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1.  グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 《ネタバレ》 
なんだかんだ言ってもグレース・ケリーを演じられるのはやはりクールビューティ、ニコール・キッドマンしかいないんじゃないかな。 何をどうしなくても気品があって高貴な雰囲気といい見事だと思います。 ただ内容がさ、そこまで深くないというか公妃としての苦悩というものがなんかあんまりはっきりしないんですよね。  検問所へ差し入れに行ったり、マルシェでお手伝いしたり、舞踏会に到着し見物してる一般市民に自ら触れ合いに行くとか うん、やっぱり大衆のウケを狙う、味方につけるというのは今も昔も効果抜群なのは確かですね。  52歳という若さで運転中の脳梗塞からの事故死であっという間に去って行ってしまいました。 葬儀の時のレーニエ大公のこれ以上ないというほどの悲しみと憔悴しきった表情を今もおぼえています。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-22 14:57:15)
2.  私は確信する 《ネタバレ》 
こんな熱血なフランス映画初めて観た気がする、まずはそこを評価したいなと。  いろんな映画に出てくるフランス警察って確かに頼りなくて「正義」とか「誠意」とか「清潔」を感じないんですよね。 ハリソン・フォード主演の「フランティック」もそうだった。仮説だけで殺人犯として逮捕、裁判とかフランスの司法ってどうなってるの? 忽然と消えたスザンヌ、未だに真相解明されてないとか。まぁ、生きてはいないような気はします。 いくら夫婦間が冷めてたとはいえ、奥さんの愛人の関係者がベビーシッターとか夫も子どもも住む家に「スザンヌが心配」という理由で上がり込む愛人、夫より堂々としてるし当然みたいな態度で周囲もそれについてこれといって何も言わないし、なんかもうフランス人の価値観がよくわかりません。 妻殺しの犯人と決めつけられ10年、そりゃメンタルやられて当然ですし、ヘタに何か言えばそれが全て悪い方へとられ、マスコミに書き立てられちゃ、何も言いたくなくなるでしょうね。「無罪」と判決が出たのに無理やり再審とかナニ?よく死ななかった、子どもたちもおかしくならずによくがんばったと、そこが救いになったかな? 10年間誰も確認しなかった通話記録の内容がなかなかの見所、聴き所だと思います。 個人主義、バカンス、恋愛もいいけどシャンとすべきとこはシャンとしましょう
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-27 11:40:15)
3.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 
ひどい話です、40年間真面目に働き、税金も納めてきた。しかし権利としての保証を受けようとしたらこれです。 支援金のための審査の質問をする医療なんちゃら、電話ですませるとかふざけるにもほどがあるんじゃないの?その電話の声もやけにイライラする声質で、私だったらブチ切れて電話を投げつけるかもしれない、でもダニエルは理不尽さを訴えながらも最後まで冷静に答えるのよ、なんて忍耐強く善良な人なのか。彼は通りすがりの困っている人のために大声で抗議をすることもできる人なのですよ。こんな人は滅多やたらいません。 手紙が先か電話が先か・・・なんなのよ、ネットで申請するのも係の人が代理でやれよ。 シングルマザーはロンドンに住んでたのにニューカッスルへ行けと言われたらしい、飛行機でも1時間かかる遠方へ行けとかなんなの? とにかく前半は静かに着実に怒りがこみ上げてきます。 鉄の女・サッチャーの政策は今も継続しているということでしょうか?富裕層は得するということらしい。 中にはとんでもないヤツがいるのも事実で、役所の職員も大変なんだろうけど規則一辺倒でお役所仕事とはよく言ったもんです。 これは遠い外国の話ってだけじゃないですよね、この映画を観ながら自分の10年後20年後のことが非常に不安になったのでした。 壁にスプレーで書いた、エンピツで書いたダニエルの主張が、監督からの強いメッセージであり、どのシーンにも問題提起されているものがあり、まさに渾身の一作だと感銘を受けました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-11-11 14:19:33)(良:1票)
4.  ブルックリン 《ネタバレ》 
観る前の予想に反して、泣けた泣けた。 ホームシックになって仕事中も泣きそうなエイリシュ、姉からの手紙を手にして号泣するエイリシュ。手紙を何度も読み返すエイリシュ。知らない人ばかりのニューヨークの雑踏の中で寂し気な表情のエイリシュ、もう泣けて泣けて。 これ入力してる今も思い出して泣ける。 でも自分を愛し特別な存在としてくれるトニーが支えとなり笑顔の接客ができるようになるのね、 すごくよくわかるわぁ。人ってやっぱり拠り所っていうのは必要なんだなと。 けれど、そんなトニーのこともどこか迷いがあって多少成り行きみたいに入籍しちゃう。そして故郷へ帰れば垢抜けて簿記の資格もあるエイリシュに手のひらを返したような好待遇。そりゃそうなったら迷うよね、ひとりになった母親のこともあるし。  そこにミス・ケリー、エイリシュは「ここ」は故郷だけど生きていく場所ではなくなったことをはっきり自覚する。 何かある度に街中に知れ渡り噂になる、放っておいてくれない街なのです。ニューヨークとの決定的な違いってそこなんじゃないかなと。もとから規模が違い過ぎますけどね。自分を気にする人は大切な人たち、限られた人たちだけでいいと思うんですよね。 アメリカ行きの船で偶然相部屋になった人が「帰るんじゃなかった」みたいなことを言ってたけど、その意味が理解できました。母や姉も下宿や職場の人たちもぱっと見はきつそうなんだけど、実は思いやりも優しさもありサラリとしていていいですね、干渉しすぎない人たち。ラストのトニーとの再会のとこでまた泣けた。泣かせようとしてるものは特に無いのにこんだけ泣けた映画は初めてかも。個人的にそこが高評価の理由にもなるかな。 特別なことはないけれど50年代と移民を背景に、ひとりの女の子の自立、成長、自分の人生を掴むというものが丁寧に描かれていていると思います、映像も美しい。アイルランドの色であるグリーンと髪の色のコントラストがいい、トニーと付き合いだしたころからコートの色がグリーンから赤に変わる、船の相部屋のお姉さんも赤いコートだったっけ。 スパゲティを知らなかったエイリシュがアメリカに馴染みだしたサインなのかな?シアーシャ・ローナン自身アイリッシュなんですよね。  トニー役のエモリー・コーエンは初見なんですが、どうかするとジョニー・デップに見えるのよ、特に目が似てる。 ところで簿記を英語でも「ボキ」と聞こえて「bookkeeping」がそのまま日本語になったと知りました、洋画を観て知ったことがまたひとつ増えました。簿記検定の経験はあるけどそんなこと言ってた先生はいなかったような気がする。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-05-07 12:53:09)
5.  9人の翻訳家 囚われたベストセラー 《ネタバレ》 
「ダ・ヴィンチ・コード」あのシリーズの翻訳が本当に隔離されて行われたということにヒントを得た作品らしい。 地下シェルターに翻訳家たちが集められ、厳重な監視の元にも関わらず原稿が流出する。犯人は9人の翻訳家の中にいる・・・舞台はヨーロッパ。こうくればめちゃくちゃ期待してしまいます。 最初の警察らしい場所での面会シーンも、これでもかってくらい意味ありげな様相でして、どんでん返しがあるのかもと増々期待。  んー、まずですね翻訳家は9人もいるのにその9人があまり有効に使われていないのがいちばん気になりました。 それぞれの人物像が上手くないと思う。ギリシャ人だけはよくわかったけど。 小説家志望の3人子持ちデンマーク人のアレはあんまり意味を感じません。 キャラ設定を省いてもいいくらいのプロットや演出があるわけでもなく、観る前の期待ほどではなかったです。 オープニングクレジットで燃えるシーンはやめた方がいいと思った、早い段階でどこが燃えてたのかわかっちゃう。 あっと驚かされるものが足りないのが不満でした。つまらないとか退屈ではないです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-09 13:09:34)
6.  フィルス 《ネタバレ》 
ひとりの刑事が破滅していく姿をきわどくスタイリッシュに描こうとした品性に欠け過ぎてるブラックコメディ。そんな映画でした。 最初はハチャメチャ刑事のブラックだけどホンワカもありのコメディなのかと思っていたら、徐々に人格障害を患っているんじゃないかと感じられ、過去や現在の状況が明かされていく。でもそれがかなり笑えない現実なんです、それを上手くブラックコメディにできなかったと思います。ていうかコメディにする必要があったんですかねぇ。 途中で挫折しなかった理由はキャストです。まず主演のジェームズ・マカヴォイ、キレた演技が良いです。今さらだけどほんとにラッセル・クロウに似てる。 「リトル・ダンサー」のビリーと父さんまでいるし。キャストの顔ぶれを見るのが実に楽しかったです。 フィルス。。。不潔、堕落、卑猥、、、俗語で警察の意味もあるらしい。まさにそういう映画でした。 コレ、もっと違う撮り方してたらかなりいい映画になったんじゃないかと思えまして、それが残念。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-04-28 17:46:01)
7.  最後のマイ・ウェイ 《ネタバレ》 
ミッシェル・ポルナレフもシルヴィ・ヴァルタンも「夢見るシャンソン人形」も知ってるけど クロード・フランソワは今回初めて知りました。 びっくりしたのは世界でいちばん有名な曲と言っていい「マイ・ウェイ」がフランス人アイドル歌手の オリジナルだったなんて・・・軽くショックをうけました。 今まで知らなくてすみませんでした。  アイドル歌手の伝記ものなんですが、なかなか見応えありました まだ39歳でアメリカでのデビュー目前にして突然の事故死・・・もう40年近くも前のことなのに なんだかやたら悔しくてちょっとウルウルしてしまいました、無念だったろうなあ 映像は一部、実際のものが使われていてます。 びっくりしたといえば、フィルムノワールに出てきそうなギャングみたいなマネジャーが ブノワ・マジメルなんですよー女優さんたちも可愛らしいし、ライブのシーンもパワフルでよかったです。  「ジャージー・ボーイズ」を最近再見したんですが、フォー・シーズンズの曲をカバーしてるんですね そして双方とも憧れのシンガー、アイドルはシナトラなんですね、思いがけず繋がりを発見してちょっとうれしい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-28 21:06:07)
8.  天使の分け前 《ネタバレ》 
このタイトルだけ見た時はギャング同士のやったやられたのハードボイルド系なのかと。 意味を知った時は洒落た言い方だなとすごく気に入りました。 でも本作では「天使の分け前」の意味がちょっと違う解釈のようで、そこがポイントかもね。 まず根底は階級社会であるということで前科者じゃなくても何か特別才能でもないとなかなか這い上がれない現実。ハリーとウイスキーとの出会いと息子の誕生がロビーにとっての転機のチャンスで、繊細で鋭い嗅覚がロビーの生まれ持った才能ということかな。 ウイスキーの樽ひとつに1億円以上払える人がいる、でも味の違いはわからないようで(この金持ちがアメリカ人てとこが笑える) つまりは金持ちの自己満足の道楽、独り占めですね。方法は拍手喝采とは言えないけど分け前があってもいいんじゃないのと思ってしまいました。半分ダメになるあたりは天使の罰かな、でも報酬は4人で分ける。そしてチャンスをくれたハリーへの分け前にもなる。 被害者との対面は重要なシーンで、ロビーは何も語らずもちろん赦しを請うこともしません、例え死んでお詫びすると言ったところで一生赦されることではないけれど、被害者と家族の痛みを自分に置きかえられるようになり(これも分け前かな)死ぬまで罪の意識と贖罪の気持ちを持ち続けることが大事なのではと感じました、そうなるには更生し立ち直ることが先でそのためにチャンスを与えることはやはり必要だなと思えた作品でした。本音を言えば犯罪にも色々あってそんなふうに思えないこともあるけどね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-24 09:47:30)(良:1票)
9.  トト・ザ・ヒーロー 《ネタバレ》 
確かWOWOWが開局されて間もない頃、巷ではヨーロッパの単館系作品が注目を集めてたと思う。これもそんな頃にWOWOWで放送されまして、録画までしたんですが面白くなくて、内容は殆ど記憶に残ってなかったです。 うっかりひかりTVで見つけてなんだか懐かしくなって再見。 この当時のフランスものは「仕立て屋の恋」とか世間一般では変人、ヘンタイといって敬遠されがちな人を主人公にした作品が目立っていた気がします。 トマっていわゆるイタイ人でしょ。赤ん坊の時に取り違えられたなんて言ってるけど、あのお母さんの遺伝子ですよ、間違いなく。姉のアリスも変わり者だし、すみません言いにくいのですが、弟は障害をもって生まれてる。 自分の思い込みと自己満足とアルフレッドへのしつこい拘りだけで生きてきたトマ、最期にアルフレッドとなって死ねた・・・いえ、しっかりトマ・ヴァン・ハズブロックが死んだと認知されてる。世間は当然トマの思惑も存在も全く気に留めません。 ラストは吹っ切れたような明るさはあるけど私はこの作品、トマの悲劇だと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-05 11:25:59)
10.  情痴 アヴァンチュール
サニエちゃんのフィルモグラフィーを見てて思い出しました。なぜか私、コレ観てます。なんで観ることになったんだろう、たぶん夜中に放送してたんでしょう。 これって、やりようによってはサスペンスフルで心理的でラストにどんでん返しで締めるような面白い映画になったと思うんですけどね。 何がしたかったのかよくわかんない映画でした。分かったような分かんないような結末がお得意でそれがよかったりするおふらんす映画なんですが、ここまでくるとフォローしようがないです。 サニエちゃんの裸体は観れます、だからプラス1でこの点数です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-09-12 20:25:22)
11.  ポルノグラフィックな関係
素敵な映画。そしてなんだか再確認させられた感じです。フランス映画はこういうタイプの恋愛モノがすごくいい。 女っていうのはやっぱり言葉で確認したがる生き物なんですよね、でもそれを言葉で上手く表現できる男ってそうはいないような。私が知らないだけなのかもしれないけど。 傍から見てると「なんでそこまで深読みするか?」なんて感じのお互いの誤解、何度も「送っていく」と言う彼、頑なに地下鉄でひとりで帰る彼女。これって結局自信の無さなのかもしれない。相手が特別な関係の異性であり、深い仲になればなるほど不安になったりとか。これってごく普通のことだと思う。 こういう感情の揺れや変化がすごく上手く表現できていて、二人の俳優のちょっとした表情からもそれがキチンと出ている。 インタビューのシーンでは、二人とも一皮剥けた、一段垢ぬけた雰囲気でそこがまたよろしいわね。 ナタリー・バイのきゅっと上がった口角がいいわ、すごくチャーミングです。フランスの女優はほんとにいくつになっても女っぷりがいい。 セルジ・ロペスという人は初めて知りました。すごいハンサムというわけでもなく素朴な感じなのにちゃんと色気があるのよ、かなり好きなタイプ。 フランス映画の男優を見てこんなふうに思うなんてどーゆーこと?と思ったら彼はスパニッシュでした。やっぱりフランス男じゃありませんでした。 二人とも「終わった」を何回も口にしてたけど、ほんとにそうかなあ。気持ちの上ではずっと続いているような印象でした。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-09-02 12:40:47)
12.  やわらかい手
「あの胸にもう一度」のあのマリアンヌ・フェイスフル、スタイル抜群だった彼女。この役のために体重を増やした、なんてこともあったのかしら。顔立ちは昔と変わらずチャーミング、太っていなければ今も充分ミステリアスなイイ女といえると思う。 世界中の女が老いも若きも関係なく年中ダイエットに精を出すはずだ。  映画ですが、自分でも気付かなかったマギーの「神の手」これで人生が変わるというのが本題ですね、難病の孫を助けるための家族愛の物語ではありませんでした。 マギーは最初から息子夫婦に依存してるわけではなく「息子命、孫命」ではない、ここがいいのです。基本的には完全に自立しているけれど、自分に自信が持てなかっただけなのでしょう。そして風俗店のオーナーが「愛のあるイイ人」なの、ここが大きい。 映画としてのレベルは決して高いとは思えないけれど、淡々と話が進んでいくのが心地よかったです。ヨーロッパの映画の淡々さが好きです。 しかし、人間いくつになろうと、何がどうなるかわかりませんね。死ぬその日まで夢と希望は持ち続けましょう!!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-22 19:05:47)(良:1票)
13.  八日目
すみません、素直に感動はできませんでした。こういう話があってもいいとは思いますけどね。やはりあざといといいますか、「障害者は純粋である、そして健常者でも心が病んでいては・・・」みたいなのがね、なんかイヤなの。「都会と大人は悪、田舎と子どもは善」みたいなのと似てる気がする。ひねくれてますね、私。いつも仏頂面、深刻そうなダニエル・オートゥイユの笑顔がたくさん見られたわけですが・・・やっぱり彼は深刻な顔のほうがよい、と確認できました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-25 14:51:01)
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