う怪物が棲む時空が歪んだ島』。う~ん、『〇オチ』より幾分マシな気もしますが、潔く『〇オチ』を受け入れた方がスッキリしそう。全ての矛盾が無効化されますから。だから『〇オチ』って嫌いなんですけど。そういう意味では『〇オチ』を採用していながら高い評価を得ている作品って(タイトルは書かないですけど)本当に凄いですね。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-07-05 19:24:16)
137.  ロンドンゾンビ紀行 《ネタバレ》 
企画段階では結構盛り上がったのではないでしょうか。「死人VS死にかけ(失礼)なんて、超ハイブローなセンスっしょ。」「イギリスは銃の規制が厳しいからなあ。でも主役を銀行強盗にすれば、銃器使いたい放題じゃん。」「頭蓋骨に鉄板が仕込んであるからヘッドショット無効とか面白くないっすか?」「やっぱロンドンが舞台だから2階建てバスで逃げたいよね。」(注:若者言葉に他意はありません)各アイデアは面白いと思います。ただし、アイデアを活かすアイデアが不足していたような。例えば老人とゾンビのスローモーション対決。画的には面白いですけど、それだけでは“出オチ”のようなもの。亀の甲より年の功。老人ならではの知恵でゾンビに対抗してくれたらもっと面白かったのではないかと。それに主役を銀行強盗にしたのも前述の理由と推測しますが、銀行強盗“未遂”で良かった気がします。主人公は観客にとって感情移入の受け皿。出来れば悪人でない方が好ましいですから。英国製ゾンビコメディと言えば傑作『ショーン・オブ・ザ・デッド』。そのイメージがあったので若干期待値のハードルが上がっていたかもしれませんが、正直イマイチでした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-12-06 19:25:31)
138.  サハラ(1983) 《ネタバレ》 
一昔前の邦画を観ているような。スケールだけはデカイけれど、それ以外はすべて安っぽいです。決して出来の良い映画とは思いません。けれど何故か微笑ましい。バカ映画としての良さがあります。ツッコまれることを厭わない大らかなスタンスとでも申しましょうか。みんな鉄砲に撃たれすぎ。主人公の銃の腕前は神か。仲間をほっといて逃げ出していいの。もうレースなんかどうでもいいじゃん。ツッコみ出せばきりがない。でも悪意が無いから許せます。というかあまり深く考えて作っていないはず。疲れているときにはこんな映画もいいものです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-06-04 19:30:42)
139.  天国の青い蝶 《ネタバレ》 
“最後は涙、涙”のような展開かと思っていたのですが、意外なほどさらっと終わったなという印象です。個人的には、お涙頂戴に走られるよりスッキリしていた方が好みですが、面白みには欠けました。もう少しエンターテイメント的な展開があっても良かったと思います。親子にイマイチ感情移入出来なかった点はマイナス要素でした。(親の気持ちは理解できるが、アプローチの仕方や態度が鼻についた。)熱帯雨林の空気感、昆虫の接写映像は綺麗で良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-27 18:16:15)
140.  キューブ:ホワイト 《ネタバレ》 
日本未公開作品であり、かの有名スリラー『CUBE』の続編と見紛う邦題。DVDパッケージの煽り文句『目覚めると、白い立方体。閉じ込められ3人の男女。一体何が、始まるのかー』に嘘は無いものの正確な言い方でもなく、観客をミスリードしようという意図は明らかです。実際、不条理系でも、ソリッドシチュエーションでもありませんから。非人道的実験を許容していく心理過程にスポットを当てるなら、これまた秀作サスペンス『es』に近いのかもしれませんが、正直そこまで深みのある内容でもありません。残念ながらセールスポイントが見当たりませんので、あの手この手で客引きをするしか無かったのでしょう。営業の皆さんの苦労、お察しします。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-03-30 21:11:19)
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